絶対お前(あなた)だけには恋なんてしない 作:病弱ニートくん
そのまさかだあああああ!!!!!!!!
「さーみい…」
季節は変わり12月24日
日本海側は爆弾低気圧により大雪に見舞われているらしい
夏暑い年は大寒波が来てる気がする
去年の冬までは1人だったけど今は
「サヤ、ストーブつけようか」
「うん、私飲み物入れるよ、紅茶とコーヒーどっちがいい??」
「じゃあ、コーヒーに」
「牛乳少し、でしょ?」
サヤが退院した
毎日リハビリを頑張って、今月初旬に退院の許可が出た
来年度から学校にも行く予定だし、サヤは今年だけでかなり回復した
これも全部紗夜たちのおかげだな…
「…年内に家に帰って来れてよかったな」
「うん…お兄ちゃんと、紗夜さんたちのおかげ」
「…メリークリスマス」
「…うん、メリークリスマス」
そういって暖を取りながら俺たちはクリスマスイブの朝を楽しんだ
「お兄ちゃん、そろそろ行ってくるね」
「ああ、なんかあったらすぐに連絡すること、特に体調悪くなったら」
「だいじょーぶ!日菜ちゃんもいるし」
日菜はあれからすごく改心した
紗夜とも仲直り出来たみたいだし、相変わらずサヤともなかよくしてくれてる、今日は日菜の家に泊まりに行くみたいだ
「それにお兄ちゃんは今日、大事な日でしょ?」
「いや、まあ…」
「お兄ちゃん…」
「ん?どした?」
「ちゃんとゴムはつけ
「はーいケーキもっていってらっしゃーい!!!」
日菜か?日菜がそんな事吹き込んだのか??
ーー
「あ、紗夜さん」
「サヤさん、こんにちは」
「こんにちは!お世話になります!」
「いいえ、私は家にいないし、ゆっくり楽しんでね」
「はい!あ、紗夜さん」
「?はい?」
「ゴムはちゃんとつ」
「お気をつけて楽しんでまた今度」
いまどきの子って…///
ーーー
「こ、こんにちは」
「お、おう、入って…」
気まず…
気まずいです…
ーーゴムはちゃんとつーー
「サヤの野郎…」
「サヤさん…」
「「え??」」
「「いや」」
……
それから普通に談笑して、夜ご飯とケーキを食べて
「風呂、入れてあるから先入ってきていいよ」
「ありがとうございます…あの…」
「ん?」
「い、一緒に入りませんか…」
「え??」
「冷たくないですか?」
「ん、だ、大丈夫」
なんだこれ、なんでこんな、ええ
「えっと……背中流します…」
「いや…ええと…」
理性が…
「わ、私も洗ってもらっていいですか…」
こんな積極的だったっけ…
無言で紗夜の背中を洗う
無心無心…無心無心無心…
背中、綺麗だなぁ
いっつも電気消してやっ…
無心…無心無心
「悠里…」
火照った顔でこっちを向く紗夜
「ひゃい」
「好きです…」
無心になれません
「紗夜、大好き」
「ん、私も大好きです…大好き、悠里」
身体を拭いてキスをしながらベッドへ向かう
「ずっと一緒にいて欲しい、これからも」
「私も…」
「紗夜…メリークリスマス」
「ええ、メリークリスマス」
書いてる途中で虚しくなりました、メリークリスマス