ラブライブ!~たった一人の男子とスクールアイドル~(凍結) 作:TRcrant
今回、ついにμ'sが9人になる話になります。
この話がある種のターニングポイントになると思います。
それでは、本篇をどうぞ。
「……」
朝、ことりのさえずる音で目を覚ました僕は、布団をたたむと部屋を出る。
廊下の窓から見える空模様は雲一つないさっぱりとしたものだった。
でも、僕の心は空模様とは正反対の状態だった。
(いよいよ、この日が来たか)
今日は、絢瀬絵里の
「何をいまさら」
知り合いの命を借るのは嫌だと思いかけた自分に、僕は喝を入れる。
「こんなこと、”あの時”から覚悟はできているじゃないか」
僕は深呼吸をすることで心機一転し、身支度を始める。
(さあ、見せてもらおうじゃないか。あなたの選択を)
今は放課後、今日も生徒会室で資料とにらめっこをしていたのだが、どうにも調子が出ない。
「……」
「あの、どうしたんですか?」
そんな僕の様子に気づいたのか、生徒会のメンバーの一人がこちらに声をかけてきた。
「え?」
「なんだか、心ここにあらずみたいな感じだったので」
第三者から見てそういう風に見えるということは、そうなのかもしれない。
「いや。ちょっと根を詰めすぎたみたい」
そんなことを思いつつ、僕はそう言ってごまかした。
根を詰めすぎたというのは間違っていない。
現に僕はすでに三日分の資料をさばいているのだ。
だが、どちらかというともう一つのほうが原因だと僕は気づいていた。
(あと1時間)
そう、生徒会長の執行の時が刻一刻と近づいていたのだ。
表面上ではそれほどの変化は起きていない。
だが、魔界化は刻一刻と進んでいる。
生徒会長に改善の兆候など全くない。
(やっぱり、彼女たちのコーチにした僕の判断は間違いだったか)
僕は生徒会長をコーチにすれば、死神化を止める(もしくは進行を遅らせる)ことができるのではないかと踏んでいたのだが、どうやら考えすぎだったようだ。
僕は頭の中でぐるぐると回っている思いをふり払って、やるべきことに集中する。
だが、それでもスピードが上がることはなく、無情にも時間だけが過ぎていく。
(4時30分か)
気が付けば、残り時間も30分を切っていた。
「申し訳ないけど、ちょっと生徒会長たちのところに行ってくる」
「あ、はい。お疲れさ―――」
メンバーの誰かがあいさつをしてくるが、僕はそそくさと生徒会室を出ると、それを遮るようにドアを閉めた。
「……」
そして、一度深呼吸をして気持ちを入れ替える。
死神化が進んでいる生徒会長の居場所を知ることなど、僕には朝飯前だ。
何せ、漂ってくる邪気をたどっていけばいいだけなのだから。
「よし、行くか」
そして、僕は生徒会長がいる場所へと向かうのであった。
「ん?」
高坂さんたちが練習している屋上に続く階段に近づくと、何やら言い争う声のようなものが聞こえてきた。
「―――じゃないっ!!」
聞えてきたその声に聞き覚えがあった僕は、足音を消して静かにその声の元へと向かっていく。
少し進んだところにある曲がり角から、気づかれぬように顔をそっと出して様子をうかがう。
そこにいたのは副会長である東條先輩と、涙目になっている生徒会長の二人だった。
僕はとっさに二人に見えないように、死角に身を隠して様子をうかがうことにした。
「でも、仕方ないじゃない。今更”スクールアイドルやりたい”だなんて言えないわよ」
その言葉を聞いた僕は、思わず声を上げそうになる。
それほど今の言葉は、意外だったのだ。
(だとすると……もしかしたら)
「あ、エリチっ」
僕の中で様々なパーツがカチカチと音を立てて組み立てられるのと同時に、誰かが走っていく音とその人物を呼び止める東條さんの声が聞こえる。
(やるか)
僕は静かに深呼吸を一度する。
