忍びが転生したら〝異世界珍道中〟になった件   作:にゃんころ缶

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 お待たせしました。202話です

 ツキハ

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 コハク

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 傭兵商会ルヴナン・真の紋章


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 ※〝打刀〟
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202話 祭りの後始末も終わり、迷宮の試験的開放

 

 

 あの各国に衝撃を与え大盛況の後、開国際は終わった。

 

 

 それから、また新しい日常が始まり十日ほど経った頃――

 

 

 来賓や近隣の国々からで来ていた者達も、既に魔国を後にしていた。

 

 フューズやブルムンド王達も、国に戻ってから今後の事を相談するらしく、慌ただしく帰国の途につく。

 

 ドワーフ王ガゼルは、自国に戻ったら技術研究班を用意すると約束をして、早々に魔国を去っている。

 

 サリオン天帝エルメシアは、なんと迎賓館付近の一等地にある旅館の一つを購入していた。

 

 そこの部屋の一つを、コハクに頼んで〝幻想領域の結界空間〟に固定してもらい、転移魔法陣を設置して、何時(いつ)でも遊びに来られるようにしてしまう。

 

 自国に帰る前のガゼルの羨ましそうな顔を見て、エルメシアはフフッと、優越感に満ちた顔を浮かべていたのは言うまでもない。

 

 この時リムルは思った。

 恐らく、国に戻って何らかの理由を立て予算を通したら、我が国にて別荘をお買い上げしてくれるのではと、期待を寄せる。

 

 エルメシアが購入した旅館で働く魔国の従業員は、そのまま以前と同じ条件で雇用するとの事。

 

 エルメシアの滞在時には食事の世話したり、部屋の掃除など細かな取り決めをリグルドが取り纏めたのである。

 

「まあ、次に来る時は、人造人間(ホムンクルス)に意識を移してからと、言いたいところだけど。ここには、黒の守護者(ブラックガーディアン)もいるし。何よりも、ツキハちゃんが〝暴風竜〟ヴェルドラの滞在時限定の護衛を取り付けてくれたから、生身でも問題はないわよお」

「なッ!? いつの間にそんな事を! 陛下、我侭を申されては困ります!」

「あの身体だと、心から寛いだ気分になれないのだけれど……。それに、お忍びで遊びに来るだけだしい。臨時護衛で金貨三百五十枚も払ったんだもの。これでも、朕に仇名すものがいるのかしら? ねえ、エラルド」

「いや、しかしですな、陛下――」

(ちん)に危険が及んだら、コハクちゃんの呪符が瞬時に反応して、幻想領域結界に朕を隔離。そして、サリオンの自室に空間転移させる。これを阻止できる魔物、魔王は、限られてるくらい強力よねえ。滞在時には常に黒の守護者(ブラックガーディアン)もいるのよお。どこに問題が、あるのかしらあ。エラルド?」

「ですが、いや……でも、確かに。いやいや、陛下?」

「リムル殿。貴方なら、この状況で手を出したいかしら?」

「あー、正直、御免(こうむ)りますね」

「え? り、リムル殿ぉ?」

 

 こうして、お忍びで遊びに来る時は、生身で来るのを押し切るエルメシア。

 その為に、ヴェルドラを臨時護衛として雇ったのだ。

 

 今回も、エルメシアが国を出るというだけで、とんでもない大騒動が起こったらしい。

 エルメシアの側近であり右腕のエラルドにしては、たまったものではなかったのだろう。

 

 エルメシアを護衛する守護騎士達――魔法師団(メイガス)を動かすだけでも、国防の観点からも大変だったのだ。

 

 では、黒の守護者(ブラックガーディアン)の二人がいれば問題ないのではないか。

 

 魔法師団(メイガス)が束になっても敵わないのは明白ではあるが、そこは国家としての威厳に関わる問題なので、エラルドも頭を悩ますとこでもあるのだ。

 

 何しろ、黒の守護者(ブラックガーディアン)は、あくまでもエルメシア個人のものであり、国家に所属はしていないのだから。

 

 結局、生身でのお忍び魔国来訪には、ツキハとコハクが扮する黒の守護者(ブラックガーディアン)が常時護衛に付く事と、もし何か異変があればヴェルドラが駆け付ける事で決着をしたのであった。

 

 そして、このエルメシアの旅館には、エルメシアが庭園で飼っている魔猫の内十数匹が、旅館に住み着く事となった。衛生面もキッチリ管理し、猫のトイレなどは、魔猫専用転移魔法陣でルヴナン敷地の一角に設けられた、大規模魔猫用砂トイレに転移させられて、そこで用を足す事になっている。

 

