彼と実に四十度目の邂逅。ただ、その日はいつもとは訳が違った。
「吸血鬼ー!」
「ふふ……来たわね、人間。さぁ、今宵も私を楽しませ――」
「ちょっと助けてくれー!」
「……へぁ?」
少し気取ってみたというのに、向こうからは「助けてくれ」の言葉。少し間抜けな声を出しながら振り返った私は、驚愕に目を見開いた。
髪は白……いや、あれは銀?ボブカットの銀髪で、年齢は5~6歳くらいの小さな少女だった。襤褸布に包まれ、彼に横抱きにされたその少女は意識がないのか目を閉じて動いてなかった。対して彼はよほど慌てて来たのか、頭や肩に積もった雪をそのままにしていた。いや、手紙には「天気が悪くてもとりあえず行くわ」みたいなノリで書かれていたからまさかと思ったが、こんな雪の中でも来るとは思わなかったわ。
……っと、今はそれどころじゃない。私はすぐに彼の下へと飛んでいき、彼が抱いている少女の様子を見る。
「……体が冷えているけれど、まだ生きているわね。こっちにいらっしゃい。部屋に案内するわ」
「助かる」
先頭を歩く私の後に続く彼。……それにしても、来てすぐに戦闘にならないって、今日は珍しいこともあるのね。
「その子、いったいどうしたの?」
「ここに来る途中で、倒れているのを見つけたんだよ。……無視できるはずがない」
「だからって、わざわざ吸血鬼である私の館に連れてくる?」
「だって……お前しか、頼れるやついなくて……」
「フフッ……そう、わかったわ」
口ごもりながらもそう答えてくる彼に、思わず小さく噴き出してしまった。
吸血鬼に勝つことにばかりこだわりすぎて、人間関係を含めるそれ以外の諸々が疎かになっているなんてね。知り合いが、あろうことか倒そうとしている宿敵しかいないなんて、なんだかちょっと間抜けだった。
……まぁ、ただの友人として頼りにされるのも、ちょっとは悪くないかなと思ったりもしているけど。
「……着いたわ、入って」
最近は戦う以外にも、普通にお話をしたりお茶を飲んだりする機会が増えたから、彼とは非戦闘時には良き友人のような関係を築けていた。
部屋に入り、少女を寝かせる。少しでも温かくなればと思ったのか、彼は自分が来ている衣服を少女の襤褸布の上から被せてから毛布を掛けた。
……やだ、結構鍛えられてるじゃない……腹筋、割れてる……。うぅ、なぜか顔が熱いわ……!
「気休め程度でいいから、少しは温かくなるといいけど……」
「貴方の気遣いが無駄になるわけないじゃない。……さて、ひとまずは片付いたことだし、早速やる?」
「……いや、今日は止めとく」
「……え?」
意外だった。
少女を何とか寝かせたわけだから、いつものように勝負に臨むのかと思ったのに……。
「どうして?」
「この子を起こしちゃ悪いからさ」
そう言って、少女の頭を優しく撫でる彼。それだけで、どこか険しげだった少女の表情が柔らかくなった。見れば、彼も微笑まし気に少女を見つめている。……なんか腹立つ。
「あら、私にはこれっぽっちも気遣わないくせに、どこの誰とも知れない女の子にはしっかり気遣いができるのね」
「え!?いや、そういうわけじゃ……!」
「……はぁ。はいはい、わかったわよ。それじゃあ、今日は貴方が帰るまでこの部屋でお茶でもしましょうか」
「おっ。それじゃあ、準備でもしてくるか」
そう言うと、彼はさっさと部屋を出ていった。以前、私がお茶を出したら興味を持ったらしく、その日のうちに入れ方を仕込んでおいたわ。
一応、今のところは台所の場所と紅茶の入れ方だけは覚えている状態ね。紅茶は私が指導したのだけれど、覚えるの速すぎっ。最近だと、私よりも味が美味くなって……少し悔しい。
