現パロの設定難しいです。
母がCOVID19になったので、あたふたしてます。
俺は今女の子の家で、ゲームをして遊んでいる。
しかも美少女が三人、男は一人である。
友達にLANEで自慢したのだが、信じて貰えない。
信じて貰えない所か、友達出来ずにぼっちしてるんだろうとか言われる始末。
友達もいるわってのに、言いたい放題だなアイツら。
こっちに遊び来た時に合わせてくれとか言われても絶対合わせないぞ。
「カズマばっかり勝って面白くない!」
「じゃあ、俺ちょっと休憩する」
「私が代わります!」
「めぐみんには負けないわよ!」
年下には負けたくないって言うプライドなんだろうな。
俺はめぐみんに負けてもそのゲームが向こうの方が向いてたとしか考えないけど。
このクエでもお互い得意不得意が、キャラ相性とか関係なくあるからな。
と二人の勝負を見守っていると、ダクネスに声をかけられた。
「カズマ、今日はありがとう」
「何が?」
「ここ最近忙しくてアクアと遊ぶ時間が取れていなかったからな」
二人はよく遊んでたのか。
委員会関係で忙しいんだろうな。
・・・俺もそれで遊べなくならないよな?
少なくともめぐみんとこのクエする時間くらいは欲しい。
「なるほど。そう言えばクラスで浮いてる的な話だったけど、昼飯食べる相手はいるんだな」
「それはアクシズ教の信者の子じゃないか?アクアはアレでもアクシズ教の中でかなり上のプリーストだからな」
「へぇ、アイツアクシズ教徒だったのか。でもアクシズ教って迷惑な勧誘しかけて来るんじゃなかったか?」
俺はアクアと話していて、勧誘されてない。
アクシズ教には関わるなってのが、常識だし、アクシズ教かどうかはファーストコンタクトでだいたい把握出来るんだけど、それが分からなかった。
とは言え、どん底まで落とされた人のセーフティに、アクシズ教の教義がなってるからアクシズ教は必要だとか、テレビでなんか言ってたな。
「アクアは、まあ、巫女的な役割だからな。少し役割が違うと言うか。一部ではアクアを女神アクアの生まれ変わりとまで言う信者がいるほどだからな」
「アクアが馴染めてない理由絶対そこにもあるよな。あのアクシズ教の元締めとか聞いたら近付こうと思わないし」
「間違いなくあると思う。しかし、留年する前はもう少し交友関係は広かったのだが、やはり留年が響いていると言えるな」
アクアも苦労してるんだなあと思いつつ、ボードゲームに遊びを変えてる二人を見る。
見た感じめぐみんが優勢らしい。
今日、遊びに来てアクアが買っている所を見たことがない。
「めぐみん、ずっと私のターン来ない戦法止めて!」
「そんなこと言われましても、このゲームは相手にターンを渡したら負けですからね」
それタダの先行ゲーじゃねえか。
どんなクソゲーだよ。
絶対やりたいくない。
これアクアが負けても負けとは言えないな。
「じゃあ今度は私が先行よ!って、これじゃあターンめぐみんに渡っちゃうじゃない!」
「ふっ、ではこれをこうして、更にこれを動かして、ゴールです。また私の勝ちですね」
やっぱりめぐみんの勝ちか。
相手に何もさせずに勝つとか、それはそれで面白くないだろうと思う。
連敗中のアクアは、しばらく俯いたまま動かなくなった。
そして、何か閃いたのか、顔を上げ、ダクネスの方を見て言った。
「こうなったら、ダクネス!今度はダクネスと勝負よ!」
「何をするんだ?」
「勝負はポイモンのバトルよ!」
さっき俺に育成させたやつで勝つつもりだな。
ズルいがほぼ確実に勝てる方法と言えば勝てる方法だな。
戦い方さえ間違えなければ。
「アクアじゃ話になりません。カズマ、私がコテンパンにしてあげるので、これやりましょう」
「嫌だ。そんな運ゲーの先行ゲーやりたくない」
俺が断るのは予測していたのか、クソゲーを片付けるなり、スマホをカバンから取り出してめぐみんは言った。
「じゃあ、デートしましょうか。元々はデートしてる時間でしたし」
「「「え?」」」
俺を含め、その場にいた全員が声を揃えた。
爆弾発言にも程がある。
アクアが驚きつつも、ニヤニヤしてるのが何か腹立つし、ダクネスからは、怪しまれてるような探る視線を向けられてて、落ち着かない。
めぐみんとデートなのに、アクアと遊ぶことになってたとか、普通に考えて怪しさ満点だからな。
「スマホ版入れてないんですか?」
「ああ、いや、入ってるし、出来るけども」
めぐみんが周囲の目を全く気にしない天然ものの、おバカさんってことがよく分かった。
そこはこのクエしましょうでいいんだよ!
