俺達のヒーローアカデミアA's 作:ガム
「それでなマスカくん。マスカくんには私達と一緒にヒーロー科を目指して欲しいんよ、協力してくれるか?」
「うんうんわかったわかった。今は濃厚な百合を摂取してるところだからちょっと待ってな、はやて」
どうもこんにちは、もしくはこんばんは。聖なる写し絵こと百合百合しい女の子達の健全な絡みを目で摂取している百合豚こと転生者です。
昨今、個性と言う超常の力が広まった事により槍が降ると言う例えが現実味を帯びてきたこの超人社会な世の中。犯罪者はヴィラン、警察組織への民間協力者がヒーローと歪な区分がされた世界にて俺は健全な生活を送っているごく一般的な学生をしております。
「そーか、そーか。そりゃなのはちゃん達喜ぶわ〜」
「うんうん、今濃厚な百合を摂取してるところだから待ってローヨ」
そんな割となんの取り柄もない学生な俺ですが一つだけ、一つだけですが自慢な事があります。それは……俺の友達が、いい奴って事です。
「────うわぁ!!! まーたマスカくん、写真見てニヤニヤしてるー!!!」
「な、なのは。マスカへ指を指すのは止めようよ」
【そうですよなのはさん。その行為は失礼にあたりますよ】
「それはフェイトちゃんとバルディッシュの言う通りなの、だけど今回で何度目だっけ?」
【今日だけでも通算55回目ですマスター 流石にフォロー出来ない回数かと】
「ほらー! レイジングハートもそう言ってるー!」
「お、なのはちゃん達が来た来た。ちょうど良いわ、二人にも直で聞いてもらお。なのはちゃーん! フェイトちゃーん!」
「うんうん、今は濃厚な百合を摂取してるところだからちょっと待ってローヨ」
まずは俺の幼馴染1号から。
「どうしたの? はやてちゃん」
彼女の名は高町なのは。ある種のヒーロー一家である高町家の末っ子さんだ。容姿もさることながら頭脳明晰で頭も良く、人柄も良い事から男女問わず慕われてる凄い奴だ。まぁ俺にとっては腐れ縁でシュークリーム作りの腕前がプロ級って意外では鈍臭い運動音痴の女の子なんだがな。
「はやて、何かあった?」
んでお次は幼馴染2号事ことフェイト・テスタ────では無くフェイト・T・ハラオウン。少しばかりコミュ症的な部分もあるがなのはと同じく成績優秀容姿端麗。なのはと違って身体能力も凄いらしく、体育会系の成績は部活動に所属している者達を抑え常にトップを独走。その為か運動部系に所属している生徒達の憧れの人……らしい。
実際は俺も興味ないから知らネ。これら全て別のクラスにいる友達からの情報だから真偽はわかんねぇーからな。それにフェイトはどんなに良いレッテルを貼られようと俺にとってはただの泣き虫で甘えん坊の寂しがり屋さん、だからな。
「そそ。実はな、マスカに関して話があんねん」
幼馴染3号にしてV3、八神はやて。あ、V3のVはヴィーナスのVだから。
二人だ同様成績優秀容姿端麗な彼女だが……正直目立った所は二人と比べてない。けどそれは個人での話で、彼女の真打は集団になってこそ発揮される。彼女は俺が知る中で一番口が上手く、対人能力が高い。言葉巧みに人を操り、まるで自身の手足のように扱う様はぶっちゃけ策士と言っても過言では無いぐらいだ。いやー、あのカリスマは生徒会長って器じゃ収まりきれねぇぐらいにヤバイ。
なのははまだ直ぐに手を出すだけ行動が予測できるし、フェイトとはまず喧嘩する事ないから良いけど個人的には一番敵に回したく無い相手だな。
「話って?」
「実はなマスカくん、ヒーロー科やなくてサポート科を目指してるらしいんよ」
「え。そ、それじゃ同じクラスになれない……マスカと同じクラスになれないのはヤダ、な」
「せやろ」
「うんうん、今は濃厚な百合を摂取してるところだからちょっと待ってローヨ」
そんな三人の幼馴染に囲まれた俺は……はっきり言って地獄だ!
だってだ、だって俺は百合好きな人間ゾ。つまりは百合の間に挟まる男絶対許さないマン、ゾ。
「だから私は考えたんよ。私達と同じヒーロー科志望にする為、この場で言質を取って誓約書を書かせる。これで完璧や」
「!」
「た、確かに今の状態のマスカは何でも肯定してくれるイェスマン。今のうちに言質を取っておけば責任感が無駄に強い彼はちゃんとヒーロー科を受けてくれる! いい、いい考えなの!」
【ボイスレコーダー準備完了】
【確率計算……完了。成功率99.99% いけます】
「うんうん、今は濃厚な百合を摂取してるところだからちょっと待ってローヨ」
否、否である! 百合好きな自分が考えるにこの状況は極めて否ッ!
許されるならすぐさま自害したい。俺さえいなければなのフェイやはやフェイ、なのはが見られた筈なのにぃぃぃぃぃぃ!!!!
「で、でも。マスカの意思を尊重しないのはいけない事だと思う」
「わかるよフェイトちゃん。だけど、時には善人も悪に染まる必要があると私は思うの。だからこれは仕方ない事なの」
「それでも……」
「でももへったくれもあらへん、良心の呵責はとうに捨てた。今は非道になってでもマスカが離れるのは阻止せなあかんのや! それにフェイトちゃんだってマスカと離れるのは嫌やろ?」
「……うん」
「なら答えは決まりや。せやろ? マスカ」
「うんうん、今は濃厚な百合を摂取してるところだからちょっと待ってローヨ」
だからだ。たからこそ高校に進学したら絶対に三人とは別のクラスになってやる。彼女らと過ごして今年で早10年。全てのクラス変えでまるで狙ったかのように同じクラスになった俺だが高校ではそうはいかない!
奴らはヒーロー科、対して俺が目指すのは────サポート科だ! フハハハハ。このプランは完璧だ、科さえ違えば同じクラスになるとなどありはしないのだからなぁ!!!
「有言実行なの、レイジングハート!」
「ごめんなさいマスカ……私もやっぱり離れるのは、嫌だ。バルディッシュ!」
【イェスマスター】
【録音開始まで後5、4、3────】
「なぁマスカ、私達と同じヒーロー科を目指してくれる?」
フハハハハ! これで、これでようやく夢にまで見た百合百合しい姿が見られるぞぉぉぉぉ!!!
「うんうん、今は濃厚な百合を摂取してるところだからちょっと待ってローヨ」
名前:
百合が大好き系自害希望者。転生者だけどヒロアカやリリカルなのはは知らない。
名前:
超人系幼馴染1号。
レイジングハートと名の付く赤いビー玉を持ってる、謎。
名前: フェイト・T・ハラオウン
超人系幼馴染2号。
バルディッシュと名の付くアクセサリーを持ってる、謎。
名前:八神 はやて
たぬき系幼馴染V3。
何故たぬきなのか、謎。