絶対お前(あなた)だけには恋なんてしない 作:病弱ニートくん
次のお話もちゃんと考えてるのでお楽しみにしてくださると嬉しいです
1月1日
新年を迎えた俺はRoseliaの面々、サヤと初詣に来ていた
サヤとみんなは着物を一緒に見に行ったようで、レンタル着物を着てやってきた
あけましておめでとうと皆と挨拶を交わす
「実際にみるとみなさんお綺麗ですね!!」
「サヤちゃんも綺麗だよー♪」
「ええ、とても良く似合っているわ」
ほら、お兄ちゃんもなんか言ってあげな!とリサに言われる
「うん、すごく似合ってる」
「ありがとう、お兄ちゃん」
でももっと言うべき人がいるでしょ?と言われ紗夜を見る
紗夜は青色の着物を着ていた、濃い青で、吸い込まれてしまいそうなほど似合っていた
「紗夜、すっげえ似合ってる、可愛いよ」
「あ、ありがとう…」
挨拶も程々に、その後はお参りをしたり
(紗夜と、Roseliaの皆が元気で活躍して、いつまでもサヤが元気で、幸せで…紗夜とずっと一緒にいれますように)
「悠里めちゃくちゃお願いしてたね笑」
「ちょっと欲張りすぎたかな……」
おみくじを引いたりした
「わー!!あこ大吉だ!りんりんは?」
「わ、私も大吉…」
「アタシは吉だ、まあまあかなぁ…」
「私は末吉、紗夜は?」
「き、凶…」
「はは、逆に持ってるな…」
「ゆ、悠里はどうだったんですか!」
「まあまあこれから見るからまっt」
「「「???」」」
「俺も凶やんけぇ…」
ブチッ
「え?」
「どうしたの?」
「おみくじ結べなくて切れたんだけど…」
「めっちゃ不吉じゃん…」
「今年嫌な予感するわー…」
「なんか、まあおみくじは置いといて…今年も改めてみんなよろしくな」
「ええ」
初詣も終わらせ、俺たちは解散した
Roseliaはライブが近いから合宿をするらしい
しばらく紗夜とは会えないな…
ーー
「失礼します」
「冬休みの中ごめんねー」
ある日、校長に呼び出された俺は校長室にいた
「お話とは…」
「…サヤちゃんを回復させた技術を世界中に広めたいと、アメリカの大学の医学部から連絡があってね、とても大手だ」
「はぁ…」
「…単刀直入にいうと、来年度からアメリカの大学に留学をしないか、という話だそうだ」
「!?」
「もちろんサヤちゃんも同行を許可されてるよ、もう離れ離れは嫌だろうからね」
「…期間は」
「4年だね、その後日本の医大に編入でもいい」
「でも、あれは俺だけじゃなく紗夜…Roseliaのみんなの演奏のおかげで…」
「うん…言いたいことはわかる、でも思いついたのは君だ」
「君の知識を、世界が必要としている」
「……」
結局その場では返事ができず、後日連絡という形になった
でも、俺の心は決まっていた
4年も紗夜を待たせる訳にはいかない
それでも、同じ思いで家族を、大切な人を助けたい人がいるなら……
「もしもし、どうしましたか?」
「ああ、あのさ…」
「…??」
「別れよう」
別れの悲しみ
キンセンカの花言葉の1つ