ナノカレコード~顔無し手品師のうわさ~   作:唐揚ちきん

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第四十二話『中沢君と幸福の揺り籠』⑧

 冷静になって考えるんだ、俺。

 幻影世界に囚われている魔法少女を目覚めさせたのはこれは初めてではない。

 アリナ・グレイや梓さんの時では化け物に襲われることも、痛みや怪我を受けることもなかった。

 つまり、この事態は彼女たちの時と深月ちゃんの時での違いによって、引き起こされたということ。

 二人の時にはせず、深月ちゃんにだけあったことは一体何だ?

 思考を集中させているところで、腸の化け物が再度、俺を狙って迫り来る。

 死ぬ……! 本当に殺される……!

 久しく感じていなかった本物の死の気配に俺は息を呑んだ。

 

「アリナをスルーしようなんて……ワンハンドレッドイヤーはスピーディーなんですケドッ!」

 

 肌に受けた傷をすぐに治癒させ、アリナ・グレイが俺の前へ(おど)り出た。

 虚空を撫でるように手を広げる。

 すると、指先が通過した場所から黄緑色の立方体が横並びで出現した。

 宙に絵を描くかのように生み出した立方体をそれぞれ一つずつ分割させ、光線を発射させていく。

 空間の境となる幻影世界の壁さえ貫く破壊の光。

 しかし、腸の化け物には何の手傷さえ負わせられない。

 

「なッ、アリナの魔法を……」

 

 直撃はした。

 避けられたのでもなければ、防がれた訳でもない。

 当たった上でなお無傷。

 だからこそ、あのアリナ・グレイでさえ戦慄している。

 止まらない。分銅の腕が小枝でも払うかのような動作で、彼女を押し退けた。

 だが、質量を伴った重厚な一撃はアリナ・グレイの身体を最も容易く弾き飛ばす。

 

「ガッ……」

 

 俺は交通事故を間近で見たことはない。

 しかし、人が車に()ねられる瞬間というものは、きっと目の前の映像に限りなく似た光景なのだろう。

 アリナ・グレイは()()()()吹き飛び方をした。

 つまり……。

 

「うわあぁぁぁぁぁーー……!」

 

 情けない絶叫が俺の口から(ほとばし)る。

 ひしゃげた人体が、宙を舞い、頭から地面へ落下した。

 鈍く水気を含んだ衝撃音が否応なしに鼓膜から入り込む。

 アリナ・グレイは地面に叩き付けられ、赤い血溜まりをゆっくりとその場に広がった。

 胃の縁から酸味のある内容物が逆流しようと追い立ててくる。

 思考などとうに停止していた。

 あるのは恐怖心。気が狂いそうになるほどの死への恐怖心だけ。

 どうにか起き上がるが、足が完全に竦んでいる。立ち上がれたのですら奇跡に近い。

 世界が酷く遅くなって映る。水の中に居るみたいに身体が重く、動きも鈍かった。

 二つの分銅が平たい面同士を向い合わせるようにして、大きく開く。

 それはまるでシンバルを演奏しようとする音楽家のようにも見えた。

 だが、その隙間に入れられて、今まさに潰されようとしているのは俺の頭だ。

 死……ぬ……? 俺が……? 本当に……?

 死の間際まで来て、逆に俺の意識は自分の命が失われることへの実感が薄まった。

 漠然と頭にあった死と、目の前のものがもたらそうとする死が重ならない。

 繋がらない。

 納得が行かない。

 悪夢めいた殺され方に現実感が追い付いて来ない。

 俺は……まだ何も、成し遂げられてないっていうのに……。

 殺意のシンバルが閉じていく。

 死っ……。

 

「なァァめェェるゥなァァァァ!」

 

