【美少女】なんか知らんのだが部屋にウマ耳ウマ尻尾の美少女が現れたんやが【降臨】   作:カフェイン中毒

58 / 64
一部プロットとのミスがあり、時系列を間違えていたことが今さら発覚したので修正します。具体的にはいるはずのないミスティストリームの子供が出ていました。レイジングドラムをゴングドラムに修正します。ごめんなさい、全く気付きませんでした


年末あれこれと尾花栗毛と大流星

234:名無しの競馬ファン

いやー、年末は笑ったわ

 

235:名無しの競馬ファン

まさか笑ってはいけないにウマ娘が出るとは

 

236:名無しの競馬ファン

赤白にも出たよな。どうなってんだ

 

237:名無しの競馬ファン

そりゃあれだよ、笑ってはいけないの方は事前録画だから

 

238:名無しの競馬ファン

赤白もよかった。やっぱスぺちゃんとチームシリウスの笑顔の宝物は最高やったな

 

239:名無しの競馬ファン

キタサンブラックと馬主の競演えげつなかったわ

 

240:名無しの競馬ファン

祭りをまさかのデュエット

 

241:名無しの競馬ファン

URAに遊びにくるんだっけ今度

 

242:名無しの競馬ファン

孫娘並みに可愛がりそう

 

243:名無しの競馬ファン

いやまさかせがた三四郎が出てくるとは思わんかった。そして実機のセガサターンを持つサトノダイヤモンド

 

244:名無しの競馬ファン

まさかのセガ信者で笑う

 

245:名無しの競馬ファン

セガサターン、シロ!

 

246:名無しの競馬ファン

実機3台持ってるわい

 

247:名無しの競馬ファン

ゴルシをして「アタシよりやべー」と言わせしめたクレイジーダイヤモンド

 

248:名無しの競馬ファン

良かったねセガの会長さん、赤白がセガ一色になって

 

249:名無しの競馬ファン

サトノダイヤモンドと声優たちが歌うゲキテイ最終章は最高でした

 

250:名無しの競馬ファン

笑ってはいけないの時最初からフルスロットルで俺は腹筋が死んだ。バスの移動の時にバスを追い抜くウマ娘で笑ってしまったし、最後尾にダイワスカーレットとスカーレットエースがいたのでビールが変なところに入った

 

251:名無しの競馬ファン

ランダムでお仕置き執行役がウマ娘に代わるのマジで痛そうで可哀想

 

252:名無しの競馬ファン

【全員アウトと書かれた紙を咥えてみせるスカーレットエース】

 

253:名無しの競馬ファン

>>252 それマジで反則。お仕置き受ける5人がウマ娘相手に本気で抵抗してるの面白かった

 

254:名無しの競馬ファン

方邸の往生際の悪さはマジで面白い

 

255:名無しの競馬ファン

すげえ痛そうな音だったけど方邸の「ビンタの方が見た目の分痛い」という感想でもうダメだった

 

256:名無しの競馬ファン

見た目いいもんな、ウマ娘

 

257:名無しの競馬ファン

まあ蝶田にビンタされるかウマ娘にケツぶっ叩かれるか選ぶんだったらウマ娘選ぶわ

 

258:名無しの競馬ファン

なんだかんだ加減はしてくれてるみたいだったけど

 

259:名無しの競馬ファン

タマモクロスがぶっ叩いた時だけすげえ痛そうだった

 

260:名無しの競馬ファン

お笑いは手加減したらあかんのやという精神

 

261:名無しの競馬ファン

そして当然のように出てくるミスティストリームとゴングドラム君。

 

262:名無しの競馬ファン

何時もの引き出しネタをやる部屋の隅に当たり前のように鎮座してるのずるくない?

