前世から愛をこめて   作:サイリウム(夕宙リウム)

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真っ赤なシミ!

 

 

 

 

「……さっき死んだはず。……ねぇ、この世界の私でいいの? 何故ここに?」

 

 

あ~、なるほど。記憶的にはちょうどあの後すぐの感じなわけね。……マルチバースはなんでもありなわけだけど時間軸も色々こんがらがってる。そのおかげで彼女は助かったわけだけど……、やっぱ気まずい。

 

 

「ノー・ウェイ・ホーム。……これで解る?」

 

「……ごめん、聞いたことのないタイトル。映画の話だよね。」

 

「うん、MCUの話。……了解、じゃあ最初から説明した方がいい感じだね。」

 

 

そんな感じの話をしながら隣にいるユキに軽く目を向ける、するとすぐにこっちの意図を察してくれたみたいですぐに動き始めてくれた。

 

 

「じゃあこんな場所じゃなんだし上がっていきなよ、軽いものぐらいなら出すよ。」

 

 

意識を彼女のスーツに向け、その状態を最善のものに持っていく。まぁ簡単な現実改変の一種だ。敵意がないこと+技術の差をあらかじめ見せておくことで彼女の信頼度を少しでも上げて置く。目の前の私は環境が違ったとしても同じ私だ、どんな風に物事を考えるのかぐらい頭の中を覗かなくても解る。

 

こちらに攻撃の意思がないことと、やろうと思えばすぐに排除できるという技術差を見せることでこっちへの感情を軽い警戒程度に抑えてくれた“私”。ゆっくりと高度を下げながら家の中に案内しようとすれば何もせず静かについてきてくれる。

 

私が彼女への説明と、過去に私がやらかしたことへの謝罪をする間。ユキに目線で頼んだのは消してしまった彼女の世界の修復と隔離。消し飛ばしちゃったことへの謝罪と、違う世界の存在である彼女の帰る場所を作り直してもらうってわけだ。まぁそのまま放置してしまえばその後にあるインカージョンで消えてしまう可能性もあるし、過去がこちらの思いもしない状態で改変されちゃうかもしれんからね。

 

 

「……空間操作。」

 

「あたり~。」

 

 

家の中に入った彼女がすぐに異変に気が付く。外から見た私たちの家、まぁビルだけど。明らかに内部のサイズと外から見たサイズが違うんだよね。居住空間を広くする、ってのもあるんだけど防犯の意味もある。空間自体を大きくした上で、イヴたち姉妹の手で管理し、必要とあらば対象のいる空間だけ隔離する。

 

まぁそんな説明を簡単にしながら軽く腕を振るう。同時に起きるのは武装解除、さっきまで私が纏っていたスーツを消し去るとともに、目の前にいる彼女の装備も亜空間へと格納する。私の奴は存在を0にしても破壊されないけど目の前の彼女は昔の私と同じ実体を持つスーツだからね。大事にしないと。

 

 

「…………なに?」

 

「……いや、やっぱり違う世界でも私だなぁ、って!」

 

 

顔にさっきと同じ笑顔を張り付けてその言葉を紡ぐ。

 

情報として知ってはいたが……、まぁやっぱり実際に目にしてみると色々と考えさせられてしまうものだ。

 

目の前にいる彼女は私もあり得たかもしれない可能性、彼女の傍にユキはいなくて、仲間と呼べるような存在も、ともに戦ってくれるような存在もいなかった。残された選択肢は半ば義務のように自身の世界を守り続けるということのみ。

 

どう言葉にすればいいのだろうか、どんなことをしても決してその瞳には光が宿ることはないと確信してしまいそうなほど暗い眼。使う必要性がなくて、動かなくなってしまった表情筋。肌や髪も、ボロボロで。過去の追い込まれていた私でもここまで酷くなかったような気がする。

 

 

「そう……、こっちは同じ存在であることは理解できるけどここまで変わるのかと驚いているけどね。」

 

「あはは……、まぁこっちは二周目ですし。」

 

 

そう言いながら空間を作り替え、くつろげるような客間へと変える。同時に私と彼女の後ろに椅子を、後はお茶と軽食だけどせっかくこっちにゲデがいることだし彼に作ってもらうことにしよう。0から生み出すのではなく、彼に連絡を入れて置く。

 

 

「座って……。じゃ、ちょっと説明させてもらいましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり……。貴方はあの世界で出会った“私”と同じ存在で、この世界は所謂二周目。しかも個人としての力も組織としての力も引き継いだ強くてニューゲーム状態。その上今は映画と同じ状況が見れそうだし、何が起きても対処できるぐらいの力があるからむしろ楽しむ方向にシフトしている……。」

 

「まぁそんな感じ。……あなたの世界のことは……。」

 