 地獄の底から這い出したような憤怒の叫びと共に、縦一列の黄緑色の立方体が発生し、腸の化け物の真横から押し上げるかのように光線を放つ。

 損傷こそなかったものの、空中を浮遊していた腸の化け物はその出力に突き上げられ、俺を押し潰すはずだった分銅は斜めにずれて嚙み合った。

 ゆらりと立ち上がったアリナ・グレイは九十度傾いた頭を力づくで元に戻す。

 骨と骨が擦れ合う激しい音が響き、無理やりパーツの位置を整えた彼女は赤い色彩で装飾された凄絶な笑みを浮かべた。

 

「ダメージにはならなくても、キャンセルされてる訳じゃない。なら、アリナの魔法のアウトプットをアップするだけ!」

 

 言うが早いか、腸の化け物を取り囲むように立方体が陣を描く。

 縦横斜め、数えるのが馬鹿らしくなるほどの(キューブ)が包囲網を形成した。

 

「メニーメニーメニーメニーメニーメニーメニーメニーモアァァッ!」

 

 黄緑色の光の波状攻撃。

 眩い光の渦が腸の化け物を覆い尽くす。

 不健康な輝きが異形のキャンバスを塗り潰していく筆のように映った。

 過剰とも思えたアリナ・グレイの連撃。

 だが、薄れた光の内側からは無傷に近い腸の化け物が姿を見せる。

 

「これでもノーダメージ!?」

 

 驚愕するアリナ・グレイの声。

 いや、それは違うと俺は内心で彼女の言葉を否定する。

 確かにあの魔法の連射によって、損壊している様子はない。

 しかし、一点。一点だけ明らかに先ほどと異なる部分が腸の化け物にはあった。

 閉じられていた目蓋(まぶた)はしっかりと開かれている。

 外気に露出したのは眼球ではなかった。

 顔だった。

 持ち上がった目蓋がまるで頭巾のようにも見える。

 それを目撃した瞬間、俺は薄っすらと感じていた疑問が解けていくのを感じた。

 この牧場に入って来た時、視界には動物しか居なかった。

 俺はてっきり深月ちゃんを見つけられなかったものとばかり思っていたが、それは誤りだった。

 間違いなく、あの時には動物以外は存在していなかったのだ。

 深月ちゃんも、彼女の両親も()()()()()()()に過ぎなかったのだ。

 では、本物の深月ちゃんはどこに居るのか。

 その答えは既に俺自身が最初に見出していた。

 

「……初めからそこに居たんだな。深月ちゃん……」

 

 俺はまっすぐに彼女の顔を見つめて、名前を呼んだ。

 腸の化け物の目蓋の下から現れた“美月ちゃんの顔”へと。

 虚ろな瞳の深月ちゃんは、俺を無表情で見下ろしていた。

 

『………………』

 

 つまりはそういうこと。

 本物の深月ちゃんは、最初から牛の中で俺たちを観察していたのだ。

 考えるべきだった。幻影世界なら夢を見る魔法少女自身さえ作り出せる可能性を。

 

「深月ちゃん! 何でだ!? 何で、俺を殺そうとするんだ!? そんなにもお父さんとお母さんの死を認めさせる俺が憎いのかよ!」

 

 言葉が通じる状態なのかは分からなかったが、聞かずにはいられなかった。

 自分のやっていることがどれだけ残酷なのかは理解していたつもりだ。それでも殺さないと我慢できないほど辛いものだったのか。

 そんなにも俺が許せなかったのか……!

 

『オレの……父ちゃんと母ちゃん……を……』

 

 虚ろな瞳で深月ちゃんが口を開く。

 

『父ちゃんと、母ちゃんを……殺したのはオレだった……』

 

 耳を疑った。

 聞き間違いか、そうでなければ、俺の耳がおかしくなったのかと思うほど、その言葉は理解しがたいものだった。

 

「え……殺したって、どういう……?」

 

 深月ちゃんの両親を殺したのは魔女だったはずだ。

 だから、彼女は魔女が許せないのだと俺に言っていた。

 それとも自分が二人を守れなかったことを、殺したと感じているのか。

 だが、俺の淡い希望を打ち砕くように彼女は告げた。

 

