最近UAが1000越えたのでうれしくてちょっと書いてみました。
最近こっちを書く方が楽しいと思う今日この頃です。
タグの原作一部改変を原作沿いに変更しました。
理由は原作改変ほどの改変が起きないと判断したからです。
これから先解離していくのならまたタグを追加していきたいと思います。
それではゆっくりしていってね。
人類が石化して数千年!
生きのびた高校生、千空と大樹とその二人の先生は、文明ゼロから一年の歳月をかけ!
科学の力で石化をとく復活の水、ナイタール液を作り出したのだった!!
そして完成した復活液を使う人間第一号、小川杠の前に三人は立っていた。
「その水をかければ!杠が復活するんだな?!」
「あぁ試しでバラバラ石像にブッかけたらちゃんと死体に戻ったぞ」
「!!なんとバチ当たりなやつだー!」
「せめて人体実験するなら言ってくれ。色々と怖いわ!」
・・・・・・どうやら人にかけるのは第二号らしい。
ていうかさらっと人体実験やったんだね千空くん・・・・・・
「一応全部ひっつけてから試したんだがな。でもやっぱ既に死んだやつは助けてやれねえ。尊い犠牲だ、念仏でもあげとけ」
「おぉう!!ナンマンダブナンマンダブ!」
取りあえず自分も手は合わせておく。その亡くなった人が仏教かどうかは知らないけど日本なら取りあえず手を合わせて祈るで大丈夫だろう。
しかし数千年たったツバメが復活できたのなら人間も復活できるとは思うが・・・・・・
「なーんか納得いかねえって顔してんぞ」
「ん?ああ。ちょっと疑問に思ってな」
「疑問って何だ?」
「いやさ、ツバメは3700経っても復活できたのにその人は死んでたからダメってことだろ?でも石化中って死んでるのか、それとも眠ってるのか気になってな」
「・・・・・・いや100億%生きてんだろ。そうでもなきゃ俺も先生も石化中の記憶なんてねーだろ」
千空が体験したことから当たり前のように生きていると予想する。
しかし先生は少し気になっている部分があった。
「もし生きているならどこの部分が動いているんだ?割れた石像見たら脳まで石だった。それよか全部石だ。髪の毛から内蔵まで全部。なんで復活するのはともかく、石化中なんの条件があったら死体になって、生き返るのか。この線引きが曖昧な気がしてね」
千空は腕を組んで考える。しかしこれといった答えは見つからなかった。
一方復活液をかけようとした大樹が突如大声を上げる。
「千空!!先生!!」
急な彼の大声に驚きつつ敵襲かと身構えるが次の言葉でずっこけた。
「杠は、はだかだ!!ダメだこのまま復活させてはー!」
・・・・・・今それ言う?
千空の顔が驚愕半分、クソどうでもいいような気持ち半分の顔をしていた。
「まっっった非合理的なバカ言い出しやがった。ど~~~~~~でもいいじゃねえかこの非常時のストーンワールドでよ!!」
「どうでもよくなどない!」
「いきなり尻丸見せだろうがチ〇コ丸出しだろが気にしねえよ誰も!」
「杠にチ〇コなど無い!」
「論点そこじゃねえ!」
「いやいやこの小説R15だけど基本健全でいきたいから服は着た方がいいかな」
「お前も何言ってんだ先生!メタイし論点ずれすぎだバカ!そもそも初登場そっちもスッポンポンじゃねーか!」
「僕はまだいいんだ!大人だし男だから!」
「だから論点そこじゃねえ!」
それはともかく服は着せた方がいいとのことで取りあえず持って帰ることにした。
ちなみに大樹は石になった杠を軽々と持っていた。
人の体積は60kgの人が平均6.0×10^4立方センチメートルとされているから比をとると体重と体積の関係から本人の体積がわかるからそれに石の密度をかけ算すると大体の質量出るから、ざっくり杠の体重が50~60kgだとして体積は5.0~6.0×10^4立方センチメートルとして石の密度を2g/㎝³としても大体110kg、これってお米ほぼ二俵くらいの重さ。
つまりこれを軽々と持ち上げることの出来る大樹の怪力具合はやばい。
大樹が杠を持って帰ろうとすると突如茂みからズザァッっと何かが出てくる音がする。
猿や鹿などの動物かなと思い振り返る。
「待て!デカブツ!!」
そこにいたのは5頭の動物。動物なんだが・・・・・・
「ライオン・・・・・・!!二人ともそこから動かずにあいつらを睨み返せ!ただし声は荒げるな・・・・・・!」
