旧作メカ大リストラ祭をリストラした宇宙戦艦ヤマト2202   作:旭日提督

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 本作における地球防衛軍艦艇。

 2202原作からの改編点として、軍事的リアリティに反する中二病描写を排除した上で、米軍の船体分類記号に沿った2199式の艦種記号設定を遵守するものとしています。

 それに従い、以下の艦種記号を「2202」から廃止。
AAA
AAAAS
BBB
CCC
D
ZZZ
LP

 以下の艦種記号を「2199」のそれに追加。
FBBS
QBBS
TBBS
AGBB
CVS
CLS
DLS
FFS
PGS

 また、アンドロメダ級及び主力戦艦からショックフィールド及び重力子スプレッドを削除、同跡地はセンサー類を設置していると設定。更に主砲口径を2202以前の潮流に沿った数値に回帰させています。
 設定全長については変更なし。
 
 また、時間断層の生産力をナーフ。原作の10倍から3倍にダウングレードし、過剰な物量戦を阻止。ガトランティスからはカラクムルの生物兵器設定とカノーネを削除、生産力を旧作並としたので両陣営の艦隊規模は「さらば」「2」に沿ったものとなります。

 艦隊の編成については、「宇宙戦艦ヤマト」という作品が本来WWⅡ洋上艦を念頭に置いた浪漫ものであるという事実を最大限考慮し、主力戦艦を含めた戦艦は高価値目標たる主力艦と設定。その護衛や斥候役、汎用艦として巡洋艦、駆逐艦等の存在を定義しています。
 つまり、本作の戦艦は純然たる戦艦であり、戦艦の姿をした現代駆逐艦やモビルスーツのようなサムシングではありません。戦艦のみで編成された2202本編中の両陣営の大艦隊は本作においては艦載機や突撃駆逐艦の草刈り場にしかなりませんのであしからずご了承下さい。

 stellarisでオール戦艦艦隊がオールミサイルコルベット艦隊に容易く狩られるのと同じです( )


2202年当時の地球防衛軍装備(1 主力艦)

【戦略指揮戦艦/FBBS】

 

アンドロメダ級戦略指揮戦艦

 

【挿絵表示】

 

就役時の十一番艦〈パールヴァティ〉。本艦を含めた6~12番艦は中期型に属し、アンドロメダⅡ級と分類されることもある

全長:444m

全幅:114m

全高:140m

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン

   (1軸ノズル×4基、4軸ノズル×1)

乗員:211名

武装:拡散波動砲×2門

   Mk.3 50.8cm三連装衝撃砲×4基

   艦首魚雷発射管×4門

   四連装対艦グレネード投射機×2基

   亜空間魚雷発射機×4基

   短魚雷発射管×16門

   多連装ミサイル発射機×16基

   Mk.300 VLS×8セル

   対空パルスレーザー砲塔×4基

   拡散型対空パルスレーザー砲塔×1基

搭載機:戦闘機×36機

    偵察機×2機

    連絡機×2機

    内火艇×2隻

同型艦

FBBS-001 アンドロメダ

(以下は2202年当時建造中)

FBBS-002 アルデバラン

FBBS-003 アポローン

FBBS-004 アキレウス

FBBS-005 アンタレス

 

 地球連邦が初めて建造した戦略指揮戦艦。防衛軍艦隊の旗艦となるべく最高峰の技術がふんだんに投入され、200隻以上の艦船を同時に指揮管制することができる。

 また、2202年当時の地球防衛軍艦隊の決戦戦術である統制波動砲戦*1を実現するため、高度な波動砲照準/発射管制機能を有している。

 また特筆すべき点として、本級のために開発された連装拡散波動砲や20インチショックカノンの威力はかの宇宙戦艦ヤマトを凌ぐほどの地球艦隊随一の高火力を誇り、本級を地球防衛軍の最強艦足らしめる一因となっている。