『魔女なんていなかったんだ……。あの日、火事を起こしたのは……オレだったんだよ……』

 

「は……? 何を、何を言ってるんだよ、深月ちゃん!? 俺に嘘を吐いてたってことか?」

 

『違う。オレが、忘れてただけ……オレがそう願ってただけ……でも、全部思い出しちまった……』

 

 深月ちゃんは俺に打ち明ける。

 きっと彼女が一番知りたくなかった真実を告白する。

 

『……あれは母ちゃんが揚げ物をしてた時だった……』

 

 俺の網膜に彼女の言葉が映像となって映写される。

 きっかけは、ちょっとした母親の小言。

 教育熱心な母親が零した、奔放(ほんぽう)な娘への文句。

 気分を害した娘はその反発心を可愛らしい暴力として発露させた。

 だけど、それが最悪の悲劇を生んでしまった。

 娘の蹴った足が、母親の意識を逸らし……そして揚げていた鍋を誤ってひっくり返す事態を引き起こした。

 

『気付いた時には赤い炎の中に居た……燃えてたよ……何もかも……』

 

 紅蓮の炎が周囲を囲んでいた。

 家具が、部屋が、燃えていた。引火した炎は瞬くまで娘の日常(セカイ)を呑み込んだ。

 

『父ちゃんも、母ちゃんも……全部……全部……燃えてたよ……』

 

 燃え盛る火炎の家で娘が出会ったのは白い小さな獣。

 獣に願いを問われた娘は願った。

 “このことを無かったことにして欲しい”と。

 そして、娘は何もかも忘れた。

 悲劇の理由も、その悲劇を引き起こした真犯人も“なかったこと”にした。

 代わりに願いの影響で植え付けられたものが“自身の両親は魔女に殺された”という事実無根の認識。

 

『魔女は……オレだった……。オレが……殺したいほど憎んだ魔女は……オレのことだったんだよ……!』

 

 ()に落ちた。

 回想する歴史(えいぞう)から戻った俺は、彼女の殺意の理由に納得が行った。

 

『思い出しちまった……お前のせいだぞ、中沢ぁ……オレはずっと、ずっと忘れたのに……。思い出したくなかったのに……それなのに……』

 

 深月ちゃんの願い事で捻じ曲げられていた真実。

 それが暴いたのは、俺の言葉。

 彼女が触れないようにしていた深層心理を掘り返してしまったということか。

 恐らくはこの幻影世界が深月ちゃんの精神意識に繋がっているからだろう。

 両親の死を認めさせようとした発言が、彼女の閉ざしていた心の目蓋をこじ開けてしまったのだ。

 

『それなのに……お前は全部、認めろっていうのかよ……! 父ちゃんも母ちゃんも死んだことを……オレが二人を殺したってことも全部……全部全部全部見ないといけないのかよぉ、中沢ぁ……!』

 

 加工したような響きの声音が俺に彼女の絶望を突き付ける。

 あまりにも重く、あまりにも救いようのない想いの吐露。

 だからこそ、彼女は……本物の深月ちゃんは牛の中で見ていたのだろう。

 何も知らない幸福な幻影の自分とその両親の姿を、すぐ近くでずっと眺めていた。

 彼女の誠実さが、直接ではないにしろ両親の命を奪った本物の自分を許容できなかったから。

 その感情が、悲しいほど理解できた。

 

「……それでも」

 

 その上で、俺は言わなくてはいけない。

 

「それでも、深月ちゃんは見ないと……駄目だよ……」

 

 だって、それじゃあ、深月ちゃんがあまりにも報われないだろう?

