絶望的世界にアーチャーの力を持った男がいたら 作:九九八十七
プロローグ①「――――同調、開始」
昔から正義の味方に憧れていた。
でもから回ってばかりで、目指しているようにはいかない
偽善者って言われたこともあった。
でも、誰かを助けたいって想いはきっと間違ってない...
◇
突然だが俺は死んだ
別に大した死に方じゃない。よくあるコンビニ帰りにトラックに轢かれて無事死亡ってだけ
そして今、神様がいますよー的な部屋にいる
「え~また死んだのか。最近多くない?こっちも忙しんじゃが。」
「知らねえよ、こっちも死にたくて死んだわけじゃないし。」
いかにも神っぽい爺に開口一番文句言われた。ムカつく。
「おっとすまんすまんwwじゃあどんな能力でどこに転生するんじゃ?」
「軽くね⁈もう少し説明とかほしいんですけど⁈」
「だってこういうのもうテンプレみたいなもんじゃし。」
...ちょっとだけ納得してしまった。
でも、どんな能力かあ、意外に悩んじゃうな。
「よくあるのがアニメキャラの能力とかじゃな。」
アニメキャラか...ならあの人しかいないな。
「じゃあfateの英霊エミヤの能力で」
「ほう、英霊か...まあ男子なら一度はあこがれるものじゃからのうw」
むぅ、ちょっと恥ずかしい。
「さて、どこに転生するかじゃが、」
「なら、なるべく沢山の人を助けれる世界がいいな」
「ふむ。ならここがいいじゃろう。まだ結末が観測できておらんが」
大丈夫かそれ。
「まあ地球外生命体が降ってきて、おかげで人類大ピンチ。絶滅寸前待ったなしって感じじゃが...まっ問題ないじゃろうて」
「いやいやいや⁈問題しかないだろ、どんな世界観だよそれ!」
ほぼ詰んでるだろ!頭いかれてんのかこの爺。
「よし!善は急げともいうしチャチャっと行くぞい」
「いやいやいや⁈いきなりハードすぎんだろ!いきなり死んじまうって!」
まあもう死んでるけどねってやかましいわ!!
いやあああ、なんか体光始めてるんじゃがああああ
「っと、言い忘れておったわい」
「なにを!」
「”喜べ少年。君の願いはようやく叶う”」
「言いたかっただけだろそれえぇぇぇぇぇ」
◇
「ん...いててて」
あの爺今度会ったら覚えとけよ。
「はあ、ここはいっt「きゃああああ」え...」
”そこは辺り一辺瓦礫の山、逃げ惑う人々、そしてそれを襲う異形の怪物”
「あ...」
”まあ地球外生命体が降ってきて、おかげで人類大ピンチ...”
あの爺の言葉を思い出す。
「いやぁぁぁ誰かお願い助けてえええ」
その声を聞いて一気に思考が戻ってくる、襲われている人がいる怪物に
「でもどうしたら...そうだ!」
もらったじゃないかあの能力を!ならばやることは一つしかないだろう
怪物の爪が女性に迫る
「うおおおおおおお」
「きゃあ!」
何とか間に合った、それにしてもこんなに運動神経よかったかな俺?っと、今はそれよりも
「大丈夫ですか⁈ここから早く逃げて!!」
「あっあありがと、でもあなt「いいから早く!」はっはいぃぃ」
とりあえず逃げてくれたか、さてコイツをどうするかd
ガンッ
「うおっと」
コイツ蜘蛛みたいで素早いっ!
「くそっよけるので精一杯だ」
そこでおもいだした。自分が貰った力を、
イメージしろ、能力を貰ったなら俺にもできるはずだ、イメージしろ回路を開く感覚を!
「くっ」
血管が焼かれるような感覚に陥る、これが魔術回路が開かれた感覚か
痛みで気を失いそうになるが、チャンスは今しかない
...今ならきっとできる!!
トレース オ ン
「――――同調、開始!」
いかがでしたでしょうか?
主人公の見た目はとりあえず黒髪の衛宮士郎をイメージしていただければと思います。