絶対お前(あなた)だけには恋なんてしない 作:病弱ニートくん
※今回は特にキャラ崩壊が凄いです、お気をつけください
日菜はいきなり紗夜の胸ぐらにつかみかかった
「紗夜は今までワタシに勝てたこと無かったよね!趣味も、遊びも、運動も、勉強も、ギターも!!」
「日菜!!!!」
「悠里!!私は大丈夫だから、止めないで。」
紗夜の目からは覚悟を感じた、それを見た俺は動くことが出来なかった
「よそ見してる暇あるの?」
思いっきり日菜は紗夜に手を振りかぶる
それを紗夜は掴んで、胸ぐらをつかみ返した
「ええ、なにもかも貴方に上をいかれた、天才だから貴方は1時間もあればなにもかも私を越えていった、その度に私は生きている価値を忘れた…そして今、やっと思い出させてくれる仲間たち、そして大切な人に出会えたのに!!」
「ワタシたちは双子だからかな!?ワタシも悠里が大切な人なの、サヤちゃんも紗夜よりワタシの方が好きなんじゃない?」
「日菜!!!」
思い切り日菜の頬を平手打ちする
「…あんたなんか!!!」
日菜も紗夜の頬を叩く
「紗夜はどれだけ努力したってワタシに勝てた事はなかったよね?それでこれからもワタシに勝てる事ができる日はない、永遠に」
「簡単に永遠なんて口にしないで!!!」
「いい加減にしろ!!!!」
「悠里…」
「紗夜はいつだってお前の事心配してたんだぞ……仲直りしたいって、ずっと俺に相談してたんだぞ!!!」
「それにな、俺の気持ちは無視かよ。本当に好きなら俺の気持ちを汲み取って応援してくれるだろ」
「違う、悠里」
「お前は俺のことが好きなんじゃなくて」
「紗夜に負けたくないだけなんだろ、羨ましいんだろ」
「ちが…」
ーーー昔からワタシは天才と呼ばれてきたーーー
幼稚園の時も
「日菜ちゃんって絵が上手いんだね!!」
「日菜ちゃん字きれい!!」
「日菜ちゃんサッカーやろ!日菜ちゃんがいないと勝てないんだよー」
小学生の時
「日菜ちゃんがリレーの選手でいいと思います!」
「日菜ちゃんが委員長やれば?」
中学生のと
「日菜ってさ、ウザくない?」
「ね笑なんでも出来る感じなのに全然練習してないとか嘘でしょ、陰で努力してるタイプ笑笑」
「先輩なんか日菜のこと好きらしいよ」
「え、あのバスケ部のキャプテンの?マジ不釣り合いだわ」
「それな笑笑」
ワタシは
「日菜はすごいね」
「日菜は日菜。そのままの自分でいていいんだよ」
「何かあったら私に言いなさい、クラスが違っても私たちはすぐ近くに居るじゃないの」
お姉ちゃんに憧れて……お姉ちゃんみたいになりたくて……
ーーー
「わかってくれたか」
「わかんない…わかんないわかんない」
「そのわかんないは、なんで泣いてるか、の事か?」
日菜は大粒の涙を流していた
「日菜…」
「お姉ちゃん…」
「…私は貴方が嫌いだった、すぐに私のやることを真似して、越えて行って…でも、それでも今の私がいるのは、お姉ちゃんだから、負けたくないから努力してきたおかげ、そのおかげで今のRoseliaに出会えて、悠里に出会えた」
「だからこそ、感謝してる。ありがとう日菜、そしてごめんなさい」
「なんで…ずるいよ……」
「ワタシこそごめん…ごめんなさいお姉ちゃん、悠里…」
一件落着、かな
「落ち着いた?」
「うん、ありがとう」
「いいえ」
「もう喧嘩するなよ……見てて心苦しかった、他の男が見てたら止めに入れよ!!って言われてるとこだったぜあれ」
「でも入ってこなかった、ありがとう悠里、私たちの決着を見届けてくれて」
「まあでも…頬は冷やせよ…」
「「はい…」」
「じゃあ俺、帰るわ…またな紗夜」
「あ、待って…お姉ちゃん、最後に悠里と二人で話ししてもいい?」
「……ええ、じゃあ先に家に入ってるわ」
「ごめんね、ほんとに」
「わかってくれたらいいよ」
「一つだけ聞かせて、前も聞いたかもだけど…お姉ちゃんより先にワタシと出会ってたら、ワタシのこと好きになってくれた?」
「んー…多分日菜が俺のこと好きになってなかったと思う」
当時の俺めちゃくちゃ尖ってたし
「でもまあ…そうだな……紗夜に似て、綺麗だと思う」
「ひどーい、そこは綺麗だと思うだけでいいでしょ?比べないでよ…」
「ご、ごめん」
「うそうそ笑笑、ほんとにありがとう…じゃあ、またね」
日菜は家に帰って行った
のと同時にくらいに紗夜が今度は家から出てきて、思い切り抱きついてきた
「どしたどした」
「……日菜の匂いがしないかどうかチェックしてます、あと匂いをつけてます」
「マーキングすな笑そんな重たかったっけ??」
「重い女は嫌いですか?」
上目遣いで見られるとすごく愛おしくなる
俺は紗夜を抱き締め返して、キスをした
「んーん、紗夜ならなんでも好き、でも冷たくあしらわないでな、寂しいから」
「そんなことしません…」
長かった夏が終わりを迎えた
そして長い月日が流れ
クリスマスが訪れようとしていた
無事氷川姉妹仲直りです。新たなライバルが出るかどうかは…わかんないです()
年内に書き切る事を目標にはしていたのですがモチベやストーリーをどう持っていくかがまとまらずに年を越すことになりました、とは言ってももう終わりに近いです
最後まで楽しんで読んでいただければと思います
それでは良いお年を