もし僕の考えていることが正しいのであれば、これから行うことは正解であるはずだ。
だがそれは、僕が悪役になってしまうということとイコールでもあったが、そんなことはどうでもいい。
僕は静かに口を開いた。
「やっぱり駄目だったようですね」
「香月君……うちらの話を聞いてたん?」
東條先輩の前に姿を現した僕に投げかけられる疑問に、僕は無言で頷く。
「私は、この一連の……『スクールアイドルμ's』の設立は何者かの筋書きがあるのではないかって思ってるんです」
「筋書き?」
「言い換えれば”脚本”でしょうか」
僕はいったんそこで言葉を区切る。
これは、僕がなすべきことと関係があるようでない話だ。
だが、はっきりとさせておきたかったのだ。
「ファーストライブを行い、一年生3名が加わり、さらにスクールアイドルというものに対して高い志を持つ矢澤先輩が加わり……気が付けば彼女たちのグループは大きな可能性を秘めた存在になっていました」
最初は、ファーストライブのままの状態で終わるのではないかという不安をひそかに感じていた状態だったが、気が付けばやりようによってはいいところまで上り詰められるのではないかという気がするくらいになっていた
「そうやね。完敗からのスタートでここまで行けたのはすごいと思うんよ」
顔色一つ崩さずに相槌を打つ東條先輩。
「この脚本家の憎らしいところは、その脚本の必要な個所に自らを出演させていることです。しかも自然な流れで」
これまでの経緯をたどってみれば、”脚本家”が登場していなければ何も進まなかったと思える場面がいくつもあった。
リーダーを決める一件にしろ、矢澤先輩が加わる話にしろ。
「あなたですよね。この一連の筋書きを書いた脚本家は」
僕の確認に、東條先輩はやや驚いた表情を浮かべる。
「……さすがやね」
暫く続いていた沈黙を破ったのは、東條さんの感心したような声だった。
「ウチな、もしかしたら香月君だったらできるんじゃないかって思ってたんよ。そして、今ウチがいていた形になっている」
「あとは二人を入部させ、ギリシャ神話になぞって9人にさせるといったところでしょうか?」
μ'sの語源がギリシャ神話からきているのであれば、あと二人を加えて9人にさせるというのは簡単に想像がついた。
「一人は脚本家、もう一人は生徒会長……それが東條先輩の書いた筋書きですよね」
「本当にかなわんな」
ご明察と言わんばかりに苦笑する東條先輩の様子はどこにも慌てた様子はない。
もしかしたら、こうしてばれることになるのもまた想定していたのかもしれない。
だとするならば、彼女は僕並みの策士家なのではないかということになるのだが、今はどうでもいいだろう。
それに、ここからは彼女の脚本にはない展開になるかもしれないのだから。
「だとしたら、その脚本は修正する必要がありますね」
「……それはどういう意味?」
初めて、東條先輩から余裕そうな表情が消えた。
声こそ普通であったが、その表情は明らかに驚きが込められている。
「そのままの意味ですよ。私も東條先輩には負けますけど脚本を書くことができるもので。その私の脚本は”生徒会長はこのまま失踪し、行方不明となる”なんですよね」
「ッ!!」
僕がいている脚本を聞いた東條先輩は、目を見開かせて困惑の表情を浮かべる。
「私は、この脚本通りにするつもりです」
このままタイムリミットを迎えれば、僕の脚本は現実のものとなるのは必須だ。
「そんなこと……」
その僕の言葉を聞いた瞬間、東條先輩の表情……目に何かが込められるのを感じた。
「そんなこと、絶対に私がさせない! エリチと一緒にスクールアイドルをやるんだから!」
「っ!」
今度は僕が息をのむ番だった。
別に声が大きかったわけでもなければ、今の返しを予想していなかったわけでもない。
