絶対お前(あなた)だけには恋なんてしない   作:病弱ニートくん

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いろんなゲームにハマってます
今日はちょっと長くなるかもです
ちょっと


正反対の

結局復活するまで2日かかってしまった

仕事に穴あけちまったのが申し訳ねえ

 

 

「氷川、今日休みだろ?」

「ええ、今日の放課後なら大丈夫です」

 

あの日した約束を俺は忘れてなかった

誰にも教えてない秘密

聞かれたら答えるくらいの秘密

氷川は聞いちまったからな

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは総合病院に来ていた

「悠里くん、風邪大丈夫?」

「大丈夫です、ご心配おかけしました」

「ううん、無茶しちゃだめだよ?…ところでその人、彼女さん?」

「い、いえ違います!!!ただの同級生ですよ…」

「初めまして、氷川です」

「初めまして、よろしくね」

 

顔馴染みの看護師さんと挨拶を交わし、俺たちはとある病室に入った

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

喜多川くんに案内された病室には、女の子がベットで眠っていた

「妹のサヤだ」

 

この子が、喜多川くんの…

 

「俺が中学生の時、親父が事故で死んだ、俺とお袋、サヤは3人で生きていこうって、誓ったんだ」

「それから2年、俺が進路で迷ってた時、お袋は末期のガンが見つかった」

「親父の遺産でなんとか治療したけど結局、半年生きられなかった」

「俺とサヤは2人になった、頼れる人が周りにいなかった」

「俺たちは残された金でなんとか生きていった、つらくても2人でなら大丈夫って支え合いながら」

 

「俺は中学卒業後は働くという選択をした、少しでもサヤにいい学校に行ってもらおうと思って、サヤに美味いもん食わせてやりたくて、楽しい思いさせてやりたくて、ある日だった」

 

 

ーーー

 

「サヤが!?」

「はい、今集中治療室に入っています、これから…」

 

 

サヤが事故にあった

トラックに跳ねられ、助かったのが奇跡なレベルだった

サヤは、植物状態になった

トラックを運転していた男は無期懲役を下された

サヤの治療には莫大な金がかかる

遺産はもうほぼ無かった、だから俺は必死に働いた

ーー

 

「まだ、まだ中学上がったばっかの子だぜ??俺は心底恨んだよ神様を、親父が事故、お袋は病気、サヤは…たった3年で俺の、俺たちの人生は狂わされた、俺も死のうと思った、でも死ねなかった」

 

 

涙が

 

「サヤは、サヤがまだ生きてる、俺は希望を捨てずにサヤが目を覚ますまで生きようと決めたんだ」

 

涙が止まんねえ

 

「っはぁ、ダメだな!サヤが怒っちまうよ、男の子でしょ!泣いちゃダメ!って」

 

「……」

「これが真相だ、悪ぃな、なんか」

「いえ…」

「私にも、双子の妹がいます」

「そうなのか」

「正反対です」

「性格が?」

「いえ、あなた達のような兄妹愛はないです」

「私は妹を…恨んでいます、妬んで、憎んで…」

 

 

ーーーー

 

いつも私がやる事を真似する子だった

 

「おねーちゃん!私もそれやりたい!!」

「ねえみておねーちゃん!ここまでできるようになったよ!」

 

そしていつも私の限界を簡単に超えて行った

 

妹は天才でした

 

 

何をやらせても、あの子は私の上を行く

 

悔しかった

認められたかった

 

ふと思い立って私はギターを始めた

 

妹にバレないように、ギターだけは、負けたくなかった

 

なのに

 

「おねーちゃん!私今度バンド組むことになってね?」

 

なんで

 

「私ギターなんだ!ほら見て!!私のギター…」

 

 

なんでいつもいつも…

 

「どうしていつも私から全てを奪うの!!!!!?」

 

 

ーーー

 

「その日から私は日菜を避けて生きてきました…あの子に負けたくない、だから私は完璧であり続けるんです、学業も、音楽も、あの子に負けないために」

 

「…そうか」

 

「嫌い、なのか?」

 

「大嫌い」

 

「本当に、心から?」

 

「もちろん」

 

「じゃあなんでそんな泣いてんだよ」

 

 

 

え?

 

 

 

「素直になれよ、仲直り、したいんだろ?」

 

そんな、こと

 

 

「お前がサヤを見る目、暖かかった、妹が居るんだろうなってわかったよ…それが本来の、氷川紗夜の本当の気持ちなんだろ?」

 

 

そんな…

 

 

私は…

 

 

 

「なんかあったら俺がいる、俺はお前の秘密を知った、お前は俺の秘密を知った、もう友達だろ、氷川」

 

 

わたしは…

 

 

「なかなおりしたい…あなたとサヤさんみたいに…仲良くいたい…」

 

「やっと素直になった」

 

微笑んだ彼の笑顔はとても暖かかった

私の氷のような心を溶かすかのように

 

 

 

 

 

 

 

ーー

 

「顔ぐちゃぐちゃ」

「あなたこそ」

 

俺たちは笑いあった、お互い涙でボロボロになった顔を見合って

 

勘違いしてた、こいつの事

こいつはこいつなりに、理由があったんだ

 

 

「ハンバーガーでも食いに行くか」

「仕方ない、お付き合いしますよ」

「お前はポテト食いたいだけだろ」

「そ、そんなこと」

「まあいいや…そろそろ帰るよ、また明日な、サヤ」

「…また会いましょう、サヤさん」

 

「ところであなた今井さんが好きらしいですね」

「へ??」

「まりなさんから聞きました」

「あのクソ店長…」

 

 

 

 

 

ーーハンバーガー屋ーー

 

「あれ??悠里くんと紗夜??」

「り、リサちゃん!?」

「なになにーデート中」

 

はいそうです、と煽り顔でいう氷川、こいつ…

 

「違うだろ何言ってんだ!!!」

「そうなんだー、アタシも彼氏とデート中なんだよねー」

 

え

 

 

 

え?

 

 

 

 

「「え??」」




ほんとに少ししか長くなかった、今まで以上に文章がわけわからんと思いますが楽しんでいただけたら…

前作もそうですが俺はリサを幸せにする事ができないみたいです(フラグ)
リサの性格だといろんなポジションをやって貰えるので… いつかヒロインとして書きたいきもちはあります()
これから悠里の恋はどうなってしまうのか…
評価や感想いただけると嬉しいです!
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