【完結】セイウンスカイは正論男に褒められたい   作:春華ゆが

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セイウンスカイは正論男に・3

 とて、とて、ぱたり、ぱたり。ゆっくりと始まった足音はだんだんと弾み、やがて跳ねるように駆け出す。そんな朝だった。ほとんど眠れていないのに、何故だか元気は続行中だった。深夜テンションを引きずっている、というやつか。昨日はなんで眠れなかったのだっけ、みたいなことは流石に覚えている。多分覚えているから、今日も引きずっている。果たして授業中まで寝ずにいられるのかは、流石にちょっと不安なのだけど、まあそれはそれ、これはこれ。

 寝ぼけ眼をたまに擦りながら、今日も学園への道のりを歩く。いつもより少しだけ早足だった。秋空がのんびりと青に染まっているのとは対照的だった。こんなにいい気候なのに、なんでこんなに落ち着かないのやら。まったく、また難儀な悩みを抱えてしまったものだ。……けれど、心配はしていない。それは今の私なら、前より強く乗り越えられると信じているからでもあり。一方でこの悩み自体を、抱き締めるように食んでいるからでもあり。

 手放したくない悩みなんて、初めてだった。

 びゅうと風がスカートの下を吹き抜け、脚から伝わる冷たさに少しだけ身震いする。秋だな、と思った。季節は巡る。時は進む。そしてそれに伴って、人は皆変わってゆく。去年の秋と今年の秋は違うし、去年の秋があるから今年の秋がある。変化は積み重ねであり、その結実だ。どれだけ突然のものに見えても、その裏には必ずこれまでの流れがある。だから、断ち切られない。私は、私のままでいる。大人になっても、だ。

 

「おはようございます、セイウンスカイさん」

「おはようございます、たづなさん」

 

 校門の前でたづなさんに挨拶して、そのままゲートにも似たそれをくぐる。そういえばだいぶ昔の皐月賞前、<デネブ>と<アルビレオ>を巡っての私の右往左往では少しこの人にも迷惑をかけていたな、なんて。毎日見ていたはずなのに、今更そのことに気付いた。いや、今だから気付けたのだろう。

 

「そういえば、たづなさん」

「はい。なんでしょうか、セイウンスカイさん」

 

 だから多分これも、今だから。ふと言いたくなったという突然の心の動きも、きっと前々からの積み重ね。唐突だけど、唐突じゃない。しっかりとした流れのある、私だけの言葉なのだ。

 

「トレセン学園って、いいところですね」

「……それは、ありがとうございます! なんと言っても私は、皆さんの幸せを願ってここで働いていますから」

「そうですね。それなら私は、幸せですよ。トレセン学園に来れてよかったです。……ええ、本当に」

 

 そんなふうに私なりに、精一杯の感謝を告げた。思えばたづなさんだって、紛れもなく私の縁を繋いでくれた人だったのだから。それはこのトレセン学園という場所を形成する一人である、という意味でもある。成長によって視点が変わり、私は今まで見えていなかったものが見えるようになった。これもきっと、その一つなのだ。

 そしてそう告げると、普段からにこやかなたづなさんが目を細めて嬉しそうに破顔し、その後一言。

 

「それはこちらこそ、ですよ、セイウンスカイさん。そう言ってもらえるのが、私にとって何よりも幸せなことです」

 

 感謝に対する感謝。やっぱりこの人も大人なんだなと、そう思わせるような言葉だった。

 滅多にこうやってしっかり話すことはなくても、いつも私たちは大人に守られている。そしていつか私たちも大人になり、守る立場に立つ。そうして多分その時やっと、私とあなたは対等になれるのだ。見守ってきてくれたあなたに、心の底からのありがとうを言える。今取り交わしたこれは、その練習のようなもの。トレセン学園という場所から私がもらったものはたくさんあるから、たくさんの感謝が必要だ。何より私が、そうしたい。

 

「……じゃ、行ってきます」

「はい、いってらっしゃい」

 

 最後にそれだけ言葉を交わして、いつもより少しだけ長いたづなさんとの会話は終わる。これはきっと今日の始まりを告げる会話。とたんとたんと靴のリズムを校門から連なる通路に鳴らしながら、今日という日はそういうものだと今決まったと、何故だかそんな気がした。今日は、今までに感謝する日。今までの全てが、今の私を作るのだから。

 

 

「おはよー、みんな」

「おはようございます、セイちゃん」

「おはよう、セイちゃん!」

「おはよう、スカイさん」

「グラスちゃんもスペちゃんもキングもおはよー。……ふあ〜ぁ、まだ眠いかも」

 