「いやいい、直してくれるんでしょう? それに私はあの時『気にしなくていい』って言った。消える世界と死ぬはずだった私がもう一度朝日を拝めるんだ。逆に私が感謝する側だよ。」

 

「……ありがとう。」

 

 

先ほどまで緊張していたのか、大きく息を吐きながら肩を下ろす彼女。ゲデが運んできた紅茶を口の中で転がしながら私の礼を受け取ってくれる。

 

 

「にしてもマーベルねぇ……、こっちは戦える奴が私以外いなくてさ。それなのに昔見たことのある敵だけが沸いてくるから本当にしんどかった。作品も種族も全部違うせいで対策なんかあってないようなものだったし……。」

 

 

口に含んでいたものを飲み込み、彼女の口から出てきた言葉はおそらく溜まりにたまっていただろう愚痴。どうやら彼女の相棒であるサポートAIにはイヴのように会話ができるような余裕を持たせることができなかったみたいで、完全に戦闘向けに調整されているみたい。おかげさまで同格、もしくは格上の味方と面と向かって話すような機会はこれが初めてだったようだ。

 

 

「日曜日の朝にやってるような敵から、聞いたことのないマイナー作品の敵。もちろんマーベルの世界を元にしているようなヴィランもいたけど……、まぁなんというか人の命が軽かったなぁ。」

 

 

彼女の世界は自分以外戦えるものがいない世界、そして敵は一つではなかった。こっちの世界も元をマーベルにしているせいか人の命は結構軽めだけど、彼女の世界は目に付いた作品の敵キャラや組織をこれでもかと詰め込んだ蟲毒のような世界。命の重さが多分比べられないほど軽い。

 

道理で戦闘経験はかなり積んでるのに技術レベルが高くない訳だ。戦わねばいけない機会が多すぎて自分に投資できていないタイプ。……元通りにするだけじゃなくて彼女にも色々強化パッチ渡しておかないと。

 

 

「それで? あなたの隣にいた彼女はどういう関係性? さっき……、あぁ過去のあなたとも一緒にいたけど。」

 

「パートナー。」

 

「……サイドキック的な?」

 

「人生の。」

 

「……あ~、うん。ねぇそこの執事さん、コーヒーない?」

 

 

そう言いながら控えていたゲデヒトニスにコーヒーを注文する彼女、ちなみに今のゲデはいつもの黄色のボディではなく生体ユニットに身を包んでいる。引き締まった体の壮年の男性が執事服を着ているような感じだ。いつの間にか完璧に執事のスキルを獲得してたみたいで、流れるような手付きでコーヒーを入れてくれる。ちなみに軽食として出されたホットケーキは彼が作ったものだ。

 

昔は作ろうとして粉ひっくり返しちゃったてたのにこんなに綺麗なものを焼き上げちゃって……、お母ちゃん誇らしくて涙出ますよ。

 

 

「まぁ何? 幸せそうで良かったよ。 ……私にも春は来るのかねぇ?」

 

「大丈夫じゃない?(ユキが遅いの絶対何かしてるからだろうし。)」

 

 

そんな感じのことを話しながら時間をつぶしていると、私の異能が反応する。どうやら次の“お客様”がやって来たみたいだ。位置は……、目の前の彼女と同じこの都市の上空のようだ。ちょうどその場にユキもいるし彼女に任せてもいいだろう。

 

 

「それにしてもスパイダーマンねぇ……、ソニーに買われてたからないと思ってたけどマーベルでも映画してくれるとはなぁ。それで? せっかくお呼ばれしたんだしさ、滞在は許可してくれるんだよね。せっかく休めそうな機会なんだし。」

 

 

そう言いながらパンケーキを口に運ぶ彼女、目の前の私からすればかなり久しぶりの何の危険性もない休める場所なのだろう。こっちに敵意や利用する気がないのを理解してからは、明らかに脱力してくつろいでいる。

 

 

「もちろん、折角だしね。ちょうど他の私が来たみたいだし、これからも際限なく増えそうな気もするから交流でもしてゆっくりしていくといいよ。インカージョンとか体に降りかかる影響とかはこっちで何とかしておくしね。」

 

「助かる―。あ、それと全員同じだったら番号でも振った方がいいんじゃない?」

 

「了解、じゃあ来た順で。よろしく“つぐみ2”。」

 

「……自分で言ったことだけどなんかしっくりこないな。」

 

「そう? じゃあ今から次の子迎えに行くから考えといてよ。」

 

「あいよー。」

 

 

そんなことを話しながら後をゲデに任せて席を立つ。

 

異能のおかげでこの世界に新しい私がやって来たのは解っている、“2”を家の中に連れて行ったことで多分ユキも新しいのが来たらこの場所に連れて来てくれるだろう。だけどまだここに彼女が来てないってことは何かあったということだろう。危機的な状況であれば彼女から何か連絡が来るだろうし、世界全体を監視しているイヴが何か行動を起こすだろう。

