「OK、ならそれでいこう。」
年長者である原点の彼が率先して答え、重く沈んでいた空気を無理やり変えていく。当人である彼と彼女がすでに乗り越えている問題に同じ存在ではあるが、その世界についての部外者がとやかく言うことではないと判断したからだ。
同じ結論にたどり着いたアメイジングな彼も普段より2割増しぐらい明るい声で話を進める。
「よし、じゃあ作戦も特効薬もできたから後は戦う準備だ。……ところで君はオシャレな牧師みたいな恰好で戦うの? スーツは持ってる?」
それの答えとしてシャツの内側をちらりと見せる彼、スパイダーマンである彼はどこでも親愛なる隣人として活動できるよう普段から服の下にスーツを着用している。緊急時には服を脱ぐか、スーパーマンみたいに破り割いて登場するわけだ。後はマスクを被って完了って感じだね。
「よかった。」
戦いの準備、ということで皆が動き出そうとしたときに空いた時間の間に準備していたのか、ネッドがこの世界のピーターにプラスチック製の小さな容器を複数受け渡す。
「カートリッジだ、予備も満タンにしておいたぞ。」
「……それは何?」
「クモ糸液だよ、ウェブシューターの。……なんで?」
この世界の彼からの質問、原点の彼の答えは実践だった。いつものように手のポーズを固めると近くにあった試験管入れに向かって糸を発射する。もちろん彼の手にウェブシューターらしき機械は存在せず、動体視力の良い彼らなら見えていただろうが、手首からそのまま糸が出ている。とっても不思議。
「「「ウワァ!」」」
それに驚くピーター・パーカー二人に、東映版スパイダーマン。みんな機械から出すもんね……。
「体から出した!?」
「あぁ、君らは出ないの?」
「無理!」
「それどうやって出してるんだ……?」
「…………摩訶不思議だな。」
ちなみに“スパイダーな私”も素手から出すことができる。けど体力が持っていかれるし、原理の解明ができたため彼女はウェブシューターとの並列で使用している。だから驚かなかったんですねぇ……。
目の前で起こった不思議現象に科学の徒としての血が騒いだ彼らだったが、これ以上脱線するのは時間的にまずい。“ピーター・パーカーじゃないチーム”の方はすでに彼女の頭の中に作戦があるみたいだし、“ピーター・パーカーズ”はこっちで策を考えなければならない。治療しなければならない人以外は彼女たちが何とかしてくれるというのだ、自分たちの責任を果たすためにも確実に成功させないと。
「話を戻そう、離れた島で実行だ。ここでなら周りに被害が出ない。ボックスで釣ろう、彼らはこれを欲しがってる。……後は僕らが島に渡る手段だ。」
「おっと。なら、ゲートを使えばいい。」
今いるミッドタウン高校から比較的近く、他市民に影響が出ない場所。そこへのバス役としてネッドが声を上げる。
「は?」
「できる!」
「マジ。」
「あぁそうだよ。」
「……本当?」
「ドクターストレンジと同じ魔術だ。」
「すごいね。」
実物を見ていないせいであんまり信じられないピーターを前に、ネッドは姿勢を正し何かを宣言するように声を上げる。
「約束する、俺はスーパーヴィランになってお前を襲わない。」
それは、彼の誓い。他世界の自分が失敗してしまったのだ、自分がそうなる可能性はないとは言い切れない。だからこそ、言葉にして、約束する。その覚悟を認め称える先輩スパイダーマンたちに、何故か『許せる!』の声が聞こえてきそうなグッジョブを送る東映版、若干『あ、これ……。大丈夫?』と心配するけどまぁこの世界の私が何とかするし大丈夫でしょと思うお嬢様。
そして全くついていけてないピーター・パーカー。
「あ、そう……。それはどうも。」
何が何だかわからないが、お礼を言っておく彼。自分以外のスパイダーマンたちが何か応援しているような雰囲気を出しているし、彼らの中で何かあったのだろう。そう結論をつけた彼はすぐに話題を戻す。
「とにかく、ほらキミが言ってたろ。最悪を覚悟しておけば……。」
それに、待ったをかけるMJ。
「ううんダメ。……ガチでかますよ。」
「了解。」
「直そう、ガチで治す。」
◇◆◇◆◇
「お尻フリフリお尻フリ~、白菜みたいなゲロを吐く♪ かっこいいなぁスパイダーマッ! すり替えておいたのさ! TAKOSU!」
「…………なんだそのたわけた歌は。」
は~イ! みんな大好きお嬢様だぞ! まぁ私お嬢様、って感じじゃないスパイダーマンなんだけどね! まぁマンでもないけど! ……実際TSってどうなるんだろうね。私体の性別は女だけど精神は男寄りだからさ☆ だから名前にマンもウーマンも入ってないんだけど! 許せサスケ! Don't 来い ケツ十字団!