 教室に入って数言挨拶を交わすと、すぐにあくびが漏れてしまった。気が緩んだ、ということか。いつものみんなに会えるのは、それだけ私にとって落ち着くことなのかも。それならやっぱり、これにも感謝するべきか? そうは思いはしたけれど、なんともそれは気恥ずかしい。私の口から出てきた言葉は、全然別の話だった。……まあ、それなりに心配してるのは本当なんだけど。

 

「……そういえばグラスちゃん、エルはまだ時差ボケ?」

「……はい。起こすのも流石に可哀想かなと、思ってしまって……私もまだまだ甘いですね」

「いや、その甘さは持ってていいと思うよ……」

 

 そう、帰国したばかりのエルのことである。実際にはばかり、というほどではないが、時差ボケが残っているうちは多分ばかり、なのだろう。グラスちゃんが起こさずそっとして置いているのは、多分それが時差ボケだけじゃないから。そこにあるもう一つの理由に、ちゃんと気が付いているから。なんて、多分私よりずっとエルのことはよく知ってるだろうけど。

 

「まだ、負けを引き摺ってるのかしら」

「そうですね。だいぶ元気は戻ってきているとは思いますが、それでも」

「……うん。電話越しに聞いたエルちゃんの悔しそうな声、私も忘れられないよ」

「そしてスペちゃんは、今度その敵討ちをするというわけだ」

「そう、なるのかな。……いや、そうだよね」

 

 結論から言えば、エルの海外遠征は、華々しい結果を収めた。それでもただ一つ、忘れられない負けがある。凱旋門賞での敗北が、多分エルにとっては一生忘れられない負けになる。一生忘れられない勝ちがあるのと、まったく何も変わらない理屈で。勝負とは常に、勝者と敗者に分かれるものなのだから。

 そしてそれが忘れられないとしても、きっと報われることはある。それは私たちみんなが知っていることで、私たちみんなで忘れないように互いに伝え合うことだ。私たちはライバルで友達、支え合いながらも競い合う存在なのだから。

 だから、スペちゃんのジャパンカップはリベンジマッチと言われている。「黄金世代」の絆というものが、それをそういう舞台にしている。私もきっとその日は全力で応援し、またターフで合い見えることがあればその時は全霊を以て叩き潰そうとする。それが、支え合いながらも競い合うということ。

 私たちは、一人では強くはなれないから。

 

「ジャパンカップ、応援してるわよ」

「ありがとう、キングちゃん」

「私からも、です。まだ来てないエルの分まで、先にお願いしておきますね」

「グラスちゃんもありがとう」

「負けないでよ、絶対に。君に勝つのは、他でもないこの私なんだから。……なーんて、ね」

「セイちゃんも、ありがとう。……そうだよね、私たちの勝負のためにも、だよね」

 

 うん、スペちゃんはよくわかっている。私の気持ちも、みんなの気持ちも。そして多分それはキングもエルもグラスちゃんも私も、「黄金世代」の全員が他の皆の気持ちをよくわかっている。それがこの関係。得難くて代え難いもの。ここにしかない、私たちの宝物。……やっぱり、感謝しなきゃいけないや。そう再決心するとすぐに、言葉は口から出て行こうとする。驚くほど、あっさりと。

 

「そういえば、改めてなんだけど──」

 

 そのつもりではあった。あったのだが。

 ガラガラと勢いよく、教室前の引き戸がスライドされる音がする。流石に皆が振り向くということはなかったが、その後の大声で流石に皆が振り向いた。教室中の、皆が。

 

「おはようございマース! エルコンドルパサーはまさに、起床、飛翔、最強デーース!!」

 

 ……初めてエルをとっちめたくなるグラスちゃんの気持ちがわかった、かもしれない。

 

「おはようございマス、グラス、セイちゃん、スペちゃん、キング! エル、絶好調、デス!」

「今日も時差ボケに苦しめられてたって聞いたけど?」

 

 そう鋭く刺してやると、うぐっ、とよろめく我らがエルコンドルパサー。確かにこの反応の良さはいじめがいがある。グラスちゃんの気持ちは、かなりよくわかる。私もキングとかフラワーとかあとトレーナーさんとか、人をおちょくるのは多分好きなたちだし。そう思考をふと伸ばしたところで、「トレーナーさん」のフレーズがやっぱり引っかかった。いかんいかん、友人との語らいの前でまであの正論男を思い出すのか。ええい、出て行け。……というわけで閑話休題、エルも揃ったところで改めて。

 

(あれ?)

