【美少女】なんか知らんのだが部屋にウマ耳ウマ尻尾の美少女が現れたんやが【降臨】   作:カフェイン中毒

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確かにそこまで沈んでないとは聞いたけど…

1:他称トレーナー

ッスーーーーーーーー

 

2:我らUMAの支援者

イッチィ!

 

3:我らUMAの支援者

良かった無事だった!

 

4:我らUMAの支援者

今度こそ轢断されたかと

 

5:我らUMAの支援者

まいどイッチを殺そうとするなし

 

6:我らUMAの支援者

大丈夫だったのかね

 

7:他称トレーナー

逆に聞こう、大丈夫だと思えるのかね?

 

8:我らUMAの支援者

こいつ余裕だぞ

 

9:我らUMAの支援者

じゃあ大丈夫だな!

 

10:我らUMAの支援者

で?誰来たの?

 

11:我らUMAの支援者

スレ民のこの余裕っぷりよ

 

12:他称トレーナー

確かに今まで来た子の感じからしては比較的メンタルは普通だったよ…泣かれたけどな!気が重い…

 

13:我らUMAの支援者

でしょうなあ

 

14:我らUMAの支援者

通過儀礼

 

15:我らUMAの支援者

しょうがないね

 

16:我らUMAの支援者

おまいらもう慣れ過ぎてそれがどうしたみたいになっとるやん

 

17:他称トレーナー

というわけで恒例だーれだクイズを開催しとうございます。当ててみてね!もうこんなテンションじゃないとやっとれんわ!ヒントは「孝行息子」

ハイ一人目!

【右手を腰に、左手を胸に当てていたずらっぽいウインクをする青鹿毛のショートカットのウマ娘の画像】

 

18:我らUMAの支援者

うぅむ、イケメン

 

19:我らUMAの支援者

これは大ヒント、イケメンホース…テンポイント?

 

20:我らUMAの支援者

にしては流星がねえなあ

 

21:我らUMAの支援者

あれだ、エイシンフラッシュ!

 

22:我らUMAの支援者

孝行息子…ハッ!フジキセキ!

 

23:他称トレーナー

>>22正解! この子はフジキセキ、俺らの世界じゃ幻の3冠馬とも言われてるね。ウマ娘の世界だとトレセン学園の二つの寮の内一つ、栗東寮の寮長を務めている信頼厚いウマ娘らしい。こっちに来たのは「実は仕事が手につかなくてヒシアマゾンに怒られちゃってね。私のキセキには、どうしても君が必要だったんだ。また、会えてうれしいよ」って。俺が死んだせいでまともに仕事が出来なかったらしい。ボディブローのようによく効く攻撃だった。そのあと俺に抱き着いて泣き始めるんだもん。メンタルにくるよね。多分普段の性格はイケメンというかキザ?ウマ娘のことをポニーちゃんと呼んでイケメンムーヴをかましてらっしゃる

 

 

24:我らUMAの支援者

俺らにもボディブロー。イケメン女子最高です

 

25:我らUMAの支援者

レバーに入ったわ。イケメン女子ふっふ~~!

 

26:我らUMAの支援者

奇麗な腎臓撃ち、血の小便が出そうなくらい効いた。イケメン女子とか俺の心の琴線をくすぐりおって…いくらだ?いくらほしい?

 

27:我らUMAの支援者

見た目凄いしっかりしてるイケメン女子の涙ってやばいほど心にくるよね

 

28:我らUMAの支援者

ギャルゲーの知識か?

 

29:我らUMAの支援者

うん!

 

30:我らUMAの支援者

素直でよろしい

 

31:他称トレーナー

えー、ではお次に行きましょう。こちらっ!ヒントは「レジェンドを逆指名した馬」

【幼女に読み聞かせをしているウマ娘の画像 長いロングの髪を途中から緩い三つ編みにしており、おっとりと優し気な雰囲気をしている】

 

32:我らUMAの支援者

何というでかいヒントを

 

33:我らUMAの支援者

それ最早答えですよだんなあぐへへへ

 

34:我らUMAの支援者

スーパークリーク、でしょ?えっまじで?大人のお姉さんすぎない?

