「ありがとうねぇ〜」
「はい!いつか会う時まで!!」
「ばいば〜い!」
俺とのどかは手を振った後、少し汗を拭き、歩いていると...。
ビュン!っと風のように駆け抜けた。
黒髪でサイドテールの同じくらいの女子が走っていた。
「すごい速いな...。陸上部かな?」
そう俺が言っていると、サイドテールの女子のついていたシュシュが落ちた。
「あ、おーい!!」
俺は拾い上げ、サイドテールの女子を追いかけながら、大きな声を出した。
「シュシュ落ちたよ〜!!」
女子は髪を触り、気づいて戻ってきた。
「はい!今度は気をつけてつけるんだぞ!」
そう言って、のどかの所に戻ろうとしていると...。
「あの!」
「ん?」
女子は大きな声で俺を呼んだ。
「ありがとうございます...。あのお名前は?」
「赤井赤斗!今日から引っ越した中学2年生だ!じゃあな!」
そう手を振って、走っていると...思い出した。
「そういえば...似ていたな...。この風景」
俺はトッキュウジャーのライトと共に別れを告げて...もう6年だ。
「ライトたちはもう高校2年生か...」
そう言って、俺は思い出に吹けた後、パンフレットにあった森林公園にのどかと共に向かった。
「生きてるって感じ〜!!」
「はは。そうだな!」
俺とのどかは日向ぼっこをしていた。
「久しぶりだったけど...本当に来てよかったね」
「そうだな。それに、人の笑顔がたくさんあるからな」
人の笑顔は、俺たちスーパー戦隊にとって嬉しいことだ。例え、自分達に感謝されなくても、それは嬉しいと言える。
「はぁ〜。そういう意味じゃないんだけどな〜」
のどかは不満げにそう言って、空を見つめた。
〜〜〜〜
《???》
「生きてるって感じだね〜」
オレは新聞を下げて、人間を見た。
オレが探している人間はいない。だが、キングビョーゲン様が命令したのだ。仕方ない。
「ま、オレたちビョーゲンズが星ごと蝕んじゃうんだけどね」
オレは髪を触り、ナノビョーゲンを出した。
「進化しろ、ナノビョーゲン」
そしてナノビョーゲンに命令をし、エレメントを汚染した。
...ナノビョーゲンはメガビョーゲンに進化し、森を汚染して行った。
〜〜〜〜
《花寺のどか》
「きゃああ!!」
わたしと赤斗くんは日向ぼっこをしていると、女性や男性の悲鳴が聞こえた。
「あれは..!?」
わたしは驚いた。見たことない怪物が人を襲っているのだ。
わたしも逃げようとするが、赤斗くんはわたしと逆方向に行き、人に逃げるよう呼びかけていた。
-どうしよう...。でも、わたしも...。
わたしは少し迷うが、わたしも赤斗くんと同じように逃げるよう呼びかけ、真っ直ぐ走った。
「こっちよ!どこいくの!」
「待ってよ!!あっちにワンちゃんがいたの!」
わたしは少し休憩していると、女性と子供の声が聞こえた。
「怪物に食べられちゃうよ!」
すると、赤斗くんは急いで、親子に声をかけた。
「大丈夫です!俺たちが探すので。急いで逃げてください!子供さんも!」
そう言って、親子を逃し、わたしを呼びかけ、一緒に走って行った。
「お医者さんはいないラビか〜!」
そう声が聞こえ、わたしと赤斗くんは走って行った。
「いた...!」
わたしは木を倒し、子犬に向かうが、赤斗くんは横を向いた。
「すまない!人があっちにいるから行ってくる!」
「わかった!」
わたしは頷き、赤斗くんを見届けた後、子犬を抱えた。
「お医者さんのところに行かなきゃ...!」
そう言って、わたしは病院に連れて行こうとするが...。
「行っても無駄にゃ!」
わたしは後ろを見ると、青柄の小さなペンギンと黄色柄の小さな猫がいた。
「病院じゃだめにゃ!」
「ラテ様を助けるには、あの暴れているメガビョーゲンを浄化して、地球をお手当てするしかないペン!」
「地球を..お手当て...」
わたしは上を見ると、怪物が暴れていた。あれが...メガビョーゲン..。
「でも、どうやって..!」
わたしは目を下に向けた。苦しんでいる..。
わたしは入院した思い出を浮かべた。
わたしの手を握り、笑顔を見せた赤斗くんのことを。
「大丈夫だって!俺が保証する!なぜなら、俺がお前の幼馴染だからさ!」
そう慰めた。保証できない...でも保証は自分に着せた。その姿が少し憧れた。その慰めによって、わたしが元気を取り戻したのは事実だ。
それを思い出して、わたしは一度目を閉じて、自分の気持ちを整理した...。
「言ったじゃない..。今度はわたしの番って」
わたしは子犬の手を持って、安心させた。
「ワンちゃん。大丈夫だよ...。わたしが、みんながいるから...」
そう安心させる言葉を出し、小さい猫とペンギンに聞いた。
「ねぇ、あなたたちはその..お手当の方法、知ってるんだよね?わたし、何かできることはない?わたし!なんでもする!」
そういうと、上からメガビョーゲンの攻撃を喰らいそうになるが3匹に助けられた。
「あなたには無理ラビ!早く逃げるラビ!」
そう小さなウサギはいうが、わたしは否定した。
「やだ...」
「危ないって今分かったラビ!」
「だからって、この子があぶないよ!...この子、こんなに苦しんでいるのに」
わたしと同じように見えた。わたしは誰かの役に立ちたい。それだけでいい。でも...一番は赤斗くんの役に立ちたい。それが、どんな方向でも...わたしは...この子を、赤斗くんでも助けたい。
わたしは少し涙目になっていると...小さなウサギが光った。
「わたし、この子を助けたい」
そういうと、小さなウサギは近づいた。
「わたしはラビリン。あなたのお名前は?」
「のどか...花寺のどか」
「のどか。本当にあいつに立ち向かう勇気はあるラビ?」
「この子を助けれるなら、いくらでも」
「のどか....。ラビリンと一緒にプリキュアになるラビ!」
そう言われ、わたしは嬉しくなった。
「ありがとう!え?プリキュア?」
そういうと、ラビリンの手はひかった。
そこに現れたのは、不思議な杖だった。
「それは伝説の...!」
「ヒーリングステッキペン!」
ヒーリングステッキ...。わたしはその杖を握った。
「のどか!この花のエレメントボトルをステッキにセットするラビ!」
「分かった!」