 首都リムルに住み着いている野良魔猫達もここで用を足し、決して街中や路地裏などでは粗相(そそう)をしないようツキハとコハクからきつく厳命されていたのだ。

 

 だから、街中のあちこちに野良魔猫専用転移魔法陣が設置されている。

 

 ちなみに、この大規模猫砂トイレには、動物などの死骸や排泄物を喰らい浄化する、砂漠地帯などに棲息するサンドスライムが放たれていた。

 

 後に、この旅館の看板猫となる魔猫達だが、これはもう少し先の事である。

 

 

「ところでさ、ひょっとして、エレンも人造人間(ホムンクルス)――だったりするの?」

 

 エレンもエラルドの娘なのだから、問い掛けたリムルの疑問も当然であった。 

 

「ああ、エレンちゃんは生身のままよう。人造人間(ホムンクルス)も万能ではなくてねえ。長時間憑依していると、本体の方が危なくなるのよう」

「陛下! そう簡単に機密を漏らされたら、私としても困りますよ!?」

「エラルド。リムル殿がこれを聞いたからといって、それを悪用するとは思えなくてよ?」

 

 慌てふためくエラルドをよそに、エルメシアはクスリと笑いを漏らす。

 

 リムルはそれからこっそりと、エレンの事について聞いてみた――

 

(へえー。薬で外見を変えて、生身のままで冒険者をやっているのか。それにエラルドが心配をして、かなりの数の護衛と臨時護衛の眷属達を隠れ潜ませている、と。しかも、カバルとギドは驚く事に魔法師団(メイガス)の一員と来たもんだ。さっきさぁ、一人を動かすだけでも国防があと叫んでいた割に、自分の娘の為ならば躊躇なく二人も派遣するなんて……。ツキハとコハクが言う通り、マジで親バカだったんだ) 

 

 リムル、エルメシアの説明を聞きながら、心の内で呆れ顔を浮かべてしまう。

 

 だがしかし、エレンはこの事に薄々気付いていた。

 あの時リムルに、復活のお伽噺を聞かせた時に屋根の上にいる魔猫に変幻(へんげ)しているイチコに気付き、居たのねと言ったのだった。

 

 

(そういえば、以前俺が『解析鑑定』した時はそんなに強そうには見えなかったんだけど、何で?) 

 

 リムル素朴な疑問を覚え、エラルドに聞いてみると。

 

 仕方なそうにエラルドが答えた。

 

「これも機密なのですが、まあいいでしょう。あの二人は魔法の指輪で、能力を制限しているのですよ。エレンちゃんが本当の本当に危機的状況になった場合のみに、その制限が解除される仕組みになっておるのです。もっとも既にご存じの通り、私が派遣した影なる護衛の他にルヴナンの眷属達が交代で隠密護衛をしているので、魔王級魔物やそれに準ずる人間の能力(スキル)持ちが現れない限り指輪の制限解放はないでしょうな」

 

 と、説明する。

 

 そしてエラルドが、リムルに驚く事を言った。

 この能力制限をする魔法の指輪は現在、往来の魔法の指輪から更に改良した物が二人に渡されているのだと。

 

 その改良を行った人物が――

 

(なるほどねえ。俺の『解析鑑定』よりも、サリオンの魔法技術が上回ったと、いう事か。って思ったけど、教授が秘密裏にその改良に関わっていたとはねえ。そりゃああの時に、解析出来なかったわけだ。高い魔法技術のサリオン製に加えて教授の技術が入ってるんだからな。でも、もしかすると今の俺なら、隠蔽されている力に気付けるかも。一度調べたからと安心せずに、もっと用心深く相手を観察しよう。今度カバル達に会ったら、こっそり『解析鑑定』してみようかな) 

 

 と、そんな事を思うリムルだった。

 

「それでは、娘を頼みますよ。それと、コハク殿とツキハ殿に、エレンちゃんをあまり甘やかさないようにと、(おっしゃ)って頂ければ助かります」

 

(いや、どの口が言うんだよと、俺は言いたいよ、エラルド公)

 

「それじやあ、またねえ! そうそう、もし急ぎの用がある時は、コハクちゃんかツキハちゃんに言ってくれれば良いわよう。すぐに私に連絡が入るからあ」

 

 そう言い残してエルメシア一行は、魔導王朝サリオンの守護竜王が運ぶ飛竜船で帰って行ったのだった。

 

 

 そして魔王ルミナスとはいうと、悠々としたものだった。

 

 持てる膨大な魔力で『空間移動』し放題なので、さっさと自国へと戻ってしまっている。

 楽団の交流に関しては、後日連絡するとの事だった。

 

 帰ってしまったルミナスとは別に、ヒナタはまだ魔国に滞在したままだった。

 教会で子供達の勉強を見たり、戦闘訓練に付き合ったりしている。

 