 

263:名無しの競馬ファン

笑うんじゃなくて絶句するっていう新しい反応が見れたのが一番面白かった

 

264:名無しの競馬ファン

浜ちゃんと松っちゃんが「あかんやろ!」って声揃って言ったせいで全員アウトなやつな

 

265:名無しの競馬ファン

芝の魔王と霧の女帝に見守られて引き出しネタやるの緊張しただろうなあ

 

266:名無しの競馬ファン

ゴングドラム君が当然のようにドアを開けて出て閉じてったのを見て「馬とは…………?」ってなった。取っ手があるとはいえさあ……

 

267:名無しの競馬ファン

URAの代表曰く「馬って頭がかなりいいんですよ。教えたら大概できます」それウマ娘ありきの話ですよね?

 

268:名無しの競馬ファン

なんか部屋のドアがでっかいなと思ったら馬をだし入れできるようにするためってお前……

 

269:名無しの競馬ファン

まあ笑ってはいけないジョッキー24時だったわけで

 

270:名無しの競馬ファン

馬いるのはいいんだけど全面協力しすぎなんよJHAもURAも

 

271:名無しの競馬ファン

座ってたミスティストリームが立ち上がったせいでビビり散らかす遠城なwwwあれで田山笑っちゃったんだよなあ。

 

272:名無しの競馬ファン

まあミスティストリームが小さいとはいえ馬だし怖いよな。しかも無敗三冠馬で凱旋門賞馬、いろんな意味でオーラある

 

273:名無しの競馬ファン

中身は幼女

 

274:名無しの競馬ファン

まあそうだけど

 

275:名無しの競馬ファン

挨拶に行く会長役がレジェンドジョッキーの豊騎だったんだけどまさか龍巳とIKTN、スズカ、オペラオー、カレンチャンが乱入してきてオペラ始まるとは思わないよ普通

 

276:名無しの競馬ファン

URAとJHAだけでお笑い番組作れる定期

 

277:名無しの競馬ファン

お昼の即興ソング作りが可愛かった&面白かった

 

278:名無しの競馬ファン

ご飯運んでくるのがツインターボとゴングドラムが一緒にくるとは…………このリハクの目をもってしても

 

279:名無しの競馬ファン

節穴定期

 

280:名無しの競馬ファン

判定役オグリキャップなの笑う。お前も語彙力ない組だろ!

 

281:名無しの競馬ファン

途中休憩と称してラーメン飲み始めたのホント草

 

282:名無しの競馬ファン

私が作りましたってファインモーション殿下の写真とテロップが映るの視聴者特攻で草

 

283:名無しの競馬ファン

必死に歌を作る後ろでゴングドラムに膝枕するツインターボ師匠という地獄と天国の対比

 

284:名無しの競馬ファン

なんで連れてきたし

 

285:名無しの競馬ファン

ワゴンをゴングドラムが牽いてきたからでしょ

 

286:名無しの競馬ファン

あとはあれだね、あれ。いつものキック

 

287:名無しの競馬ファン

\デデーン/田山、タイキックーからの一連の流れはまあいつも通りだったんだけどお代わりがあるなんて

 

288:名無しの競馬ファン

ウマキックでだいたい察したんだけど、勝負服のゴールドシップが壁を蹴り壊して現れたところでもうダメだった

 

289:名無しの競馬ファン

アカンでしょあれは

 

290:名無しの競馬ファン

「いけませんって死にますよ!」「ああん?大丈夫だって現にトレーナーは生きてるからな!」「あの人人間ですか!?」※一応人間ですbyURA代表

 

291:名無しの競馬ファン

クッションに用意されたアドマイヤベガがグッドサイン立ててプリントされてるyagiboクッション欲しい

 

292:名無しの競馬ファン

蹴りで吹っ飛んでクッションに沈む田山、第一声は「……痛くない」

 

293:名無しの競馬ファン

「そりゃおめー、いくらクッションがあるとはいえアタシが人を本気で蹴るわけねーだろ。押しただけだよ」ゴルシちゃんが……優しい!?

 

294:名無しの競馬ファン

じゃあURA代表に向かってやってる凄い痛そうなラリアットだのクロスボンバーだのロメロスペシャルは何なんですか

 

295:名無しの競馬ファン

愛じゃよ

 

296:名無しの競馬ファン

愛なら仕方ないな!