 

 改めて、と思ったのに、口がぱくぱく動くだけ。みんなエルに注目してたから見てないとは思うけど、かなりみっともない。どうしたんだ、私。さっきと何が違うってエルだけじゃないか。一回タイミングを逃したのがそんなに恥ずかしいか、私。そうでなきゃなんだ。ええ、もしかしてやっぱりなのか。本当に一瞬、エルに連動して一瞬思い浮かべただけじゃないか。それでそんなに挙動不審になるなんて、やっぱり私、変になってるかも。そんなに、そんなに。

 

「そんなにきょろきょろしてどうしたのよ、貴女」

「あっ、キング。いや、特に」

「……珍しいわね、貴女がそんなにどもるのは。そういえばさっき、何か言おうとしてたみたいだけど」

「えーっと、それは」

「あらそうなんですか、セイちゃん?」

「あのね、グラスちゃん」

「えっセイちゃん、なになに」

「スペちゃんも、ちょっと待って」

「アタシにも聞かせてくだサーイ!」

「エルは黙ってて」

「ケ!?」

 

 ちょっと待って、待ってよ。今すごいめちゃくちゃな気持ちなのに、急いては事を仕損ずるよ。どうしようどうしよう、今喋ったらまずい気がする。ボロが出る。なんのボロが? いや、それもわかんないけどさあ! 急に降って沸いた気持ちとみんなへの感謝が混じったら、私本当にまともに喋れない気がするんだよ。もっと落ち着いて、ゆっくり喋らないと私じゃないじゃないか。

 そんなふうに私が思うことなどつゆ知らず、ぐいぐいと四人が距離を詰めてくる。ついでにトレーナーさんの影も見える気がする。いよいよ幻覚が見えるほど追い詰められているのか、私。

 ええい、ままよ。観念して、私はそのまま言葉を吐き出す。しっちゃかめっちゃかでちっとも私らしくない、けれど紛れもなく私の声だった。

 

「えーとさ、なんだろうね。いや、ほんとに大したことじゃないんだよ? だけどさ、なんとなく思っててさ。何がって、今日はそういう日だって」

「前置きが長いわね」

「うるさい、このへっぽこキング。まあとにかく、今日はそういう気持ちなの。ふと思ったことだけど、多分ずっと思ってたこと。私はみんなに、ありのままの感謝を伝えたい」

 

 だんだんと、言葉は収束する。私のものに、なっていく。

 

「感謝、ですか」

「うん。唐突でしょ? だけどさ、なんとなく今言いたいんだ。みんなに。……だめ、かな」

「ダメじゃないデス。大・歓・迎ですよ!」

「ありがと、エル。……なら、出来るだけ全部。私の気持ちを、伝えさせてほしい」

「うん。私もセイちゃんの気持ち、聞きたいな」

 

 きっとこうやって、急な話題も受け入れてくれるのがみんなの優しさ。あるいは私も共に積み上げた、ここにある強固な信頼関係。……それはトレーナーさんも同じかもと、何故だかまたトレーナーさんのことを思い出しながら。そうやって一瞬だけよそ見しながら、私は目の前の四人に言葉を告げる。

 

「キング。キングにはここに来てすぐ話しかけられたね。多分、初めての友達。なんだかんだで私によく話しかけてくれるお節介なお嬢様。同じチームに入ってきた時は驚いたけど、それも良かったと思ってる。ありがとう、私と出会ってくれて」

「……そんな素直な台詞、吐けたのね」

「あっ、ひどい。じゃあ撤回しようかな」

「おばか。撤回してももう聞いたから、忘れることなんてできないわよ」

「そうかも。これは一本取られた」

 

 ほんと、食えない子だ。それにしても思ったより、言葉はすらすらと並べられた。いつもの私じゃなくても、やっぱり私は私なのだろう。これも成長、変化の一つ。きっと、そういうことだった。

 

「じゃあ次はエル。いやー、最初見た時はほんとに驚いたよね、プロレスラーかっての。だけどすぐに割と話がわかる方だってわかって安心した。うん、それもだいぶ昔の話だね。元気だけどストイックで強くて、今だから言えるけどダービーの負けは本当に悔しかった。……でも、勝ち逃げはさせないよ。エルとまた一緒に、走りたいな」

「……はい! アタシも、セイちゃんと走りたいです」

「そう言ってもらえて嬉しい。とりあえず日本にまた慣れなきゃ、だけどね。ありがとう、エル」

「それは、こちらこそデスよ!」

 

 これで二人目。こんな長台詞を四人に囲まれて聞いてもらうというのは、ひょっとしたら相当恥ずかしい。だけど多分、必要なこと。したいこと。なら、やらない理由はないのだ。

 

「次は、グラスちゃん。グラスちゃんはさ、最初は高嶺の花って感じだった。私とは違って注目されていて、ずっとずっと強くて。だけどそれでも話せば通じるところがあって、同じことを考えられることもあって。私からあの強いグラスちゃんを支えられているのなら、それは結構嬉しい。……うん、グラスちゃんもありがとう」

「支えられていますよ、いっぱい。本当は一人で立てたらいいと思うのは、私のわがままなのでしょうが」

「それは私も思っちゃうな。そういうところも含めて、似た者同士なのかもね。意外と、かな」

「意外と、ですけど、不思議としっくり来ますね」

「うん。これからもよろしく」

 

