ゴールデン二次創作劇場、ダンまちに金カムのネタを混ぜるのは間違ってないけど汚くはなる   作:37級建築士

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サブタイがひどいけど金カムなら仕方なし


ウコチャヌプコロがわからない良い子はブラウザバックしてググりましょう。


(2) ダンジョンでウコチャヌプコロする奴なんているだろうか、いやまさか

 下半身全裸の男に出会った、名を姉畑支頓。姉畑が姓で支頓が名前らしい。顔立ちもあって、極東の出の方なのだろう

 

 姉畑さんは紳士的な振る舞いを持つ人だ。ただし、その姿は限りなく変態のそれであった。神々しい輝きで一瞬間違えてしまったけど、やっぱりこの人は変人で変態なのだろう。

 

 

「ははは……すまないね、着るモノを貸してもらって。いや、ズボンをどこに置いたのやら」

 

 

「……はぁ」

 

 

 下半身全裸の理由、そこだけはなにか濁してはぐらかされた。知るのも怖いし、今はそれよりも

 

 

「えっと、どのあたりかわかりますか……その、ズボンを脱いだ場所」

 

 

「ふむ、そうだね。」

 

 顎をさすりながら思考にふける、顔の印象だけなら学者然としている。それに、今はローブを纏って肌を隠しているからぱっと見怪しさはない。今、姉畑さんが纏っているのは黒灰色で、というか僕が貸しているゴライアスローブだ。残念ながら、都合よくあったのはそれしかなく、致し方ないとはいえ内心ヴェルフには申し訳ない。

 

 

「……うむ、ベル君。何か考えごとかな、惚けているが」

 

「あ、いえ……」

 

「しかし、ここはすごいね。ダンジョンという場所は興味深いものだ」

 

「そうですか。あれ、ちょっと待ってください……あなた、どうしてここに」

 

「ん、何か問題でも」

 

 きょとんとした顔、とぼけているわけでもなく本当に無知なのか

 

「……その、ここがオラリオという街なのも知ってます、よね?」

 

「オラリオ、それはこの下にあった街のことだろうか」

 

「いえ、あれはリヴィラで……って、中層から昇ってきたのですか!?」

 

 以外、もしやこの人冒険者なのか

 

「ええ、その中層というのはよく知りませんが、私は森の中で目覚めてから今の今まで彷徨って、

とにかく地上を目指して上に進んでいた、という所です。」

 

「……?」

 

「おや、ハトが村田銃を食らったような顔をして……とにかく、私は君に語れることを有していないのが、実の所本音です。記憶喪失、といえば理解してもらえますでしょうか。目が覚めた時、わたしは何故ここにいるのかまったく知らない。ホッカイドウからはるばる、知らぬ国の知らぬ場所で目が覚めて、本当にわからないことづくめです。」

 

「……はぁ」

 

「ですが、悪いことばかりではないですよ。ここには、私が求めたものがいっぱいある。ここはいい場所ですよ、未知の出会いがたくさんだ」

 

「……未知、ですか」

 

「ええ、未知の出会いです」

 

 自身気にそう答える。姉畑さんの言葉には濁りの無い、純粋な感情が伝わってくる。

 

 ダンジョンに夢を抱く自分と、もしかすれば類似点があるのだろうか。この人がダンジョンに求めるもの、それが少し気になって

 

 

「……あの、あなたは何を「ふむ、しかしこのローブ実にいいね。何か、動物の皮をなめしたモノなのだろうか」……え、あぁはい」

 

 質問をかぶせられ伝えそこなった。うん、そう言えばさっきからずっとローブに対して興味深そうにしているし、手で撫でたり触って引っ張って揉んで、匂いを嗅いで……嗅いで!?

 

「あ、あの……嗅ぐのはさすがに」

 

「ふむ、植物系のなめし薬かね、タンニンなめしなのかな。キブシの実からとれるとか、昔あの木々とも愛し合ったが……いかんせん粘膜の薄い部分にはさすがに毒だったよ。かぶれて大変だったなぁ、懐かしいなぁ」

 

「あの、なんの話だかまったく……って、あの……あげたわけじゃないんで、返してもらいますよ当然」

 

「失敬、もちろん洗って返そう。して、この皮の元となった生き物」

 

 

 

 

 

……それは、いったいどのような動物なのだろうか

 

 

 

 

 

 

   ×   ×   ×

 

 

 

 

 

~第17層~

 

 

 

 

 ミノタウロスが群発するこの地帯、そこで冒険者たちは奇妙なものを見つけた。

 

 

 

「おい、こいつは」

 

「あぁ、間違いないね」

 

「うっわ、正気じゃないねぇ」

 

「きもちわるい、悪趣味過ぎよ」

 

 

 

 並んでベート、フィン、ティオネとティオナが口々に嫌悪を示す。

 

 

 

「ティオネ……見えないよ」

 

「あの、一体何があるのですか?」

 

 

 

「「駄目、二人とも見ない方がいいよ」」

 

 

 

 ティオネ、ティオナに目を塞がれたアイズとレフィーヤ。そうされるのも無理もなし、今この現場に広がるのはどれも不健全な光景だ

 

 

「……フィン、こいつは」

 

「あぁ、汚されてるね……一匹残らず」

 

 

 そこに散らばるは、全てコボルトやオーク、さらにはミノタウロスなど、すべて死屍累々と言った具合に弱って倒れ伏している。剣で切られ、鈍器で殴られ、魔法に炙られた、というものではない。ただ、全員が無傷で弱り果てて死にかけているのだ。

 

 あまりにも悲惨、なまじ人型故にその姿は見るに忍びない。表現するなら、全員ア”――ッといった感じの表情で消沈させられている。

 

 

 哀れに思い、フィンガとどめの槍で魔石を砕いてやる。汚い光景を全て消して、ようやくアイズとレフィーヤも解放された。

 

 

「ねえ、皆何してたの」

 

「何、汚いものを掃除しただけだ。それより、武器泥棒はこの上に逃げたようで間違いないね」

 

「まったく許せません、こっそりアイズさんの武器を盗むなんて」

 

「まったくね、でも解せないわ」

 

「そうだねティオネ……アイズの剣と知ってか知らないでか、だがこれで辻妻はあった」

 

 フィンは語る、それはここ最近ダンジョンで起きた異変

 

「ダンジョンでの異常行動、そして盗難……これが繋がった。今ここに在るモンスターの惨状、さほど時間は立っていない。そして、盗まれたのもついさっき、不埒物は不埒に不埒を重ねたまま上へと目指している。親指も疼いているから間違いない……さあ行こう、変態狩りだ」

 

 

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

……姉畑さん、ズボン見つからないですね

 

 

 

 

……うむ、大切な武器も一緒に付けたままだからね……いや、物取りに在ってないか心配だ

 

 

 

……剣?

 

 

 

 

……あぁ、レイピアをね……まあ、拾いものだよ、気にすることはない

 

 




まだ続きます。


感想・評価を早速頂きました。姉畑支遁先生のおかげかな
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