「んっ、うぅ……」
すると、件の少女が目を覚ましたらしい。
薄らと開かれた青い瞳は部屋の中を見回すように彷徨い、やがて私にぶつかった。
「おはよう、御寝坊さん。もうすぐお茶の時間だから、ご一緒しましょ?」
少女がポカンとした表情でこちらを見ていたのが、凄く可愛らしかった。
あの後、彼が紅茶を持ってきて、私と彼と少女で小さなお茶会となった。私と彼はともかく、少女の方はガチガチになっている。まぁ、当然といえば当然か。
右を見れば全く見知らぬ年上の少年がいる。
左を見れば、まぁ見た目だけはほぼ同い年だろうが背中の翼や纏う雰囲気から明らかに人外とわかる少女。
頭が混乱して、固まってしまうのも無理はない。外はまだ、雪が降り続いている。
「いやぁ、よかったよ。無事に目を覚ましたようだね」
「あ……は、はい……。あ、ありがとう、ございます……」
「気にしないでよ。困った時はお互い様だよ」
「年下には随分と優しいのねぇ。もしかして、そういう趣味?」
「え、どういう趣味?」
「……忘れてちょうだい」
「えぇ……?」
しかし……彼が少女に優しくしているのを見ると、意味もなくイラッとする。今も、イラッとしたからからかってやろうとしたのに、彼ときたらその手の話は無知ときた。暖簾に腕押しとはこのことか。
「さて、話は変わるけれど、貴女のことを聞かせてちょうだい」
「わ、私……?」
「そっ。とりあえず、名前からね」
「……名前、ない、です……」
「えっ」
彼が驚きに声を上げる。ふむ、名前がない、か……。
「貴女、棄児なのね」
「きじ……?鳥のことか?」
「違うわ。……貴方に分かりやすく言うなら、捨て子ってことよ」
「……なに?」
彼の身に怒気が溢れた。それだけで、彼がどれだけ善性の人間かというのがよくわかる。見知らぬ少女が捨て子というだけで怒れるなんて……ふふっ、しょうがない人ね。
「親に捨てられた子は、大抵はどこかで人知れず死ぬ。
けど、それを貴方が助けた。……それじゃあ、不満かしら?」
「むっ。……むぅ……」
理解はしたが納得はしない、という顔ね。どこまでも真面目で、真剣な人……彼に拾われたことが、この少女の最大の幸運ね。
「それよりも、問題はこの子をどうするか……でしょ?」
「……そうだな。名前がないんじゃあ不便だな。じゃあ、お前が名付けてやってくれよ吸血鬼」
「私にゴッドマザーになれと?別に構わないけど……すぐには思い浮かばないわよ?」
「なら、俺も助言くらいはしてやるからさ」
「いいわね」
しかし、名前なんてそうそうすぐに思い浮かぶはずもなく……考え始めてから十分。彼が何かに気が付いた。
「……そういえば」
「どうかして?」
「今夜は満月だったな」
「あら、月と掛けるつもり?それなら……『ルナ』とかは?」
「……?」
「……そういえば、貴方は東洋人だったわね」
「横文字苦手で悪かったよ」
不便ね。……東洋、といえば……彼は極東の島国の生まれだといっていたわね。確か、あそこの人間は独特な文字を使った名前が特徴だったわね。
以前、彼に何人か極東人の名前を紹介してもらったけれど、その名前に使われていた文字があまりにも綺麗だったから、とても印象的だったわ。
「ねぇ、貴方の国の文字を使うのは?今夜が満月なら、それにちなんでみるのもありかもよ?」
「俺の国の?……あぁ、それはありかもな。……ふむ……」
そう言って考え込む彼。しばらくすると、彼は私に何かを合図してきた。親指から中指の三本を、一か所に集めて細かく振るう仕草……書く物か。私はすぐに紙とペンを用意して彼に渡した。彼はそれ受け取ると、何かを考えながら文字を書き始めた。私はまだ東洋の文字が完全に読めるわけではないので、後で彼に読んでもらう必要があるけど。
