【美少女】なんか知らんのだが部屋にウマ耳ウマ尻尾の美少女が現れたんやが【降臨】 作:カフェイン中毒
343:仕事な名無し
今日も忙しや
344:仕事な名無し
本スレが社畜スレに早変わりよ
345:仕事な名無し
ミスティストリームが引退なんて嘘やろ……
346:仕事な名無し
まだいけるハズなんや……
347:仕事な名無し
イッチが判断したことなんやから文句言うな。業績としては最強もいいところやんけ
348:仕事な名無し
凱旋門賞にも行って、レジェンドレースもやって、やりつくした感はあるな。魔王にも勝ったし
349:仕事な名無し
ゴングドラム君も引退なんて嘘や……
350:仕事な名無し
2頭の引退のおかげでスレの雰囲気がお通夜よ
351:仕事な名無し
楽しい話が欲しい……
352:他称トレーナー
たすけて
353:仕事な名無し
!?
354:仕事な名無し
またコイツ助けを求めてる……
355:仕事な名無し
どうしたイッチ!?
356:仕事な名無し
引退式よかったじゃんか!
357:仕事な名無し
はい全員集合!我らがイッチ様からのご相談を受けるぞ!
358:仕事な名無し
アラホラサッサー!
359:仕事な名無し
で?なにさ
360:他称トレーナー
お休みって……どうやって過ごせばいいんだ……?
361:仕事な名無し
はい解散
362:仕事な名無し
くっだらねー!
363:仕事な名無し
休めば解決だろバカか?
364:仕事な名無し
休みのない俺らにケンカ売ってんのかマジで
365:仕事な名無し
シンプルな殺意
366:他称トレーナー
いやさ?ミスティの挑戦も終わって、URAも軌道に乗って、俺の稼ぎ無しでも組織が維持できるようになってさ?人増えるじゃん?俺の仕事減るやん?
367:仕事な名無し
お、そうだな
368:仕事な名無し
ウマ娘出張併走サービスはよく出来てるわ
369:仕事な名無し
良かったな仕事減って
370:仕事な名無し
まあでかい案件には出資するんやろ
371:仕事な名無し
あの情けない新人君が今や営業所の所長ですよ
372:仕事な名無し
出世頭やな
373:他称トレーナー
彼は頑張ってるからねえ。それで気づけば……3年ぶりにまとまった休みが取れることに気づいたんですわ。
374:仕事な名無し
ええやん
375:仕事な名無し
素直に羨ましい。ワイも連休ほしい
376:仕事な名無し
待ってイッチ休みあるもんだと思ってたけどもしかしてほんとに社畜やってたの
377:他称トレーナー
覚えてる限りで休んだのは……あれ?俺休んだっけ?年末年始とかも休んでない気がする。だって正月休みで誰もいないから、残った仕事してたし
378:仕事な名無し
じゅ、重症だ~~!!
379:仕事な名無し
い、いますぐウマ娘に甘えてくるんだイッチ!それで全部解決する!
380:仕事な名無し
ミスティストリームに会いに行け。そんで一緒に昼寝しろ、それで全部解決する
381:仕事な名無し
そういやこいつワーカーホリックだったわ
382:仕事な名無し
イッチ、一日のスケジュール教えてくれ
383:他称トレーナー
午前5時起床、身だしなみを整えてミスティの様子を見るついでに午前8時まで朝練の指導、朝食のち昼食まで書類仕事、昼食食べたら4時まで仕事、4時からトレーニングの指導、午後7時ごろまで、夕食のあとに動画撮影とかの予定を組む、あと株で稼ぐ。10時ぐらいから明日の予定の確認後身支度、12時くらいまで自由時間のち就寝!
384:仕事な名無し
よくお前生きてたな
385:仕事な名無し
……休憩時間どこ?ここ?
386:仕事な名無し
見る限りないですな
387:他称トレーナー
休憩時間はあるよ?30分とかね。まあウマ娘に構ってると正直どうでもよくなるけど。そういえばここ最近仕事してると一緒に仕事してるルドルフとかフジとかエアグルーヴの顔が青くなってくんだけど
388:仕事な名無し
そりゃそうだ
389:仕事な名無し
コイツ何時休んでるんだって思ってたんでしょ
390:仕事な名無し
お前何時休んでんの?
