終焉を綴る戦士とToLOVEるな日々 作:アイリエッタ・ゼロス
『(弾鬼に鋭鬼、ガイ、ライア、ギルス、ケタロス、ナックルか....ガイがこの中だと
一番面倒だな....)』
俺は変身した転生者を見ながらそう考えた。すると、転生者達はそれぞれの武器を
持って俺に向かってきた。
『....』
俺は適度にビルガメートで受け流しながら攻撃を躱していた。そして、ある程度動きが
読み切れたので、俺に向かってくる転生者の攻撃を他の転生者にぶつけた。その後も
俺は同士討ちをさせながら相手の体力を削っていった。
『くそがっ!』
Clock Up!
すると、回避しかしない俺にキレたのかケタロスがクロックアップを使ってきた。
それと同時に、他のライダーも必殺技を発動させる動きを見せた。
FINAL VENT!
FINAL VENT!
クルミオーレ!
『(終わらせるか....)』
そう思いながら、俺はベルトのボタンを二回押した。
OPEN THE STORY OF KAMEN RIDER!
その瞬間、俺の背後には時計の様な物が現れた。そして....
PAUSE!
その音が鳴った瞬間、全ての時が止まった。ライダーたちの動きも止まり、クロックアップを
発動していたケタロスの動きも止まっていた。
『さて....』
俺は弾鬼に近づき、ライアの必殺技が放たれる方向に蹴った。次に、近くにいた鋭鬼はガイの、
ケタロスはナックルの必殺技が放たれる方向に蹴った。そして、一人残ったギルスには
ビルガメードから放った数十撃の斬撃を放った。俺は斬撃を放った後、全員から少し距離を
取って再びベルトのボタンを二回押した。
OPEN THE STORY OF KAMEN RIDER!
RESTART!
すると、止まっていた時は動き出し弾鬼、鋭鬼、ケタロスには必殺技が、ギルスには俺の
放った斬撃が直撃して大爆発を起こした。四人の転生者の断末魔が聞こえると、爆心地には
黒い渦が渦巻いていた。そして、残った三人のライダーも爆発の影響でダメージを受けていた。
『テ、テメェ! 一体何を....!』
『さぁな。....それよりも、お前達も終わりだな』
そう呟き、俺はグリモワールワンダーライドブックを閉じてボタンを一度押した。
グリモワール リーディング!
THE STORY OF DESPAIR!
『させるかよっ!』
CONFINE VENT!
俺は必殺技を放とうとしたのだが、突如ビルガメードに纏っていた稲妻が消えた。
『そのカードがあるのは知ってるんだよ』
そう言って、俺は再びブックを閉じてボタンを押した。
グリモワール リーディング!
THE STORY OF DESPAIR!
『くっそ!』
CONFINE VENT!
だが、再びCONFINE VENTによって必殺技は防がれた。
『これで二枚....そのカードはもう無いな』
そう呟き、俺はブックを閉じてボタンを三回押して手を掲げた。
グリモワール リーディング!
ULTIMATE DESPAIR!
すると、掲げた手に巨大なエネルギーの球体の塊が現れた。
『お前達の物語は、ここで終焉だ』
そう呟き、俺は球体を残ったライダーたちの下に落とした。球体は地面に落ちた瞬間、
巨大な爆発を起こし、辺り一帯を焦土に変えた。そして、ライダー三人がいた落下地点には
黒い渦が渦巻いていた。
『(これで終わりだな)』
そう思い、俺は焦土に変わった地面を元に戻して家に帰った。