 居もしない復讐相手を探して、真実から目を背け続けるのが彼女の幸せだなんて、俺は思えない。

 どれだけ残酷でも、どれだけ救いようがなくても、真実を知らないままでいるよりはずっといいはずだ。

 

『オレに苦しめって……? 真実を知って、父ちゃんも母ちゃんを殺した罪を(つぐな)えって……そういうんだな……? お前はオレを裁きたいんだな、中沢ぁ!』

 

 虚ろな瞳から泥のような濁った涙が地面へ零れ落ちる。

 その泥の涙が降り積もり、俺の足元まで一面をドロドロと埋め尽くしていく。

 

「……! この感触ってまさか……」

 

 泥沼のように足を呑み込む(やわ)らかな感触は見る見るうちに固く変化し、俺の足を地面へ縫い付けた。

 気付いた時には完全に固着し、どこにも逃げられない。

 

「ッ、何が何でもアリナのこと、スルーするつもり? それならアリナもドッペルを……!」

 

 俺たちが会話をしている隙に受けた傷の治癒を終えていたアリナ・グレイは自分の首元に付いたソウルジェムに手を伸ばす。

 だが──。

 

「……穢れが溜まってない! どうして!?」

 

 自分のソウルジェムの状態を知覚して、驚愕の声を上げた。

 その理由は俺には分かる。環さんの状態と同じだ。

 彼女はかつて否定の魔法をドッペルに受けた。

 内側にあった穢れは拒絶され、ソウルジェムは大幅に濁り辛くなる。

 本来であれば、魔法少女にとっては願ってもない状態だが、戦術の一つとしてドッペルを組み込んでいたアリナ・グレイにとってはマイナスに働いてしまったのだ。

 

『中沢ぁ……お前も思ってるんだろ……。オレが……魔女だって……親殺しの化け物だって……!』

 

 泥の涙は止まらない。

 更に積もり続ける泥は既に俺の膝上にまで達していた。

 コンクリートブロックに埋まったかのように下半身が動かせない。

 

「違う! そうじゃないんだ、深月ちゃん! 俺が……俺が言いたいのは、そういうことじゃない!」

 

 ああ、どうして俺はこんなにも頭が悪いのだろうか。

 ヌルオさんの説得することも、慰めることも、救いになるような言葉を言ってあげられない。

 生き残ったのが、俺じゃなくて、ヌルオさんだったのなら、きっと今の深月ちゃんだって助けてあげられたんだ。

 ……そうか。俺も同じなんだ。

 

「深月ちゃんは……生き残ってしまったことを後悔してるんだな? 自分のせいでお父さんとお母さんが死んだのに、のうのうと生きてる自分が許せないんだな?」

 

『……!』

 

「分かるよ。俺も同じだ。俺がもっと強ければ、ヌルオさんはあの時死ななかったのにって思う」

 

 何だよ。現実を見つめろなんて言っておいて、俺だって出来ていないじゃないか……。

 その理由は明白だ。

 なぜなら俺の都合の良い世界にヌルオさんは出て来なかったのだから。

 ヌルオさんと出会えば、俺は俺が生き残ってしまったことを後悔する。そう思ったから、あんなどうしようもない世界を夢想したのだ。

 ここに来て、がむしゃらに頑張ったのだって根っこは同じ。

 俺は結局、あの人を殺してしまった自分を誤魔化すために、認められただの何だの言って、慣れない真似をして逃げていただけ。

 

「でもさ……深月ちゃんは生きてるだろ? ううん、()()()()()()()()()? だったら、それでいいじゃないか!」

 

 この台詞は深月ちゃんに聞かせたものなのか、俺自身が言ってほしいものなのか、自分でも分からなくなる。

 それでも、この想いは伝えたい。

 だって、それだけは本物なのだから。

 

「後悔しても、絶望しても、それでも楽しいことがなくなる訳じゃない! 深月ちゃんはどうなんだよ? みかづき荘の皆と楽しそうにしてただろ? 俺と一緒に居た時だって笑ってくれただろ!?」

 

 なあ、深月ちゃん。

 

「俺は君に生きててほしいんだよ。こんな都合のいい世界じゃなくってさ……辛い現実が待ってる世界で、それでも良いこともあるって思って、生きて行ってほしいんだよぉ!」

 