391:他称トレーナー
休んでないわ。いやでもウマ娘のためなら無限に働けるパワーが湧いてくる
【ニッコリ笑顔で手を振るスペシャルウィーク】
【ハグの態勢で駆け寄ってくるタイキシャトル】
【ちゃんこ鍋を差し出すヒシアケボノ】
【四つ葉のクローバーを差し出すハルウララ】
もう俺休みなんて要らないからこの子たちの笑顔で十分だわ
392:仕事な名無し
末期だわこいつ
393:仕事な名無し
マジでこれ何とかせんとそのうち過労で倒れるのではないか
394:仕事な名無し
どうしたらお前休むん?
395:他称トレーナー
いやだから一応休めるんだって一週間
396:仕事な名無し
おお、休め休め
397:仕事な名無し
ウマ娘たちが心配で倒れる前に休め
398:他称トレーナー
だから休みの時何したらいいかわかんないからお前らに聞いてるんじゃん。何もすることないなら仕事するわ
399:仕事な名無し
いかんコイツ社畜根性が染みついてやがる
400:仕事な名無し
ゲームすれば?
401:仕事な名無し
寝ろ。まずはそれからだ
402:仕事な名無し
ウマ娘に聞いてみれば?
403:仕事な名無し
それだ!
404:仕事な名無し
イッチ、ウマ娘に聞いてみるんだ!そうすれば一緒に何かやれるだろ!
405:他称トレーナー
あの子たちに迷惑かかるのはちょっと……
406:仕事な名無し
迷惑じゃないから!絶対喜ぶから!
407:仕事な名無し
じゃあミスティストリームに聞けばいいから!
408:仕事な名無し
動物に救い求めだしたらもう終わりだろ!
409:仕事な名無し
というか癒されてこい!ミスティストリームならお前の事大好きだから!疑う余地ないから!
410:他称トレーナー
どうしよう
411:仕事な名無し
今度はどうした
412:仕事な名無し
何時もトラブルにまみれてるなお前な
413:他称トレーナー
いや、通りがかりのルドルフとエアグルーヴに「休みって何したらいいんだ?」って聞いたらこの世の終わりみたいな顔をして走り去っていっちゃったから
414:仕事な名無し
余りに深刻すぎて会議でも開きに行ったんじゃないか?
415:仕事な名無し
お前には心を休める時間が必要なんだよ
416:他称トレーナー
ゴン君そこら辺如何思う?
【男の手からニンジンを貰うゴングドラム】
417:仕事な名無し
なんで魔王様はこいつにはデレデレなんだろな
418:仕事な名無し
将来の嫁のお父さんだからな
419:仕事な名無し
分かってるのだろうかそこら辺
420:仕事な名無し
URAがゴングドラムの避暑地に選ばれたの草生える
421:仕事な名無し
馬主「内陸の方が会うの楽だわ」
422:仕事な名無し
最強クラスの馬に対しての扱いがおかしい
423:仕事な名無し
俺この前投稿されたイッチが座ったゴングドラムにもたれかかって本読んでる画像でおったまげたぞ
424:仕事な名無し
普通なら蹴られてるんだけどなそれ、相変わらず馬と仲良し
425:他称トレーナー
とりあえずお前らの言う通りミスティに会いに行ってくるわ。ゴン君は俺に応えてくれないし
426:仕事な名無し
十分答えてるように見えるんだが
427:仕事な名無し
あの魔王がイッチにはデレデレな乗馬になっちゃうんだよねえ
428:仕事な名無し
にしてもイッチ休んでくれるといいんだけど
429:仕事な名無し
休みなのに仕事してる姿が見える見える
430:仕事な名無し
強めの幻覚であってほしいわそれ
「な~ミスティ~。みんなして俺をワーカーホリックだの社畜だの言うんだ。ひどいと思わないか?いい加減拗ねるぞ俺」
男はぽかぽか陽気の中で芝の上に寝っ転がっていた。男はトレーナーであり、URAの代表であり、トレーダーであり、ついでに週末農家でもあった。とどのつまり、滅茶苦茶忙しい身分なのである。さらに質が悪いのは男はこれらの仕事をすべてまとめて嬉々として行った上でさらに高水準でこなしてしまうのだ。会社にいても「ん?それ分かんない?いいよいいよ、俺やっとくから」と言って仕事を部下から奪い、そのうえでやり方を教えるような上司であったのだ。部下から仕事を奪うなと須藤から苦情が来てたりもする。