 

297:名無しの競馬ファン

いつの間にか現れるデジたんがURA代表の肉体を元の形に戻していくのがシュールすぎる

 

298:名無しの競馬ファン

あとウマ娘が出てきたのはなんだっけ、ビンタか

 

299:名無しの競馬ファン

鬼ごっこにも出てきたけどアレは回避不可の強制罰ゲームみたいなもんだしな

 

300:名無しの競馬ファン

蝶田のビンタだな。「歯を食いしばれ!」「いやです!僕は悪くありません!」「往生際の悪いやつめ!」「僕はやってません!」「……そんなに嫌か」「はい!嫌です!」この流れ変わったなって感じに喜ぶ方邸の笑顔よ

 

301:名無しの競馬ファン

「俺じゃなければ受けるのか」「はい!」あっ……って感じで思わず返事しちゃった方邸のやっちまったって顔よ……

 

302:名無しの競馬ファン

「じゃあ、俺の助手にやってもらおう。カモン!」「ハウディ~~~!」 蝶田と同じ服装のタイキシャトル乱入

 

303:名無しの競馬ファン

痛いのがウマ娘に置き換わるのマジでつらたん

 

304:名無しの競馬ファン

「思いっきりぶっ叩いてやれ」「オゥ!いいんデスカ?」「だめです!」ホンマ草

 

305:名無しの競馬ファン

じゃ、ウチがやるわと後ろの席で立ちあがったタマモクロスを引っ張って止めるオグリキャップ

 

306:名無しの競馬ファン

オンエアあと録画で見て笑ったわそこ

 

307:名無しの競馬ファン

そんで掛け声もなくいきなりバチン!とされて横回転する方邸、そのままぶっ倒れる

 

308:名無しの競馬ファン

ガッデム輪唱して立ち去る二人、倒れる方邸……「蝶田さんと同じくらい痛い」

 

309:名無しの競馬ファン

めっちゃ加減してるやんけ

 

310:名無しの競馬ファン

だからウマ娘が本気出したら人間ミンチなるて

 

311:名無しの競馬ファン

軽トラ持ち上げる種族やぞ

 

312:名無しの競馬ファン

こわい

 

313:他称トレーナー

【タイキシャトル号とタイキシャトルが頬を寄せ合っている】

【メイショウドトウ号とメイショウドトウと猫の画像】

 

314:名無しの競馬ファン

やだかわいいってファッ!?

 

315:名無しの競馬ファン

イッチやんけ!

 

316:名無しの競馬ファン

何だこの画像!?

 

317:名無しの競馬ファン

まさかそれは貴様……

 

318:他称トレーナー

実は2年ほど前どさくさに紛れてタイキとドトウを連れてタイキシャトル号とメイショウドトウ号に会いに行ったのだ。そろそろ話題にしてもいいと向こうさんの許可を貰ったので、お話します

 

319:名無しの競馬ファン

なんですとー!?

 

320:名無しの競馬ファン

貴様!詳細を早く話さないか!

 

321:名無しの競馬ファン

ノーザンメイクファームのお知らせに乗ってないぞ!?

 

322:他称トレーナー

隠してました。実は向こうさんのお客さんへの受け入れ態勢が整ってなくてさ。このまま人が押し寄せたらヤバい、となってようやっと準備整えてお話しできる段階になりました。ちなみに何度かお邪魔してるゾ。今回は初回の話をしよう

 

323:名無しの競馬ファン

致し方なしか

 

324:名無しの競馬ファン

しかしまあ、組み合わせ的に珍しいのかな。ドトウちゃんとタイキちゃんは

 

325:名無しの競馬ファン

ノーザンの方だと仲良しこよしだけどねー

 

 

 

 

 

 

 

 「来まシタ!ホッカイドー!」

 

 「英語にすると?」

 

 「変わらず北海道ですぅ……意外と寒くないですね~」

 