 生きて行こうよ。

 後悔ばかりの、融通が利かない世界で。

 夢みたいに楽な気持ちでは居られないけど、それでも……。

 

「自分を許せる日が、きっと来るから! 俺も一緒に頑張るから……だから、目を覚ましてくれよ」

 

 両手を掲げ、彼女へ伸ばした。

 伸ばしたこの手を、握り返してくれることを願って、高く高く挙げる。

 俺が言えることは全部吐き出した。あとは信じて待つだけ。

 もしも、彼女が手のひらの代わりにあの巨大な分銅を落とすのなら、それでもいい。

 俺はどう足掻いたって、ヌルオさんの代わりは務まらない。

 だから、自分なりのやり方で魔法少女と向き合う。

 これが俺にとっての“ちょうどいい”やり方だから。

 

『何だよ……それ……。全然ワケ分かんねーよ……』

 

「はは……だよな。やっぱ……」

 

 分銅の両腕が動く。

 死を覚悟した俺は目を瞑って、その時を待った。

 

『でも、一緒に居てくれんだろ? オレが、オレのしたことを認めて、許せるようになるまで……』

 

 目を見開いた時、分銅の両腕は腸の化け物自身に振り下ろされていた。

 挟み潰された箇所から罅が入り、そして、化け物が砕け散る。

 伸ばしていた俺の手を、脱皮するように現れた深月ちゃんが掴んでいた。

 下半身まで塗り固めていた泥の山は綺麗さっぱり消えている。

 

「うん。約束するよ。……まあ、俺、頼りないかもだけど」

 

 卑屈な発言を付けたして苦笑する。

 だが、それを深月ちゃんは否定した。

 

「そんなことねーよ。少なくてもオレにとっては」

 

 薄紫色の瞳にまっすぐに見つめられて、気恥ずかしさに目を逸らす。

 ほら、やっぱり。君は俺なんかよりもちゃんと前を向いていける女の子だ。

 そうこうしていると、アリナ・グレイが傍までやって来る。

 

「…………」

 

 再び、あの品定めするような視線に俺は身を引く。

 

「な、何ですか?」

 

「これならリトルはエクスペクトできるかも……」

 

「はい? 何ですと?」

 

 相変わらず、色んな意味で言っていることが分からない人だ。

 しかし、それはそれとして言っておかないといけない言葉がある。

 

「あの、助けてくれてありがとうございます」

 

「ま、アリナ的にはあそこでデッドされると興ざめだったカラ」

 

 そう言ってあっさりと俺から離れて行く。

 コミュニケーションが取りづらいのは変わらないが、少しは打ち解けてきた……ような気はする。

 気を取り直して、深月ちゃんに声を掛けようと顔を戻すと、彼女は両親ともう一人の深月ちゃんを見つめていた。

 顔を両手で覆った彼女と、それを生気のない顔で見下ろす彼女の両親。

 今、思えば深月ちゃんの過去を象徴するような構図は、緩やかに形を崩し、やがて銀色の液体に(かえ)っていった。

 

「…………行こう。中沢」

 

 それを最後まで見送った後、深月ちゃんは俺にそう宣言するように言った。

 彼女の目にはもう涙の跡はどこにもなかった。

 

「うん! そうだな」

 

 俺は力強く頷いて、彼女の手を強く握り返した。

 やるべきことはまだ残っている。彼女の帰れる場所を取り戻すためにも、前を向いて進むしかない。

 後悔も、絶望もない訳じゃない。それでもやるべきことが残っている限り、俺たちは足を動かすだけだ。

 




フェリシアの過去はアニメ版ではまったく触れていなかったので、てっきりアニメ世界線だとなかったことになっているのかと思っていましたが、アニメ第7話の冒頭の回想でフェリシアの両親を殺した魔女として登場しているので、一応願いによって改竄された光景と判断しました。
そのため、想定よりも色々内容が増量し、一話で終わらせるつもりが二話分になってしまいました。

リアルがちょっと忙しくなるので、次回の投稿はしばらく先になると思います。
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