ただ、彼女の言葉にそこはかとなく力強い何かを感じたからだ。
(これは、僕の完敗だな)
脚本家としての優劣の勝敗など、とっくに決まっているようなものだが、とうとうこれで確定してしまった。
だが、どうしてか悔しいという感情はわかなかった。
それほど、彼女の脚本は道理にかなっている代物なのだ。
尤も、別に勝負などしているわけでもないのだが。
「だったら、勝負しませんか」
「え?」
だからこそ、僕はその脚本を仕上げるべく勝負を持ち掛けるのだ。
「僕の脚本と、先輩の脚本のどちらが成就するのか。その勝負をです。どうします?」
「やるに決まってるでしょ!」
その彼女の答えもまた、僕の予想通りであった。
そして、僕は話を進める。
「タイムリミットは17時00分まで。それまでに書かれた脚本通りになっていたほうの脚本家が勝ち。罰ゲームは、勝った脚本家は負けた脚本家に何でも一つ言うことを聞かせることができる。というのはいかがでしょう」
最後に”もちろん、常識の範囲内ではありますけど”と付け加える。
その僕の提案に、東條先輩は二つ返事で承諾した。
「それじゃ、お互いに頑張りましょう」
僕はそれだけを告げると、東條先輩が何かを言うよりも前に背を向けて歩き出す。
もう彼女と言葉を交わらせる必要はない。
勝敗の決まった勝負ならば、なおさらだ。
(やっぱり、彼女の脚本のほうがいいんだよな)
それは、知り合いを手にかけたくないという、僕の未熟な精神からくるものなのか、それとも……
(それにしても、さっき口調が変わってたけどあれが東條先輩の”素”なのかな?)
いったいどうしてあのような似非関西弁を使っているのか……本当に謎が多い人だ。
そんなどうでもいいことを考えながら、僕は一番の問題児がいる場所へと向かうのであった。
「ここか」
生徒会長のいる場所を探してたどり着いたのは、彼女の教室なのだろうか、3年の教室の一室だった。
別に、探すのに苦労したというわけではない。
生徒会長が発している邪気の痕跡をたどったので、割とすぐに見つけることができた。
それはそれで問題なのだが、今回はそれのおかげで手間が省けた。
僕は、静かに教室のドアを開けて、中の様子をうかがう。
生徒会長の姿は割とすぐに見つけることができた。
教室内の窓際の席で、外を見てたそがれている姿だった。
僕は彼女の前まで静かに歩み寄る。
「逃げ出したかと思えば、こんなところで黄昏ているなんて……一体何をしているんですか?」
「……何よ。私をあざ笑いに来たの?」
僕の口にした”逃げ出した”という単語ですべてを察したのか、生徒会長はこちらをにらみつける。
心なしか、その目にはいつもの力がないような気がした。
「ご名答。さすがは生徒会長ですね」
あえて生徒会長から視線をそらしながら答えた僕は、窓際まで移動すると、外の景色を眺める。
「私たちのダンスを素人だと鼻高々に批評し、身の程をわきまえずグループを解散させようとしたりした生徒会長が、スクールアイドルをやりたかったとは。いやはや、予想外でしたよ」
わざとおちゃらけた風に言うと、背中越しに殺気のようなものが向けられているのを感じたが、僕はそれを無視して窓に背を向けて生徒会長のほうへと向き直る。
「挙句の果てには、友人の本心にも向き合えずに尻尾巻いて逃げるのだから、これがおかしくなくてなんという―――」
僕はそこから先を言うことはできなかった。
誰もいない教室内に響き渡ったのは
たった一発の乾いた音。
そして僕の目に映っているのは、手を振りかぶった直後だと思える生徒会長の手と、ジンジンと痛みを発する自分の左頬だった。
”叩かれた”
それらが物語っていた結論を理解するのに、そう時間はかからなかった。
「馬鹿にしないで! 私の気持ちなんか知らないくせに、勝手なことを言わないで!」