にしても! アハー! 先代なんでGP-7なんか持ってきてるんですかぁ! サイドブレーキでも忘れましたぁ!?
「私の相棒とも呼べるマシンの一つだからな、いつでも一緒さ。」
「なるほどぉ!」
「能゛力゛強゛化゛さ゛れ゛て゛も゛ム゛リ゛ィ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!!」
先代のカッコい答えにこの世界のピーターこと後輩がいなくなったせいか、明らかに憧れのヒーローを目の前にしたようなテンションで納得するお嬢様。その後ろから縄で縛られて引きずられるデッドプール。この世界のお嬢様から『面白いから能力強化してあげる♡』と言われユキぴにすごい顔で睨まれながら施された処置によって治癒能力が格段にパワーアップしていた。
これなら俺ちゃんの俺ちゃんが取れちゃっても数秒で復活するぜぇ! と喜んでいたデッドプールだったが、不適切発言を連発したという罰で東映版スパイダーマンが操るスポーツカーに引きずられていた。二人乗りだからね、シカタナイネ。
ということで説明しよう!
スパイダーマンが操るスーパーマシンの一つ! スパイダーマシンGP-7について!
これはスパイダーマンが操るスーパーカーで滅茶苦茶早く走って空まで飛べるすごい自動車なんだ! しかもボンネットからミサイルとか機銃とかを乱射することもできるから制圧力も万歳! サイドブレーキを入れるのを忘れて、車の上で口上を述べるとすごく上下にホバリングするぞ! すごい!
「む、反応が近くなってきたな。」
「ですね。」
長い戦いの中でアップグレードされたGP-7にはマシーンベム発見装置も組み込まれている。車に備え付けられた画面には多数の赤点が出現し始め、奴らとの距離が徐々に近づいていることが解る。彼らにとっては珍しいことだが、数に任せて待ち構えている様子。まぁ何か仕掛けては来るだろうけど。
さすがにかわいそうなのでデッドプールを糸で救出し、さっきまで座っていた助手席に叩き込んでおく。私? 手とか足が触れる面積さえあれば引っ付いておけるの。過去に先代が名乗りを行った後ろの部分に立ってるから安心安心。
「む、どうやらこの世界の警察たちとすでに戦闘し始めているようだな。急がねば。」
「あいあい! ……そうだデップ。サブマシンガンある?」
「あるぜ、俺ちゃんの下のチャックの中に……、ア。ナンデモナイデス。」
彼が持ってきたキティちゃんのリュックサックから良さげなサブマシンガンを手に入れて置く。殴った方が強いけど形式美ってやつは大事だよね!
