「2600まで降ろしてくれ。」
「大丈夫なんだろうな、じゃないと着陸する前に激突するぞ。」
新しい装備、彼がアベンジャーズ時代に愛用していた青いプロテクターにドロッセルが作ったナノアーマーを纏わせた男。スティーブ・ロジャースことキャプテン・アメリカがクインジェットの操縦者にそう告げる。
現在運転しているのはサム、元空軍の落下傘部隊に所属していたヒーローだ。ファルコンという名前で大空を翔るウィングバックを使用し活動している。アベンジャーズ内部での内戦においてキャプテン側に所属し、姿をくらませた彼だったが実際空路を使ってのワカンダ入国は初めてとなる。知識で目の前に広がる雄大な山脈がホログラムと理解はしているが、実際にそれに向かって突っ込むというのはあまり気分のいいことではない。
『ホログラムだからぶつからないよ、サムおじちゃん。』
「俺はまだおじちゃん呼びされる年じゃないって何度言えば解るんだ?」
そんな軽口を叩きながらホログラムを抜ける。その先にはつい数年前の知識ではありえない都市、地上に置いて一番発展したワカンダの首都があった。雄大な自然はそのままに、どんな摩天楼にも負けぬ高層ビルが立ち並ぶ。自然と調和しながらも根本的なテクノロジーの差を思わせる街並みだ。
『でもなんでわざわざ大型の投影装置使ってるのに定型なんだろ? 古いのかな?』
「……それ絶対あっちで言うなよコーン。」
サムに窘められるコーン、ともに過ごす期間は非常に短かったが、が彼自身の性格と、どんな人間にも親しみをもって交流するように教えられた彼女は近所の優しいおじさんとちょっと生意気な子供のような関係になっていた。
『はーい! あ、でもお兄ちゃんが色々やらかすって言ってたからどうだろ?』
「あんたらの『やらかす』はほんと怖いからやめてくれよ……、まったく、急に帰りたくなってきた。」
「先王陛下が開国なさるとおっしゃった時、こんなことになるとは思いもしませんでした。」
「では何を予想してた?」
「オリンピックの誘致や、スターバックスとか。」
ワカンダの宮殿の縁に位置する航空機の発着場、そこに多くの兵士を引き連れながらワカンダの王であるティ・チャラと、ワカンダ王室の親衛隊隊長であるオコエが談笑をしながら移動する。この場にやってくるものは彼らの味方であり王の戦友であるが、少人数で迎え入れることは国家を背負う王としてあまりよろしくはない。警戒ではなく儀礼の一つとして、彼らを迎え入れる。
ちなみにの話になるがお嬢様と前ワカンダ国王が国交を結んでいたため、オリンピックの誘致程度であれば望めば実現していた可能性は大いにあった。というかお嬢様がふざけて『オリンピックしない?』と言ったことがある、まぁ前国王に大人の対応で断られたのだが。あとスターバックスはないが、お嬢様が尽力したおかげでコ〇ダ珈琲店(ワカンダ支店)はあったりする。……何してんすかお嬢様。
「来たな。」
自動制御によって定められた場所に着陸したクインジェット、その後部ハッチが空き内部から戦友たちが降りてくる。キャプテンを先頭として、ナターシャ。すこし遅れながらローディとバナー、あとおじちゃんに手を引かれながら降りてくるコーン。
「ねぇ、もしかしてお辞儀した方がいい?」
「王様だからな。」
『おーじーぎー。』
顔を合わせながら失礼のない方法を模索するバナーと、国連の会議などで国王の人となりを理解しているため、彼がそういったことを好まないのを知っているローディ。あと後ろで誰の入れ知恵か、何故か五体投地の練習を始めるコーン。これから戦いが始まるというのに若干気が抜けている三人をよそに、スティーブがワカンダ国王の前に立ち、手を差し出す。
「いつも頼み事ばかりですまない。」
「友の頼みだ、いくらでも聞こう。」
