転生したら白亜紀でした(仮)   作:秋月艦隊

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とりあえず、書きました。
続くかどうかは分かりません。


第1話

「……」

 

暑い樹木の間を歩きながら俺は何故こんなことになっているのか考えていた。

 

俺の名前は松原翔鶴と言う。

 

何処にでも居るような平凡な学生で成績は中の下。

勉強は嫌いでいつも趣味の世界に逃げてばかりのつまらない男だった。

 

だった、と言うようにかつての俺はもう存在しない。

 

結論から言ってしまうと俺は1度死んで転生したのだ。

その手の小説や漫画を読んだことはないが、概念や大まかな内容は分かる。

 

死因は高所から落下したことによる出血死。

発見時間が遅かったこともあり病院に着いた頃には手遅れだったらしい。

 

『あなたを転生させてあげましょう』

 

目覚めた俺はよく分からない空間で超次元的存在からそんなことを言われた。

 

はっきり言ってよく分からないがそいつは俺の願いを一つだけ叶えると言ってきた。

俺はその言葉を聞いてよく考えずに願いを決めた。

 

「地球を支配できる存在になりたい」

 

この願いは単純な物だった。

変わらない自分や日常を好き勝手してやりたい、そんな子供じみた願いだった。

 

『わかりました、ではさようなら』

 

声を聞くと、あっという間に意識が途切れた。

 

次に目を覚ました時、俺は鬱蒼とした樹木に囲まれた森の中で目を覚ました。

 

「……ガルルッ?(ここ、何処だ?)」

 

曖昧な意識を呼び起こし俺は声を発した。

だが、俺が出した声は獰猛そうな獣の声であった。

 

「ガル?ガァァァ?(は?どうなってんだ?)」

 

疑問を口に出しても聞こえてくるのは恐ろしい獣の唸り声だけ……はるかに自分の理解を超えた状況に一周まわって冷静になってくる精神。

 

俺は自分が混乱状態にいることを理解した。

 

「ガ、ガルルル、ガァァァ(と、とりあえず、周りの状況と自分の状況を理解しよう)」

 

冷静になった俺は自身のやるべきことを声に出して行動を開始した。

周囲は鬱蒼とシダ科の植物が生い茂っており空にはうっすらと雲が見える。

 

周りに生き物の姿は無く静寂が辺りを満たしていた。

 

「ガァ〜?ガルルル?(えぇ〜?何処だよここ?)」

 

とりあえず、ここが何処なのかを考えるのは後回しにし自分の状況を確認するのを優先することにした俺はゆっくりと前足を前に出した。

 

「ガル?(前足?)」

 

俺は冷静に自身の体を見た。

太い腕には鋭い爪と真っ白な鱗が生えており、絶対に人の肌ではない。

下半身も同様であり足は腕の倍以上太く鋭利な爪が前に三本後ろに一本の計四本生えていた。

 

「ガ?ガァァァァ!?(えっ?翼!?)」

 

俺の背後には巨大な翼があった。

真っ白な純白の輝きを放つ巨大な一対の翼だ。

 

俺の頭は酷く混乱した。

だが、次の瞬間にはさらなる衝撃を受ける事になる。

その理由は遥か彼方を飛ぶ生き物の姿であった。

 

「……(……)」

 

その生き物を見た瞬間俺の思考は完全に停止した。

何故ならば、その生き物は既に地球上には存在しないはずだからだ。

 

その生き物は現代から6600万年前に絶滅したはずの生き物であり太古の昔、空を支配していたとされる生物だ、その名前は……。

 

「ガゥゥウ!?(翼竜!?)」

 

恐竜と同時期に絶滅したはずの翼竜と呼ばれる生き物であった。

先程見えた翼竜は小さめだったが間違いなく翼竜であった。

 

ーヒラヒラー

 

「ガウ?(何だこれ?)」

 

俺が困惑している中、突如空から大きな紙が落ちてきた。

咄嗟にその紙をつかみ書いてある内容をじっくりと読み始めた。

 

拝啓 松原 翔鶴様

 

この度は転生おめでとうございます。

 

無事転生できたようで何よりです。

 

それはそうと、翔鶴様の願いであった『地球を支配できる存在になりたい』と言う願いは、私の力と権威を最大限活かして叶えましたのでご安心を。

 

一応、転生特典の説明を書いておきます。

 

・地球生命、及び技術がどれだけ発達しようとも勝てるだけの強靭な肉体と魔術的、次元的な存在の差。

 

これが、私から与えた特典の内容になります。

 

要するに、その肉体が特典そのものです。

元々は、世界のカウンター役として存在した、全てを抹殺する存在ですが、使用する機会が終ぞ訪れなかった為、翔鶴様に譲渡します。

 

その肉体は、特定の姿を本来持たないため、生物的に頂点に君臨し続けられるであろう姿にしておきました。

細かな調節は、翔鶴様の方で行ってください。

 

それでは、いい人生を。

 

追記・その肉体は【完全な物】なので、消滅も命の終わりもありません。

 

神様より。

 

…………何これ?




ジャンルは、冒険・バトルにしましたが、違ったら変更します。
アンチヘイトは、恐竜によっては酷い扱いをすることもあると思いますので、念の為です。

あと、この作品は作者が何となく、ドラゴンとか恐竜ものの小説を書きたくなったため、書きました。
間違いがあったら優しく殴ってください。
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