 クロエ達は現在、教師役として適任者がいない状態だった。

 

 そこに現れたのがヒナタだったのだ。

 

 ヒナタは今までは、聖騎士団長として西側諸国の治安を守っていたのだが、今後はリムル達も協力する事になる。

 

 南部方面はリムル達が引き受ける事になるので、ヒナタにも余裕が生じたのだろう。

 

 (なお)、この協力体制にルヴナンは含まれない。

 

 しかし、魔国連邦(テンペスト)との傭兵契約により、ジュラの大森林周辺とリムルから要請のあった地域の警戒は行う事になっている。

 

 

 そこでリムルは、ヒナタにある提案を持ちかけた。

 

「もし良かったら、子供達の相手をしてくれない? 俺も一応は魔法とか使えるんだけどさ、人に教えるとか苦手なんだよね」

「いいわよ? この街を元素魔法:拠点移動(ワープポータル)に登録したから、空いた時間で子供達の相手をしてあげるわ」

「あ、そういえば。お前さ、ルヴナンの敷地にも個人用の拠点移動(ワープポータル)登録してるだろ。度々(たびたび)あの二人の家に泊っているそうじゃないか」

「それが何か?」

「あ、いや、あれよ、コハクが「泊まりに来るたび、うちの部屋を占拠するねん」って、ぼやいていたんだよ」

「あのコハクと、一緒の部屋で寝れると思う?」

「あー、そりゃ無理だろうな」

「あそこの家、何か落ち着くのよねえ。日本の昔の家屋を再現してるからだと思うけど、割と居心地いいのよ。ツキハも、いつでも泊りに来て良いと言ってくれてるしね」

「それ、何となくわかる。俺もそれが理由で、俺専用の(いおり)を作ってもらったからな。しかし、あのツキハがねえ。多分アレだ、コハク()けにされてるんじゃね? ククッ」

「フフフ、でしょうね。とにかく、子供達の事は引き受けたわ」

「うん、頼むよ」

 

 ヒナタはリムルからの提案を、快く引き受けたのだった。

 

 そもそもリムルは、子供達をイングラシア王国に帰すつもりはなかったのだ。

 

 ユウキが疑わしい今、子供達をイングラシア王国に帰すのは危険だと判断したのである。

 

 そこで、祭りを名目として連れ出す事にして、そのまま魔国へと移住させたのだ。

 しかも、忘れずに転校手続きも済ませせていた手際の良さである。

 

 それにどっちにしろ、もうイングラシアの学園では子供達の指導が困難になっていた。

 

 子供達に精霊を『統合』した結果、今ではかなり強くなっている、下手な大人では敵わない程に。

 

(あれだよなあ。精霊といえば、聖騎士だとユウキも言っていた。あの時ついポロっと精霊について口にしちゃったけど、ユウキは初めから知っていたような反応だったな。もしかして、秘密にしていたつもりで――)

 

《告。秘密にしていました》

 

(で、ですよねぇ。何てこったい、思わず俺がネタバラシしたせいで、智慧之王(ラファエル)さんが呆れてらっしゃる。うん、そうだよ。俺がネタバラシしなくても、どうせバレていたって。多分気にし過ぎだから、問題なし。だから、大丈夫! ウハッ、ウハハッ、ウワハハハハ。ハアッ……)

 

《……》

 

(はい、スミマセン。ユウキが怪しいと聞いていたのに、ついつい口を滑らせてしまいした……)

 

 リムルは、呆れた智慧之王(ラファエル)に言い訳をするも、アッサリ自分の迂闊さを認め、自省(じせい)する。

 

 こうして、一週間ほどで祭りの後始末を終えたリムルだった。

 

 

 ***

 

 

 街道の状況も落ち着きを見せ、忙しいながらもいつもの日常に戻った魔国連邦(テンペスト)

 

 そこでリムルは、調整を終えた地下迷宮(ダンジョン)を試験的に開放してみる事にしたのだった。

 

 地下迷宮(ダンジョン)を早く探索してみたいと待ちわびる冒険者達が後を絶たず、そういう声に答える為にも、満を持しての開放であったのだ、が……。

 

 これこそが、多忙な日々の始まりだった。

 

 …………

 

 ……

 

 …

 

 地下迷宮(ダンジョン)の試験開放初日、数時間で問題が発生したのである。

 

 その問題とは――

 思った以上に挑戦者の攻略の仕方が稚拙だったのだ。

 

 難易度は低く設定されていたにも関わらず、攻略は余りにも遅々としており、このままでは不味いとリムル達は悟らされたのである。

 

 最初の一階層に罠はない。

 