文字を書き終えた彼がペンを置いて、紙をこちらに見せてきた。
そこに書かれていた文字は、五文字。
――十六夜 咲夜――
「『
「イザヨイサクヤ?」
「そう。姓が十六夜で、名が咲夜。十六夜って言うのは、俺の国で月の状態を表す言葉なんだ。
満月が十五夜で、その次の日の少し欠けた月が出る日が十六夜」
「じゃあ、サクヤは?」
「咲夜は、今はこの文字を充てているけど、元は"昨夜"をもじったんだ。十六夜の昨夜は十五夜……つまり、満月だ」
「なるほど……素敵な名前ね」
私は少女の方へと向き直った。
「そういうわけで、貴女の名前は『十六夜咲夜』に決まったわけだけれど……どうかしら」
「……!す、素敵な名前を、ありがとうございます!お二人がよろしければ、名乗らせてください!」
「もちろん。貴方もいいわよね?」
「あったりまえだ!これからよろしくな、咲夜!」
こうして、少女の名前が決まり、以降は彼女のことを咲夜と呼ぶことにした。
「ところで、咲夜のことはどうしようかしら」
「うーん……従者、とか」
「「え」」
~数年後~
「……な~んてことも、そういえばあったわねぇ」
「意外ね。一定周期で館が騒がしくなるわ、ある日突然貴女が会いに来なくなるわで何事かと思っていたら……まさか、貴女に挑みにくる人間がいたなんてね」
咲夜を従者にしてから数年。まだ拙い動きが目立つが、少しずつ私の従者に相応しいメイドへと成長をしている。咲夜は将来有望な従者だったらしい。私は幸運だ。
そして今、私は数百年来の友人と昔話に花を咲かせているところだ。私の館の図書館を貸し与えて、そこに住まわせているわ。以前はちょくちょく顔を出してたんだけど、最近は彼との戦いが楽しくて、ちょっとだけ会いに行くのを忘れてたわ……。
あっ、そうそう。話の内容だけど、具体的に言うと昔話っていうのは最近できた新しい友人……つまり、彼のことだ。
「まぁね。今日だって性懲りもなく『吸血鬼ー!勝負だぁー!』って挑みに来たのを、返り討ちにしたばかりなんだから」
「……え?ひょっとして、同じ人間?」
「そっ。同じ人間」
「……吸血鬼から逃げきれるって、とんでもない人間ね」
「違うわよ。私が逃がしてあげてるの」
「……えぇ?」
即座に訂正する。そりゃあ、最初の頃は「逃げられた」という表現がふさわしかったが、今では「逃がしている」という方が正しい。日に日に、しかし微々たるものだが成長を続け、強くなり続ける彼と戦うことが段々と楽しくなってきたのよね。
そう説明してやれば、友人は世にも奇妙と言わんばかりの顔をする。……なに?何かおかしなことでもあったかしら。
「人間との闘争を楽しむ吸血鬼、か。まぁ、世の中にはそんな吸血鬼もいるわよね」
「なんかめちゃくちゃ失礼なこと言ってない?……まぁいいけど。あっ、そうだ。せっかくだし、貴女も会っていけばいいじゃない。
吸血鬼以外の種族にはあまり興味のない彼だけど、一度できた縁は決して無碍にはしないわ。そのあたりは誠実だし、きっと貴女も気に入るわよ」
「結構よ。貴女のお気に入りに変なちょっかい掛けたくないし」
「ばっ……!?だ、誰がお気に入りよ、誰が!あいつは!ただの!友人兼好敵手!!
週五で会う度戦って、たまに休んで一緒にお茶をするだけの友人!!わかった!?」
「はいはい」
まったく……失礼極まりない友人だわ。あいつは友人兼好敵手。友達であり宿敵なのだ。それ以上なんて、あるわけない。……な、ないわよね?
