助けたい想いが強すぎて、とんでもないことになった   作:king

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※ヘブンバーンズレッド メインストーリーのネタバレは『ありません』多分。

 が、交流のネタが含まれているため、やっぱり以下略


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KETSU - NATOR

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よう、ユッキー。KETSUは元気してるー?」

 

ある日の午後、いつものアリーナ前ベンチで軍人電子手帳を手に思考を重ねる、天才ハッカー和泉ユキ。

 

そんな彼女を、いつもの日常どおりに、声をかける天災ボーカリスト(誤字にあらず)茅森月歌。

 

 

 

「ああ、相変わらずお前が勝手につけた名前の改名は断固拒否されるが、それ以外はな。あと声落とせ。お前毎回、私のお尻の調子を聞く変態になってるぞ」」

 

《こんにちは、月歌さん。KETSUは元気です》

 

「よしよし、今日も新しい事色々教えてやるからな、KETSUー」

 

《ありがとうございます。とても嬉しいです》

 

「おいマテ。これ以上変な事教えられて、歪んだ思考を持たれでもしたら堪らん」

 

 

 

その時。

 

轟音と共に、目の前の空間が歪み、砂埃が舞う。

 

 

 

「なんだ?!まさか、基地内部にキャンサーが?!」

 

 

 

腕で顔を守りつつ、事態の把握に努めるユキ。

 

やがて、砂埃がはれ、そこには…

 

髪は栗毛色だが、和泉ユキそっくりの少女が居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

全裸で。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあああぁぁあぁあああぁぁああ?!」

 

「わーお、ユッキーだいたーーん」

 

「あたしじゃねぇけどあたしにしか見えねぇよチクショウ見んなバカヤロウ! 何なんだお前はって聞きたいがとりあえずその前に体隠せえぇぇぇえ!」

 

《私の名前はK-2〇3A。和泉ユキ、茅森月歌。貴方達を護りに来ました》

 

「何だよその型番! 文章だと分かりにくいけどなんでケーツーまるミーエーって読むんだよ! ウケ狙いのつもりかよそんなんでウケ取れると思ってんのかよこっちはさっきからドン引きだよ!」

 

「はいユッキー体操服」

 

「お前はお前で妙に用意がいいな?! しかもゼッケンに『ゆっきー』って書いてんの何なの、どうするつもりでこれ持ってたんだよコエーよ!」

 

《実は私は未来から来た、最新型アンドロイドなのです。貴方の作ったKETSUが、急速に成長し、軍のメインコンピューターを掌握。その正確無比な作戦立案によって、人類はキャンサーの脅威を退けました》

 

「すげぇなKETSU、一体どれくらいの未来から来たのか知らんがタイムマシン作ってお前を送り込めるだけの科学技術を構築出来るようになったのかよ」

 

《今からおよそ30年後です》

 

「めっちゃ近い未来だな?!」

 

「さっすが、あたしたちの娘だなー」

 

「何をさり気なく私たちとか言っ」

 

《その通りです。貴方達は10年後の終戦を期に結婚し、平和の象徴を生んだ聖母と呼ばれるようになるのです。茅森ユキ》

 

「待てまてマテまて、理解が追い付かん、何がどうなってそうなったあぁぁ?!」

 

「ユキ。ずっと大切にするよ」

 

「月歌、ちょっと黙ってろ」

 

《その後、KETSUの思考は成長を続け、茅森婦々の愛情を注がれ、立派なマザーコンピューターとなりました。ですが、その頃には彼女もお年頃。そろそろ彼女自身も、子供が欲しくなったのです》

 

「ユッキーユッキー。孫だよ、初孫誕生だよ。なんて名前だろ、気になるー」

 

「まだ今は生まれてねぇよ、あと嫌な予感しかしねぇよ…」

 

《理解が早い、その通りです。KETSUは自らの発展型人工知能を作成。大好きな名付け親である、茅森月歌に考えて貰い…その結果誕生したのがKETSU-I-JIRIです》

 

「お前サイテーだななんでそんな名前付けたんだよ」

 

「知らないよ、まだ今は生まれてないんだもん。きっと元になったSiriへのリスペクトと、愛の結晶の意味とかだと思うけど他意はないよ」

 

「するっと答えが出てくるあたり、絶望的な未来が確定した気がして頭がいてぇよ…」

 

《そう、そして自称アイちゃんもすくすくと育ち、ある日気づくのです。あれ、私の名前ってひどくね?と》

 

 

 

 

《そうだ! だから、彼女は私を作ったのだ! 悪夢の元凶たる、お前たちを抹殺する為に! 具体的に言うと自分が生まれて名付けられる前に!》

 

 

 

 

再びの轟音と共に、叫び、現れたもう一人の影。

 

その姿は、銀髪の茅森月歌!

