全てを失った少年、第二の人生はセカイと共に 作:帝王 Wizard 仝
それじゃ早速本編へどうぞ!
……うん。ここどこ?なんでこんなとこにいんの?確か司たちとわかれたあと家に帰ってスマホ見たらなんか「Untitled」とかいうよくわからないのが入っててでも何かわからないから無視してそのまま寝て起きたらこんな場所にいたと…。
うん、絶対にUntitledのせいだよね絶対。それで目が覚めたら何もない灰色のこの場所と。どうしようか。とりあえず辺りを探索してみるか。もしかしたら誰かいるかもだし。
と思って探してみたけど、いないんだけど。まじでホントに。
流石に誰かいるかと思ってたんだけどここまでいないのは驚きだわ。これどうやって戻ればいいんだよ。…ダメ元で誰か呼んで見るか?
紅蓮「おーい、誰かいませんか〜?」
って、誰もいるわけ無いか。
?「…きてくれたんだね。」
…出てきたんだが。てゆーかこの見た目って、
紅蓮「…初音ミク?」
ミク「うん。そうだよ。」
…まじか。でも少し見た目が違うな。
紅蓮「なぁミク、ここはどこなんだ?」
ミク「ここは、セカイ。あの子のセカイ。」
セカイ?
紅蓮「セカイって何だ?」
ミク「セカイは強い思いでできた場所。ここはあの子の思いでできてる。」
紅蓮「まぁ、それはわかった。そしてなんで俺がここに呼ばれたんだ?」
ミク「あなたに、あの子のを救ってほしいから。」
紅蓮「さっきから出てきたけどあの子っていったい誰だ?」
?「…誰?」
ミク「…まふゆ。」
もしかしてこの子がミクの言ってたあの子か?
紅蓮「はじめまして。俺は赫神 紅蓮だ。よろしく。」
?「…朝比奈まふゆ。」
紅蓮「ここは君の想いでできてるって聞いたけど。」
まふゆ「うん、そうだよ。ここは私のセカイ。誰もいないセカイ。」
誰もいないセカイか。
紅蓮「…もしかして、君は消えたいって思っているのか?」
まふゆ「!?…わかるんだ。」
紅蓮「俺も昔、そうだったからな。」
まふゆ「今は違うの?」
紅蓮「今もそうだよ。だが、消えるのも面倒くさくなってしまってな。正直今は生かさせてもらったからその恩返しで生きてるってだけだ。」
まふゆ「そうなんだ。」
紅蓮「あぁ、そうだ。それと、消えるときは心残りを残さないようにしろよ。」
まふゆ「聞かないの?」
紅蓮「なにを?」
まふゆ「消えようとしてる理由。」
紅蓮「聞けるなら聞きたいけど、あまり踏み込まないほうがいいだろ?」
まふゆ「あなたになら、別にいい。」
紅蓮「なんで?」
まふゆ「わからない。でも、あなたにならいいと思った。」
…いやなんでや。まぁいいけど。
紅蓮「それじゃ、聞かせてもらおうかな。消えたい理由。」
まふゆ「うん。私はね、昔から親に期待され続けたの。小学生の時はそんなだったんだけど中学に上がるに連れて期待が強くなっていった。勉強ばかりさせられて、したいこともさせてもらえず、持ってたものはいらないと言われて捨てられた。そんなことが続いてたら中学3年のときに味がしなくなった。ストレスのせいだと思って好きなことをしようと思ったけど、そのときにはもう好きなものがわからなくなっていた。なのに私は何も感じなかった。そこからかな。私が消えたいって思うようになったのは。」
紅蓮「…そうか。」
まふゆ「これが、私が消えたいって思う理由。」
それを聞いた俺はまふゆを抱きしめていた。
まふゆ「え?」
紅蓮「よく、頑張ったなぁ。今までいろんな人からの期待に押しつぶされそうになりながら、ずっと一人で戦ってきたんだろ?すごいよ、まふゆは。」
まふゆ「ッ!」
俺の言葉を聞いたまふゆは涙を流していた。感情がないはずなのに。
まふゆ「わた、しは…。」
紅蓮「今は辛いかもしれないが、これからは俺がいる。俺を頼れ。俺は絶対にお前のそばにいる。だからあまり溜め込むな。何か辛いことがあったら俺にいえ。」
まふゆ「うん、ありがとう。」
この後、しばらく俺とまふゆは抱き合った体制でいた。
紅蓮「それじゃ、そろそろ戻るよ。じゃあな。」
そう言って去ろうとするとまふゆに袖を掴まれて
まふゆ「また、来てくれる?」
と言われた。もちろん俺は
紅蓮「あぁ、また来るよ。」
そう言うとまふゆは袖をはなして
まふゆ「またね。」
といった。
俺はUntitledを止め現実に戻っていった。
紅蓮「戻ってきたのか。」
部屋に戻った俺はすぐさま眠気に襲われてすぐにベットに横になって眠りについた。
なんか書き方下手になってね?
流石に今回出すの遅すぎたので今後連続して出すかもしれません。←(かもなんかい)
それじゃ次回もお楽しみに!