キャプテンの差し出した手をにこやかに笑いながら握り返すティ・チャラ。
その後ろで長い王を褒めたたえる口上を頭の中で転がしながら地面に膝を付けようとするバナー博士と、空中で五体投地を始めるコーン。うん、多分仏教圏じゃないとそれ伝わらないよコーン、単に横に浮いてる人じゃん。
「あ、いや。そういうのは大丈夫だ。」
「何やってるんだ? ……いやコーンはほんとに何?」
『五体投地!』
ローディにからかわれたことに気が付き非難の視線を向けるバナーに、今度は高速で回転し始めたコーン。なんというか出発する前に大好きなお母さんから抱きしめてもらった上に頭をたくさん撫でてもらったせいかテンションが可笑しくなっているご様子。ほら、周りの兵士さんたちが『これ止めた方がいい?』って相談しながら槍を向けるか向けないかで迷ってるからやめようね。
「敵についてはそこの……」
『コーン!』
「コーンくんの兄からある程度聞いている。……もう回らなくていいぞ?」
陛下からのお言葉でようやく止まるコーン、それを確認した彼は皆を王宮へと迎え入れる。親衛隊長のオコエちゃんにすんごく変なものを見る目で見られているが気にしない気にしない。
「こっちの戦力はどれくらいなのかしら。」
「王宮の衛兵にボーダー族、ドーラミラージュ。そして……」
「半分イカれた百歳の男。」
ナターシャの問いに、ティ・チャラが答える。そして最後に向けられた手の先には……。
「元気か、バッキ―。」
「あぁ、この世の終わりにしてはな。」
バッキ―、かつてヒドラに洗脳されたもう一人の超人兵士。ウィンター・ソルジャー。アベンジャーズの内乱後にこのワカンダで農業などに勤しみながら亡命生活を送っていた彼。しかしながら戦いが迫っている、キャプテンの幼馴染にして親友兼相棒、ヴィブラニウムによって構成された義手を装備し、再び戦場へ。
◇◆◇◆◇
「んもぅ! ほんとどうやったらできるのよコレ!」
「……妹がすまないな。」
「いや、気持ちはすごく解る。僕もさっぱりだ。」
場所は変わり、王宮の一室。ワカンダの首都を一望できるこの場所から外を見れば市民たちが空路や地下通路を使ってこの町から避難していっているのが見える。最先端の技術で作られた都市ではあるが、そこに住む人々は同じ人間。この国の王の人望のおかげかパニックなどは起こらず確実に避難活動は進んでいる、だがまだ時間がかかりそうだ。
そんな外から視線を戻し、部屋の内部に戻してみれば戦闘用の装備を身に纏いながらホログラムに向かって声を上げてしまう少女。ワカンダ国王であるティ・チャラの妹、シュリがいた。
彼女自身ワカンダが誇る天才科学者であり、この国の発展に貢献し続けている才女であるのだが……。
「この縮退炉、どうやって安定させてるのよほんと! 何? この二年間でここまで追い抜かされちゃったってこと!?」
『申し訳ございません、シュリ様。そちらの初期型縮退炉ですが2015年にはすでに実用化されておりまして……。』
「……つまり私たちと戦争になりかけたあの時にはもうコレあったの?」
『さようでございますね。』
「どうりで強気になれるはずだよ……。あ、兄さん。ごめん気が付かなくて。」
どうやらお嬢様陣営から提示された縮退炉についての研究をしていたご様子。時間渡航というちょっとしたズルのようなことをして自身の技術レベルを引き上げたお嬢様だが、この縮退炉。ブラックホール関連の技術においては昔から地球で一番。自身の才は他のヒーローたちに劣ると思いながらも、この分野だけはひそかに自賛していたお嬢様。設計図や仕様書、研究論文を渡してすぐに作られでもしたらかなりのショックであることだろう。おそらくタイタンで胸をなでおろしているだろう。