デートはデートでも、勘違いしか生まない。
アクアとダクネスは会話の意味が分からず頭に疑問符を浮かべてる。
「早くしないとデート出来なくなりますよ?」
「分かってるけど、お前ちょっとは周りのこと考えろって」
「あっ、そう言えば二人には話してませんでしたね。実はカズマと私は結婚しててですね」
めぐみん、恐ろしい子。
俺絶対にめぐみんと学校で行動を共にしない。
こいつと一緒にいたら、どういう関係か聞かれた時とか、ゲームのノリで私の男とか言って収集つかなくなりそう……
それだけは避けないと、ヤバいやつ認定されてる奴の彼氏が転校してきたとか広まった日には、俺の学園生活は終わる……
「よし、めぐみん、一旦黙ろう。一々説明が足りてないのわざとだろ。結婚ってのはゲームの中での話で、デートってのは結婚してるプレイヤーだけが受けられる協力クエストの事だ」
「なんだ、そういうことだったのね。明日クラスで広めようかと思ったけど!やめておくわね」
学校で一緒に行動しない以前に、アクアを警戒しなければならないとは……
「二人は以前から知り合いだったのか?」
「いえ、リアルでは今日が初対面です」
「たまたまエンカウントして、今に至る」
「なるほど、所で二人はいつから付き合っているのだ?」
ネットで知り合ったカレカノだと思われてるなこれは。
ゲームの中で結婚してるからって、付き合ってる訳ないけど、この手のゲームと言うか、界隈じゃないとそう思っても仕方ないか。
「俺たち付き合って無いぞ。結婚って言ってもゲームの機能でしかないからな。普通にネッ友」
「そうですよ。いくらなんでもネットで関わりがあるだけの会ったこともない人とお付き合いなんてしませんよ」
「今軽く出会い系を否定したな」
めぐみんくらいの美少女ともなれば引く手数多だろうから、頼らなくてもいいのかな。
ヤバいやつって所がなければ、とっくに恋人がいてもおかしくない。
「私はそんなもの使わずとも理想の相手を見つけ出して、落としてやります」
「そうか。変な話をしてすまなかった。アクア、バトルの続きを使用」
めぐみんの理想か。
ゲーム中の要求水準からして、凄く理想高そう。
「と言うことでカズマ、これからもよろしくお願いしますね」
何が、「と言うことで、よろしく」なのかさっぱり分からないが、これからはこのクエだけじゃなくて、同じ部活で活動するからな。
改めて挨拶するのは大事か。
これでも一応、部長だし。
「へいへい。こちらこそよろしく頼む」
「私はもう準備出来てますから、早くしてください」
こう言う端的な所全く変わらないな。
本当にコイツがめぐみんなんだなあと思う。
「そう言えば、昨日カズマと離婚して俺と結婚しろとか言ってきた野郎が居たので、フルボッコにしてやりましたよ」
「お前何やってんの?」
また、嫁に守られるザコマさんって言われるじゃねえか……
もう慣れたけどさ……
「カズマが居るから無理だと言ったら、俺と結婚したらやれ課金アイテムを好きなだけやるだの、現金を振り込んでやるだの、今度オフ会しようだのウザかったのでやってやりました」
「完全に出会い厨だなそれ。それならフルボッコにしても問題ないな」
相手が関わっちゃ行けない系だったか。
それなら仕方ない。
「いえ、まだそれだけなら通報して終わりだったんですけど、カズマのことを雑魚だとか抜かしたことが何より許せなくて、私のカズマを侮辱してタダで済むと思うなとコメント打って、嵌めて殴り続けてたら切断でいなくなりました」
「・・・その、なんだ。ありがとな」
やり過ぎると後で、徒党を組まれて、一人で遊んでる時に集団PKに会うかもなのに、そこまでするのか……
こういう所本当に男らしいよなめぐみん。
故に男の子だと思ってたし。
「妻として当然のことをしたまでです。安心してください。切断された後に周りのみんなに事の次第を説明して、通報してもらってアカウント凍結させたので、報復の心配はないですよ」
「そ、そうか。だからみんな最近会うとめぐみんのこと大事にしろよとか、愛されてるなとか言われてたのか」
「それは他にもありますよ」
「え?」
他にも何かあるのか?