 一番艦アンドロメダは西暦2201年11月19日に時間断層工厰にて起工され、翌年11月29日に竣工。防衛軍艦隊総旗艦への就役に先立って各種艤装品のテストに従事している。

 なお、ネーム・シップであるアンドロメダの起工と同時に二番艦アルデバランは欧州管区ムィコラーイウ黒海造船所、三番艦アポローンは北米管区ニューポート・ニューズ造船所、四番艦アキレウス及び五番艦アンタレスは月面ダイダロス・クレーター宇宙軍工厰にて起工され、2203年度後半から2204年度中の竣工を目指して建造中である。

 

 

【戦艦/BBS】

 

ドレッドノート級主力戦艦

 

【挿絵表示】

 

二十二番艦〈扶桑(Ⅱ)〉。手前のリヴァモア級駆逐艦は〈陽炎〉ないし〈峯風〉とされているが詳細不明

全長:250m

全幅:62.3m

全高:99.0m

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン

    (1軸ノズル×2基、4軸ノズル×1基)

乗員:95名

武装:艦首拡散波動砲×1門

   Mk.1 40.6cm三連装衝撃砲×3基

    (バッチ2、3はmod.1を搭載)

   15.5cm六連装大型艦橋砲×1基

    (バッチ2以降は撤去)

   四連装対艦グレネード投射機×2基

   小型魚雷発射管×4門

   中型魚雷発射管×8門

   Mk.241 VLS×16セル

   Mk.298 VLS×8セル

   短魚雷発射管×12門

   多連装ミサイル発射機×12基

   対空パルスレーザー砲塔×4基

   拡散型対空パルスレーザー砲塔×3基

搭載機:輸送機×2機

    内火艇×4隻

同型艦(土星沖会戦までの竣工艦)

 (バッチ1)

BBS-01 ドレッドノート

BBS-02 デバステーション

BBS-03 ダンカン

BBS-04 ドミニオン

BBS-05 ダイダム

BBS-06 ドレーク

BBS-07 デヴォンシャー

BBS-08 ダートマス

BBS-09 ダイアナ

BBS-10 ダナエ

BBS-11 ダイドー

BBS-12 ドリス

BBS-13 ダブリン

BBS-14 ダイアモンド

(バッチ2)

BBS-15 ボロディノ

BBS-16 デアフリンガー

BBS-17 ジャン・バール

BBS-18 アンドレア・ドーリア

BBS-19 ダンケルク

BBS-20 榛名(Ⅱ)

BBS-21 比叡(Ⅱ)

BBS-22 扶桑(Ⅱ)

BBS-23 山城

BBS-25 河内

BBS-27 加賀

BBS-28 デラウェア

BBS-29 薩摩

BBS-30 ウォースパイト

BBS-31 クイーン・エリザベス

BBS-34 テネシー

BBS-39 ツタンカーメン

 (バッチ3)

BBS-48 ドーントレス

BBS-49 ヘルゴラント

BBS-50 クロンシュタット

BBS-51 ワシントン

BBS-52 ノース・カロライナ

BBS-53 カイオ・デュイリオ

BBS-54 シュフラン

BBS-55 リバダビア

BBS-56 テゲトフ

BBS-57 シュツェント・イストファーン

 

 地球防衛軍艦隊の主力をなす2202年当時の標準型宇宙戦艦。

 旗艦級戦艦であるアンドロメダ級戦艦と比較すると諸外国の重巡洋艦程度しかない小柄な艦体が特徴だが、これは当時の地球連邦構成各国が建造可能な最大級のサイズを上限として設計されたためである。

 本級の設計にあたっては当時の防衛軍艦隊の決戦兵器である拡散波動砲を搭載しつつ可能な限り艦体規模を抑えることを至上命題とされ、地球初の波動エンジン搭載艦である宇宙戦艦ヤマトから長距離航海に必要な各種設備や戦闘機格納区画、過剰な対空艤装を削減し合理化する形で行われた。そのため、諸外国の戦艦と比較すると海防戦艦的性格が強く、3ヶ月以上の連続した作戦行動にはやや難がある。