それまでゲデヒトニスとホログラムをにらめっこしていたシュリだが、ようやく部屋の中に入ってきた兄たちに気が付きそちらに向き直す。これから起きるであろうエイリアンたちの襲撃に対抗するための戦力がここに集まっていた。
「それで、どうだった?」
「全然。もう少し時間を掛ければ私達でも実用化できると思うけど絶対間に合わないね。全部終わってからちょっとずつ、って形になると思う。」
兄と問いに、そう答えるシュリ。そもそもドロッセルによって提供された技術。これはこのエイリアンとの戦いに置いてワカンダを戦場とすること、そして戦力を提供してもらうことへの謝礼の意味合いが強い。すぐに使用できるようなものより今後ワカンダの発展に仕えるような技術群がリストアップされ、ゲデヒトニスによって届けられた。
彼がこの国を訪れた時。ドロッセル自体が二年間行方をくらましていたこと、そしてワカンダが国交を開いたことでヴィブラニウムの有用性の再確認・ワカンダのヴィブラニウム埋蔵量が非常に膨大なことが全世界に広まりワカンダに対する各国の暗躍が爆増していたこと。この二点が原因で信用されず国境付近で立ち往生を食らっていたのだが、ワカンダで保護されていた元ファイアボール・ハイツレギスタ職員の後押しや提示された技術の有用性。そしてキャプテン・アメリカからの救援の要請によってようやく信用されこの場に連れてこられたというわけである。
『お先にお邪魔させて頂いております、ドロッセルお嬢様の元で製造されました。ゲデヒトニスと申します。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、一応。』
「……また会いましたね、ゲデヒトニス。」
『えぇ、傷も治して頂いたようで何よりですヴィジョン。今度はともに戦いましょう。』
先ほどまで広げていたホログラムが閉じられ、次に表示されるのは現在いるこの都市の3Dマップ。この場にいるのはアベンジャーズからキャプテンとナターシャ、そして石の守り手としてヴィジョンとワンダ。ワカンダからはティ・チャラとシュリ、そしてオコエ。ドロッセル陣営からはゲデヒトニスが出席している。
「現在この町はエネルギーシールドによって守られている、これまでの敵。チタウリのようなエネルギー兵装を主兵装とする相手であればシールドだけで対処可能だが……。」
『今回予想される敵は一種の生物兵器となります、名をアウトライダー。正確な情報は入手出来ていませんが遺伝子改造の結果強力な膂力に多数の腕、また鋭い牙を保有していると考えられます。』
迫りくる戦いに向け、会議が進められていく。
『敵の総数ですがどれほどの数になるかの想定は極めて困難です。現在地球周辺にて発見できている敵艦の捕捉及び保有戦力の把握は済んでいますが、太陽系外からの援軍がどのタイミングで来るか予想できません。ただ相手としてもこちらのストーンを奪うために全力を尽くしてくるでしょう。』
ストーンがこちらにある以上敵は全力でこちらを攻めてくるだろう、ワカンダ以外の場所で戦えば被害は想像のできないレベルにまでつり上がる。故に守りながら戦い、敵を倒しつくすためにはこの場所しかなかった。
その上相手の手の中にはスペース・ストーンという空間を自由に行き来できるという力がある。それを持っているのはサノスだが、こちらの意図できないなにかで部下の手に渡され、兵力をこちらに集中してくることもありうる。そして空間を自由に支配するということはシールドも意味を成さない可能性が高い。
非常に不利な状況といえる。
「厳しい戦いになりそうだな。」
「だが、何も準備がないわけじゃない。二年前のニンジャの侵攻以来二度と友を失わぬように備えてきた。」