そして、男は今3年ぶりの暇というやつを持て余していた。というのもミスティストリームの挑戦から3年が経過しミスティストリームが引退し繫殖牝馬入りすることが決定、そしてURAも男無しでも回る様になってしまい、男が休める時間が出てきてしまったのだ。まるで不幸なことのようだが普通に僥倖である。だが、3年という時間をみっちり働いた男は致命傷を抱えていた。
それは、「休みっていうけど休みって何したらええのん?」というやつである。しかもまとめて一週間、いや一日でええわと言ったら従業員が口をそろえて「休んでください。いやマジで休んでくださいお願いします何でもしますから!」というほどの勢いで男に強制的に休暇を取らせたからである。誰よりも早く出勤し誰よりも遅く退勤するうえで4つの仕事を同時進行でこなす様を間近で見ていたらそうなるのもしょうがない話ではあるが。
そんなわけで男は完全に時間を持て余したので、ウマ娘たちのトレーニングを見に行く前に、ミスティストリームに構いに来たのである。ゴロンと芝に寝転んだ男の腹を枕にして顔を置くミスティストリームの頭を撫でながら愚痴を吐く男。だがミスティストリームは男がなぜかいつもより長く自分に構ってくれることが嬉しくて仕方がないらしく仔馬が親に甘える鳴き声を出して男に甘えていた。
「休みって言われてもな……俺のやりたいことは仕事にしかないんだよな」
「それなら、マーちゃんと一緒にお休みしませんか?」
「うおっ!?……びっくりした。マーちゃんか、トレーニングはどうしたんだ?」
「行く途中だったんですけど、私専属のレンズさんが私じゃないものを映してたので」
「映りに来たってか……そうか」
男の隣にいつの間にか立って、膝に手をついて男を覗き込んでいたウマ娘、アストンマーチャンが男に話しかけてきた。男はウマ娘に対して負い目のようなものを感じているのではあるが、アストンマーチャンに関してはかなり重たいものを持っていた。忘れられることを嫌い、世界のマスコットを目指す彼女のトレーナーであった男は、繰り返すたびに彼女を忘れていたからだ。
そして、世界が周り、ウマ娘の世界の時間が正常になった。ウマ娘の世界で夢をかなえることもできただろうに彼女はあろうことか男を追いかけてきてしまった。彼女のことを覚えてない男を前にしても、大粒の涙をその瞳からこぼしても、もう……忘れないでくださいねと男に伝え、URAにやってきた。
男の隣にぽすんと寝転がったアストンマーチャンは何も言うこともなく、何もすることもなく黙っていた。ただ、そっと男の手の甲に自分の手をくっつけて、存在を確かめているようだった。忘れてしまった側と、忘れられた側。そんな関係の二人ではあるが、男も彼女も不思議とぎくしゃくすることなく、やってこれている。
いつの間にかミスティストリームは男の腹に頭を置いたまま眠ってしまっていた、そして隣からも寝息が聞こえてくる。お休み3秒とは、と思い首だけ動かしてアストンマーチャンを見ると、首元には紐にかけられた香袋があった。何なんだろうと、見ようとしてみるがアストンマーチャンの大切なものだろうと考え、男は何もせず、自分も目を閉じた。
男が目を覚ました時には、アストンマーチャンの姿もなく、ミスティストリームもいなかった。代わりに胸ポケットに手紙と体にはタオルケットがかけられていた。手紙にはダイワスカーレットの文字で「マーちゃんとミスティは連れていきます。ゆっくり休むこと!」と書いてあり、男は苦笑するのだった。
「散歩でも行くか……」
誰にともなくそう独り言を呟いた男は奇麗に畳んだタオルケットをいったん自分の部屋に置いて、自宅を後にする。本当に俺、休みの日は何もすることないな、と一人で自嘲していたが、ウマ娘たちも自分たちがいると男が仕事から離れられないと考えて一人にしてくれているのだろう。一人の時間も久しぶりだから、寂しさと妙に時間が長く感じる。少しだけ眠ったせいか、頭だけは冴えていた。
「ん?ドトウか……何してるんだ?」
「ひゃっ!?と、とととトレーナーさん!?」
「ん、ドトウ落ち着け。何してるんだ?」