 

35:我らUMAの支援者

これレジェンドがまたすっ飛んでくるぞwwww

 

36:我らUMAの支援者

思い入れがあるだろうしなあ

 

37:他称トレーナー

正解、彼女はスーパークリーク、おっとり優しいお姉さんなウマ娘。彼女は多分一番メンタル的に安定してる。「お元気そうでよかったです~。ゴールドシップちゃんからトレーナーさんがこっちにいるって聞いたら、ちゃんと健康的な生活してるかなって気になっちゃって…来ちゃいました。いっぱい頼ってくださいね~」って。子供が大好きで人を甘やかすのがライフワークみたいになってる根っからのお母さん気質。多分俺が頼ったら骨抜きにされてバブみの海に沈められるだろう。既に被害者が出たからな

【コメ食いてー顔でスーパークリークの膝枕に沈むマチカネフクキタルの画像】

 

 

38:我らUMAの支援者

これがっ…母性…!

 

39:我らUMAの支援者

俺も膝枕してくれ

 

40:我らUMAの支援者

ママァ…!

 

41:我らUMAの支援者

少なくともお前のママではない

 

42:我らUMAの支援者

J( 'ー`)し

 

43:我らUMAの支援者

だからそれでもねえ!

 

44:我らUMAの支援者

J( 'ー`)し<タカシ…お母さんは心配です

 

45:我らUMAの支援者

実家に帰りたくなってきた

 

46:他称トレーナー

それではお次のウマ娘。おそらく来た中で一番メンタル的にまずい子。気負い過ぎてちょっとヤバい?何とか復活してくれるといいなあ。ヒントは「白い稲妻」

【ミスティストリームに匂いを嗅がれる葦毛で小柄なウマ娘の画像 青と赤の長いヘアバンドがハチマキのように見える】

 

47:我らUMAの支援者

ミスティストリーム!かわいい!葦毛の女の子もかわいい!

 

48:我らUMAの支援者

白い稲妻…シービークロスか?

 

49:我らUMAの支援者

ふぅむ、小柄だな。勝気そうで可愛らしい

 

50:我らUMAの支援者

タマモクロスだったりして

 

51:他称トレーナー

>>50はい正解、この子はタマモクロス、こってこての関西人でお笑いをよく理解している。なかなか喧嘩っ早いが誰彼構わず売るわけでもなく家族を大切にしている優しい子…なんだけど今回一番ヤバいかもしれない。なぜかっていうと「チビ達がウチの背中を押してくれたんや。トレーナー、アンタがいないとウチはダメになるのがよーわかった。もう、逃がさへんで」って。家族思いの子に家族を捨てさせたって事実に俺は震えた。もうダメ、ヤバい。何がヤバいって家族の方もタマモクロスの存在が消えるって知って尚背中を押したって事実がヤバい。俺どんだけ向こうででかい存在だったん…

 

52:我らUMAの支援者

うわあ…

 

53:我らUMAの支援者

無間地獄かよ

 

54:我らUMAの支援者

やめてくれよ…

 

55:我らUMAの支援者

イッチのストレスがマッハ

 

56:我らUMAの支援者

何がそんな沈んでるやつはいない、だ!ずぶずぶじゃねーーーか!!

 

57:我らUMAの支援者

これイッチ情緒死ぬんじゃない?

 

58:我らUMAの支援者

もう死んでるんだよなあ

 

59:他称トレーナー

俺のメンタルが完全に死ぬ前に最後行こうか。ラストはこの子、だーれだ!?ヒントは「大食い」

【ものすごい勢いで食事を片付けていく葦毛のウマ娘。スペシャルウィークが隣でぽかんとしている】

 

60:我らUMAの支援者

ウマ娘は全員大食い定期

 

61:我らUMAの支援者

なにこの…なに?

 

62:我らUMAの支援者

というか大食らいの馬って結構いることない?

 

63:我らUMAの支援者

葦毛というかここまでのくだりで予想できるのは…平成3強?

 

64:我らUMAの支援者

イナリワン…ではないな、絶対

 

65:我らUMAの支援者

となるとまさかのオグリキャップ?