 ラミリスとツキハが設置した落とし穴は全て撤去済みである。

 その為、階層を突破するには、地図の作成が必須だった。

 

 リムル達の感覚では、どんなに遅くても一日も籠ればクリア可能なレベルのハズだったにもかかわらず、この三日で二階層に到達出来た者は皆無。

 

 あのバッソン達のチームですら、一階層で迷いまくってリタイアする始末。

 迷宮の広さを体験して知ってるハズなのに、これである。

 

 これでもバッソン達は、まだマシな方であったのだ。

 

 部屋に配置していた、Dランク程度の魔物に殺されるパーティが続出したのである。

 

 これらは欲に目が眩んだのであろう、部屋の隅に隠れる魔物に気付かずに――

 

 宝箱見つける。

 皆が我先と殺到して。

 隠れた魔物に背後から襲われ死んでしまう。

 

 ――という、死のループを繰り返す馬鹿が後を絶たなかったのだ。

 

 もう、基本がなっていないという問題ではなく、危機感が足りないと行った方がいいだろう。

 

 しかしこれには、リムル達の誤算もある。

 地下迷宮お披露目の時に、あれだけのお宝を見せ付けてしまったのだから。

 

 宝箱を見つけたら、目の色を変えるのも仕方ないと言えよう。

 

 しかしながら、いくら死なないといっても、余りにも危機感がないのも問題である。

 

 更に、リムル達の想像を遥か斜め上を駆け抜ける者もいたのだ。

 

 何と、地下迷宮に一人で挑んで来た者達が出来たのだ。

 恐らく、ガイのソロ攻略を見て、自分も出来ると思い挑んで来たのあろう。

 

 それにしても、無茶を通り越して、無謀である。

 

 一階層の魔物の数は少ないし、いたとしてもFランク程度。 

 

 だがしかし、そんな魔物でも群れれば脅威となる。

 いや、そもそもFランクの魔物が脅威となったのかといえば、彼等にとっては脅威となった訳なのだ。

 

 大体ソロでは十分な休憩も取れないし、常に周囲を警戒しなければならない。

 そんな中での睡眠など、取れるハズも無し。

 

 いくらFランクが雑魚といえども、寝ている者を襲うタイプも存在する。

 

 ソロ攻略では集中力も続く訳もなく、気を抜いた瞬間が命取りとなるのが目に見えているのは明白。

 

 それで、何の成果も上げられずに、リタイア続出である。

 

 これで何か策でもあるのかと思えば、何もなかったのが露見して、リムル達は頭を抱えたのだった。

 

 二階層からは通路の魔物も増えるし、Eランクも出現する。

 そして、五階層を超えるあたりからは、Dランク相当の魔物も出現してくるのだ。

 

 これで苦戦してるようでは、Dランクに遭遇したら全滅は必須だろう。

 

 

 記録地点(セーブポイント)は十階層ごとなので、安全地帯がある五階ごとに水場も用意はしてあるのだが。

 

 何とも情けない理由――空腹でリタイアを宣言する者もいる始末。

 

 地下迷宮は広い。

 大量の食糧を持ち込むよう、注意喚起もしておいたにもかかわらず、これである。

 

 冒険者というのはプライドが高いのか、人の話をまるで聞いて来なかった。

 というか、生き返れるという安心からなのか、又は自分の実力を過信し過ぎるからか、保存食すらも持ち込まないで挑戦する者がけっこういたのだ。

 

 迷ったら出口に戻れなくなるので、飢えるのも当然である。

 

 十分な準備をしなかった結果であり、自業自得といえよう。

 

 宝箱から得られるアイテムを、少しでも回収したいという気持ちは俺でもわかるんだけどね――

 と、リムルの談である。 

 

 今回は冒険者もいたが、大半は食い詰めた用心棒や傭兵くずれで、探索を得意とはしない。

 

 だからリムル達は、まだ慌てるような段階ではないと、三日間様子を見ていた訳だなのだが……。

 

 その結果が、誰一人として五階層にある安全地帯まで到達出来ないという、目も当てられない惨状だったのだ。

 

 本気でこの者達を殺すつもりで、リムル達がこの地下迷宮を用意したとすれば、百年たっても攻略者は出ないであろう。

 

 

 リムルとしては参加費を稼げるのだから、損はしてはいない。

 

 しかしながら、このままではいずれリピーターすらいなくなるのはわかりきった事だった。

 

 そこでリムルは、根本的に見直す必要があると判断した。

 

(ヤバいな、これは。仕方ない、やるか。先に、ツキハに言っておこう。来てくれるかなぁ……?)

 

 という訳で、リムルは――

 

 緊急会議を招集を発動したのだった。

 

 





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