まぁ、良いか!!(阿呆
「あっちゃー!!もう飯が完全に冷めちまったな〜。」
「ほ、本当にすいません!!」
思わず土下座をした。すると彼らは慌てた様子で、
「あぁ、少し紛らわしかったな、そんなつもりで言ったわけじゃないんだ!!また温め直せばいいんだからな!!」
「その通りよ、だからそんなに謝らないで?」
「はい・・・。ありがとうございます。」
「気にすんな気にすんな!!あと、オラ達はもう家族なんだ!!敬語は使わなくてもいいぜ!!」
「わかり、分かったよ・・・。」
「それで良い!!」
「・・・さぁ、話し合いも終わったことですし、ご飯にしましょうか。」
「ごはんごはん〜!!」
彼らの優しさに再度涙が出そうになるも、グッと堪える。また泣いてしまったら歯止めがかからなくなってしまうし、何より迷惑だ。今はただこの暖かさに甘えよう。
「・・・よーし!!料理も温めなおったから、今度こそ食べるか!!」
「「「いただきます。」」」
「いただきまーす!!」
よそられた皿に入っているお雑炊を口の中に入れる。
その味は、現代の料理と比べたらお世辞でも美味しいとは言えないが、何故か、今まで生きてきた中で二番目に美味しく、そして満ち足りた感じがした。。
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「「「ご馳走様でした。」」」
「ごちそうさま〜!!」
気が付いたらもう皿の中身は空になっており、食事が終わっていた。
─どうだ、少しはマシになったか?
(あぁ、・・・充分すぎるくらいには。)
─そりゃあよかった。
そんな会話をしていると、カンジさんの娘さんが、
「・・・そーいえば、お兄ちゃんのおなまえってなんていうのー?」
と聞いてきた。
「確かに言われてみればそうだな。あんちゃんの名前はなんて言うんだ?」
俺の名前、名前か・・・。前だったのなら三川香月だけで良かったのだが、今の俺は三川香月でもあるしアンリマユでもある。俺は、これからなんと名乗っていけばいいのだろうか?
そう悩んでいると、
─オマエはこれからも
とアンリマユが言った。
そうだ、俺はこれからも
「香月・・・、香月って言うんや。・・・これからもよろしく!」
「カヅキか、いい名前だな!!これからもよろしくな!!」
「カヅキおにーちゃんよろしく〜!!」
さて、メシも作って貰ったんだし、後片付けくらいはしないとな!
「ナヨさん!!後片付けは俺がするんで大丈夫ッスよ!!」
「別に大丈夫ですよ。・・・お母さんと呼んでも良いんですよ?」
そ、それはかなり恥ずかしいのでご勘弁を・・・。
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それは夕御飯の片付けが終わり、カンジさん達が寝静まったあとの事。
後数時間で領主様との面会の時間が訪れる為、寝る訳にはいかす、ただ一人で暗くなった集落の中を歩いている時の事だった。
─なぁ、思ったんだが。
(ん?どしたん?)
─オマエ、この集落へ向かっている時、ばいくってヤツに乗りたいとか言ってたよな?・・・これからも
(あぁ、
─なんだそのネーミングセンス・・・。・・・あぁ〜、こう、な?言葉では言い表せないんだが、
(なんやねんそのあやふやした答え。・・・まぁ、元からそのつもりやしそうするつもりやで。)
─そうか・・・。ならいいんだ。
(おかしなやつやな〜。)
─よし、聞きてぇ事も聞いたし、今から森に行くか。
(いやなんでや!?あまりにも急すぎん!?)
─これから旦那より呪術について教えるんだろ?幸いそれまであと数時間あるんだ。それまでに前よりも詳しく呪術について教えてやるよ。
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・これから先にやりたい事メモ
・バイクに乗る!!
・???
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