 「いや寒いよ?真冬だよ今。気温めっちゃ低いけど!?」

 

 年始のありがたみを感じる寒さの中、ダウンジャケットを着込んだうえで手袋に包まれた手をすり合わせながら男は寒いと突っ込みを入れる。あまり寒くないと口にしたウマ娘、メイショウドトウと海だ~と叫ぶように両手をあげて上陸の雄たけびを上げるタイキシャトルに挟まれて今、男は北海道に来ていた。

 

 なぜまたしても北海道にいるかという話であるが、URA毎度恒例行事となりつつある「自分に会おう」というアレの順番が回ってきただけなのだ。今回お邪魔させていただくノーザンメイクファームは比較的小規模ながらタイキシャトル号とメイショウドトウ号という有名な引退競走馬を飼養しており、今回会わせてやれないかという話が舞い込んできたので即決即断がモットーの男は即日対応でカチコミに来たのである。

 

 「というわけで、まずはご飯食べよう」

 

 「あ!海鮮丼ですね~!実は皆さんから聞いて楽しみにしてたんですぅ」

 

 「オゥ!イエス!大トロ、ウニ、甘エビ!どれを食べるか迷っちゃいマス!」

 

 男はレンタカーに乗り込んで後ろにウマ娘二人を乗っけて北海道に来るたびに食べに来ている海鮮丼の店に向かった。もはや顔見知りの大将は男が入って来た瞬間に今度はどんな娘を連れてきたのかという顔で、タイキシャトルとメイショウドトウを見て「また違う娘やん」と言わんばかりの顔になったが、プロフェッショナルとして見事な海鮮丼を作り上げた。なお在庫が半分ほど減ったらしいが、それは大将のみぞ知る。

 

 満足げなタイキシャトルとワサビを入れすぎて鼻がツーンとして涙目なメイショウドトウを連れた男は数時間ほど車を運転して北海道を下り、ノーザンメイクファームにやってきた。北海道の引退馬牧場は小規模とはいえどやはり土地自体はかなり広く取られている。

 

 客用の駐車場に男が車を停めて、3人が降りる。男が着いた旨をスマートフォンで連絡していると、牧場の厩舎から猫が一匹歩いてきた。牧場に猫がいること自体はあまり珍しくもなく、ノーザンメイクファームもSNSでこの猫の写真をあげているのでここで飼われてる猫なのだろう。確か名前はメロだったか、と男が考えているとメロは不思議そうにタイキシャトルとメイショウドトウを見た後、足早に寄ってきたのだ。

 

 「わぁ、可愛いデスネ!ベリーキュートデース」

 

 ゴロゴロ、と喉を鳴らしてタイキシャトルの足元にすり寄ったメロをしゃがみ込んだタイキシャトルがよしよしと撫でる、その手にもすり寄って頭をこすりつけたメロは今度はどうしましょうどうしましょうと猫を前にあたふたするメイショウドトウにターゲットを変えたらしく、タイキシャトルの手をすり抜けてメイショウドトウの足元にやってきた。

 

 「は、はわ……こんにちはですぅ。猫さん、触っても大丈夫でしょうか~?」

 

 実は羊に始まり牛に豚と男の周りにある畜産牧場の動物のだいたいに懐かれるメイショウドトウ、猫も大好きであるが慣れるまで時間がかかるらしく初見でここまで来てくれたことはない。思わず口元が緩んでにっこりと笑いながら膝を折ってメロに話しかけて許可を取ろうとするメイショウドトウ、厩舎から男から連絡を受けた厩務員が出てくると同時にメロはジャンプをして、メイショウドトウの肩に陣取ってしまった。

 

 「わ、わ~。ふわふわですぅ。アヤベさんが喜ぶくらいにふわふわですぅ」

 

 メロはそれなりに大きな猫であるが、メイショウドトウはウマ娘、重くなどない。器用にバランスを取って肩に収まるメロをドトウは落とさないように気を付けながら立ち上がった。メロは非常に満足げであり、厩務員は目の前でメロが初見の人間に懐いたことに驚きを隠せない様子だ。