それは彼女の……絢瀬絵里の心からの叫び……悲鳴だった。
そして、同時に心に秘めた”闇”でもあった。
「馬鹿にするな?」
(ああ。なるほど。そういうことか)
そして、僕は初めて理解した。
僕は彼女のことが、心の底から嫌いであるということを。
いや、殺したいほど憎いということを。
そしてその理由もだ。
だからこそ、気が付けば声を上げていたのかもしれない。
「それはこっちのセリフだ! 貴様こそ私のことなど何も知らないだろうが!」
「っ!」
両手を震わせながら放った僕の罵声に、彼女の肩が……後ろの窓も震えたような気がした。
憎い理由はただ一つ。
彼女が、そっくりだからだ。
―――昔の自分に。
「人より優れた才能もある。その才能を理解してくれる理解者もいる。才能を正当に評価をしてもらえる環境だってある。こんなに恵まれた環境にいて、甘ったれたことぬかすなっ! いいか、世の中には才能を持っていてもそれを否定され、しまいには存在そのものを否定されて叩き潰される奴だっているんだっ」
今の彼女は僕と違う。
周囲にはは彼女をつぶそうとする者はいない。
それどころか、理解してくれる友人だっている。
その気になれば、自分の才を披露する場だってある。
周囲から疎まれ、潰され、才能はおろか、人格、名前、存在すべてを否定された僕とは違うのだ。
「どいつもこいつもそうだ。己の未熟さを勝手に人のせいにして平気で叩き潰す。仲間だなんだときれいごとを並べても―――」
気が付けば、僕は止まらなくなっていた。
「都合が悪くなればすぐに三下り半を突き付けて他人のフリ。何が味方だ。何が正義だ。結局は自分がかわいいだけだ! だから私は――――」
そこまで行ったところで、僕は初めて自分が何を口にしていたのかに気づいた。
「香月……君?」
先ほどまで激昂していた生徒会長ですら呆然とこちらを見ている。
どうやら、生徒会長という存在が、僕がこれまで抱えてきたものを吐き出させてしまったようだ。
とはいっても、これ以上続ける気はない。
自分の闇が、どれほど深いのかなど、自分自身がよく知っているのだから。
これ以上続ければ、彼女にとって悪影響を与えかねない。
何より、この闇は僕が解決するべき問題だ。
僕は場の空気を変えるべく、一つ咳払いをする。
「……とにかく、自分を偽り続けるのはもう終わりだ。ここからは本心で語ろうではないか」
「本心?」
とりあえず、話の流れを変えることに成功したようだ。
「あんたはスクールアイドルをやりたい。違うか?」
「……」
嘘は許さない。
そういわんばかりに彼女に問いただすと、しばらくの無言ののちに、ゆっくりと頷いて答えた。
「それなら話は早い」
時刻は16時55分。
ここに近づいてくる人物の姿を僕は確認して、僕は再び口を開く。
「あなたは、差し伸べられたその手を取れますか?」
「え?」
まるで、最初から打ち合わせでもしていたのかと思うほど、ピッタリなタイミングで僕の反対側に立っていた人物……高坂さんが生徒会長に手を差し伸べる。
「生徒会長……絵里先輩。お願いがあります」
「練習? それなら前に言ったメニューを―――」
彼女たちの登場にまるで照れ隠しのように、髪に手をやりながら口を開く生徒会長の言葉は、最後まで紡がれることがなかった。
「μ'sに入ってください。私たちと一緒に歌ってほしいです。スクールアイドルとして」
笑みを浮かべながら高坂さんが告げた言葉によって。
「私は別にスクールアイドルになりたいわけじゃ―――」
「さっき希先輩から聞きました」
僕に打ち明けた本誌のは打って変わって、彼女の心に大きな壁のようなものができたような気がした。
嘘をつくことで抵抗する会長だったが、園田さんの一言で口を閉ざすしかなかった。
