「っ―――!?」
ショウちゃんが傷ついたことで、久々にマジギレしたとこまでは覚えてる。
んで、そっからが問題。
…何の考えもなしに突っ込んだら、普通に爆発に巻き込まれた。
痛てぇな…
「ケイさん!大丈夫ですか!?」
「……あぁ、ショウちゃん。後は俺がどうにかすっから、セキにでも手当してもらえ」
「でも…「いいから!!」
「っ!…はい…」
ショウちゃんは渋々了承してくれた。…まあ、これでいいんだ。
「行くぞ、ヌメラ。りゅうのいぶきだ」
ヌメラが放つ技は、金ピカの玉の体力が全く削れない。そりゃそうだ、レベル差が悲しいくらいあるからな。
ただ、あくまで目眩しになればいい。
「フワライド、ねんりき。フカマルもといガバイトは金ピカの玉を抑えとけ」
俺が予め忍ばせておいたフワライドと、なぜか進化してたフカマルもといガバイトに命令する。
金ピカの玉は、フワライドとガバイトの頑張りで抑えられてる。
「ヌメラ、すいとる」
ヌメラには地道に体力を削ってもらい、フワライドとガバイトには出来るだけ動きを抑えてもらおう。
―と思ってたら、
「ちっ、ふざけんなよ畜生!」
あの金ピカの玉は自爆しやがった。しかもまだ生きてやがる。
「自爆したら瀕死になるんじゃないのかよ!?」
今の攻撃で、ヌメラ達はダウンした。
「お前ら、休んどけ。いくぞブラッキー、あいつを許すな」
(おう相棒、あの光ってる玉はなんなんだ?)
「あれが攻撃対象だ。あいつにショウちゃんもヌメラもフワライドもガバイトもやられた」
(へぇ…じゃあ、始末するしかないね)
…えー、皆さん。俺が誰と喋ってるのか、疑問に思うでしょう?思うでしょう!?
今喋ってる相手はブラッキーだ。…いやまあ、ブラッキーはなんかよく分かんないけど思念を送ってるらしい。
数日前にブラッキーと調査してたら、急に思念を送ってきたんだ。あん時は俺も腰抜かしてビビったね。
「ブラッキー、めいそう」
(あいつの攻撃ならそのままでも耐えるぞ?)
「いい。むしろ攻撃力を上げたいだけだ」
(わーったよ、相棒)
ブラッキーがめいそうを積む。
ちなみに、ブラッキーに相棒って呼ばれるのは割と嬉しい。
「さあいくぞ、ブラッキー、アイアンテール!」
(オラァ!死ね!金ピカの玉!)
…口悪ぃ〜。
まぁいいや。どうやら倒せたっぽいし…なんかまだ光ってね?ピカーつって。
…と、おれが戸惑ってると、紐で縛られた布みたいなのを見つけた。
「なあブラッキー、これ試しに投げてみる?」
(お!面白そうだな、殺っちまおうぜ!)
と、いうわけで―
「死ねぇ!金ピカの玉ァ!」
なんとも凶悪な掛け声と共に、なんかの球を金ピカの玉に大量に投げた。玉には球をっ!
「さあ、いけブラッキー!ゼンリョクのあくのはどうでトドメだ!殺せ!殺れ!」
(死ねぇクソ玉ぁ!)
「なあショウ、ケイっていつもあんな感じか?」
「…いや、いつもはもっと優しいですね」
「チクショウ!あいつ、ツバキ様のマルマインに向かって死ねって言ったよう!」