「(はぁ……自覚あるのかしら、この鈍感吸血鬼。
彼の話をしてるときはいっつも頬は緩みっぱなしだし顔真っ赤だし、すっごい笑顔で自慢するし……。そもそも私に会いに来るのを忘れるくらいには、既に夢中になってるというのに)」
友人がそんなことを考えているなど、私にわかるはずもなかった……。
最近、人間の繁栄と発展が目に見えてわかるようになってきた。人間の襲撃頻度も徐々に増してきており、相手をするのも一苦労だ。……あいつと比べればだいぶ殺伐とした戦闘は実に久しぶりだ。ただ、あいつとの戦闘に慣れすぎたせいで命を奪うことをせずに追い返すだけに留めている。しかも、他の人間はあいつに比べるとかなり脆いから、手を抜くのも本当にしんどい。あいつにするのと同じ程度の攻撃で、すぐに瀕死状態になったのは唖然としたわ。
ただ、さすがにこれ以上は看過できないでしょうね。物理的な戦闘能力ではまだ負けていないけれど、人間は群れると非常に強い生き物だ。対吸血鬼用の装備が充実していないからか、今はまだ吸血鬼ハンターなんかが襲ってくるだけだが、武器がより発展してくると苦しいかもしれない。
最近、咲夜が特殊な能力を持っていることを知ったが、戦闘能力はまだまだ成長中だ。古くからの友である魔法使いも、直接参加はしないが補助等で戦闘に協力してくれるのでまだありがたいわ。ふむ……門番とか、検討するべきかしら?あぁ、でも門番を雇ったらあいつは顔パスで通すように教育しないといけないわね。
さて、本格的にどうするべきかしらね。場所を移ろうにも、あいつにだって移動手段がないだろうし……一緒に連れて行く……のは、ちょっと恥ずかしいというか……。
「ちょっといい?」
「なに?」
そんな時、友人が私に話しかけてきた。
「人間の繁栄に頭を悩ませているのね」
「……えぇ、そうね。私達のような存在は、人間によって淘汰されていくようになる……。
最近は、他の吸血鬼のこともあまり聞かなくなってきたし」
「そんな貴女に朗報よ。この世界と隔絶された、全く異なる土地を見つけたのよ」
「土地?」
「えぇ。結界で巧妙に隠していたのだけれど、その結界そのものが変わったつくりをしているわ。結界の構造を解析した結果、普段は行き来の難しい壁そのものだけれど、意思の無いものは生物無生物問わず、誰でも何でも通過できるようよ」
「ふむ。結界、か……。よほどの臆病者が敷いたものか、あるいは己が領土を確立するためか」
「……違うわね。もしかすると、守るためかも」
「守る?」
「結界の中にある命を。結界内には、人間以外に多種多様な妖怪の生命反応があったわ。
その結界は、それらの命を守るために作られたかもしれない」
ふぅん、随分と酔狂な奴がいるのね。けれど、そんな世界ならば私たちが生きることもできるでしょうね。
「つまり、庇護下に入れという事?」
「生き残ることを考えるなら、そうでしょうね」
「冗談でしょう?……どうせなら、手に入れるくらいはしたいわ。
ただ頭を下げて『助けてください』なんて、私の矜持に反する」
「そう言うだろうと思って、すでに他地域にいる吸血鬼に呼びかけているわ。
この地上に住まう全ての吸血鬼たちが、貴女の下へ集まるわ」
「流石は我が莫逆の友、手回しが速いわね」
「さて、ひとまずの問題はこれで良し。……それで?」
「え?まだ何かあったっけ?」
「あるでしょう。……彼のことよ」
「……っ」
友人の言葉に、顔を歪めることを止められなかった。むぅ……話を逸らしていたのがバレたかしら……。
「彼はどうするの?一緒に連れて行く?」
「……いいえ、彼は置いていくわ」
「……そう」
友人はそう言うだけで、特に追及はなし。……正直、ありがたいわ。