なるべく大声にならないように千空と大樹の二人に伝えた。すると二人はすぐに動きを止め、ライオンを睨み付けた。
茂みにいたのは百獣の王、ライオンだ。内訳はオス一匹とメス四匹。どうやら繁殖のために合流した群れらしい。
「し、しかしなぜいるんだ??日本に・・・・・・」
「んなもん出所は動物園しかありえねえだろ。飼育員が鍵開けたまま石化したかなんかだろ」
「人間いなきゃ動物園の動物とか街のペットも食べ放題だからね」
「ああ、そんで文字通り百獣の王になった。3700年後のストーンワールドじゃ食物連鎖の頂点はもう人間様じゃねえってことだ・・・!」
「先生、いったい何で睨み返すんだ?逃げた方が安全じゃ?」
「そうなんだけど野生の動物と出会ったら逃げずに睨んだ方がいい。そうじゃないと餌と思われて追いかけられる」
「なるほど。と、ところで先生、いったいいつまで睨み付ければいいんだ?」
ライオンが出てきて睨み付けること1分経過した。ライオンも警戒しているのか全く動かない。自然界での睨み合いは先に声を出した方が負けとされている。そのため決して目をそらさず騒いではいけない。
しかしこの膠着がいつまで続くかわからなかった。千空は常備している石のハンマーを、先生も護身のための石槍を持っているが一般人がライオンに勝てる見込みは無かった。
そこで先生は行動に出る。ゆっくり下がり始めたのだ。その行動を見た二人もそれにならい少しずつ後退を始める。あと少しで茂みに入ることが出来るというところで事件が起きた。
「・・・ん?何か踏んだ?・・・・・・・・・!?ぎゃー!!!!」
「おいバカ騒ぐな!ってうお?!」
先生の足下にはマムシが這っていた。なんとか噛まれなかったものの思いっきり叫んでしまった。
それがきっかけか警戒していたライオンが一斉に襲いかかる。
「クッ・・・!とにかく走れ!」
もう睨み合いは意味をなさず、三人は逃げるしか無かった。
しかしライオンは積極的に襲うことはしなかった。どうやら彼らにすれば初めて見る二足歩行動物。襲う準備はしつつも決して警戒は解かない。
「ハッ、ハッ、ハァ゛・・・クッソ!にしてもよくあそこで大声出してくれたもんだな全く・・・!」
「ゼェッ、ゼェッ・・・悪いね・・・本当に・・・・・・蛇ダメなんだ。キモいじゃん!僕は信じない!あんなウネウネ曲がる動物が脊椎動物だなんて!!絶対軟体動物だろちくしょー!!」
「ああ゛?んなもんれっきとした爬虫類網有鱗目ヘビ亜目のゴッリゴリに爬虫類で脊椎動物だ。んなこと今はどうでもいい!!キャンプに戻っても槍の壁くらいしか手がねえ。戻れるかもわかんねえときた。初めからほぼ詰んでんだよこの状況はよ・・・・・・!!」
この絶望的状況についてなんでこんなに冷静に会話できるのが不思議でならないが気にせず走る。しかしライオンの走る速度は平均時速60km程度。一般道を走る車の速度である。一方人間は人類最速のボ〇トですら時速45kmを越えることは出来ない。そんな超人でも無く、ただの一般人ではそんな速度は出ることは無く、いつ喰われてもおかしくない。
そんな中突如大樹が千空に杠を投げた。千空は驚きつつも先生が支えたことでなんとか落とさずに済んだ。
「科学知識を持った人類最後の砦、千空だけは死なすわけにはいかん!いざとなればこの俺が盾になって・・・」
大樹が千空と先生を庇おうとライオンに立ち向かおうとする。それを見た先生はすぐに槍を構え、大樹の側に行く。それと同時に千空の静止がかかる。
「ダメだ!テメーのカードは体力だ!武力じゃねえ!小学生ん時からずっと、人殴ったことが一度でもあんのかよ!」
そういえば大樹くんが他校の不良に絡まれたとき彼だけ傷ついて他校の生徒に怪我は無かったことを思い出した先生。そんなからくりだったのかと納得していた。
「合理的に考えろ。俺は頭を使う。テメーは体を使う。片方が欠けるわけにはいかねぇだろうが」
「じゃあここは「どっちも中途半端な俺がってのもなしな。両方ある先生もこの先必須だ」・・・千空くん」
欠けてはならない二人のために体を張ろうとするがそれも静止された。
「合理的に・・・考えろ。逃げるときは必ず!俺ら全員同時にだ!!」
「「ああ!わかった!!」」
「・・・で、どうすんだ!生き残んなきゃ意味ねーぞ!最悪の最悪は僕が残る!止めても行くからな」