「よし! 警官隊が作ったバリケードを飛び越える! 掴まれ!」
「いけー!」
「FoooOOOOOO!!!!!」
奴らと警官隊の戦いが見えてきた時、先代がそう叫ぶ。その瞬間いきなり大空へと羽ばたくスーパーカー。その空飛ぶ車は楽々と警官たちの盾となっていたパトカーを飛び越え、何人かのマシーンベムをひき殺し、地面へと着陸する。
「ッ! 誰だお前は!」
「父とガリアの復讐に命を懸ける男! スパイダーマッ!」
「友と両親の弔いに命を懸ける女! D‐スパイダー!」
「私が……、バットマンだ!」
彼らを待ち受けていたのは、50をはるかに超える大量のマシーンベムたちと、その首領。
黒いフードを被り、顔の右半分が機械化されている男。
「ハッ八ッハ! 待っていたぞスパイダーマッ! 今日こそお前の息の根を止めてやる!」
「モンスター教授! 並行世界の関係のない市民にまで手を出すとは……、許せん!」
「……デップ、それDCに怒られん?」
「大丈夫、今再編期だしドタバタしてるからいけるって。それに俺ちゃんの俳優も言ってただろ? トビーのスパイダーマンをデッドプールって教えれば俺ちゃんの映画がスパイダーマンになるって。つまりどれだけ成り代わっても解らなきゃ大丈夫!」
颯爽と登場し、敵生物兵器を一体やっつけた彼らであったが全体の数はおそらく50をくだらない。モンスター教授が両手を広げるとさらに空から戦闘工作員であるニンダー、つまり雑魚戦闘員が大量に降りて来て私たちを囲み始める。
「忌まわしきスパイダーマンどもよ! 貴様らを仕留めるために用意した再生マシーンベム軍団! とくと味わうといい! ゆけ!」
「……わぁ。数多くない?」
デップーが思わずつぶやいたように、軍隊とも呼べる数が私たちに襲い掛かってくる。でもま、このぐらい私たちにかかればちょちょいのちょいですぜ。
「先代直伝! スパイダー! サブマシンガン! 命が惜しかったらどけぇ!」
「あ、そんな感じ? じゃあ俺ちゃんも! バット……、いいの思いつかないからとにかくぶっ放すぜぇ!」
えぇ……、そんなの教えてないんだけど。という先代の視線を無視してサブマシンガンを全方向に乱射する。マシーンベム相手に銃火器は意味をなさないが、雑魚戦闘員ぐらいなら数を減らせる。とりあえずぽぽぽ、っと撃っておいて損はない。ちなみに命が惜しくなってどいたとしても避けた場所に弾を撃ち込むので逃げ場はない。
「先代! 数多いんで纏めてください!」
「了解だ! スパイダーストリングスッ!」
先代の手から放たれたクモの糸がネットのように広がって奴らの元へと飛んでいき、何人かのマシーンベムをまとめて拘束する。よっしゃ、じゃあこの世界にきて初めての本気。出しちゃいましょうか! ……あ、もうこのサブマシンガンいらないからデップに返すね。
「ヴェノム・フルチャージ!」
心臓の鼓動と共に蓄積され続けた生体電気を一気に放出する。最初からクライマックス、ってやつだよ! いくぜいくぜいくぜいくぜぇ!
足に巻き付けたキック力増強装置の電源を入れ、空へと飛びあがる。
『Limit charge』
全ての電気エネルギーを右足へ。空中で回転を付けながら、狙いを定める。
「電光ッ! キック!」
直撃、右足に集中していたエネルギーは増強装置によって爆発的に増加。その足に溜め込むことができなくなるほどに大きくなったソレを全て奴らの体へと流し込む。
強化人間としての脚力、高所から落下した時の重力、そして莫大な電気エネルギーの奔流は確実に奴らの体を捕らえていた。スパイダーストリングスによってまとめられていた奴らはその塊のまま吹き飛ばされ、全身から電流が走るほどにエネルギーが流し込まれている。
マシーンベムを蹴り飛ばした反動で離れた場所へと着地。その瞬間、彼女の背を彩ったのは奴らの断末魔と爆発音だった。
「うわぉお、かっちょいい必殺技。俺ちゃんも欲しい。っと俺ちゃんも仕事しないと。」