と言うかこの感じでポンポン俺のことバカにしたやつシバいてましたって話が続いたら、嫁に守られるザコマさんの嫁に守られるが否定できなくなるんだが……
「カズマは私にキャリーされてるだけとか言ってるプレイヤーを見つけ次第潰しに言ってる方だと思います。匿名で掲示板に書くような卑怯者も含めて、相手を特定してやってます」
「お前、マジで何やってんの?」
プレイヤー見かけて、怒って叩きに行くならまだしも、掲示板の奴を特定して潰しに行くってどんなだよ……
めぐみんを敵に回したら何されるか分からないなこれ。
「そんなことより早くデート終わらせますよ」
「俺としてはこの話の方が重要なんだけど?」
とか言いつつも、デートクエストもほぼ終盤。
後モンスターを二体倒せばそれで終わる。
一方、アクアとダクネスのポイもんバトルは恐らく、ダクネスが優勢だろう。
ダクネスのポイもん見たけど、俺がテコ入れしたはずのアクアが負けるとは思えないのに、どうして劣勢になってんだ?
「ここでトドメです!終わりましたね」
「お疲れさん。明日はどうする?」
「明日、お昼に部室に来てください。ウチの部室は治外法権ですから」
・・・つまり、学則で禁止されてる昼休憩中のゲームをしてても問題ないと。
めぐみんってかなりの大物だと思う。
どうやってか知らないし、知りたくもないけど、相当な権限持ってるよなアクセル学園の中で。
「分かった。部室行けばいいんだな」
「はい。二人のバトルももうすぐ終わりそうですね」
「ちょっと待って!どうしてダクネスだけ攻撃通るのよ!しかも効果抜群とかおかしい!おかしいわ!」
「おかしいも何もタイプ相性が悪いのだから当然だろう?」
タイプ相性考えずにポイもんやってる奴とかいるのか。
・・・もしかしてアクアが勝てないのってバカだからなのか?
「また負けたああああああ!カズマに育ててもらったのに!」
「・・・せっかく四人もいるのだから、協力して遊ぶゲームの方がいいと思うのだが」
「それよ!その方が楽しいに決まってるじゃない!スプラッシュしましょ!」
対戦ゲームしようと言い出した本人が何言ってるのやら。
ダクネスの言う通り、協力ゲーがいいだろうな。
最初から協力して遊ぶゲームにしとけばこうはならなかっただろう。
これで、本格的に女の子三人と遊べる状態になった!と思ったのが悪かったのか、ウチのチームは連敗続きである。
「またやられちゃった……さっきから一方的にやられて面白くないんですけど……ダクネスもやられちゃうし」
「だ・か・ら!勝手に突っ込むなって言ってんだろうが!相手の陣地に無警戒に突入していくバカが何処にいんだよ!ここに二人もいるのが驚きだわ!」
「あの、カズマ、爆裂していいですか?」
「めぐみんはなんで、こんな序盤から撃ったら動けなくなる特殊技使おうとしてんの?こう言うのは計画的にって、言ってる傍から撃つな!」
「な、なあ、カズマ、不満があるなら、わ、私を罵ってくれても構わないぞ」
アクアとダクネスは指示も聞かずに敵陣に突っ込んでやられてくるし、めぐみんは爆裂以外に道は無いとか訳の分からないこと言ってぶっぱなすし、ダクネスに至っては何か、ハアハア言ってるし……
・・・もしかして俺は、ヤバい女三人に声をかけてしまったのかと、今更ながらに後悔するのであった。
「カズマ、電話かかってるわよ」
「どうせ負け確だからちょっと出てくる。間違っても再戦するなよ?」
スマホを見てみるとお父さんと表示されていた。
何の用件か分からないけど、とりあえず出てみることにした。
「もしもし」
『もしもし、和真か?何処にいるんだ?咲希ちゃんが寂しがってるぞ』
「友達の家で遊んでる。嘘はいらないから、用件だけ言って」
『たく、つれないやつだな。夕飯は咲希ちゃんの家で食べることになったから、六時までには帰って来るんだぞ?』
「はぁ、分かったって、咲希にダル絡みして迷惑かけるなよ」
『分かってる分かってる。そうだ。隣の家に住んでる一人暮らしの子も一緒に』