 

ま、放っておいても大丈夫なんだろうけど遅いのは気になるからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

と、いうわけで様子を見に来たわけだけど……。

 

なんだこれ。いや、私なんだけどさ。

 

 

 

 

 

 

「ユ゛キ゛ィ゛ィ゛ィ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

私のユキに抱き着きながら号泣している私がいた。

 

 

「あ、あのつぐみ? わかった、わかったからさ。」

 

「ご゛め゛ん゛な゛さ゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!」

 

 

スーツを着てない生身の彼女、おそらく元の世界からそのまま放りだされてしまったのだろう。基本スーツがなければただの人間である私たちが大空に投げ出されたとすれば待っているのは死。それを防ぐためにユキが受け止めたのは解る。そして急にこっちに連れてこられたため困惑する私を落ち着けるために顔の装甲を収納して話しかけるのも解る。

 

……うーん。ある意味、運が悪かったのかねぇ。

 

 

目の前で繰り広げられるのは“私の”ユキに号泣しながら顔を埋め、ずっと謝罪をし続ける別世界の私。様子を見に来た私に気が付いたのか苦笑いをしながらこちらに視線で助けを求めてくるユキ。彼女に抱き着いている私は“私”ではないが、さすがに声が裏返るまで泣きながら謝罪されるとどうしようもないのだろう、その背中をさすりながら『違う私なんだけどなぁ』という顔をしている。

 

目の前にいる私は完全に感情が爆発して手が付けられない状況だ、正直自分ではない自分にそう言うことされるのはあまり良い気分ではない。だが別世界の私がそうなってしまった理由については調べなくても理解できてしまう。落ち着くまで放っておくことにしよう。

 

 

『調査完了しました。それと次のお客様が来たようですが放置しても大丈夫です。』

 

「ん? あぁありがと。」

 

 

 

 

「俺ちゃん! in マルチバース!」

 

 

 

 

 

自分で調べる前にイヴが気を利かせて目の前の私、“つぐみ3”の世界の物語を調べてくれた。

 

案の定というか、やっぱり物語の途中で大事な人を失ってしまった世界のようだ。

 

時期的に言えば大体『アベンジャーズ』の後、私がツラヤバのいる城を攻めたときぐらいに目の前にいる彼女はユキを失ってしまったみたい。この彼女はマルチバースへの影響度が私よりもだいぶ低かったおかげでインカージョンとかの問題は起きなかったみたいだけど、かなり荒れてしまったらしい。

 

 

『ちょうど彼女の世界のユキ様の墓参りをなさっていた時にこちらに連れてこられてしまったみたいですね。』

 

「……なるほどなぁ。」

 

 

 

 

 

「いやー、俺ちゃんと言えばスパイディ。スパイディと言えば俺ちゃん。コミックで何度も愛し合い殺し合いしてきたからお呼ばれしない方が可笑しいのよね!」

 

 

 

 

 

 

「っと、まぁそろそろ正気に戻りな私。そのユキは“わたしの”。」

 

 

「……あ゛れ゛、わ゛だし゛?」

 

 

 

さすがにちょっと許容できなくなってきたので3人目の私の首根っこをつかんで無理矢理引き離す。自分が動かしてないはずなのに自分のスーツみたいのが動いてて、しかも顔の装甲が格納された先は自分と同じ顔。泣き過ぎて声が可笑しくなっているがようやく状況の把握に頭が動き始めたみたいだ。

 

 

 

 

「……あれ? もしかして俺ちゃん忘れられてる? というか絶賛空から落下しているんだけど、もしかして俺ちゃんこのまま……、死?」

 

 

 

 

 

 

 

「マ゛ル゛チ゛バ゛ー゛ス゛? ス゛パ゛イ゛デ゛ィ゛?」

 

「そ、こっちの私は説明いらないみたいで何より。……まぁ何? 気持ちはすごくわかるけど彼女は“私の”だからあんまり手を出さないでほしいいんだけど?」

 

「……あ゛、ご゛め゛んな゛さい。」

 

 

はぁ、ようやく落ち着いてくれたみたい。三人目の私に理性が戻って来てさっきまでの自身の様子を思い出したのか顔がしっちゃかめっちゃかしてるが触れないでおくことにする。というかユキはそろそろその顔やめてくださる? 『嫉妬、しゅごい!』じゃないのよ。いや確かにしましたけどそんな目をキラキラさせながら口がふにゃふにゃになるようなこと? あ~、はいはい。そんなに首縦に振らんでも解るから。

 

 

 

 

「おほっ! いい百合! やはり百合は世界を救う! だからついでに俺ちゃんも助けてくれたらすっごくうれしいんだけど……! このままだと汚い花火を通り越したミンチというか真っ赤にシミになっちゃうんですけど!」