 グラスちゃんと心を交わして、繋がりをこうやって再確認して。儀式は最後の段階へ移る。これは私から皆へのエールであり、私自身を奮い立たせるものでもある。他者を想うことが自分のためになるなんて、昔の私は思いもよらなかったはずなのに。

 

「最後に、スペちゃん。スペちゃんが多分、一番ばちばちやった。弥生賞、皐月賞、ダービー、菊花賞、天皇賞(春)、天皇賞(秋)。勝ったり負けたりだ。だけどスペちゃんはいつでも私に元気に話しかけてくれて、勝負を気にしてるのはバレバレなのにそうしてくれて。それが嬉しかった。君みたいな優しい子が、私のライバルでよかったよ。ありがとう」

「えへへ、なんだか照れ臭いね。でもこちらこそ、ありがとう。でも次戦うなら、その時は負けないから」

「それこそやっぱり、こちらこそだ」

「そうだね。セイちゃんみたいな走りは、私にはできないけど」

「もちろん私も、スペちゃんみたいな走りは出来ない。だけど、それでいいんだ。私たちにはそれぞれのいいところがある、それって当たり前じゃない?」

「……セイちゃん、変わったね」

「そうかな」

 

 変わった。それは自覚はしていたけれど、他人から言われるのはあまりなかったことかもしれない。自他共に認めるなら、きっとそうなのだろう。……そうやって変わったきっかけに思考を寄せると、また頬が熱くなる気がした。今はやめとこう。

 

「そうですね。セイちゃんだけじゃなく、みんな変わりましたね。私もキングちゃんも、スペちゃんもエルも皆」

「まあ、それなりに長い付き合いだもの。それでも縁が切れてないのなら、いいんじゃないかしら」

「はい。アタシもフランスで走ってる間、みんなのことをずっと考えてました。縁は、切れてない」

「でもきっと、それは滅多にないこと。だから多分私は、みんなにありがとうって言いたかったんだよね」

「……そうだね。私たちの繋がりは、きっと滅多なものじゃない。今じゃこれなしなんて考えられないけど、本当は奇跡みたいな確率で。だけど、会えてよかった」

 

 スペちゃんの言う通り、私たち五人はトレセン学園の同じクラスで同期という、それだけでは成り立たないような奇跡の繋がり。「黄金世代」と呼ばれるには、それから辿る道筋あってこそのものだ。私たちの努力の結晶、やり直したら二度目はない。

 だけど、だから。会えて、よかった。

 そうして、この儀式は終わった。チャイムが鳴って、私たちはそれぞれの席に戻っていく。時間は区切られ、また進む。けれど、繋がりは区切られないのだ。

 きっと、永遠にさえなれる。そう思った。

 

 

「ちょっとスカイさん、今日はトレーニングないわよ」

「知ってる知ってる、えーと、忘れ物しただけ! 帰っていいよ、キングは!」

「そりゃ帰るけど、なんだか腑に落ちないわね。まあいいわ、いってらっしゃい」

 

 とて、とて、ぱたり、ぱたり。白い床の上を足は跳ね、呼吸は踊る。本当に、どうしちゃったんだろう。さっきも関係ないタイミングであの人のことを考えて、授業が終われば一目散にチーム部屋に向かっている。キングの言う通り、今日はトレーニングなんてないのに。なのにたった一つの理由で、私はきっとそこへ向かう。

 ぐるり、ぐるり。校舎を回って、道のはずれを突っ切って。私の身体はわりかししなやかで、ゴムのように弾み目的地へ向かう。そんなに楽しみなんだ、自分でも驚くくらいに。本当に、なんでだろう。まあでも、答えは決まっている。昨日の私よりは、幾分はっきりした答えだ。やっぱり明日が来てよかった。心の底から、そう思う。

 がちゃり。ドアノブを回すと、あっさりと開いた。やっぱり定位置たる椅子と机に、陽だまりの下にあなたはいた。

 

「お疲れ様です、トレーナーさん」

「お疲れ様、スカイ」

 

 いつも通りの髪の毛と目つきと口元と、それなのにいつもよりきらきらして見える視界を確認して。私は今日のやりたいことに準えて、一つの目標を立てる。

 

(トレーナーさんに、ありがとうを伝えること)

 

 そう、心の中で宣言して。何でもない特別な一日の最後は、あなたへの感謝で締めくくりたい。それはきっと私のわがまま。理由もわからない、私の気持ちだ。

 のどかな秋の陽射しだけが彩る、散らかった狭い部屋。そんな風情も何もないシチュエーションで、私があなたに伝えたいことは。

 私は、あなたに。

 その先を、言葉にするためだった。

 私よ、どうか私のために。一歩、踏み出せ。

 




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