ありふれた侍美女と洋食屋の看板娘の幼なじみが世界最強 作:ニャン吉
あれから数日
翌日にオルクス大迷宮に行く事がメルド団長に告げられた。
夜には雫と優花が不安だからと俺の部屋に来たので3人で俺のベッドで寝た。
俺はつい2人に言ってしまった。
「3人で並んで寝るのは子供の頃以来だな。」
「そうね。あの頃は海斗が寂しがり屋で」
「で、誰よりも甘えん坊だったね。」
と雫、優花が答えた。
「そうだな。妹が生まれてからだな。男らしくなろう。強くなろうと思ったのは。」
「空ちゃん。きっと今頃、大好きなお兄ちゃんが居ないって泣いてるわよ。」
「確かに。あの子、私達に「そらはね、大人になったら海斗お兄ちゃんのお嫁さんになるの。」って幼稚園に入ってから言ってるからね。私と雫には。」
「空はいつも俺に「雫お姉ちゃんと優花ねぇねはすっごく優しくてカッコよくて綺麗なお姉さんなんだよ!そらも大きくなったら雫お姉ちゃんと優花ねえねみたいになりたい!」って普段から言ってた。
·····空の為に生きて帰らなきゃな。」
と言って少ししてから俺達は3人で眠りにつこうとしていた。
夜中、目が覚めるといつの間にか両腕が天国だった。
翌朝、大迷宮の入口から入り、今は20階層。
メルド団長とハジメの魔物の解説と弱点を伝えてもらう事で討伐が楽になったが香織に一体の魔物がまるで、〇パンダイブで「か・お・り・ちゅわ〜ん」とでも言うかの格好で飛び込んで来たのを見て天之河が強力な攻撃でその魔物を倒すが衝撃で1部天井が崩れ落ちた。
崩れ落ちた天井のあった所から出てきたのは大きな宝石。結婚や恋人に送る宝石としては1番のグランツ鉱石だ。それを香織が
「素敵」
と呟いたのが聞こえたのが檜山が崖を登り取りに行く。
メルド団長が檜山を止める為に声を何度もかけるが無視してついに鉱石触れたのだ。
その瞬間俺達はまた転移させられた。
目を開くと底は幅の広い大きな橋の上だった。
俺はとても嫌な予感を感じた。
まるで挟み込まれた様な感覚。
でも今は何方にも何もいないす
と思っていると橋の真ん中の方からは大きな四足歩行のトカゲ?恐竜?が
唯一の上へ登る階段からは大量のアンデットが。
騎士団の人達が上位の防御魔法を掛けるも恐竜のような魔物。
メルド団長曰くベヒモスと言う魔物らしく、100年以上前にいたという最強の冒険者ですら倒せなかった魔物らしい。
俺達は大量のアンデットとベヒモスに挟まれる形になったのだ。
俺は何とかクラスメイト達と協力しながらアンデットを減らし続ける。
が俺の弱点である突破力がやや足りない。
その点は天之河の持つ天職・勇者の技能が有利だ。
「優花。」
「どうしたの海斗?」
「天之河の突破力が必要だ。ハジメにここの指揮を任せてある。援護してくれ。」
「わかった。」
優花の返事を聞いて俺と優花はベヒモスの方に向かう。
「天之河。お前はアンデットの方にいけ!」
「何を言うんだ!紅!俺にメルドさん達を見捨てろって言うのか!」
「よく見ろ。あそこに今必要なのは俺の技能じゃない!お前の持つ技能の突破力だ!さっさといけ!
優花!雫に作戦の説明を頼む!メルドさん!ベヒモスは俺たち3人で止めます!」
「出来るのか海斗。」
「俺とハジメの錬成師だからこそ出来ることがあります。
優花の投擲師だからこそ出来ることもあります。
雫の剣士だからこそ出来ることもあります。
作戦は既に優花に伝えてあって、今は優花が雫に伝えています。
最後に俺が錬成で足止めをしたら全員で攻撃魔法をベヒモスにぶつけて下さい!タイミングは俺がメルド団長に出します!」
「わかった。まさかたった3人に命を預ける事になるとわな。
必ず助ける。だから足止めを頼むぞ。」
「任せて下さい!」
そう言って俺は·····俺たち3人はベヒモスに体を向けた。
「悪いな優花、雫。こんな所で命懸けの戦いをさせて。」
「気にしたらダメよ。確かに香織が言ってたわね。そういうのは死亡フラグって言うのだったわね。」
「私も海斗の本で見た。死亡フラグ言わないでよ!」
「俺らしくないな。フラグを建てるなんてな。·····タイミングを見て離脱しろよ。最後の俺の足止めのタイミングではクラスメイト達と合流する直前まで行ってろ。」
「「わかったわ(てる)。」」
こうして俺達の戦いが始まった。
まさかあんな事になるとはこの時は誰も思っていなかったけどな。