仮面ライダーユナイト in my hero academia 作:夢野飛羽真
結構長そうなので次回も未だ入試でございます。
では、今回の話も楽しんでいってください。
(翔視点)
ライドカプセルの怪人との戦いから数日後
カプセルやら怪人化に使ったアイテムの解析をSPIRITSの研究員と一緒に行いつつ新武器の開発に勤しんでいた。
と言うのも雄英入試が刻一刻と近付いているからだ。
幸い赤本は全て完璧に解き切ったし先日のスタッグユニットさえあれば実技も余裕だろうが、せっかくの実戦の機会だ。色んなユニットや新しい武器の試用を存分にさせてもらおう。
「で、このカプセルと相性が良いのは……無さそうだ。」
因みに、この前の奴が使っていた黒影のライドカプセルは俺が持っておくことを許された。
だが、今のところ俺が使えるユニットは3つだけだ。
「入試ではこれ使えばいいか。」
その中でも今回の入試でメインで使いたいのはディケイドとジオウのライドカプセルだ。
『ベーシックユニットか、応用性も高いし色んな状況に合わせやすい。未だ何するか分かってない入試には丁度いいかもな。』
「そうだな、実践が楽しみだ。」
この組み合わせはビショップからも太鼓判を押されている。
入試でその力を存分に発揮するのが楽しみだ。
一先ずこの前の怪人の件はSPIRITSに調査を任せて、俺は雄英入試に集中しよう……
数日後
『ついに当日か。』
「そうだな、俺は入学確約してるから良いが、期待を裏切らない成績を目指す。」
遂に迎えた入試当日
日本に来てからほぼ研究室を家代わりにしてたから登校時間という概念はない。
他の受験生にバレないように校内を移動して入試会場に向かう。
(まずは筆記か、パーフェクト目指そうか。)
まずは受験生の学力を測る筆記試験だ。
国語、数学、英語、理科、社会の5科目だがはっきり言って余裕だった。
数学、英語、理科はアメリカでの俺の専門分野だし、国語も日本語の勉強をしていたおかげで難なく突破。社会も日本の文化に興味あったしアメリカにいる時にこの分野のことは調べてたのでスムーズに勉強できて無事に突破。
そして、いよいよ……
「今日は俺のライブにようこそー!!!エヴィバディセイ Hey!!!」
実技試験なんだが、司会の男がうるさい。
確か日本のヒーローのプレゼントマイクとかいう人だったか?
テンションが高すぎる。
「こいつあシヴィー!!!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!Are you Ready!?」
勿論誰も応答しない。
まあ声は会場中に響いているし入試の説明役としてはこの人が最適なんだろうな。
ということで、入試のルールが説明されたんだが簡単に言えばロボ無双だ。
仮想敵とかいうロボットが会場中にいて、それらを兎に角倒しまくるとのことだ。
仮想敵は1P,2P,3P,0Pの4種類がいて撃破した個体のポイントが自分のポイントになり、ポイントが多い奴が合格とのことだ。
勿論、妨害などのアンチヒーローな行為はご法度とのことだ。
ところでこの0P仮想敵って云うのは何だろう?妨害役的な個体だろうか?
まあ俺の肩慣らしには丁度いい相手だろうな。
「質問、宜しいでしょうか!」
色々と考えていたら丁度7,3分けで四角い眼鏡を掛けた真面目そうな奴が0P仮想敵についての質問をした。
言動の1つ1つからこの受験生はお堅い真面目君なんだなと大体わかる。
一先ず質問に対するプレゼントマイクの答えから0Pは俺の推測通り妨害役ってことが確認できた。
まあ。いずれにせよ倒すだけ……
「ついでに、そこの縮れ毛の君!先程からボソボソと気が散る!物見遊山のつもりなら、即刻ここから去りたまえ!」
質疑応答が終わったかと思えばあの真面目君がとある受験生に大声で注意をし始めた。
あれ?あの注意されてる子、この前俺が砂浜で出会った出久君じゃね?