「い、いえ。な何をしようかと考えてたところで……」
「てことは暇?ちょっと散歩に付き合ってくれないか?」
「え?わ、私でいいんですかぁ……?」
「君を誘ってるんだけど?」
男が玄関に向かおうとすると何か不審な動きをしているウマ娘、メイショウドトウを見つけたので声をかけた。するとビクッ!!と飛び上がったメイショウドトウが男に気づいて後ろの壁にバンっと体をぶつけて後ずさった。それがこのウマ娘の常とはいえなんだか嫌がられてるようで傷つくななんて思いつつ男は足をもつれさせて転びかけるメイショウドトウを受け止めて苦笑する。
男から散歩の誘いを受けたメイショウドトウは顔を湯気が出そうなほど真っ赤にして男に尋ねる。だが嬉しさは隠しきれないようでいつも横に寝ているウマ耳がピンとたち、無意識なのだろうが男の足に尻尾が絡みついていた。じゅ、準備してきますぅ~~!と部屋にとんぼ返りするメイショウドトウを見送って男はリビングで待つことにするのだった。
あんしんかばんを身に着けた私服のメイショウドトウが部屋から出てきて、男と彼女はURAを出発した。メイショウドトウがなぜか異様に緊張しているようなので、男は彼女がコケてせっかく可愛い私服を着ているのが台無しにならないかハラハラしていたが、メイショウドトウはぴっとりと男に触れるほど近くを歩いているのですぐに支えられそうであった。
「せっかく出てきたし、御茶でもしていかないか?喫茶店でさ。他のみんなにはひみつだぞ?」
「ぜ、ぜひっ!」
「ん、じゃあ行こうか。こっちだ」
そう言って男とメイショウドトウは連れ立って歩く、よくロードワークの目印にしてる樫の木を通って、商店街を横切り、地元の高校を横切る。グラウンドでは高校生たちが授業に打ち込んでいる、毎年文化祭に招待してもらっているので高校生たちとも顔見知りだ。一人気づけば全員気づくので、見つかる前に足早にその場を後にする。
「マスター、俺コーヒーとモンブランね。ドトウは?」
「えーっと、甘いの、あったかいの……どれにしましょう~~」
「ゆっくり待つから、慌てないでな」
喫茶店に入った男は慣れたように注文し、メイショウドトウは目をぐるぐるとさせて混乱している様子だったので男は落ち着かせてメニューを渡した。そのまま紅茶とシフォンケーキを選んだ彼女は男を見つめる。トレーナーさん、きちんとお休みできてるんでしょうかぁ?という感じの顔を見た男は苦笑した。
「朝から一人の時間が多くてさ、意外と寂しいって思ったよ。君たちが来る前はそれが当たり前だったのにね」
「わ、私もその……トレーナーさんや皆さんが一緒だと、楽しいですぅ。でも、それでトレーナーさんが疲れちゃうのは、違う、と思うんです」
「うん、そうかもね。まあ俺はもう君たちがいないとダメだけどね。君たちが巣立つまでは、ちゃんと面倒見るからさ」
「す、巣立ちませんっ!!!」
「どうしてそんな強く否定するんだ!?」
いつか大人になって、社会に出ていけるようにという男の言葉を真っ向から真っ赤になって否定するメイショウドトウに男は素っ頓狂な声をあげるのだった。
736:他称トレーナー
巣立ちません宣言されたんだが?
737:仕事な名無し
ええ加減責任とれやっつーことじゃ
738:仕事な名無し
いい御身分ですなあええ?
739:仕事な名無し
攻撃的なスレ民
740:他称トレーナー
いやでも俺もいつまでも生きてけるわけじゃないし……順調に年食ったらあの子たちより先に死んじゃうし……
741:仕事な名無し
違う違う、違う、そうじゃなーい
742:仕事な名無し
どうしたらこいつみたいなのができるんだろう
743:仕事な名無し
人間不信入ってるからな。金持ってるせいで
744:仕事な名無し
ところでイッチ、レジェンドレースまだ?
745:他称トレーナー
んー、調整中。誰だおれのPCに仕事できないようにロックかけた奴は!?
746:仕事な名無し
多分ロジカルなあの子じゃない?
747:仕事な名無し
やりそう
748:他称トレーナー
そういえばなんか今日はウマ娘と接触回数が少なかったんよな。なんか一回につき一人しか会わなかった。
749:仕事な名無し
というとつまり?