どうやら東條先輩は一枚上手のようで、会長の嘘という名の壁をいとも簡単に破壊させて見せた。
「まったく、やりたいならやりたいって素直に言えばいいじゃん」
「それは、にこ先輩に言われたくないけど」
やれやれと言わんばかりのしぐさをする矢澤先輩に、”お前が言うな”と突っ込んでやろうと思ったが、西木野さんに先を越されてしまった。
「ちょ、ちょっと待って! 私がスクールアイドルだなんておかしいでしょ?」
「そんなことないよ。やりたいからやる。最初はそれでええんよ」
なんとなくではあるけれど、東條先輩の柔らかい笑みによって生徒会長の中にある壁がまた一つ、破られたような気がした。
「それに、彼だっていつも私に無能者とか言ってるんだから!」
だが、なおも彼女は食い下がり続ける。
しかも、勝手に僕を巻き込んで。
(はぁ。わかりましたよ)
東條先輩の”自分で蒔いた種は自分で何とかしなさい”と言わんばかりの視線に心の中でため息を一つ吐く。
「それはあなたの行動に対するものであって、才能とかの物ではない」
才能がないというとらえ方をされてもおかしくない言い方をしたことは事実だが。
そして、僕は畳みかけるようにさらにこう告げた。
「さっき言ったはず。”人より優れた才能がある”とね。あとはやりたいかやりたくないかの二択だけ」
やれ生徒会長だなんやらと余計なものを一緒に考えようとするからややこしくなる。
今回の一件に限れば、余計なものを取り除けば残った選択肢は実にシンプルなものだ。
生徒会長の肩に笑みを浮かべながら手を置く園田さんに押されるように、生徒会長は差し伸べられている高坂さんの手を取った。
それは、彼女がμ'sの一員になるということとイコールでもあり、8人目のメンバーが登場した瞬間でもあった。
「これで8人目」
「いや、9人だ。そうですよね? 東條先輩」
僕の言葉に、全員の視線が東條先輩に向けられる。
全員の視線を受けて、不敵な笑みを浮かべながら東條先輩は
「香月君の言う通り、うちが9人目や」
「え、希先輩も入ってくれるんですか?」
まさか東條先輩も一緒に入るとは予想すらしていなかったのか、高坂さんが驚きの声を上げる。
そんな彼女に対して、東條先輩はさらに驚愕の事実を口にした。
「占いで出てたんよ。”9人がそろったとき、未来が開ける”って。だからつけたんや。”μ's”ってね」
「えぇ!? あれって希先輩がつけたんですか?!」
その驚きは瞬く間にその場にいた全員に伝わっていく。
「やっぱり名付け親は、東條先輩でしたか」
僕はといえば、もうすでにわかっていたことなので、そこまで驚きはしなかったが。
「やっぱりって、香月君は知ってたんですか?」
「いや。知ってはいない。ただ、μ'sの語源がギリシャ神話からきているのであるとすれば、彼女くらいしかいないと踏んでいたんですよ」
二年生三人組ではこのような粋な名前を導くのは無理だと思ったからという、失礼極まりない理由も根拠の一つだったのだが、それはあえて心の中にとどめておくことにした。
「なんだか今ものすごく馬鹿にされたような気がする」
もっとも、そんな僕の仏心も、高坂さんの前ではないに等しかったが。
「まったく。あなたって人は」
生徒会長の言葉は呆れたといわんばかりの口調だったがどこかうれしそうにも感じられた。
気づけば、時刻はすでに17時を回っていた。
それは、
そして、生徒会長は唐突に教室の出口に向かって歩き始める。
「エリ先輩、どこに?」
「決まってるでしょ」
そう言ってこちらを振り返った時の表情は、おそらく一生忘れることはないだろう。
「練習よ」
輝かしい笑みを浮かべながら、そう口にした生徒会長……絢瀬先輩の姿を。
こうして、μ'sはついに9人となった。
次回から数話程度日常回を挟み、ライブの話に入る予定です。
もう少しだけ、本章は続きます。