 

 「メロがこんなにあっさり……あ、すいません。ようこそノーザンメイクファームへ、厩務員の河越です」

 

 「初めまして、URAの代表をやっております。こっちが」

 

 「ハウディ、タイキシャトルデース!今日はとっても楽しみにしてマシタ!」

 

 「メ、メイショウドトウですぅ。あのぉ~、猫ちゃん……」

 

 「メロ、ほら困ってるから……」

 

 今度はメイショウドトウの頭に陣取って丸くなるメロに流石に困ったらしい彼女のか細いヘルプコールを聞いた厩務員がメロを捕まえようと手を伸ばすがメロはメイショウドトウの肩や頭を器用にくねくねと移動して捕まるのを拒否している。仕方なくタイキシャトルが俊敏な動きで捕まえ抱きかかえるとメロは不満そうににゃおんと鳴いて大人しくなった。

 

 「凄いですね、メロがあっさり懐くだなんて……シャトルとドトウは今は馬房にいます。さっそく行きましょう」

 

 「とっても人懐っこいデース!ね、メロ?」

 

 にゃーん、と鳴いてタイキシャトルの頬に自分の顔を擦り付けるメロ、タイキシャトルも動物は好きなので耳と尻尾が盛大に動いている、雪を踏みつけ、蹄鉄の形の足跡を残しながら厩舎に入ると、どうやらまだ馬たちは外に出される前だったらしくみんな揃って顔を出していた。視線が一気に二人のウマ娘に向くと、耳をこちらに向けて興味津々な様子で見ている。するとヒィン!と大きな声で鳴いた馬が一頭いた。

 

 「トレーナーさん、ワタシが呼んでマス。こっちに来いって」

 

 「あ、あそこですね……わ、私も一緒にいるみたいですぅ」

 

 「うん、行っておいで。走らないようにね」

 

 「すごい、やっぱりわかるんですね……ドトウもシャトルも、分かってる……」

 

 かつん、かつんと二人のウマ娘がそれぞれ魂を同じくする馬に近寄っていく。厩務員は知らないことだがウマ娘二人がいつもは鳴らさない蹄鉄の音、それがそれぞれ2頭の競走馬の足音と同じだと気づいた。いつも聞いているその足音を鳴らして2頭の馬に近寄るウマ娘二人。最初に言葉を発したのはやはり、タイキシャトル。

 

 「ハロー、マイディア。会えてうれしいデス。オゥ!足を踏むなんてお行儀が悪いデスネ!そんなワタシはこうデース!」

 

 馬房の前のしきりに体を預けたタイキシャトルは目の前の自分に親しき友達と挨拶をした。タイキシャトル号は目の前の人の形をした自分がとてもとても嬉しそうで、楽しそうで、自分も嬉しくなってしまった。だから、いつも世話をしてくれる人間と同じように、脚を踏んでいたずらをする。ただし、ぎゅっと踏むのではなく乗せるように優しく。

 

 顔を捕まえられて抱きしめられる。耳に聞こえる自分と同じ呼吸と感じる体温、心臓の音。自分自身がもう一人というありえない事態でも、そんなのは関係なかった。楽しい!楽しい!楽しい!遊ぼう!オレ!と鼻息を漏らす。年を取って上手く動かなくなってきた体が気にならないほど、体が軽かった。

 

 「フフッ、ワタシとおんなじデース。寂しいのは嫌で、遊ぶのが好きで、ニンゲンが、大好き。レースだって!」

 

 尾花栗毛が二人、笑い声と嘶き、タイキシャトル号は自分自身との邂逅に喜んだ。かつて、走る同族を置き去りにして一番前にいた時、撫でられたあの瞬間を思い出していた。この目の前の自分は知っている、レースを、勝利を、それがいかに気持ちいいかということを。だから、自分も伝えることにする、今こうやって逢えて最高に幸せだと。

 