私は、あいつを置いていくつもりでいる。そもそも、これは吸血鬼や魔法使いと言った人外たちの問題……人間である彼には無関係だ。咲夜?私の従者なんだからノーカンよ。
「そういえば」
「どうしたの、急に」
「最悪今生の別れになるのだから、彼に何か贈り物を見繕うのはどうかしら」
「それはいいわね」
たしかに、普段は戦ってばかりの私たちだが、それ以外では良き友人。友人との別れに、物を送るのも悪くはないかもしれないわね。
「包装くらいなら手伝ってあげるわ。カードはつける?」
「つけとけば喜ぶでしょ」
まぁ、喜ばなかったらその時はぶっ飛ばすだけだし。
「あっそ。じゃあ、彼の名前は?」
「……え?」
「え?」
「名前?」
「当たり前でしょう。手紙にだって宛名を書くでしょうに、何を言っているの?」
「…………」
名前、名前かぁ……。
「(……知らねえええぇぇぇぇぇっ!!)」
そういえばそうだわ!私、あいつの名前なんか一度も聞いたことないし、あいつもあいつで私のことは一貫して「吸血鬼」って呼ぶからすっかり忘れてた!!
もう出会って何年も経つのに、今の今まで失念していたなんて……。
「……まさか、知らないとか?」
「え!?」
「随分と親し気にしている割にお互いの名前を知らないとか――」
「何を言っているのよ私とあいつがどれだけの付き合いなんて散々貴女に教えてあげたでしょうなのにまさか名前を知らないなんてそんな馬鹿な話あるわけないじゃない大体あいつは私が吸血鬼だから吸血鬼って呼ぶだけで別に名乗ってないから吸血鬼って呼んでるはずがないでしょ多分きっとおそらくそして私もそれに倣ってあいつを人間って呼んでいるだけで別に知らないわけじゃないし知りたいなぁなんて思ってもな――」
「で?」
両頬を抑えて固定されて、無理矢理パチェの方へ顔を向けさせられた。
……うわぁ、これ以上にない冷たい視線とジト目……。
「吐け」
「
「でしょうね」
呆れられた……うぅ、だってしょうがないじゃない。
名乗る機会がなかったというか、名乗り忘れたというか、そもそも会ったころなんてこんな長い付き合いになるなんて思いもよらなかったもの。うん、そうだ。つまり私は悪くない。……私は悪くないよね?
「どうせ今日も来るのでしょう?ほら、さっさと聞いてきなさいな」
「ま、待って!お願い待って、ちょっと心の準備を……」
「待たない。名前を聞くだけでしょ……なんでそんなに緊張してるのよ?」
「いやいやいや、もう十数年の付き合いになるのに今更名前を聞くのはちょっと……その、恥ずかしいというか気まずいというか……」
「自業自得なんだからとっとと聞いてこい」
「アッハイ」
うぅ……なんか、今日はいつもより当たりがキツイわ……。というか、なんでアイツの方がちょっと機嫌を損ねているのよ?イライラは美容の敵よ?
「(まったく、このアホ吸血鬼……。最近、特に進展が見られないなとか思ってたら、そもそも名前を知らないですって?そして今更名前を聞くのも恥ずかしいとか、初心か!
どうせ彼はそんなことまったく気にしないでしょうに……。いらんところで奥手になっちゃって、妙に人間臭い妖怪よね……まぁ、こんなお節介を焼く私も大概か)」
「『お前の名を聞かせなさい』。……うーん、違うか。『そういえば、私たちったらお互いの名前を知らないわね』……いやいや、それで笑われたら立ち直れないわ……。うー、なるべく自然に尋ねるには……」
「はよいけ!」
「い、イエス・マム!!」
友人にせっつかれて、私はすぐに図書館を出ていった。
と、言うわけで連投しました。
続けて読んでいただきありがとうございました。ノシ