「ゼェーゼェ・・・・・・あ゛??逃げるに・・・・・・きま・・・ってんだ・ろ」
千空の体力はもう限界に近い。元々ミジンコ並みの体力だ。体力測定はいつもEだったそうな・・・・・・(ちなみに先生はDです)
「千空!逃げ切れないのなら!一か八か・・・最初の日に見つけたんだ。『霊長類最強の高校生』獅子王司を!!」
大樹の言葉を受け、すぐに獅子王司が石化している場所に向かった。体力チートの大樹が探していた索敵範囲は思いのほか広く、こういったことが生きてくるのが強い。
到着次第すぐに復活液をかけた。しかし復活する前にライオンに追いつかれてしまい、さらには囲まれてしまった。
だがここで石化の解除された音が小さく、それでいてしっかりと耳に届いた。
「すまん!数千年ぶりに起こしておいて何が何やらわからんまま・・・」
起きた獅子王司はまるで混乱する様子無く、冷静に今の状況について訊いてきた。
「体表全体に鉱石片、9時から2時方向にライオン群!」
千空も一瞬で的確に指示を出す。
すると獅子王司は一気に石化を剥がし、その石片を飛ばし、ライオンに先制の一撃を加えた。何発か大樹と先生に当たった。かなり痛い。
そして群れのボスであろうオスライオンボディブローを一発たたき込んだ。するとライオンは体を木に強打し、気絶した。
そういえば昔体の装甲をパージしてそのパーツで攻撃しながら変身して闘うロボットがいたなーとふと思った。そんなことを考える間に気がつけば持っていた槍をとられ、ライオンにとどめを刺した獅子王。
「詳しい説明は、うん。ゆっくり訊くよ。ただ一つ約束する!君らにもう二度と危険ってやつは訪れない。これからはこの俺が闘うからだ!!」
「お・・・・・・おおおおおおお!!すごいぞ千空!これで人類は知力!体力!武力!の三銃士がそろったってことだ!!」
「うーんやっぱり教師は三銃士に入れないか・・・・・・そもそも教師って何力?」
「・・・クククまぁそうなんだが銃もねえこの段階だとなァ~いくら何でも強すぎんぞこの獅子王って男」
「あれ?無視?」
うーん幸先不安。(自分の扱いが)
獅子王司の復活。これは厳しい世界で生き抜くための力、武力が加わったことになる。
彼の参戦に沸き立つ大樹と先生だった。一方千空は強すぎる武力故に欲望モロ出しなどの危険について考えていたが、司の考えでそれは杞憂に終わるのだった。それはライオンを食べることである。
理由は、
「身を護るためとはいえ俺が殺めたんだ。全てを糧にすることで自然の輪廻に感謝したい」
だそうだ。
この考えを聞いた大樹は“立派だー!”と感動していた。それと同時に悪代官でない事に安堵もしていた。
それでも千空は警戒を解いていなかったが肉を無駄にしないのは賛成らしい。
ちなみにライオンの肉は硬くてクッソまずかった。これには全員顔をしかめながら無言で食べ、拠点へと戻った。
「あらためて、獅子王司だ。司で構わないよ」
拠点に戻ってから杠を安全な場所に置いてからさっそく自己紹介が始まった。
・・・え?ライオン食べたときにしなかったのかだって?まずくてそれどころじゃ無かった。
ちょっと苦いことを思い出していると千空が雑に答えた。
「この世界じゃ苗字も意味ねぇわなあ。アタマがマトモな科学担当千空と、アタマが雑な体力担当大樹と、器用貧乏兼俺の下請け担当の先生だ」
「アタマが雑な大樹だよろしく!考えることは全部千空か先生に訊いてくれ!」
「器用貧乏の・・・ってえ?下請け?ちょっと待てひどすぎない?先生泣いちゃうよ?」
「・・・先生?君はいったい何の先生なんだい?」
「あれ?下請けとかその辺はスルー??・・・・・・はぁ、学校の教師で一応彼らの担任兼部活の顧問です」
「なるほど。取りあえずこのメンバーだと、うん。俺は武力、狩猟担当だね」
「あれ?フォローもなし?あれ?誰か先生に温かい言葉をください。本気で泣きそう」
扱いの雑さに先生泣きそうです。ちなみにその後誰からも温かい言葉は無かった。ピエン。
そんなことよりも司がやばかった。“狩猟担当だね”って言った後近くの狩り場はどこかや、どんな動物がいるのか訊いたら槍を片手に森の中を駆け回ったのだ。もうこれがすごいのなんのって。
まず鹿を見つけてダッシュで駆け寄り槍で一突き。鹿ゲット!