 

66:他称トレーナー

うん、その通り。この子はオグリキャップ、地方トレセンから中央トレセンに転校してきた子でかなりの大飯食らい、スぺちゃんの倍は軽くいく。でも彼女曰く「トレーナーがいなくなってからご飯が美味しくないんだ。レースも楽しくないし、ボーっとしてることが増えた気がする」と、俺に出会って開口一番お腹鳴らして「お腹が減ったな…」ってすごい嬉しそうに言うんだ。タマモクロス曰くアリエンほど少食になってたらしい、お腹が鳴るのは日常茶飯事だったのに向こうの俺が死んでからそれはピタッとなくなったと。精神ダメェジ…

 

67:我らUMAの支援者

いっちぃ…

 

68:我らUMAの支援者

もう休んでもろて…

 

69:我らUMAの支援者

なんだろうスーパークリークにタマモクロス、オグリキャップとかいうスターホースがやってきたのにいまいち喜べない

 

70:我らUMAの支援者

何でイナリワンいないんですか

 

71:我らUMAの支援者

あえて言うがこっちに来てるってことは相当にヤバイってことなんやで?来てないっていう方がまだ希望が持てる

 

72:他称トレーナー

イナリワンはその、向こうで俺に恥ずかしくない自分になったら来るっておっしゃってると…

 

73:我らUMAの支援者

だめだ希望すらねえわ

 

74:我らUMAの支援者

イッチさあ…前世マジで何やってたん?

 

75:我らUMAの支援者

女の子の人生狂わせすぎだぞお前

 

76:我らUMAの支援者

ダメだイッチ、暗くなる。一発ギャグを頼む

 

77:他称トレーナー

わかった、でも俺ではなくウマ娘に頼むとしよう。今の俺の精神力で一発ギャグはつらい。それではウイニングチケット先生、お願いします

 

【虚無顔のナリタタイシンを持ち上げて揺らしているウイニングチケットがタイシンテスト~と笑っている動画】

 

78:我らUMAの支援者

いや草

 

79:我らUMAの支援者

芝が生えた

 

80:我らUMAの支援者

チケゾーの輝く笑顔が俺を狂わせる

 

81:我らUMAの支援者

ナリタタイシンの顔が悲哀を誘う

 

82:我らUMAの支援者

後ろにいるビワハヤヒデの何とも言えない顔よ

 

83:我らUMAの支援者

なんか可愛いところ見れてほっこりした

 

84:他称トレーナー

何を言う、新しく来た4人もかわいいぞ。ゴルシちゃんの言う通りまあ精神的にはそこまできてなかったみたいだから。俺へのダメージ以外は。本気で心配なのはタマモクロスぐらいか、表面には出てないけど

【マジックで花を出して少女から拍手を受けるフジキセキ】

【公園で小さな子供にしゃがんで目線を合わせているスーパークリーク】

【たこ焼きを焼いているタマモクロス】

【さらに山盛りになったたこ焼きを頬張るオグリキャップ】

 

85:我らUMAの支援者

何その対抗心

 

86:我らUMAの支援者

ウマ娘全推しは格が違うわwww

 

87:我らUMAの支援者

3枚目と4枚目繋がってるのねwww

 

88:我らUMAの支援者

オグリキャップ食ってばっかやんけ

 

89:他称トレーナー

あ、そうだ。急な話やけどUtuberとコラボすることになったで

 

90:我らUMAの支援者

は?

 

91:我らUMAの支援者

このタイミングで?

 

92:他称トレーナー

話来たのがこっちのほうが先やってん…幸い、某プレジデントとか音が出る神様とかの方も話し来てるんだけどまだまだ先のことよ。来るのはダンス系の人たちだから、ブレイクダンス5人組の。

 

93:我らUMAの支援者

ああ、ミニッツファイブか

 

94:我らUMAの支援者

そう言えばリーダー競馬好きだったな

 

95:我らUMAの支援者

つうかヤバい人たちからもお誘い来てるのね。BOOM事務所から話来るとかなかなかないよ?無所属で

 

96:他称トレーナー

所属しない?ただでいいからさ~って言われたけどもう事業起こしてるから無理なんすよね~って断ったら懐柔する方向で動き出したんだろう多分。

 

97:我らUMAの支援者

あーそういうことね

 

