さて、皆、オヤブンギャロップをぶっ倒して上機嫌なケイお兄さんだ!
…もう喋ることがない!
「あ、そういやラベン博士、ショウちゃんの行ってる天冠の山麓って何したら行けるようになんの?」
気になったので聞いてみる。
俺は黒曜の原野しか行ったことがないからしらんけど、ここ、ヒスイ地方にはまだ色んな場所があるらしい。
「あ、ケイさん、シマボシ隊長に報告はしてますか?」
え?報告?
「すいませんラベン博士、報告とかあるんですか?」
「はい!ケイさんは毎日鬼のように調査してるので、しっかり報告してればもうムツボシ隊員くらいにはなってると思うのですが…」
「…マジかよ」
そんなの知らなかった。…え、待て。
「じゃあさ、今俺が報告したら、天冠の山麓にも…」
「はい!行けますね!」
…死にたい。ショウちゃんの方がよっぽどしっかりしてんなぁ。
「てか、ショウちゃんが苦労してんのに俺ァ何やってんだか…」
さて、この後イモモチ食ったらすぐ報告して天冠の山麓に行こう!
_________________
「やっぱイモモチうめぇ!」
「ブラッキー!」
_________________
「シマボシ隊長〜!」
「なんだ?」
俺は調査報告の為に、シマボシ隊長の元へ訪れた。
「隊長!これ!お願いします!」
「…調査報告か。初めてだな」
「はい!んなものあるって知りませんでした!」
「…確認する、図鑑を見せたまえ」
なんだろ、シマボシ隊長が呆れてる気がする。
「…君はムツボシ隊員となった。報酬だ」
お、やっぱ団員ランク上がったか。後、報酬多いな。
「じゃあさ、シマボシ隊長!天冠の山麓とか行っていい!?」
「あぁ、構わない」
っしゃぁぁ!!!これでショウちゃんと同じ…
「シマボシ隊長、ちなみにショウちゃんってどのくらい…」
「ショウはヤツボシだが?」
…負けてた。
__________________
「さて、ラベン博士、ショウちゃんはどこか分かるか?」
「ん〜、恐らく迎月の戦場かと…」
「分かった!行ってくる!」
「あっ!ちょっと!ケイさん!?」
__________________
さて、道中でフカマルをゲットしたりだとか、ジバコイルにボールを全部投げたのに当たらないとか、ハプニングはあったけど無事にたどり着けた。
「ん?お前、誰だよ?ショウちゃんしってるか?」
「このツバキ様に向かって…ギンガ団は生意気なやつが多いよう!」
「あーそうだなツバキ…ってお前!ケイだろ!」
「あ!セキ!!」
まさかこんなとこにセキがいたとは…ん?
「なぁセキ、コイツもコンゴウ団か?」
「ん?あぁ、ツバキか?そりゃ、コンゴウ団だ」
へぇ、セキはThe良い人って感じだけど、このツバキとか言う奴はなんかひねくれてんな…
「それでケイ、お前、何の用だ?ここじゃ今ショウが―」
「ショウちゃん居んのか!?よし!」
そうときまりゃ、行くしかないっしょ!
「ショウちゃん!来たぜ!」
「ケイさ―っあぁ!!」
俺が声をかけた瞬間、ショウちゃんがなんかの爆発に巻き込まれた。
なんだろ、久しく忘れてた感じだ。俺はここに来たばかりの新参だけど、同じ境遇のショウちゃんに親近感が湧いてたし、いざとなったら守ろうとも思っていた。
―それが、このザマかよ。
腹の底から湧く激しい怒りが、俺の体を動かした。
「てめぇ!!ショウちゃんに何しやがる!!」
「ダメ!ケイさん!!」
ショウちゃんの叫びが聞こえた直後、俺は強い光に包まれた―
何となく、伏線になりそうな気がして怖いっす。伏線回収とか無理すぎるし。全部回収するならまた新しく小説始めないとだし…