ようこそホワイトルームが無くなった世界へ 作:好きjaなくないない無い
「龍園、ここに居たのか。」
俺達のクラス担任である坂上。こいつが来たって事は、
「もう試験が終わりか。」
「ああ、後はこいつを書くだけだ。」
そう言って一枚の紙を渡してくる。俺は何も迷いもなくそこに三つの名前を書いていく。
Aクラス 戸塚弥彦
Bクラス 白波千尋
Dクラス 綾小路清隆
「ずいぶん迷いがないんだな。この七日間は有意義だったのか?」
「そんなわけねえだろ。実際初日二日目以外は特に面白いことが起きなかったしなぁ。」
身体中に傷跡が残っている龍園を見て坂上先生は少し笑った。
「しかし、驚いたぞ。まさかお前がリーダーをやらないとはな。」
「あ?当たり前だろ。今回みたいなゲームだったら目立つ奴がリーダーをやる何てゴミ手段を取るクラスなんていねぇだろ。一クラスだけいたけどな。」
龍園は一番下に書いた綾小路の名前を見ながら高らかに笑った。事実、龍園はリーダーではない。しかし、リーダーのような振る舞いをしていたし、スポット付近を徹底的に彷徨き回っていた。しかし、それは他クラスへの騙し討ちのためだった。また龍園はこの1週間、スポット付近に向かう時、自分の取り巻きと2人で行動した。それも違うメンバーで。1日目の時は石崎、二日目はアルベルト、三日目は小宮とまわった。そしていずれの日にもAクラスの人間に目撃させた。七日間ずっとスポット付近をうろついていたのは俺だけだ。それを見たAクラスは『龍園がリーダーだ』と思うに違いない。だが、本当のリーダーはそんな俺を囮にコツコツとスポットを回っていた金田だ。
「本当に馬鹿な連中だよな。葛城はなかなかいい線を行っているが、一つ常識を覆されるとたちまち無力になりやがる。」
葛城は優秀だ。だが、本当のような嘘を見抜く力を持っていない。今回の場合は町田という生徒が葛城に報告しただろう。葛城が現場を発見していれば嘘だと見抜くことができたかもな。
「まぁ、ともあれこれでチェックメイトだ。一位は俺達Cクラスのものだ。ククククッ。」
坂上先生は龍園の勝ち誇った笑い声を聞きながらその場を去ったという。
Cクラス
残Sポイント 90
獲得ボーナスポイント 75
他クラスリーダー指名
Aクラス 戸塚弥彦
Bクラス 白波千尋
Dクラス 綾小路清隆
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Dクラスの担任である茶柱先生は無人島のある場所を訪れていた。太陽の光と補助灯しかない洞窟に向かって少し大きな声で話す。
「試験終了だ。よく頑張ったな、
2人とも_____________________
次回!!結果発表ー!!!
もしかしたら今日出せるかも(笑)