デッドプールだって負けてはいない。小火器や自慢のサムライソードは効かないが、爆発物ならダメージは通る。『OH! キミダメージ・コントロール局? ダメージもいいけどワイフの機嫌もコントロールできてる? ちゃんと毎日お家に帰らないと浮気されちゃうぞ!』なんてよくわからないことを言いながらダメコン局の戦闘員からロケランを奪取して打ちまくるデップちゃん。
「おほー! 再生能力上がり過ぎて俺ちゃんの死体でいっぱいだぜぇ! はいおかわりィ!」
そんな奴を放っておくほどマシーンベムは馬鹿ではない。遠距離から攻撃されるのなら近距離で叩けばいい。そう思い高速で近寄りデッドプールの上半身と下半身を鋭い爪で切り離すのだが……、切り離された体が地面に接触する前に新しい下半身が生えてくる。
ちぎられて、生えて。切られて、生えて。生々しい体の一部と血液をまき散らしながら戦っていくデップ。
それを見ていた警官隊やダメコン局の職員たちが気持ち悪くなり、お腹の中身を吐き出すために離脱するぐらいにはグロテスクな空間を生成しながら、デッドプールも頑張っている。今なら手榴弾とかを使った自爆特攻も楽々出来ちゃう。う~ん、俺ちゃん超強化。……まぁこんな強化してくれるのならこの固~い改造人間ちゃんたちをなます切りできるサムライソードが欲しいんだけど。もしくはウルヴァリンちゃんお爪。
「ぬぅ! マシーンベムたちよ! 巨大化せよ!」
「何! させん!」
先代が急いで止めようとするが奴らの方が早く、その対象も多かった。
彼自身や、後輩であるお嬢様、デッドプールが倒し損ねたマシーンベム。そして敵の首領であるモンスター教授自身も巨大化が開始する。眩い閃光があたりを包み込み、その光が収まったころには20近くの巨人たちがニューヨークに出現していた。
「うわでっか。」
「あ~、やっぱこうなるか。」
「スパイダーマンよ! 踏みつぶしてくれる!」
恐れていた事態、まさに光の巨人でも呼びたくなるような状況。このまま奴らにニューヨークは破壊されてしまうのか!
しかし! 彼らにはまだ希望があった!
「鉄十字団よ! 貴様らの好きにはさせん!」
スパイダーマンはその手に収まるスパイダーブレスレットの画面を開き! 声高々に宣言するのである!
「マーベラーァァァアアアアア!!!!!」
その掛け声に反応し、空高く上空に雷鳴と共に巨大な穴が出現する。
そこから現れるのは……、そう!
宇宙戦艦マーベラー!
黒い巨体に輝くのは艦橋のように輝く黄金の頭部。素早くGP-7に飛び乗ったスパイダーマンは空中へと飛び立ち、マーベラーへと乗り込んだ!
「ぬぅ! 出てきたなマーベラー! マシーンベムたちよ! 砲撃開始!」
カブトンを始めとした再生巨大マシーンベムたちが砲撃を放つが、マーベラーに直撃しても傷一つつけることはできない! そう! すでに地球で戦っていた時の彼らよりも大幅に強化されているのだ!
「マーベラーカノン! 発射!」
先ほどの攻撃のお返しとばかりに、マーベラーから硝煙が上がる。放たれた弾丸は確実にマシーンベムたちの体を貫き、複数の撃破にも成功した。負けじとモンスター教授がその眼からレーザーを発射するがマーベラーカノンの火炎が収まることはない。ニューヨークというビル街での戦闘ということもあり、優れたセンスと経験によって考えられた攻撃によってモンスター教授は大通りまで吹き飛ばされてしまう。
「今だ!」
「マーベラー! チェェンジ! レオパルドン!」
スパイダーマンが腕をクロスさせ、宣言する。
彼の声に答え、艦橋である獣の頭が展開され、中から現れるのは我らが英雄の頭。
格納されていた腕部、脚部が展開されていき、確実に巨人へと変化していく。
独特な金属音で存在感をあらわにしながら、ゆっくりと着陸するソレ。
そう! これまで幾度となく現れた巨大マシーンベムを全て撃破してきた巨大ロボット!
コミック版スパイダーバースで敗北するまで一度も負けなかった巨大兵器!
東映から公式で「特撮史上最強秒殺ロボ」と呼ばれた最強の巨神兵!
レオパルドンである!