「はいはい。伝えとけばいいんだろ。もう切るからな」
『伝える?和真何を・・・』
咲希から話聞いてると思ってたけど、聞いてなかったか。
説明が面倒だから切っておいた。
六時か、もう帰らないといけない時間だなこれは。
「悪い、帰ってくるように言われたから俺とめぐみんは帰るわ」
「どうして私も帰るのですか?」
「咲希の家で夕飯食べるから六時までに帰ってこいってさ」
「そういう事ですか。今日は楽しかったです」
「ああ、二人とも食事に呼ばれたのか。今日はありがとう」
「こちらこそありがとう。また学校でな」
「「お邪魔しました」」
「二人ともまたね。ダクネス、二人帰っちゃうし、もう一回ポイもんバトルしましょう!」
咲希の家で夕飯か。
何時ぶりだろう。
俺たちが中学進学してから無くなったからな。
「カズマカズマ」
「なんだ?って、おい、倒れ込んでどうした?大丈夫か?」
「実はここ三日間何も食べてなくてですね」
「え?そんなに困窮してたのか?」
毎日三食食べられてないとは聞いていたが、三日も食べられない日が続くほどとは思ってなかった。
もうちょっと話聞いておけば良かったな。
そうすれば多少、飯代をLAENのプレゼントクーポンかなんかで送れたのに。
「はい、一昨日から私の補給ラインである友人が病欠していたのと、夕飯時に帰れなかったこともあり、ひもじい思いをしてました……」
「そういう事は先に言えよ。早く帰るぞ。おんぶするから荷物は頼んだぞ」
「はい・・・」
華奢だなとは思っていたけども、めぐみんの想像以上の軽さに俺は驚いてる。
足くじいた弟をおぶってたことあるし、身長的にも同じくらいだったけど、こんなに軽くなかったぞ?
そう言えばさっき補給ラインがとか、言ってたけど、まさか友達に貰うお弁当と咲希の家に呼ばれることだけで毎日過ごしてたのかこいつ?
ゲーム上とは言え、結婚してる相手がこんなにひもじい思いをしてるとか嫌だぞ、俺は。
「なあ、めぐみん」
「どうかしましたか?」
「家が近かったら毎日飯食わせてやるのにって話覚えてるか?」
「そんな話もありましたね」
めぐみんは、懐かしむような感じでしか捉えてないのか、気だるそうに返した。
今にも寝そうな程に弱った声に心配度が更に高まる。
保護欲と言うかなんと言うか、めぐみんをこのままほおっておく訳にはいかない。
「家が近くなったから食わせてやるぞ」
「え?本当に良いんですか?」
「友達に弁当貰って、隣人に夕食恵まれてるんだから、今更気にすることでもないだろ」
「それはそうですけど」
いつもズケズケと言ってくるのに、この子こういう所は遠慮するよな。
イベント参加した時に、奢りでグッズ代わりに買ってきてやろうと提案したら、お金払えないので大丈夫ですと断ってきたし。
ユーザーネームで、局留めとかも提案しても断られたから、身バレ対策ではなかったと思う。
「家族三人に嵌められて、料理当番にさせられたからな。食費は気にするなよ」
「私、何もできませんよ?」
「別に何も求めてないけど?」
パパ活とかそう言うの想像しちまったのか。
確かに、何かしら要求してもいいくらいのこと提案してるか。
まあ、俺としては弟みたいな存在が妹に変わっただけだから、そもそもそんなこと要求する気は更々ないけども。
「・・・やはりカズマは、カズマですね」
「どういう意味だ?」
「こっちの話です。限界が近いので私は寝ます」
「分かった。荷物こっちに渡してくれ」
「はい、お礼はまたあ……」
「・・・」
こんな状態でよくあんなに元気に遊べてたもんだと思う。
パッと見じゃあ分からない問題ってこう言うことなんだろう。
今日めぐみんと居て、そこまで食に困ってるようには見えなかった。
帰ったらめぐみんの好み聞いとかないとな。
嫌いな料理出されても困るだろうし、咲希もある程度知ってるだろうからそっちにも聞いておこう。
次の投稿は来週中に頑張ります。
シリーズは未定です。カズめぐしてると思います。