 「貴方は……のんびりさんなんですね~。え?そのぉ、私は鈍くさいだけで……わぷっ!?」

 

 一方のメイショウドトウも自分自身を見ていた。いつもオドオドして、どんくさくて、自信がなくて……そんな自分ではないような自分。ゆったりと優しげな眼をしている、メイショウドトウ号。いつの間にかタイキシャトルの手を抜け出したメロが柵に座って一人と一頭を眺めていた。

 

 自分を貶めるような卑屈な発言を思わずしてしまったメイショウドトウに対して、メイショウドトウ号は彼女の頬に鼻を押し付けて発言を止めた。お前が僕ならば知っているはずだ、あの何度も前を走り続けたあいつの姿を。ようやっとあいつからもぎ取った1番の景色を知っているはずだと。お前がそれを言ってしまえば、あいつも一緒に貶めるんだぞと。

 

 それが伝わったメイショウドトウの顔つきが変わる。そうだった、私はあのオペラオーさんに勝てるウマ娘だ。負けることもあったし勝ったこともあった。今となっても負けるつもりで走ることはない。繰り返しの中、何度も戦った。自覚せずとも、自覚してからも。彼女とのそれを私が否定しては、いけないんだ。

 

 メイショウドトウ号は、嬉しかった。目の前の自分は証明していた、たとえ人の形になっていてもあいつに勝っていたんだと。あのまるで群れの王のような太陽のごとき馬に何度も負けるものかと食らいついた、その執念を目の前の自分はきちんと持っていた、それが嬉しい。言わずとも伝わってくる、なにせ自分なのだから。

 

 それでも、とメイショウドトウ号はメロをちらりと見る。この小さいのは目の前の自分の方が好きなのか、とちょっと残念に思ったのだった。勝手に背中に乗るくせに今度は僕じゃなくてワタシか、それよりもワタシ、ニンジン食べない?そろそろおやつの時間なんだよね。

 

 「おやつ、ですか?ニンジンは、確かに好きですけど~」

 

 「あ、ニンジンありますよ」

 

 「あ、ありがとうございますぅ」

 

 メイショウドトウは難しいことを考えるのはやめることにした。今は、この自分自身との邂逅を楽しもう。ようやっと花が咲くように笑った自分に安心したメイショウドトウ号はおやつのニンジンにありつくため、首を伸ばすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

766:他称トレーナー

とまあこんな感じでドトウにちょっぴり自信がついたわけですよ

 

767:名無しの競馬ファン

シャトル爺さん若すんぎwww

 

768:名無しの競馬ファン

併走は草

 

769:名無しの競馬ファン

ドットさんとメイショウドトウちゃんが藁の上で寝転んでる画像マジヤバ……

 

770:名無しの競馬ファン

尊い……

 

771:名無しの競馬ファン

ダメだ、我慢できぬ。見学の予約じゃあ!

 

772:名無しの競馬ファン

残念だったな、もう遅い

 

773:名無しの競馬ファン

4か月先まで埋まってて草

 

774:他称トレーナー

そういえば赤白歌合戦の裏話聞きたい?

 

775:名無しの競馬ファン

何それクソ聞きたい

 

776:名無しの競馬ファン

よくだそうと思ったな。あと逃げ切りシスターズデビューって何ですか

 

777:他称トレーナー

何って史上初のウマドルユニットだけど

 

778:名無しの競馬ファン

そうだけどそうじゃない。赤白でなんでデビューさせてんだ

 

779:他称トレーナー

え?向こうのプロデューサーにファル子のファンがいてな

 

780:名無しの競馬ファン

コネかよwww

 

781:他称トレーナー

いや、流石にそれはと思ったのでその人以外のお偉いさんを逃げ切りシスターズのパフォーマンスで説得した。具体的にはこんな感じでライブいけません?ってやってみせたら面白いからOKが出た

 

782:名無しの競馬ファン

なんだ、向こうのテレビ局って案外アレなのか?