750:仕事な名無し
どういうことだってばよ
751:他称トレーナー
俺が聞きてーわ。なんかね、珍しくみんなバラバラに単独行動してるの。それで、ちょうど俺が何しようか考えてる時に現れるから一緒に休日を過ごせてなんか楽しくなってきたわ
752:仕事な名無し
いいことじゃんよかったな
753:仕事な名無し
でーとやん
754:仕事な名無し
ええなあ
755:仕事な名無し
1週間その調子で過ごせ
「では、会議を始める。エアグルーヴ、議題を」
「はい、今回は私たちのトレーナーについてだ。先ほど、あのたわけが休日の過ごし方を忘れるほどに仕事に打ち込んでいたことが判明した」
ウマ娘の屋内用トレーニングルームに集まったウマ娘全員の前で、シンボリルドルフとエアグルーヴが議題を発表した。現在男には内緒で行われているウマ娘の会議、もう何回目かもわからないそれの内容は専らトレーナーである男のことで、そして今回はことさら重要なこととしてウマ娘たちに映っていた。
「トレーナー、やっぱり休んでなかったんだ……」
「で、でもでもトレーナーさんも休日があったはずじゃ……」
ざわざわとざわめくウマ娘たちを手を叩いて静かにさせたエアグルーヴに促されてシンボリルドルフが口を開いた。もちろん彼女らは言わずと知れた男ガチ勢である。仮に男を傷つけようものなら彼女たちの全力キックで地球圏を離れてしまうほどの重い感情を男に向けている。というかもはやさっさと手を出させようとしてるまである。男の鋼の理性の突破はまだ難しいようではあるが。
「それで、だ。この一週間の休暇……彼を放っておけばどうなるか、理解できると思う」
確かにである。ほっとけば、休みなのに自分たちのためにあれこれする姿が容易に想像できる。そしてそれで休みが休みでなくなる。ちなみにこの手の議題はすでに数えられないほど行われているがそこで撃ちだされた対策を男はほとんど突破し仕事をしていた。何がやつをそこまで駆り立てるのか、コレガワカラナイ。
「トレーナーさん、絶対お仕事しちゃいマース……」
「するやろなあ。困ったもんやで全く」
「そこで、だ。もういっその事私たちが付けばいいのではないだろうか」
「カイチョーそれ、どういうこと?」
逆転の発想、とでもいうように指を立てて説明したシンボリルドルフの言葉に首を傾げたトウカイテイオーが尋ねる。こほん、と咳払いをしたシンボリルドルフは逆転の発想だ、と前置きして話し出す。
「今までは疲れさせてはならないと離れていたが、逆に近づいて見るのはどうだろう。誰か一人が一緒に過ごし、仕事をするのを阻止する。これならトレーナー君も無理に仕事はしないはずだ」
「それってつまり……デートってことですの?」
「ほわぁ~」
メジロマックイーンの言葉にざわっとウマ娘たちがざわつく。メジロブライトはのんびりしていた。デート、デート!トレーナーとデート!独り占めである。ウマ娘たちの雰囲気がレース場にいるときのそれに変わった。
「見方によってはそうだろう。故に、だ。レースを開催するわけにはいかない、私たちに許されたのは……これだ」
そう言ってシンボリルドルフはこぶしを握って差し出した。それを察したウマ娘たちもこぶしを握る。ウマ娘の超握力で固く握られた拳を全員が一斉に振りかぶり、思いっきり突き出した!
「「「「「「「「じゃん、けん、ぽん!」」」」」」」」
当然ながら50回を超えるあいこののち、くじ引きの方が効率がいいと思いついたメンバーたちはくじを制作し、厳正な審査の結果選ばれたのはアストンマーチャンとメイショウドトウであった。風水と占いが効かなかったとマチカネフクキタルとコパノリッキーは崩れ落ち、スペシャルウィークとオグリキャップはやけ食いに走り、ウオッカはミスティストリームに愚痴った。
結局1週間、男とのデート権をかけた会議は毎日開催されるのであったとさ。
最近日常足りてねえなあと思ったので急ピッチで書きました。着せ恋クロス期待してた人はごめんね。うまゆるで可愛かったメイショウドトウとストーリーが重すぎるアストンマーチャンでしたとさ。
ではでは次回お会いしましょう。今度こそ着せ恋クロス書きます
どれ読みたい?
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ジェンティルドンナとゴンくん(ウマ娘)
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ミスティとゴンの初めてのお使い
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海外掲示板シリーズ
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全国ドサ回りウマ娘