だが、すでに導く者たちの心は決まっている。不利な戦いだが決して勝てない訳じゃない。勝利への道はすでに彼女が用意してくれた、その道がどれだけ困難なものでも踏破できると言われたからにはやってみせるのがヒーローってものだ。
頼もしい味方、自身の母と共に戦ってくれる存在を眺めながら次の話題。どのようにしてヴィジョンのマインド・ストーンを守りながら戦うか、それについて意見を述べようとしたとき。家族が使う広域通信で特大の警報が流れ出す。それとほぼ同時にこの部屋にある端末からも警報が。
「オコエ!」
「大気圏に敵輸送船を……、何、これ。」
彼女が表示させたホログラム、それには大気圏を突破しようとする杭のようなビルほどの大きさがある敵輸送船。そしてその上に存在するこの星にやって来たQシップよりも大きな存在。
ホログラムを見、皆が慌てて窓から空を見上げる。
本来あり得ないはずの影が、そこに。
『この惑星付近の宙域に、敵母艦サンクチュアリⅡを三機確認。これは……。』
「シールドの出力を最大に! すぐに兵たちに準備を!」
◇◆◇◆◇
「どう、ブルース。」
「あぁ! やっとコツが解って来た!」
ワカンダの兵士たちを乗せる輸送船を追うように、ハルクバスターを駆るブルースが地を駆ける。
ブルース・バナーことハルクは戦闘時に表に出てくるのはハルクだけで、ブルースには体の行動権がない。そのため巨大な体を動かすという体験は初めてであり、その上ハルクバスターは最新式の鋼鉄ロボだ。テンションが上がってしまうのも仕方のないものだろう。
思わず高く飛び上がり、赤と金の装甲を太陽に見せつける。
「すごいよコレ! 変身しなくてもハルクになったみたいで、ってうわぁ!」
が、さすがにはしゃぎすぎてしまったようだ。石を踏みつけてしまい、バランスを崩すハルクバスター。その上空を飛んでいたコーンが急いで助けようとするが……。
「……あれ、こけてない。」
「ツグミが帰ってきたらちゃんとお礼しなきゃね。」
全力で走っていたその巨体は、いつの間にか緑のナノマシンによって保護され、地面を転がるはずだったボディは彼の意思を反して自動的に前へと走り続けている。ドロッセルが彼向けに用意したナノスーツが作動したようだ。
ワカンダに保護されたアベンジャーズ職員やハイツレギスタ職員、そしてワカンダの技術力によって製作されたハルクバスターはドロッセルのナノスーツによってさらに強化される。アイアンマンのカラーリングからハルクの緑へ。同時に彼の目の前に広がっていたオレンジの光も水色へ、内部のプログラムがより最適化されていく。
『同期完了、っと! おじちゃん、聞こえる? コーンだよ! このスーツにサポートAIがいないみたいだから、私がするね!』
「コーンちゃん!?」
いつの間にかハルクバスターの肩に乗っていた彼女。自分の体を動かしながらサポートくらいみんなできると言いながら、並列思考を始める彼女。誰でも乗れるように開発されていたそれは、彼女の手によってよりブルース向けに最適化されていく。ワカンダ王国の所有物であるが、そんなことは知らぬとナノマシンによる外装の変化、サポートAIによる内部プログラムの強化が移動をしながら進められていく。
『どう? 使いやすくなったでしょ!』
「……うん、ありがとうコーンちゃん!」
先ほどまで肩に乗っていた彼女は彼の礼を受け取ると、すぐに空に舞い戻る。
少し周りを見渡してみれば、背面ジェットパックと足元にあるリアクターでホバー移動する兄に。いつの間にかこの国に到着していた自身の姉たち。直系の姉である爆発をこよなく愛するポップ・シリーズたちがそこにいた。同じ場所で戦えること以上に、姉たちや兄と共にこの場を駆けることに喜びを覚えたコーンだったが、すぐにその気持ちを抑え込み前へと向かう。