 

783:名無しの競馬ファン

笑ってはいけないと赤白両方にウマ娘出てるせいでどっちみるか迷ったじゃないか

 

784:他称トレーナー

どっちでようかって思ってたら別に両方出りゃいいじゃんってなった。でもメンツ見てみ?レジェンドレースに出る子は出てないやろ?

 

785:名無しの競馬ファン

ウマ娘めっちゃ人数いるから確かに人海戦術できるけどさあ…………

 

786:他称トレーナー

やりたいことはやれるだけやるが座右の銘なので。嫌がったら出さなかったし。ルール聞いて面白そうってなったダイタクヘリオスに言ってくれ。トレぴ!ウチらもアレやらね!?って

 

787:名無しの競馬ファン

震源地は太陽神であったか

 

788:名無しの競馬ファン

ならばしょうがない

 

789:他称トレーナー

だから嬉々としてケツひっぱたいてたんやであの子。というか罰ゲーム受ける側で参加する気満々やったんやが

 

790:名無しの競馬ファン

そうなの!?

 

791:名無しの競馬ファン

いや無理やろ。笑い我慢するのとか、特にあの子が

 

792:名無しの競馬ファン

お仕置きをする側の時も微妙に口歪んでたしな

 

793:名無しの競馬ファン

これはひどい

 

794:名無しの競馬ファン

そういえば赤白の時のセガ一転攻勢とお祭りはどうなってんですか

 

795:他称トレーナー

いやその、今年ゲームの音楽でなんかやりたいっていうふわっとした話が参加が決まった時に企画としてあったみたいでな?

 

796:名無しの競馬ファン

ふむふむ

 

797:名無しの競馬ファン

あー、道理で。サクラ大戦とか歌謡ショーやってたしな

 

798:他称トレーナー

そんで、ダイヤちゃんが馬主さんにもらったセガサターンでサクラ大戦をやってたんだけど、それを見た向こう側さんがせがた三四郎のお方なら出しても大丈夫だし歌ってくれるやろってなって悪ノリしたままそのネタが採用されたというか何というか……

 

799:名無しの競馬ファン

世代以外ぽかんしてたやろそれwww

 

800:名無しの競馬ファン

突如流れる往年のテーマソングで腹筋がなwww

 

801:名無しの競馬ファン

まあオリンピックでゲーム音楽が採用される時代だしそういうのもありかな

 

802:名無しの競馬ファン

じゃあキタサンブラックの方は?

 

803:他称トレーナー

ウマ娘が赤白に出るって決まった時点でぜひ共演させて欲しいと向こうから打診があった

 

804:名無しの競馬ファン

流石はこちらの世界でウイニングライブをやっていた御方だ。格が違う

 

805:名無しの競馬ファン

ツブヤイターでのツーショがマジで孫娘なんだよねえ

 

806:名無しの競馬ファン

こぶしの利かせ方が上手いんだよなキタちゃん

 

807:他称トレーナー

まあ真面目枠はスぺちゃんたちシリウスがやってくれたからこっちは多少羽目を外してもいいでしょう

 

808:名無しの競馬ファン

まああのジャパンカップの時と同じ並びだし感動して涙ちょちょぎれたぞ

 

809:名無しの競馬ファン

あの曲は反則なんだよなあ

 

810:他称トレーナー

とまあ、今年のイベント企画も頑張るから去年と同じくらい応援してな

 

811:名無しの競馬ファン

よしまかせろ!いくら出せばいい?

 

812:名無しの競馬ファン

財布が燃え尽きるまで付き合うぜ!

 

813:名無しの競馬ファン

カード新しく作るわ

 

814:他称トレーナー

健全な範囲で頼むわ……

 

 




 お待たせしました。本来なら笑ってはいけないネタで一本やろうと思いましたけど無理だったので別のと纏めました。更新頻度は落ち気味ですがボチボチやっていきます。

 ではでは次回もお楽しみに 感想評価よろしくお願いいたします。

K2編少し続けていい?

  • ええで
  • あかん
  • 掲示板やれ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。