トリニティセブン 短編集   作:真藤陽人

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 タイトル通りアナとアーシャのお買い物です

 ただそれだけだと短くなる気がしたのでこの話と関係したおまけも付けます

 顔も知らない魔王候補に恋をしたのが終焉を知らない聖女で、本来のトリニティセブンな
  の良いですよね

 誰かの為に頑張り続けたアナとアナの為に頑張るアーシャをご覧ください

 書くためにアナスタシア聖伝を読み返したんですがアナとアストラルがヤバいっす


アナとアーシャのお買い物+α?

 これは神曲門に向かう為に力を蓄えていたある日の事

 

 アカーシャ学園下の町

 

 ビブリア学園と同じくそこには多くの人々が住んでおり、人が住むために必要な店が 

  揃っている

 

 そんな街中の女性用の服を売っている店内で2人の少女が談笑していた

 

 「こうしてアナと買い物をくるの凄く久々ね」

 

 「そうだね、以前は学園の制服があればそれでよかったから・・・」

 

 「もうそんな暗い顔しないでよ、今のアナには幾らでも先があるんだから」

 

 「・・・そう、だね。ありがとうアーシャ」

 

 「別にいいわよ、私達は友達なんだから」

 

 長い黒髪をなびかせる少女 アナは嬉しそうに言葉を返す

 

 「そんな僕の友人であるアーシャに折り入ってお願いがあるんだ」

 

 「あの魔王候補が気に入りそうな服を選びたいって言うんでしょ?」

 

 「うん、僕だけでは自信が無いから」

 

 「本当、アナは一途ね~」

 

 「そうかな? だけどうん、アラタくん以外の人は考えられないと思う」

 

 「・・・はぁ、私も魔王候補には感謝してるしアナの頼みだから付き合うわよ」

 

 「本当かい⁉ ありがとう、アーシャ」

 

 「ていうか私に頼まなくても本人に聞いたり付き合わせたりすればよかったじゃない」

 

 「聞いては見たんだけど【アナはそのままで十分可愛いよ】と言われてしまっ

   て・・・他にも色々聞いてみたんだけどこういうお店では無い物ばかりだったか

   ら」

 

 「あの魔王候補、本っ当に欲望に忠実ね」

 

 「あはは、それでアラタくんと一緒に出掛けるのも考えてみたんだけど最近の彼は疲れ

   ていたから、休んで欲しいんだ」

 

 「そんなことないわよ、あの男なら喜んで付き合って休みよりもリラックスするはず 

   よ」

 

 「そっか・・・それじゃあ次からは誘ってみる事にするよ」

 

 満面の笑みで返すアナに親友であるアーシャをしても何とも言えなくなる

 

 「アナは我慢し過ぎなのよ、私もそうだけどもっとあの魔王候補に甘えてみたらいい

   じゃない」

 

 「だ、だけどそんな事をしてアラタ君に嫌われたり面倒な女の子だと思われたりしない

   かな?」

 

 「アナは考えすぎよ、試しに今日選んだ服を褒めて貰えたら甘えてみたらいいじゃな

   い、アストラルにしてるみたいに」

 

 「ア、アーシャ⁉ 僕は別にアストラルに甘えていた訳じゃ・・・」

 

 「でもアナ、あの魔王騎士と過ごしていた時とっても楽しそうだったじゃない」

 

 「そ、そうだね。確かにあの時は先の無い僕にとってとても幸せな時間だった」

 

 「それだけじゃないわ、私の見ていない所で甘えていたじゃないの」

 

 「どうしてアーシャがそれを知っているんだい?」

 

 「そんなのずっと見ていたからに決まってるじゃない、私は常に穴の事を見ているの

   よ」

 

 「とにかく、僕がアラタ君に甘えるだなんて・・・」

 

 髪を弄りながらモジモジしだすアナ。アーシャはその姿を魔王候補に見せれば一発で

  しょうに、と心の中で思う

 

 「このままだと進まないから服を選ぶわよ、ほら試着してみましょう」

 

 「これを着るのかい?」

 

 「そうよ、アナはあまり肌をさらさないからたまには着てみないと」

 

 「そうだね、アラタ君も露出の多い女性が好みかもしれない」

 

 「そうそう。という訳で次はこれとこれ、あっこれもいいわねー」

 

 「あ、アーシャ? そんなに多くは・・・」

 

 「何言ってるの、あの魔王候補の気に入る服を見つけるんでしょう?」

 

 「・・・うん、少し恥ずかしいけれど頑張ってみるよ」

 

 「それでこそアナね、頑張りましょう」

 

 実はアラタの気に入る服を選ぶ名目でアナに色々な服を着せて楽しみたい

 

 そんなアーシャの思惑にアナが気づく事はなかった・・・

 

 

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 おまけ?

 

 アカーシャ学園での特訓に精を出すアラタ

 

 だが時に休まなければ意味はない、という訳でその日のアラタは休みだった

 

 だが休みだからと言って特にする事がある訳では無く、魔導書やジュデッカと町を歩

  き回ってリラックスすると既に日は沈んでいた

 

 そうして過ごした日の終わり、アラタの部屋に来客が現れる

 

 「アラタくん、少しいいかな?」

 

 「アナか、待ってくれ今開ける」

 

 声の主の正体が分かり扉を開けるアラタ、その扉の先に居たのは

 

 「ど、どうかな? あまりこう言った事は詳しくなくてアーシャに手伝って貰ったん

   だ・・・」

 

 見慣れているアカーシャ学園の制服では無い

 

 赤色と白のミニスカートに肩をさらす白のトップス

 

 そして紺色のベレー帽

 

 何処からどう見ても本気を感じさせる服装だった

 

 「・・・めっちゃ可愛いな、正直見惚れてたよ」

 

 「っ⁉ 本当かい? それなら良かったよ・・・」

 

 「あぁ、制服姿のアナも可愛かったけど今のアナも可愛いよ」

 

 「アラタ君のお気に召してみたいで僕も嬉しいよ、それでだけど・・・」

 

 いつになくソワソワモジモジするアナに違和感を覚えるアラタ

 そうしていく幾分かが経った頃、遂に

 

 「もしよければなのだけれど僕の頭を撫でてくれないかい?」

 

 「ん? そんなことでいいならいいぞ」

 

 そう言いながらアナの頭を優しく撫でるアラタ

 

 「そうか、アリンさんやユイさんたちが撫でてもあっている時の気持ちが分かったよ」

 

 「そうか? 俺としては普通に撫でてるだけのつもりなんだけどな」

 

 「そうだね、きっと皆その普通が好きなんだよ」

 

 「そっか、それじゃあ戻ったらまたやってみるよ」

 

 「うん、そうしてあげるべきだよ・・・だけどその、僕もたまにでいいから撫でてくれ

   る、かい?」

 

 「当たり前だろ、アナも俺の大切な友達だからな」

 

 そうしてしばらくの間アラタに撫でられ続けるアナだった・・・

 

 

                              おしまい




 アナの口調がおかしくなってる気がしますが許してください

 「自分は存在してはいけないと思っていたアナがアストラルに甘えるように新たに甘え
   る」そんなシーンが描きたくなったんです

 そして次回なのですがまたまた未定・・・聖にするか魔導書二人にするか、のんびりかん
  がえます

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