ヒスイに転生したぜ   作:みすたー

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目覚め

…目が覚めた。

 

見慣れない天井。恐らくは医療室の天井だ。

 

隣のベッドから男の呻き声が聞こえる。

 

…聞き覚えがあるな。調査隊の奴だ。

 

まぁ、今はんな事どうでもいい。

いや、よくはないんだよ?でもさ…

 

「なんで腕生えてんの?」

 

イワークにブチッといかれた腕があった。ちゃんと動くし、感覚もある。

 

「どうなってんだよ、ヒスイ。シンオウより医療技術高いんじゃねぇの?」

 

と、俺がブツブツ言ってると―

 

テル「おいオッサン、起きたのかー?」

 

腹立つ呼び方。テルだな。

 

「俺はオッサンじゃねーよ」

 

テル「起きてんだな」

 

流された。

 

_______________

 

ショウ「っー!?ケイさーん!!!!」

 

「おうショウちゃ―グエッ」

 

ショウちゃんが突撃してきた。痛い。

 

ショウ「もう!無茶しすぎなんですよ!死んだらどうしてたんですか!?」

 

「悪い悪い、俺座右の銘が弱肉強食だからw」

 

テル「物騒すぎんだろ、オッサン」

 

「お前は俺の事オッサンって言わないと死ぬ病気なの!?」

 

テル「おう」

 

「じゃあ仕方ねぇな!」

 

訳わかんないけどもういいや。

 

ショウ「さあケイさん、明日からは鍛え直しです!」

 

「え、なんで―」

 

テル「1週間も寝てたんだ。当たり前だろ」

 

「んな寝てたの俺!?」

 

ショウ「はい!因みに、最終目標はキングのクレベースを倒すことです!」

 

「え?何それ」

 

ショウ「純白の凍土のキングです!私が今日倒したので、命は保証しますから!」

 

「怖ぇよ!」

 

________________

 

テル視点

 

ケイが目覚めた翌日の朝、空がなんかとんでもなくなった。

 

デンボク団長がショウとケイを呼んでいた。

 

ケイはまだ寝てる。

 

―寝坊したな、アイツ。

 

________________

 

テル視点

 

デンボク「大変なことになったな…」

 

カイ「キングを沈めれば終わりじゃなかったの…?」

 

セキ「分からねぇ…が、まだ何かあるよな」

 

「まあ団長、今回も調査はショウやケイの野郎に―」

 

デンボク「駄目だ」

 

「なんでですか!?」

 

デンボク「あの2人は…追放する」

 

「…は?」

 

何言ってんだ団長、こんな時に冗談言うなよ。

ほら、ショウも混乱してる。早く嘘って―

 

「ショウ、ケイをコトブキ村から追放する」

 

セキ「旦那!?」

 

カイ「ちょっとデンボクさん!それは―」

 

デンボク「シマボシ、ケイは?」

 

シマボシ「寝てます」

 

デンボク「…純白の凍土につまみだせ」

 

駄目だ、コイツはマジだ。

本気で2人を追放する気なんだ。

 

「おい…」

 

デンボク「なんだ?テル―!?」

 

「テメェ舐めてんのか!?今回の騒動が2人のせいだってのか!?あ!?」

 

シマボシ「おい!」

 

「ただの人間にんな事出来るわけねぇだろ!!」

 

デンボク「…すまない、テル。ただ、仕方の無いことなのだ。分かってくれ」

 

そこからはもう覚えていない。セキとカイに取り押さえられて、今日は休めとシマボシ隊長に言われた。

 

ショウは自分で歩いていき、ケイは寝たまま連行されていた。

 

「ふざけんなよ、畜生…」

 

________________

 

ケイ視点

 

「寒っ!!!」

 

起きたら寒かった―否、寒かったから起きた。

 

ついでに空がえっぐい色してる。

 

「って、雪!?」

 

ポケモンは―ボールがあるからいるだろう。不思議なもんだ。起きたら急に外とか。

 

???「どうも、突然ですがジブン、ウォロと申します」

 

「―ホントに突然ですね、ケイです。…俺がこうなってる理由とかって―」

 

ウォロ「知ってますよ」

 

「教えてくれ!」

 

そっからはウォロから色々聞いた。

 

空が赤くなっていたこと。それを異邦人である俺たちのせいにされたこと。追放されたこと。

 

「…んだよそれ。ふざけんなよ…」

 

ウォロ「憎いですよね、理不尽ですよね。分かります。ですから、貴方に提案があるのです」

 

「なんだ?」

 

ウォロ「フフ、いいですね。教えましょう。ワタクシと―」

 

 

 

 

 

 

 

 

世界を壊しませんか?

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