 一番艦ドレッドノートを始めとするバッチ1は先行するプロメテウス級実験艦の試験結果を反映する形で時間断層工厰にて起工され、2202年4月中に相次いで就役し、防衛軍初の戦艦戦隊を編成した。

 十五番艦ボロディノ以降のバッチ2各艦はバッチ1起工と同時に地球連邦構成各国の造船所で起工され、バッチ1の運用実績を踏まえた小改正が行われている。

 具体的には、用兵側から不評であった15.5cm六連装大型艦橋砲を撤去しセンサーを増設、主砲は旋回速度を改善したMk.1(mod.1)40.6cm三連装陽電子衝撃砲に換装、一部艦内区画配置の見直しを行っている。

 就役後の本級は各惑星駐留艦隊旗艦として配備された艦を除き、地球艦隊主力として決戦艦隊である太陽系外周第1、第2艦隊に集中配備され運用されている。

 

コンゴウ級宇宙戦艦

全長:205m

主機:核融合推進機関×1基

武装:35.6cm陽電子衝撃砲×1門

   35.6cm三連装高圧増幅光線砲×4基

   魚雷発射管×8門

   Mk.282 VLS×16セル

   対宙機銃多数

搭載機:連絡機×2機

同型艦

BBS-551 金剛(Ⅰ)

BBS-552 榛名(Ⅰ)

BBS-553 吉野

BBS-554 妙高(Ⅰ)

BBS-555 霧島

BBS-556 比叡(Ⅰ)

BBS-557 鳥海

BBS-558 扶桑(Ⅰ)

 

 2174年度より就役した戦艦。

 第二次内惑星戦争、ガミラス戦役を通して運用されたが、ガミラス戦役中に〈霧島〉を除く全艦が撃沈された。

 2202年当時は既に旧式化して久しく、〈霧島〉一隻のみが辛うじて予備役に留まっている。

 なお、本級の設計を波動エンジンに適合させた上で暫定的な太陽系防衛戦力として急造された艦級がシュガーローフ級重巡洋艦である。

 

 

【自動戦艦/QBBS】

 

セッツ級自動戦艦

 

【挿絵表示】

 

一番艦〈摂津〉。艦橋に代わって設置された扁平な送受信アンテナが特徴

全長:268m

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン

    (1軸ノズル×2基、4軸ノズル×1基)

武装:艦首拡散波動砲×1門

   Mk.1 40.6cm三連装衝撃砲×3基

   四連装対艦グレネード投射機×2基

   小型魚雷発射管×4門

   中型魚雷発射管×8門

   Mk.298 VLS×8セル

   短魚雷発射管×12門

   多連装ミサイル発射機×12基

   拡散型対空パルスレーザー砲塔×2基

(同型艦)

QBBS-1001 摂津

AGBB-1 プロメテウス

AGBB-2 エピメテウス

※二、三番艦はプロメテウス級実験艦より改装

 

 セッツ級自動戦艦は防衛軍初の全自動型戦艦として、建造中のドレッドノート級主力戦艦及びプロメテウス級実験艦を流用し建造された無人戦艦である。

 本級を含めた2202年当時の防衛軍無人艦は、ガミラス戦役に伴う人的資源の深刻な枯渇に対する防衛軍の対策として計画されている自動艦隊構想に先立つ技術実証艦として建造され、全艦が参謀本部直属の第101艦隊に集中配備の上運用されている。

 本級は3隻とも宇宙戦艦ヤマトの叛乱に伴う鎮圧作戦に投入されたが、〈ヤマト〉と本級3隻を含めた第101艦隊の間で生起したケレス沖会戦にて三番艦〈エピメテウス〉が轟沈している。

 

 

【練習戦艦/TBBS】

 