「先代! 町を破壊される前に!」
「解っている! 行くぞ! 鉄十字団!」
そして、彼の最強とも呼べる概念兵器が取り出される。
「レオパルドン! ソードッビッカーッ!」
脚部から取り出されたソレで切りつけるのではなく投げつける。そしてスパイダーバースやスパイダーゲドンという多くの“スパイダーマン”たちと巨悪を倒すために戦い抜いた経験は、鋼鉄の巨神兵と蜘蛛の男に原作では思いも寄らなかった力を与えていた。
そもそも、ソードビッカーとか使用すれば確実に相手を破壊し勝利するという云わば概念兵器とも呼べるものである。この定められた宿命はモンスター教授のみならず、どんな超越者であろうとも逃れることはできない。
しかしながら連発が難しく、多数の敵に攻撃が不可能という欠点を持っていた。
「しかし! 欠点を理解しながらそれを改善しない私ではない!」
ソードビッカーが、分裂する。
連発できないのなら、多くの敵を倒せないのなら。
増やしてしまえばいいのだ!
「な、何ィィィイイイイイ!!!!!」
まるで弓の雨のように分裂したソードビッカーたちがマシーンベムたちを的確に貫いていく。確実に勝利するという決意が込められたその剣はどんなに強固な敵であろうと粉砕する。ソードビッカーに貫かれた彼らは断末魔を上げながら無残に爆散した。
そう! ソードビッカーを使用した時! 相手は死ぬ!
さらに! ここまで、およそ15秒。周辺への被害はほぼ皆無である。
「さぁモンスター教授! 残るはお前だけだ!」
「ぬ、ぬぅ! 許さんぞスパイダーマン!」
「…………あれ? 俺ちゃんたち要らなくない?」
「まぁ確かにいらないけど! ほらデップおかわり来たよ!」
残された雑魚戦闘員と戦っていた二人の元に現れるのは……。
「……あ~、なんか強そうだったし金払いも良かったから従ってたけどコレ外れか?」
「オイ、ショッカー! スパイダーマンはどこだ!」
「おいおいライノ、そう突っかかるなよ。ほらあの白いのじゃないの? 糸出してるし。……隙見つけて逃げるか。」
現れたのはやはりというべきか、本来の世界では招かれなかったはずの二人。話を聞く限り鉄十字団と何らかの協力関係にあったみたいだ。この世界のピーターがいた場所を彼らが知っていた理由、そして何故彼らが自身の世界のピーターと違うと知りながら襲ったのか。……やっぱり、何か企んでるな鉄十字団。
先代がわざわざモンスター教授を生かしたのもそれが理由だろう。奴が死んだ瞬間に何か発動する罠とかあったら大変だからね。私たちがやるのはこいつらの足止めと、モンスター教授が何をしようとしてたのかの把握。そしてそれの破壊だ。
「……ね、ねぇつぐみちゃんさ。もしかしてチミ今から別行動?」
「そういうことになるね、多分奴らのことだからこの世界での拠点とか作ってるだろうし。そこいかなきゃ。」
「……ということは俺ちゃんがこの二人の相手?」
思わず私の顔と敵の顔を何度も見直す彼。
「えぇ~~!? そこの弱虫衝撃波黄色タイツ君ならまだしもライノはちょっと俺ちゃん無理かなぁ? って思うんですけど。」
「おい! 聞こえてるぞデッドプール!」
「と、言うと思いまして。」
「おいエディ! なんかクソデカいロボットいるぞ! やっぱりSFだ!」
「……マジでこの仕事受けるんじゃなかったって後悔してるよ。」
「なんでだよ! クソ上手いチョコが毎月デリバリーで届くんだぜ! やらなきゃ損だろ!」
黒い、コークタールのようなものに身を包んだ巨人が到着する。
「ハァイ、リーサルプロテクター。バイトは初めてかな?」
「……お前もクモでヤバい奴だ!」
「ほいちょこ。」
「うまい。」
「よっしゃ、……んじゃまエディ君? 君の相手はあのサイ野郎だから……、あとシクヨロ!」
〇レオパルドン
クソ強い、強い
特にソードビッカーがやばい。勝てない。