ありふれた侍美女と洋食屋の看板娘の幼なじみが世界最強 作:ニャン吉
月曜日
それは週の始まりであり地獄の始まり。
でも登校する時はそうでも無いのだ。
何故なら
「おはよう海斗」
と声をかけてくるのは俺が幼少の頃から通う剣術道場の娘の八重樫雫。
「おはよう雫。相変わらず早いな。·····天之河や香織達はいいのか?」
といつも通りの事を聞く。
「またその質問?いつも言ってるでしょ。香織とは親友だけど天之河君はただの幼なじみってだけよ。」
「でも、あの4人組のオカンだろ?」
と言うと初めての情報を雫は俺に言ってきた。
「何時もそれを言うわよね。でもね。クラスの女子の間では海斗はクラスのお父さんって呼ばれてるのよ。ねえお父さん。」
「俺は同い歳の息子も娘も持った覚えは無いんだけどな。」
「私も無いわよ。」
と話しながら2人で歩きながらもう1人の幼なじみとの集合場所に向かう。
集合場所で待っているのは俺の家族がよく使う洋食屋の看板娘でもう1人の幼なじみの園部優花。
「おはよう海斗、雫。」
「「おはよう優花。」」
と2人で挨拶を返すと優花が
「はい。お母さんからお弁当。」
と渡してきた。
「ありがと。」
と受け取る。
ちなみにいつも優花はお母さんが作ったと言っているがたまたま手伝いで1日入った時優花の母さんから聞いたのは
「多分いつも優花は私が作ったって言ってるでしょ?」
「はい。いつも美味しく頂いてますよ。」
「そう。でもね、作ってるのは私じゃなくて優花よ。この幸せ者め。」
と教えてくれたので食べた後に毎回感想と
「美味しかった。ありがと。」
と言うのは忘れない。
まぁ3人で話しながら学校に行くと毎回教室で天之河に睨まれるのがワンセットになっているが気にしない。
朝礼の予鈴ギリギリの時間にハジメが来てから俺は
「おっすハジメ。相変わらず親の手伝いか?」
と聞くと雫の幼なじみの香織が
「おはようハジメ君。海斗の言う通りお手伝いなの?」
と聞いていた。
「うん。おはよう海斗君、白崎さん。そうなんだよね。父さんの会社の仕事が押してて朝までプログラミングをしていたんだよ。」
と返してくれる。だがそれを聞いて不良な4人組まぁ俺は小悪党4人組って呼んでいるが、その中の1人の檜山が
「南雲がプログラミング?そんなの有り得ねぇよ!どうせ徹夜でエロゲでもやってたんだろ?キモイな!」
と言いながら笑っていたがそれを聞いてもハジメは苦笑いのみ。
それを見て俺は
「ハジメ。たまには言い返せよ。」
と言うもハジメは
「面倒な事になりそうだから気にしないよ。気にしてくれてありがとう海斗君。」
と返してきた。
俺はハジメがいいならと今まで何も言わなかったがそろそろ一言言ってもいいと思っている。
そんなこんなで時間は昼休みに
弁当を食べる時に俺は俺と雫、優花に俺の3人で飯を食っているとハジメはいつも通り10秒飯で有名なゼリー飲料を食·····飲んでまた寝ようとしていた。
でもそこに香織が来て
「ハジメ君。お昼はそれだけ?私のお弁当、多く作ってきたから分けてあげるから一緒に食べよう」というもハジメは
「ありがとう白崎さん。でも僕はお腹がいっぱいだから大丈夫だよ。」
と答えている。それを見て教室の端っこで龍太郎と食べている天之河が
「香織。南雲はまだ眠そうだから寝かしてあげよう。
香織の美味しい弁当を眠そうな南雲に食べさせるなんて僕は許さないよ。
一緒にお昼を食べよう。雫もさ。」
と言っていた。だがそれを聞いた香織は
「なんで光輝君の許しが必要なの?私がハジメ君と食べたいからここにいるんだよ。」
と返していてそれを聞いた俺たち3人は吹き出しそうになるのを耐えていた。
そしてそれに耐えながら雫も
「光輝と食べる理由が無いわ。
この3人で食べる方が楽しいしお弁当も美味しいもの。」
と答えており俺は更に吹き出しそうになる。
それを見て天之河は何か言いたそうにしているが
突然天之河の足元から漫画で見る白い魔法陣のようなものが展開され始めた。
それはあっという間に広がる。
それを見た途端に教室でお昼を食べている愛ちゃんこと畑山先生が
「皆さん!早く教室から出て!!!」
と言うが誰一人として間に合わず俺たちはこの教室からいなくなったのだ。