98:我らUMAの支援者

抜け目ないなあっちも

 

99:我らUMAの支援者

Vの物とは…無理やな、せいぜい歌コラボか。ダンスなんぞもってのほかやしそもそもウマ娘2次元じゃないし

 

100:我らUMAの支援者

そもそもそこまでいっちゃうとウマ娘である意味がないもんね。ウマ娘は走ってこそよ、俺が言ったらあれだけど

 

101:他称トレーナー

そんなわけで暫く低浮上になるからそこらへん承知しておいてね~

 

102:我らUMAの支援者

あいあいさ~

 

103:我らUMAの支援者

ミスティストリームの成長状況だけは詳しく頼みたい

 

104:他称トレーナー

ミスティなら尊死したデジたんを興味深そうに座りながら見てるよ。寒いのかな?って思ってるのかぴったりくっついて自分の身体で温めようとしてるみたい

【倒れ伏したアグネスデジタルにぴったり身体をくっつけて座るミスティストリームの画像】

 

105:我らUMAの支援者

まず何があってそうなった

 

106:我らUMAの支援者

また雑にデジたんが死んでる…

 

107:我らUMAの支援者

純粋なミスティちゃんかわいい

 

108:我らUMAの支援者

イッチ、体に気を付けろよ~

 

109:我らUMAの支援者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「トレーナーさん、今日はタレントの人がここに来るんだよね?」

 

 「そだね。正確にはダンスの動画を投稿してるプロの人たち、だけど。ごめんね?5人とも、トレーニングの時間削って練習してもらって」

 

 「ぜ~んぜん!マヤは、トレーナーちゃんと一緒にいれて嬉しいよ?ね?テイオーちゃん!」

 

 「にっしっし!そうだよトレーナー!ボクを選んだことを誇ってもいいぞよ?」

 

 「なんでアタシが…」

 

 「なんでセイちゃんも…」

 

 「スカイは私の相手をしたじゃないか、ドロワットで、さ。タイシンはテイオーからダンスゲーム得意だって聞いてね」

 

 「テイオー…」

 

 「ボ、ボクは聞かれたことに答えただけだもんっ!」

 

 男は姦しく会話をしているウマ娘5人…フジキセキ、マヤノトップガン、トウカイテイオー、ナリタタイシン、セイウンスカイの様子をみて軽く笑いを漏らした。男が動画投稿者とのコラボ企画の要請を受け取っていたのは会社を創設してすぐのことではあるがそのころドタバタしてなかなかそういうことには及び腰だった。最近になり人を雇って多少楽をして余裕ができたのでどれか受けてみようかと考えていたところ先日フジキセキら4人がやってきてさあどうしようかとなっていたところに提案をしたのはフジキセキだった。

 

 彼女はやってきてすぐに男の仕事量を心配し半ば秘書のようなことをしていたのだが男は来てすぐにそんなことをしなくてもいいと彼女の精神面を案じてそう提案したのだが彼女は是非ともやらせて欲しいと譲らなかった。

 

 「確かに私は会長や副会長みたいに書類仕事が得意ってわけじゃないけど、やれないわけじゃないからね。それに、向こうで仕事できなかった分、こっちでトレーナーさんを助けることで挽回させて欲しいんだ。お願いだよトレーナーさん」

 

 そういたずらっぽいウインクを添えてそう言った彼女が男の仕事用デスクに積みあがっていた書類を整理していた時、コラボなどの申し込みをまとめた書類を見つけて男にこれを受けないかと提案した。なので今回の話は発起人は男というよりフジキセキ、ということになる。

 

 大手事務所の看板動画投稿者の名前が名を連ねている中フジキセキが選んだのはダンス系、しかもブレイクダンスなどのストリート系のダンサーをしているグループだった。使う曲もウマ娘の世界にあるウイニングライブ用の曲ではなくこちら側の曲やウマ娘の世界にある普通の曲を使うことに決まった。

 

 ぶっちゃけ向こう側もまさかオッケーが出るとは思わなかったらしく反応的にはまじですか!?みたいな感じであった。そしてフジキセキは寮の寮長をしていただけあってウマ娘のプロフィールにとても詳しく、彼女のアドバイスを参考に男は向こうのグループの人数と同じ5人を選抜したのである。