「す、すみませ……」
「おい、メガネ」
さて、あんまし波風は立てたく無かったけど致し方ない。
わざと大きめの音を立てて俺に注目が行くように立ち上がる。
「ソイツがここに物見遊山のつもりで来てるって言ったが確信でもあるのか?」
「そ、それはッ……」
「俺はこの前そこの緑髪が砂浜の粗大ごみを1人で掃除しているとこを見た。真剣にここ目指して重いモン運ぶとかしてトレーニングしてんだよソイツは。テメエが勝手にコイツが本気じゃないって決めつけてんじゃねえ!」
少し声を低めに出して真面目君に反論する。
ただ縁がある奴を守るとかそういうのじゃない。一回しか見てないが俺は出久が真剣にトレーニングしてる様子を見てるからこそこうやって決めつけられるのが納得いかなかった。
「も、申し訳ない…」
「俺も少し言い過ぎた。それとお前も本気でここに来てるんだったら後でアイツに謝ってお互い気持ちをスッキリさせておけ。」
「は、はいッ…!」
かと言って今度はこっちの眼鏡が萎縮して結果に影響が出てしまうのも好ましい事ではない。
彼のこともある程度はフォローもしておこう。
ここまで真面目なんだったら仲間になった時とか頼もしいだろうしな…
(3人称視点)
「先程はすまなかった…」
「い、いや…その、僕の方こそ周りに迷惑かけてて…ごめんなさい…」
実技の説明を終えた後眼鏡を掛けた真面目男こと飯田天哉は出久に謝罪をしに行っていた。
出久もボソボソと喋っていたことを彼に謝り、お互い頭を下げるとその後飯田の方から手を差し出す。
「ここはあの人の言う通り、お互いベストを尽くそう。」
「うん!」
2人は握手をすることで蟠りを解かし、気持ちをスッキリさせた状態で試験に臨む。
その一方で、
(あの人、受験生だったんだ。)
受験会場に翔がいることに受験生の1人である耳郎響香は驚いていた。
彼女は先日、翔に助けてもらったのだが、180cmという高身長と大人びた冷静さから彼のことを大人の…
何なら未だ知らぬプロヒーローやヴィジランテかと思っていたがこの場で再び彼の姿を目撃することになり、かなり驚いていた。
(だったらウチ…合格してあの人にお礼を言わないと……)
そして彼女もまた、秘かに闘志を燃やして受験会場に向かった。
(翔視点)
『さっきのカッコよかったぜ。』
「俺は言いたいことを言っただけだ。」
そして説明会を終えて愈々会場へ移動、複数個会場があるとのことで受験生達は各々指定された会場に向かう。
勿論俺も指定された会場に向かうバスに乗り実技試験の会場に向かう。
ビショップと会話しながら乗ってるが独り言言ってる変な人と思われてないだろうか?
しかしながら、何度か見学させてもらったが雄英の敷地はかなり広い。
今日の受験や普段の授業で使う演習場という名の実寸大街のジオラマがいくつもある。
ここに初めて来る受験生は舌を巻きまくってそうだな。
「さて、ここが会場か。」
会場に来ればやることはたった1つ
仮想敵達を倒していく、ただそれだけだ。
「ビショップ、戦いの準備だ。」
『了解』
まずは変身だ。
『ユナイトドライバー!』
普段通りの手順でユナイトドライバーを装着
『ディケイド!ジオウ!』
今日使うのはディケイドとジオウのライドカプセル。
「変身!」
『ユナイトアップ!ベーシックユニット!』
俺はこの2本のライドカプセルで仮面ライダーユナイト・ベーシックユニットに変身する。
「変身した!?」
「何だアレ!!」
「デザインは結構カッコいいぞ!」
俺の変身に他の受験生が驚きの声を上げている。
まあ、仮面ライダーのことを知ってる人は少ないだろうし仕方ない。
『はいスタート』
「バトルスタートだ。」
変身完了と共に戦いの始まりを告げるアナウンスが流れ、俺はそれと共に演習場へ駆け出した。
To be continued…
次回!ベーシックユニットの特殊能力が明らかに!?
それと入試編終わり次第登場人物と仮面ライダーの設定を投稿しようと思ってます。
ではまた次回、お楽しみに~
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