ありふれた侍美女と洋食屋の看板娘の幼なじみが世界最強   作:ニャン吉

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第9話

あれから何層も降りていき、おそらくは50層くらいに来ているはずだ。

 

大きな扉に3つの窪み。

その両サイドに魔物みたいな石像が2つ。

 

「雫。優花。おそらくはこの奥に何かがある。」

 

「わかるわ。」

 

「それくらいわね。で·····どうする?海斗。」

 

「俺がさっき魔法式を確認したんだが全くわからなかった。相当古いか、相当レベルの高い術式かの2点だな。どっちだと思う?」

 

「私は古いからだと思うわ。」

 

「それには私も同意見ね。」

 

「なるほど。·····取り敢えず。」

と言って俺は腰から剣を取り出す。

 

ちなみにここに辿り着くまでに数多くの技能を俺達は手に入れたり、かなりステータスを上昇させたり、武器を作ったりしている。

 

そのひとつが俺たち3人が2丁ずつ持っているリボルバー式のハンドガン。

多分ハジメなら、ドンナーとかつけるんだろうが俺は名無しだ。まぁ強いてつけるならば···滅

スナイパーライフルが·····亡

刀が·····迅

 

 

去年まで見ていた仮面ライダーの敵役?から取った。

まだ雷が無いけどな。

 

雫達も名前を付けたようだけど教えてくれなかった。まぁ何となくは想像は着く。

 

「やるか。」

そう言って俺はハンドガンから雷を纏わせた弾丸を扉目掛けて放った。

その直後に両サイドにいた魔物が動き出す。

 

俺は腰に刺してある刀と背中に刺してある迅、雫は俺の作った刀の迅を両手に持ち二刀流、優花も俺の作った、大量のナイフやクナイ、手裏剣を魔法やワイヤーで自在に操っている。

 

ある意味ではいちばん厄介なのは俺と雫みたいに剣術を習っていた型にハマった者ではなく、型のないスタイルの優花かも知れない。

 

一体は俺一人でもう一体は雫と優花に相手を頼んでいた。

 

俺の二刀流の使い方は至って単純。

片手剣での技を両手で別のものを同時に使用する事で相手をする攻撃回数を増やすやり方と、二刀流の技を使い、効率よく威力の高い攻撃を当てる二刀流本来の戦い方。

俺はこの両方にこの迷宮で手に入れたスキルを組み合わせて高速移動しながら全身に斬撃を入れる戦闘法で相手にしている。

 

何故なら、弱点を見つけるのはこの方法が1番だからである。

 

この魔物の弱点は胸に着いている宝石の様な魔石。

 

「雫!優花!弱点は胸の中心にある魔石だ!」

 

「ありがとう海斗!」

「こいつは私と雫に任せて!」

 

と返事が返ってきた。

 

ここからは攻撃回数ではなく威力を重視した方法に変更しよう。

 

·······················································

 

俺が最後に迅でトドメを刺して魔石を取り除いたタイミングで雫と優花も戦闘を終えた。

2人が魔石を回収してから俺達は魔石を持って魔法陣の所に来た。

 

「この魔石とここの窪みが同じ形をしている。」

 

「そうね。同じだわ。」

 

「ホントに。どうする海斗。ここに嵌めてみる?」

 

「そうだな。」

 

そう言って俺達が魔石を窪みに嵌めると扉に書いてある魔法陣が光出して·····扉が開いた。

 

そしてそこから見えるのは幻想的な·····違うな。

何かに向かって伸びる光の糸。

 

そしてその奥には

 

月のように光る四角い·····

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