 

 今回は芝の上でダンスを行うわけなので向こう側にとってはステップや大技に制限が出てしまうが向こうのグループリーダーが競馬好きであったのが功を奏しなるほど芝の上でダンスですか、面白いですねとオッケーサインが下りた。馬と言えば芝の上、もちろんウマ娘も芝かダートの上である。そんなこんなで男とウマ娘は相手の到着を待っているという段階である。

 

 マヤノトップガンやトウカイテイオーに纏わりつかれながらはいはいと相手をしているとヒィンと声が聞こえた。後ろを見るとミスティストリームが軽快な歩調で男たちの元へ駆け寄ってくるところだった。どうやらウオッカがトレーニングに行ってしまったことで寂しくなったらしい。

 

 現在ミスティストリームは男やウマ娘が外にいるならという条件の下放牧場の扉を開けて自由に外に出られるようになっている、というのもウオッカや他のウマ娘がミスティストリームに対してどこまで意思疎通ができるか実験したところかなり詳しいところまで意思疎通ができたので出てはいけないラインを教えることに成功したのだ。

 

 それにここは完全私有地、車なんぞ入ってこなければ危ない場所など何もない。ミスティストリームの後ろには厩務員の川居の姿があったので彼がずっとついて散歩のようなことをさせていたのだろう。男がこっちでミスティストリームの面倒を見ることを伝えると川居は馬房の掃除をしてくると厩舎の中に入っていった。無口を付けたミスティストリームを目にしたトウカイテイオーがミスティ~~!と駆け寄って可愛がる。他のウマ娘もそれに続く。

 

 「馬…か。私たちの世界にはこの子たちの代わりに私たちウマ娘がいてここだとウマ娘の代わりに馬がいる…不思議だね。全然違うのに親近感が湧いてくるよ」

 

 「馬のフジもまだ生きてるぞ。もう高齢馬だけど功労馬として飼養されてる。いつか会いに行くか?」

 

 「そう…だね。私じゃない私か。考えたこともなかったな、きっと素敵なことだとおもうな」

 

 「ここにいるならもっと素敵なことだって起こると思うよ。なんせ、俺もこの先は読めないからな」

 

 「じゃあどんなキセキが起こるかも分からないわけだ。私も手は抜けないかな?トレーナーさんが見るキセキは、私だけがいいから」

 

 キザっぽくそんなことを言うお茶目なフジキセキが指を唇につけてパチリと様になったウインクを飛ばす。男はこいつめ、と乱暴に彼女の頭を混ぜる。心底嬉しそうにそれを受け入れたフジキセキだがその後ろからミスティストリームが男の真似をしようとしたのか舌でフジキセキの耳を舐めようとする。苦笑した彼女がダメだよ、と軽く注意するとミスティストリームはすぐさまやめた。そのままフジキセキに撫でてもらおうと頭を摺り寄せる。

 

 

 そうしていると駐車スペースに1台のワンボックスカーが入ってその中から男性が5人おりてきた。5人組のブレイクダンサーチーム、ミニッツファイブの面々だ。チームとしての世界選手権出場、個人としての世界一のダンサーの称号を有する日本最強クラスのストリートダンサーたちである。

 

 彼らは男たちを見つけたが当たり前のように馬がいることに面食らっているようだ。ウマ娘がいるだけでもインパクト抜群なのにそこに競走馬の卵がいればそれはもうメガトン級の衝撃だろう。男は5人と1頭にその場で待つように指示をして挨拶をするために歩み寄った。

 

 「ようこそURAへ。お待ちしてました。オレンジさんですか?」

 

 「あ、はい。ミニッツファイブリーダーのオレンジです。そっちからグレープ、パッション、パイン、アップル。今日はよろしくお願いします、いや驚きました」

 

 「すいません、ではこっちへ。一応芝は短く刈りましたけど怪我しそうであれば遠慮なくおっしゃってください。みんな挨拶して」

 