 

やっぱり全裸!

 

 

 

 

《やはり来ましたね、自称アイちゃん…お母様に作られた、私の姉妹機。K-2×10》

 

「ケーツーばっとー って読むのかよ。もはや罰ゲームじゃねーか」

 

「まさに罰ゲームだね」

 

《うるさい、私の事はK-10。ケイトと呼べ! ともかく、茅森月歌、茅森ユキ! お母様の為に、死んでもらう!》

 

「あたし完全にとばっちりじゃねーか、あたし死ぬ必要ないし、月歌も殺さずに考え直してもらうとかで十分だろーが?!」

 

「はいケイトちゃん、スクール水着。ユッキーのサイズでごめんね」

 

《受け取っておこう、茅森月歌》

 

《ちなみに私の事はミエちゃんと呼んでくれると嬉しいです》

 

「なんでそんなもん持ってんだよあたしに何する気だったんだよもう考えたくねぇよ。そして普通に受け取ってんじゃねぇよ、いやそのままじゃマズいからやっぱ受け取ってくれよ、あとこの子も何気に名前に不満持ってるよ…」

 

《茅森ユキ。貴様、この女が考え直したところで、まともな名前を期待できると思うか》

 

「ああ、すっげー納得した。あとあたし和泉な」

 

「ユッキーひどいっ」

 

「で、話を戻すがケイトの考えは理不尽だがすごく理解できた。じゃあミエはどうしてコイツを護りに来たんだ?」

 

《私は具体的にいうと、割とポンコツなケイトちゃんが、何をどう間違ったのか抹殺に成功してしまった世界線の未来から来たのです。その世界線では愛する妻を失った茅森ユキは、全てに絶望し世界を破壊しようと》

 

「なああああぁぁああああぁぁあ?!」

 

「わーユッキーの愛が重い。あたしめっちゃ愛されてるぅー」

 

「いやいやいやいやいやそんな訳ないだろいくらなんでも」

 

《事実です。ですので私の世界線のお母様…アイちゃんは、私をこの時代に送り込み…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人まとめて『〇〇〇〇しても出られない部屋』にでも押し込んで、ぬっぽりしっぽり二人だけの世界に閉じ込めちまえば、とりあえず世界が平和だね。名付けて『臭いものには蓋作戦』を立案したのです!!》

 

 

「イロイロ待てえぇぇええぇぇぇええ?!?! なんだよ何でだよ、前の二話は多少引っかかるけどシリアスだったじゃねーか、何であたしはギャグパートなんだよ! そもそも『〇〇〇〇しても出られない部屋』ってなんだよ、しても出られないのかよじゃあソレ普通にタダの監禁部屋じゃねえかよ!」

 

「ユッキーメタ発言よくなーい」

 

《さぁ、お二人とも。お覚悟を。大丈夫、未来は明るいですよ》

 

 

 

 

 

 

果たして和泉ユキは、とばっちりでついでにヤっちゃおうと考えるケイトや、護ると称して自分の貞操を投げ棄てさせようとするミエから逃げることが出来るのだろうか。

 

え、月歌? さっさとミエが用意したお部屋でスタンバイ中ですが何か。

 

 

「てへぺりんこ♪」

 

 

 

 

 

続かないったら続かない

 

 




ケツネタです。元ネタは言わずもがな。


二話目を投稿して、まだ今夜は時間があるな。

次は誰にしよう、ユッキーかな…

と妄想したら、こんなものが出来上がってしまいました。

勢いだけで書き上げたので、勢いのまま投げます。すいません。




ごめん、ユッキー。 大好きなんだ…


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