次に突進してくるイノシシを正面で受け止め一本背負いの要領で地面にたたきつけてノックアウト。イノシシゲット!
・・・次。崖から飛び降りて鳥の卵を落下中に取ると同時に飛んでいる鳥を素手でわしづかみにする。鳥&卵ゲット!
・・・・・・次。海に槍を片手に素潜りをして魚を突いて捕らえる。それも一匹ごとに捕まえるのでは無く、一度に数匹捕まえている。魚、とったどー!
そんなこんなで獲物大量ゲット!正直四人で食べるには少し多いくらいの量を彼は捕まえてきた。
それを見た千空はあらかじめ用意してあった燻製の道具で調理するのだった。
「俺と千空のタッグなら保存食の心配は無いね」
「あぁ、これでやっと文明の一歩目に進めるな」
「まだゼロ歩だったのか!」
「まあ、今やってるのって石器時代の生活だから科学文明ってほど科学じゃ無いからな」
「まぁそういうこった。さ~ァ楽しいクイズの時間だぞ。科学文明にまず欲しい一番重要なモンは何だ??正解者は100億点な」
大樹がすごい顔して“科学文明、一番重要、まず欲しい”と連呼していた。正直顔が面白い。そして次の言葉で皆ずっこけた。
「スマホか?!」
「いいなスマホ!うん欲しいけどなスマホ!
何百万年ワープしてんだデカブツ!想像超えるアホ回答に色白の司が倍プッシュで顔面蒼白じゃねーか。なんなら先生も昭和のギャグみたいにずっこけてんぞ!」
そんな大樹の回答はさておき司が答える。
「鉄・・・かい?」
「鉄も欲しいがまだ先だ」
「鉄はあっても加工できないからね。そうなると・・・・・・石炭とか?」
「欲しいっちゃ欲しいがんなもん適当に探してもとれるからまだ後だ。もっと便利なものがある。そいつは、炭酸カルシウム」
「なるほどー!例によって全然分からん」
「石灰か!」
「あー卵の殻のやつ」
「あぁそこの雑アタマでも分かる言い方で言うとそれな。グラウンドの白線引きだ」
「そっか昔は水酸化カルシウムだったけど最近は炭酸カルシウムに変わったんだよな。安全のために」
「つまり!その炭酸ナントカのゲットのために体育倉庫を探すんだな?」
「おおそれな体育倉庫な! あったらいいな!!3700年後のこの世界にな!!!」
大樹のアホ回答に言葉をなくす司と先生。もう突っ込むのを諦めたようだ。
「デカブツ、テメーのヒゲのケアに大活躍した貝殻だが、ボッコボコの粉々にするだけで、その炭酸ナントカのできあがりだ」
「おおおおし!体力担当俺に任せろー!!」
そういうとあっというまに籠いっぱいに貝殻を集め、それを一瞬で砕いていく。
そして千空曰く、炭酸カルシウムは唆る使い道が四つあるらしい。
『よーう!俺の名前はメカ千空!今から炭酸カルシウムの唆る使い道を紹介していくぞ!ただし、危険な作業はちゃんと大人とかにやってもらえよ』
一つ、農業!土をアルカリ性にして植物が育ちやすい環境になる。ただ今は農業ができないから保留。
二つ、焼いて砂と混ぜることでモルタルを作る。炭酸カルシウムは加熱すると酸化カルシウムと二酸化炭素に分解される。酸化カルシウムと砂、水を混ぜると消石灰、つまりモルタルが完成する。古代ローマ時代とかから建築物の壁に使われている。
三つ、石けん!作り方は簡単。まず貝を焼いて酸化カルシウムにしてから水を加えて水酸化カルシウムにする。そして海藻を焼いて炭酸ナトリウムを入手。この二つの水溶液を混ぜて水酸化ナトリウムにしてから動物とかの脂を混ぜるとナトリウム石けんの完成だ。水酸化ナトリウムは劇薬だから扱いには注意が必要だぞ。
「今何かいたような?」
「気のせいだろ。ククク病気=ゲームオーバーの世界じゃバイ菌浄化するこの小せぇ塊が、医者代わりの命の石、Dr.ストーンだ!」