 男がさっそくとミニッツファイブの5人を引き連れてウマ娘たちの元へ戻る。ミスティストリームの元に川居がやってきて無口に引き綱を付けてミスティストリームを放牧場の中へ戻して扉を閉めた。流石に外部の人間になにかあればまずいとの判断だ。そしてウマ娘たちがそれぞれ自己紹介をする。

 

 彼女たちの服装はストリート風のパンクなもの。全員ダメージジーンズを履き、柄は一緒だが色違いのTシャツを着てそれを胸の下あたりで結んでへそを出している。そして右腕の手首に黄色いスカーフを結んでいた。そう、掲示板で服飾屋と名乗っている彼女の暴走である。満足げな顔をしてアグネスデジタルと固い握手を交わしていたのは言うまでもない。

 

 「トウカイテイオー…君、いや貴方が。実は俺トウカイテイオー号のファンだったんです。本物は見たことないけどビデオで何回もレース見ました。会えてうれしいです」

 

 「ボクのファン!?じゃなかった…こっちのボクのファンなのかあ。なんか変な気分だなー、あ!こっちでもボクが走ったらファンになってくれたりしないかな!?」

 

 「マヤは?!ねえマヤはー!?」

 

 「はい二人ともそこでストップ。ごめんなさい、私はフジキセキ。今回のウマ娘側の代表です。では一応ミーティングを始めましょう。トレーナーさん」

 

 「ああ、ありがとフジ。長旅でお疲れでしょうしこちらへどうぞ。テイオー、平塚さんにお茶とお茶請けの用意するように伝えてきて」

 

 「はーいっ!」

 

 「あーセイちゃん横になりますねってタイシンさん?」

 

 「仕事なんだからサボるな」

 

 暴走を始めたトウカイテイオーとマヤノトップガンを華麗に鎮圧したフジキセキがミニッツファイブの5人を客間に案内する。先行したトウカイテイオーのステップを見た5人組から感心したようなため息がもれ、何となく男は誇らしい気持ちになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

350:我らUMAの支援者

いやー、ヤバかったなコラボ動画

 

351:我らUMAの支援者

パンクファッション!おへそ!素晴らしい!

 

352:我らUMAの支援者

これ性癖捻くれた奴いるだろ絶対

 

353:我らUMAの支援者

それよりもフジキセキがイケメン過ぎる

 

354:我らUMAの支援者

ダンスはじめのドアップからの流し目で死んだ。

 

355:我らUMAの支援者

というかストリートダンスのプロ中のプロと身体能力で張り合えるとかやっぱウマ娘やべーわ

 

356:我らUMAの支援者

ダンスのキレとかは流石にプロには勝てないけどバク宙とか当たり前のように飛んでプロに合わせてる時点でおかしい

 

357:我らUMAの支援者

リーダーのオレンジ君5人全員にサインをTシャツにもらってニッコニコでしたね

 

358:我らUMAの支援者

トウカイテイオーの高速ステップ凄かったなあ

 

359:我らUMAの支援者

ハウサーもびっくり

 

360:我らUMAの支援者

俺はマヤちゃんのジャンプ力の高さにおでれーた

 

361:我らUMAの支援者

テイクオフじゃねえんよ、高いんよ

 

362:我らUMAの支援者

後ろの放牧場でミスティちゃんがヘドバンして楽しそうでほっこりしました

 

363:我らUMAの支援者

俺はそれよりもナリタタイシンがヒットをうてることに驚いた。ポップダンスができるウマ娘

 

364:我らUMAの支援者

筋肉量がありすぎるせいかマジで爆発するみたいなヒット打ってたよな

 

365:我らUMAの支援者

お前ら詳しいな…俺はそれよりもフジキセキとセイウンスカイのペアダンスに尊死したんだけど

 

366:我らUMAの支援者

メドレーの曲もよかったよなあ。オレンジ君とテイオーが並んでステップ踏んでるところ最高だった

 

367:我らUMAの支援者

まさかあんなイケメン女子なフジキセキじゃなくて男役がセイウンスカイだなんて。というか踊ってる曲、最初はストリートらしくないのに10秒当たりで一気に盛り上がるの素敵すぎる。

 

368:我らUMAの支援者

二人が手を合わせて近づいて離れた瞬間の盛り上がりヤバかった。

 

369:我らUMAの支援者

あのパンクファッションでえらいたおやかに踊ってたよなフジキセキ

 

370:我らUMAの支援者

お腹おへそくびれ(*´Д`)

 

371:我らUMAの支援者

やべーやつだ!

