…世界を壊す?
何言ってんだこいつ。頭おかしいんじゃねえか?
ウォロ「オカシイと、思いますよね」
「そりゃな。馬鹿だとしか思えねぇ」
ウォロ「ほう…では貴方は、自分を見捨てたこの世界を許せるのですか?」
ウォロの言葉。
以前の俺であれば、許してやるさと笑ってただろう。
ただ…俺を殺してこの世界に連れてきたあいつを…散々働かせた後切り捨てたデンボクを許せなかった。
「交渉だ、ウォロ。俺に拠点となる場所を用意してくれ」
ウォロ「ええ、いいでしょう!では、交渉成立ですね!」
「急にテンション上がんな、おい」
俺が交渉を呑んだ瞬間テンションMAXなウォロはおいといて、拠点の確保はできた。次は…
「ウォロ、俺は何をすればいい?」
ウォロ「そうですね…普段はポケモンの強化でいいです。ただ、たまにプレートを集めていただきます」
「プレート?」
ウォロ「はい、プレートとはアルセウスに近づくために必要な物なんです」
こいつ…アルセウスとの接触を測ってるのか。
「ますます都合がいい。俺もアルセウスには会いたいと思っていた」
ウォロ「フフ…では、今日は休んでください!明日はプレート集めです!」
「おう、じゃあ明日な、ウォロ」
「ハイ、ケイさん」
いいじゃねえか、ウォロ。
…世界を壊す。まぁ多分、新しく創り直すとかそんなところだろう。
俺をこの世界によんだアルセウスには、言いたいこともあるからな。
覚悟しろよ…
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ショウ視点
「やった!」
コトブキ村から追放された私は、誤解をとくためにウォロさんとコギトさんの知恵を借りて、セキさんの協力のもと赤い鎖を創ろうとしている。
セキ「これであとは、赤い鎖にするだけだな」
「はい!できればケイさんも誘いたかったんですけど…」
セキ「まぁ何処にいるのかも分からないんじゃあ仕方ねぇよな」
「…そうですよね!」
セキ「死んじゃいねぇだろうし、どっかでしぶとく生き延びてんだろ。会えたらいいな」
「はい!」
優しいなぁ、セキさんは。
普通なら疑われてもいいのに、私のことを信用してくれてる。
カイさんも私のために協力してくれてるし…恵まれてるな。
あとはケイさんの安否だけど…今はセキさんの言うように彼のことを信じよう。
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ケイ視点
「ぶえっくしょん!!!」
風邪か?なんでもいいけど、明日には治ってるだろう。
「…ブラッキー、出てこい」
(よお相棒…なにニヤけてんだ?ちょっと怖いぞ)
「世界を…壊すんだ。お前と他の手持ちは消させねぇから」
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ブラッキー視点
疲れてんだな、相棒…
いや…デンボクに追放されたこと…気にしてんだな…
ま、俺も気ぃ使ってやるかな…