すでに敵の攻撃船、戦闘生命体であるアウトライダーたちの巨大ポッドがシールド外部に突き刺さっており、続々とその姿を現している。その上地上からうっすらとその影が見える敵母艦、サンクチュアリⅡからは続々とチタウリらしき影が降りてきており、すでに一部がシールドに向かって攻撃を始めている。
『もう攻撃してるってあたり、交渉の余地は最初からないってわけか。』
広域で発せられたローディの言葉のように、すでに戦いの火蓋は切られている。長女から共有された母の記憶にあったような展開はもう望めそうにもない。敵はこちらの想定よりも多く来てしまった。戦わないと……。
陣形を組む地点に到着したワカンダの兵たちが、彼らの言語で掛け声を上げながら戦列を組んでいく。ドロッセルと戦闘になりかけた一度目、ニンジャによる侵攻を受けた二度目、そしてエイリアンの侵攻を受ける今回は三度目。5年も満たぬ期間ですべての戦力を用いた戦争を体験した彼らの眼は非常に鋭く、また高い士気を維持している。また姉妹たちがもつ記憶の装備よりも何段階か性能が向上したものを身に着けているあたり、彼らも前に進み続けていたことがうかがえる。
その中で大きく、ジャバリ族の掛け声が響く。
いち早くこの場に到着していた彼らの長、エムバクの元にティ・チャラが降り立った。
「ありがとう、ともに立ち上がろう。」
「当然だ、兄弟。」
その彼らの会話を遮る様に、足音が。雪崩のような音が聞こえてくる。
圧倒的な物量によって、豊かな樹林が黒く染まっていく。存在するすべてをなぎ倒すように、アウトライダーたちが侵攻を始めた。
「イバンべ!」
『『『イバンべ!』』』
黒い、津波のような敵を前にして。王の声に答える兵士たちがそう唱える。最後まで戦い抜き、侵略者をはねのけ、勝利を手にするために。
『『『『『縺ゅ↑縺溘■繧?s!!!!!』』』』』
戦士たちの声をかき消すように、叫び声を挙げる化け物たちがシールドまで到達してしまう。エネルギーシールドを無理やり力で破ろうとするそれは、腕が焼き切れようとも、首を落とされようとも、仲間がどれだけ死のうとも、前へと進み続ける。強化されたエネルギーシールドによって生きた個体が内部に入り込むようなことはなかったが、徐々に死体を積み上げていくそれはワカンダの青い壁を血の赤と黒い肉で少しずつ覆っていく。
「兄さん、上!」
王の妹、同じように黒豹のスーツと両手に衝撃波を生じさせる装置で武装した彼女が声を上げる。
そこにはサンクチュアリⅡから絶え間なく投下されているチタウリとアウトライダーたちがシールドを破ろうと攻撃を開始している。地面から、そして空から。青き盾が徐々に黒く染まっていく。
「このままじゃ破られるよ!」
エネルギーシールドは常に高エネルギーを放出することで町を守っている。しかしながら一度ほころびが出てしまえばそこからすべてが崩壊してしまうという欠点も持つ。そして今このタイミングは安全だとしても、時間がたつごとに徐々に敵の数は増えていく。もし敵の総量に耐え切れずシールドが全壊してしまえば。
「バリアを開けよう。」
待っているのは地上と空中の二つからやってくる敵を排除しなければならないという地獄のような戦い。こちらの空中戦力はドロッセルの娘たちとウォーマシン・ファルコン・ヴィジョンのみ。黒い雪のように落ちてくる敵を対処するには数が足りない。
そう判断した彼は、耳に手を当てバリアを管理する者へと通信をつなげる。
「合図したら北西のセクション17を開けるんだ。」
『陛下、確認を願います! バリアを開けるのですね?』
「……合図をしたらな。」
戦列に並ぶすべての者が覚悟を決める。
「ワカンダ最後の日か。」
「ならば歴史に残る尊い戦いにしましょう。」
王が、兵を率いる者として、前に。
「Wakanda Forever!」
戦いが、始まる。