 

372:我らUMAの支援者

帰れ!

 

373:他称トレーナー

え、ごめんわかった

 

374:我らUMAの支援者

お前じゃない!

 

375:我らUMAの支援者

待っていかないでイッチ!

 

376:我らUMAの支援者

タイミング悪いよ!

 

377:他称トレーナー

やあお前ら、俺が来たってことは分かるな?お知らせがあるんよ。ビックニュースや

 

378:我らUMAの支援者

ほう、ほほう?

 

379:我らUMAの支援者

イッチ、きかせたまへ

 

380:我らUMAの支援者

はよう。我らの気は長くないぞ

 

381:他称トレーナー

ほらもうすぐ日本ダービーやん?

 

382:我らUMAの支援者

そっすね

 

383:我らUMAの支援者

ついでにオークスでもありますねえ!

 

384:他称トレーナー

スマン今回オークス何もないんや

 

385:我らUMAの支援者

なんやて

 

386:我らUMAの支援者

なんでじゃあああああああ!!!

 

387:他称トレーナー

いやこっちのほうにパワーを割いててな?日本ダービー前日に東京競馬場を借りることに成功したんや。言ってることはわかるな?

 

388:我らUMAの支援者

まさか…東京競馬場でウマ娘レースを!?

 

389:我らUMAの支援者

まじですか!?ほんとですか!?信じていいんですか!?

 

390:他称トレーナー

おう、今回は信じて大丈夫やで。東京優駿前日にコラボイベントとして第2回ウマ娘プリティーダービーを開催します。もうJHAと話ついて確定や。ウマ娘たちも仕上げにかかっとる。選抜レースももう終わった。楽しみにしとくんやで

 

391:我らUMAの支援者

イッチぃぃぃ!

 

392:我らUMAの支援者

お前最高だよ!よくやった!

 

393:我らUMAの支援者

まさかこんな早く重賞の競馬場でウマ娘が走るところが見られるなんて!

 

394:我らUMAの支援者

誰が出るんや!?

 

395:我らUMAの支援者

誰が出ても夢のレースやぞ!?

 

396:我らUMAの支援者

ウイニングライブはあるんですか!?ありますよね!?あると言ってくれ!

 

397:他称トレーナー

あるに決まってるじゃないですかあ。3日後に本発表の予定やからそれまではスレ内でのみ言及してくれ

 

398:我らUMAの支援者

やったあああああ!!!

 

399:我らUMAの支援者

誰が出るんだろう!誰が1着とるんだろう!

 

400:我らUMAの支援者

もっと情報くれ!

 

401:他称トレーナー

お漏らしはここまでということで。それでは3日後にお会いしましょう。

 

402:我らUMAの支援者

ああああああああ!

 

403:我らUMAの支援者

この鬼畜!

 

404:我らUMAの支援者

こんな気持ちで待てと申すか!?

 

405:我らUMAの支援者

おのおおおおれええええええ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 




 えー、お久しぶりです。実は今回凄い難産でして…こんな中身のない内容になっちゃいました。ごめんなさい。

 次回に出るウマ娘ももう決まっているのでアンケートなどは行いません。もちろん出走ウマ娘やレース内容について賛否があるかもしれませんがこの作品はこうなんだでどうか納得して欲しいところです。

 今回はフジキセキに焦点をあて…たかった。無理でした。というかナーバスタマちゃんと化したタマモクロスの独白にしようと思ってたんですけど余りの重さに断念しました。こんなドロドロなのタマちゃんやない…オグリといちゃついててもろて…

 実は作者リーリュドロワットのイベントシーン大好き侍でありましてあそこまで踊れたら面白いだろうなあと思い話を軽くしたくて今回の小説パートを挿入した次第です。重馬場はこの小説にふさわしくないので

 え?フジキセキが告白紛いのことしてた?何の事やら。

 それでは次回にお会いしましょう。感想評価よろしくお願いします

K2編少し続けていい?

  • ええで
  • あかん
  • 掲示板やれ

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