ジャンヌ・ダルク級練習戦艦

全長:205m

主機:次元波動エンジン

武装:40.6cm軸線陽電子衝撃砲×1門

   Mk.1 40.6cm三連装衝撃砲×2基

   35.6cm三連装陽電子ビーム砲×1基

   Mk.12 12.7cm三連装衝撃砲×1基

   魚雷発射管×8門

   Mk.282 VLS×16セル

   対宙機銃多数

搭載機:連絡機×2機

同型艦

TBBS-1 ジャンヌ・ダルク

TBBS-2 鹿島

TBBS-3 香取

TBBS-4 クリシュナ

 

 ジャンヌ・ダルク級練習戦艦は、続々と就役する波動エンジン搭載艦艇の乗員を練成するべく急遽建造された練習戦艦である。

 艦体はシュガーローフ級重巡洋艦(金剛改型戦艦)を流用しつつ一部艤装をドレッドノート級主力戦艦やリヴァモア級突撃駆逐艦と共通のものに換装することにより、2202年当時の新鋭艦に配備された装備品に対応した訓練を行うことができるように配慮されている。

 就役後の同級は全艦が第1練習艦隊に配備され、新たな宇宙戦士を送り出すべく日々修練に励んでいる。

 

【空母/CVS】

 

アマギ級攻撃空母

 

【挿絵表示】

 

デザリアム戦役時の一番艦〈天城〉。就役時とは舷側エレベーターと艦尾形状が異なる

全長:278m

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン

    (2軸ノズル×2基)

    (3軸ノズル×1基)

    (4軸ノズル×1基)

武装:艦首拡散波動砲×1門

   Mk.1(mod.1)40.6cm三連装衝撃砲×2基

   四連装対艦グレネード投射機×2基

   小型魚雷発射管×4門

   中型魚雷発射管×8門

   Mk.241 VLS×16セル

   Mk.298 VLS×8セル

   短魚雷発射管×12門

   多連装ミサイル発射機×12基

   対空パルスレーザー砲塔×4基

   拡散型対空パルスレーザー砲塔×5基

   多目的ランチャー×6門

搭載機:戦闘機/攻撃機×44機

    輸送機×2機

    内火艇×4隻

同型艦

CVS-01 天城

CVS-02 赤城

CVS-03 葛城

CVS-04 フューリアス

CVS-05 カレイジャス

CVS-06 グローリアス

CVS-07 松島

 

 2202年時における地球防衛軍唯一の空母。

 実態は空母とは名ばかりの航空戦艦であり、その嚆矢は主力艦隊に随伴する防空戦闘機隊の搭載母艦として計画された軽空母建造計画に端を発する。

 原案となった軽空母計画は波動砲艦隊構想の実現が優先されたため廃案となったが、同構想の中核を成すドレッドノート級主力戦艦には戦闘機運用能力が無いことからエア・カバーの不在は依然として深刻な問題として受け止められていた。

 そこで、可能な限りドレッドノート級主力戦艦の戦闘能力を維持しつつ艦隊防空のための戦闘機隊の運用能力を付与する形で建造されたのが本級である。

 一番艦〈天城〉から六番艦〈グローリアス〉までは建造中又は計画中のドレッドノート級主力戦艦を流用する形で建造されたが、ガトランティス戦役勃発後に起工された七番艦〈松島〉は、本級の設計を流用して建造されていた準同型艦であるアスカ級補給母艦一番艦〈飛鳥〉の船殻から補給艦設備を取り外し、波動砲を装備する形で急遽建造された。そのため、〈松島〉のみ他の同型艦とは艦内区画配置に若干の差違がある。(なお、〈松島〉に船殻や艤装の大半を供出した〈飛鳥〉はガトランティス戦役終結後に改めて建造されている)

 就役後の同級は第1~第3内惑星巡航空母艦隊に各2隻ずつ配備され、防衛軍艦隊の貴重な母艦戦力として運用されている。

*1
拡散波動砲搭載艦多数を用いた戦列により、規模で勝る敵艦隊を一挙に殲滅する艦隊機動戦術。これを実現するべく計画された艦隊整備計画が波動砲艦隊構想である。

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