 

 

 

 

 

「はぁ、裂け目見た感じもっと来そうだし悪いけど応接室に一人で行ってもらえる、私? スーツ貸すから。」

 

 

明らかに機嫌がよくなったユキを宥めながら、もう一人の私に簡単なスーツを着させ自動操縦で我が家まで運ばせる。ゲデには連絡入れて置いたし喉にいい飲み物を出してくれるだろう。ついでに“つぐみ2”の話し相手にもなるだろうし。

 

 

 

 

 

「あ、あの。俺ちゃんそろそろほんとにやばいんですけど! 潰れちゃうんですけど! ほ、ほら俺ちゃんすごく役に立つよ? ちょっとのことじゃ死なないよ? ほら今なら出血大サービスで肉壁になってなっちゃうよ! だからすぐ助けてほしんでしゅけど!」

 

 

 

 

「というかユキさ、ちょっと遅かったけど何してたの?」

 

「いや~、二人目のつぐみがいた世界いたでしょ? その世界にツラヤバがいてこっちのこと気が付いたみたいだから処理してたの。」

 

「あ~、なるほど。……大丈夫かな?」

 

 

なんというか思いっきり過去改変しちゃったわけみたいだけど、どうしよ。あとでうまく辻褄を合わせるには……、ツラヤバを復活させないといけない訳か。……うん、普通に嫌だしうまく並行世界化させておくことにしよう。

 

 

 

 

 

「いや、あのツラヤバちゃんのことは別によくて。いや見せ場なく処理されちゃったのはなんというかヴィランとしてあれなんだけど! 俺ちゃんは今重力に処理されそうなんですけど! ほら読者のみんな! 俺ちゃん今すごくピンチなの! 地面がどんどん近くなってるの! お、おたしゅけ~~!!!」

 

 

 

 

「大丈夫でしょう? それにあの害虫はさっさと消すに限るよ。……あ、害虫と同列視したら害虫に失礼だよね!」

 

「あ~、うん。そうだね。」

 

 

 

 

 

 

「あ、あの! ほんとにそろそろ俺ちゃんヤバいんですけど! ほんとに地面のシミになっちゃうんですけど! ほ、ほら後掃除とかすごく大変でしょ!? 真っ白なオオサカに真っ赤なシミとか不吉じゃん! だからほらすぐたしゅけて! お嬢様ならこっち認識したらすぐどうにかできるよね! できるよね! もう地面が近い近い近い近い!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『地面衝突まで。』

 

『さん』

 

『にい』

 

『いち』

 

 

 

 

 

『ぜろ。』

 

 

 

 

 

 

『マスターの新作発表を乗っ取ろうとした罰です。……あぁそれと、掃除くらいすでに自動化しています。何分昔から血の汚れが多い街ですからね。元通りにするまで三分もかかりませんとも。』

 

 

 

 

 

 

 








〇つぐみ1(この世界)

他世界からどんどん自分や自分と同じ役割を持つ者がどんどんやって来ているのでちょっと楽しんでいる。元々他世界の自分と交流してみたかったのでちょうどいい機会。まぁもっとフワフワした世界からも来るかなぁ? と思っていたけど来た二人が完全に真っ黒な世界から来たのでちょっと思うとこがあったり。とりあえずカウンセリングして色々支援して返すのは確定事項。


〇つぐみ2

他世界からやって来た二人目の彼女。戦えるヒーローが彼女しかいない世界の出身、マーベルの敵だけでもどうしようもないのにそれ以外の作品からやって来たヴィランも跋扈している。そのせいで人はポンポン死ぬし国や軍は形が残っていればいい方。このお嬢様は日本でニンジャや仮面ライダーの敵や戦隊ものの敵とかプリキュアの敵とかと殴り合っていた。過労死寸前ギリギリで生き残っていた上に誰とも悩みを共有できなかったので、お話しできそうな人がいたおかげで色々垂れ流し中。


〇つぐみ3

フェーズ2でユキを亡くした彼女、マルチバースへの適性がそこまでなかったためツラヤバによるインカージョンなどのイベントはスキップされたが一番大事な人を失った。その後のサノスなどが引き起こすイベントを先回りして潰し、世界に安寧をもたらした後はただ何もせず、どうすれば彼女を救えたのかを考え続ける毎日。そんなところに目の間にユキが現れたわけだから仕方ない。


〇ユキ

愛する人が嫉妬する姿で色々やばい状態に。今回一番得をしたかもしれない。



〇俺ちゃん

真っ赤なシミになった。

俺ちゃん不死身ではあるけど痛いのは痛いんですよ。あのイヴちゃん気が付いてたのなら助けてくれても……、『いやです。』

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