次々と作られる近代文明の便利道具に驚きつつも次々に活用し、生活に役立てていく。
すると司が口を開いた。
「千空、君は素晴らしい男だ。復活直後にライオンと戦ったときもあの咄嗟に冷静な情報伝達。君より切れる男を見たことがない。尊敬するよ。心から」
このベタ褒めに対し、千空の返しはドライであった。
「目の前で男を褒めるのはホモか策士かどっちかだ。何が言いてえ」
「え?教師も普通に褒めるし別によくあることじゃ無い?」
「仲いいならともかく会って2~3日のやつ限定だ」
「困ったな。そんなに深い意図は無いよ。君なら本当にゼロから近代文明を作れてしまうかもしれない。うん、ただそう思っただけだ」
“作れてしまう”と言う部分に何か含みを感じたが、この時は訊くことができなかった。
すると大樹が四つ目は何かと訊いてきた。すると千空は
「いや三つだ」
と言った。しかし先生は彼の言うことに重ねていった。
「何を言ってるんだ千空くん。炭酸カルシウムの唆る使い道は四つだろ?」
「いや、三つだって・・・「いーや四つだ!」・・・・・・おいそれ以上は」
「四つ目は近代文明発展の要因、ズバリ・・・文字の発展。ようするにチョークだ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぁうん。そうだわ」
「ふっふっふ、これ最後に持ってくるなんて分かってるじゃ無いか千空くん」
千空はあきれたようだったが少しほっとしていたようだった。司もそんな千空に疑問を持ちつつチョークの話を聞くのだった。
「文字の伝達は即ち文明の発展。そして教師の三種の神器(先生談)の一つ、チョークが必要だ」
「おおー!チョークも貝殻から作れるのか」
「炭酸カルシウムを使うチョークの材料はとっても簡単。炭酸カルシウムと小麦、あとは水だけだ」
「小麦なんてどこにあったんだい?」
「この前少しだけど実っていたのを見つけたから採っておいたんだ。さすがにパンとか作るには足りなかったから保存しかできなかったんだ」
すると材料を用意し、混ぜ、固めた。固めるのに時間はかかるがこれでチョークをゲットだ。
「ああ、3700年ぶりのチョークだ・・・・・・最近の学校はホワイトボードとマジックペンだけど、やっぱり学校っていったら黒板とチョークだよ。異論は認めない!!」
「あーはいはい分かったから。とりあえず今日の分の野草とか罠の確認行ってこい。デカブツと」
二人で罠の確認と野草を探すが、この周辺は最近見たばかりなのであまりなかった。ついでに洞窟に行き硝酸が貯まっているのかを確認にいった。すると、
「お!貯まってるな。硝酸が」
「おおー!これで杠を復活させることができる!すぐに千空に報告だー!」
「え?ちょっ!・・・・・・足速すぎでしょ大樹くん」
硝酸が貯まっているのを確認するやいなや大樹はダッシュで千空の元に駆けていった。
なんとかついて行こうとするが中々追いつくことができなかった。
「やったぞ千空ー!司ー!たまっていたぞ洞穴の奇跡の水が!今度こそ本当に杠を助け出せるぞー!!」
結構離れているのに普通に聞こえる。彼の声量って下手なメガホン使った高校生の応援よりでかいんじゃないかな?
やっとの思いで彼らの元にたどり着くと、そこにはすごい顔をした千空がいた。
・・・・・・なにがあったの?
いかかでしたでしょうか。
今回の科学で作った物は一応調べて書いてはいますが100%あっている自信はありません。
実際に行うときは自己責任でお願いします。
先生が考える教師の三種の神器はチョーク、パソコン、指示棒です。これに関する異論は認めますが学校に黒板とチョークは必須。これは譲れません。
それでは次回までゆっくり待っててください。