東方修羅道   作:おんせんまんじう

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ゆ。


第四十五話 ズキュゥウウウン

 また、数日が経った。

 

 天気は晴れ所々にわたあめ雲。

 チョコソースを掛けてやればヴェノムが飛びつきそうな良い形をした雲が点々と浮かんでいる。

 

 現在シン達は軍事パレードに出勤していた。

 この軍事パレードの規模もなかなか可笑しく、ざっと総軍の七割。

 

 数えるのも億劫になる数が列を成して街を闊歩していた。

 更に言えば、シン達は依姫と並んでその先頭に立っている。

 立場としては軍人の下っ端である彼らだが、どうやらエレクトロの件で上層部に評価されたかららしい。

 曰く、次代を代表する若人、だとか。

 

 彼らを見る人々の目は奇異や安心、不安など様々だ。

 少しでも人々が安心するなら、このパレードも無駄ではないだろう。

 

 余談だが、玄楽に計画を知らされたあの後、シンは実に苦労した。

 と言うのも、依姫が茹蛸になるわヴェノムがチョコをねだるわで話が遅々として進まなかったのだ。

 

 最終的にあの夜は忘れると言うことになったが。

 シンにとっても依姫にとっても絶対に忘れられないだろう。

 

「シンさん…最近おかしくないですか?」

「ああ?」

 

 大音量のトランペットが鳴り響く中、横を歩く依姫が唐突に声を上げる。

 辛うじて隣のシン達に聞こえる程度の音量だった。

 

「だって、仕事がこんなパレードって…まるで示威行為ですよ…目的も明かされてないですし…」

「…あぁ、もしかしたらそれが目的かもな」

 

 依姫には、あの計画を伝えられていない。

 勿論他の軍士達にも。

 

 シンはともかく、依姫まで伝えられていないのは情報漏洩防止の為だ。

 しかし察しのいい者、つまり目の前の依姫の様に、このパレードに疑問を抱く者は多い。

 

 そこで軍部はあるカモフラージュを施した。

 それは———

 

「やっぱり、あの()()事件が理由ですかね」

「多分そうだろうな」

 

 月読命暗殺未遂事件。

 つい最近に起きたとニュースに上がっていた大事件だ。

 

 しかし、カモフラージュと言った様にプロパガンダの可能性が大きい。

 ニュースによれば、ギリギリの所で月読命は助かり、容疑者は壁外追放の刑を受けたらしい。

 顔も知らない犯罪者だ、可哀想とは思わないが、どちらかと言えば哀れに思う。

 

 何故なら丸腰で妖怪の潜む森へポイだ。

 今頃血痕だけ残して妖怪の腹の中だろう。

 

「あの事件が理由だとすると、やっぱり軍の力を見せつける為ですかね…それに、この前みたいに妖怪が出現してもすぐに対処出来ますし」

「妖怪なんて出現した瞬間ミンチだろうよぉ〜」

 

 シンはつまらなさそうに言う。

 何しろ歩くだけだ。

 

 単純作業は性に合わない。

 

「あー…つまんねー…」

「我慢ですよ、我慢、仕事なんですから」

<…?…変な声が聞こえるぞ>

「ん…?」

 

 足をただ前に動かすだけの運動に嫌気が差してきた頃、唐突にヴェノムが言葉を発した。

 シンは耳を澄ますが、何しろパレード中だ。

 

 小さな音なんて騒音に掻き消されて良く聞こえない。

 

<あそこ!あそこだ!あの路地裏の奥!!>

「ん〜?」 

 

 シンの胸から黒い矢印が生え、遠くの路地裏を差す。

 そこに注目してシンは聞き耳を澄ましたが、やはり何も聞こえないし、特に異常もない。

 

 終始挙動不審にしていたシンを怪しんだのか、依姫はシンに声をかけた。

 

「どうかしましたか?」

「いや…向こうの路地に何か居るらしいが…分かるか?」

<絶対に何かがいる>

「いえ…特には…どうせ通る道です、通った時に考えましょう」

 

 アリの行列の如き軍隊は足並みを崩す事なく直進し続ける。

 そこに闇に覆われた路地があろうと、足を止めるものは居なかった。

 

 そこに何が居るかなんて大多数が気にしていなかった。

 視界の端に写ろうとソレに気付く者は居なかった。

 

 強いて言うなら、二人。

 

<ほら、居ただろ>

「い、居ましたね…まさか()()こんな事が起こるなんて…」

「くっ、ククク」

「どうしました?」

 

 彼らの足を止めたのは、闇に紛れてうっすらと輪郭を現す妖怪。

 蟷螂に似ている妖怪、しかし手足は完全に人間のそれで、感情の無い瞳がぼうっと輝いていた。

 これで都市に妖怪が現れたのは二度目、と言う事で早急にぶっ殺さなければならない。

 

 しかし、それはシンの瞳に爛々と映っている。

 まるで彼はおもちゃを見せつけられた赤ん坊だ。

 

 彼はゆっくりと舌舐めずりすると、指の骨を鳴らした。

 

「いやぁ…退屈、しなさそうなモンだからよ…!!嬉しくてしょうがねぇ!」

「…じゃあ…任せますよ?」

「ギシャッ…シャァァア!!」

 

 蟷螂型の妖怪が雄叫びを上げて路地から出ると同時に、シンの身体を黒い粘液が覆っていく。

 ここまですれば流石に騒ぎになる様で、誰かの足が止まり、また一人歩を止める。

 

 あそこに妖怪がいるぞ、と、誰かが叫んだ。

 その叫びにパレードの音が止まり、誰もが足を止めた。

 目線の先には妖怪と黒の化け物。

 

 シンが体調を整える様に身体中の骨を鳴らし、依姫を群衆へ軽く押しのけると、長い舌を燻らして叫んだ。

 

喰ってやる!!一片も残さずなァ!!

「ギシャァアアアッ!!」

 

◆◆

 

「私も戦って良かったんですよ?」

「馬鹿言うな、わざわざお前を危険に晒せるか」

<だかアレは美味かった>

 

 大勢の軍隊に囲まれながら蟷螂妖怪が凄惨な死を遂げた後、彼らはパレードも終えて帰路に帰っていた。

 夕焼けが歩き疲れた軍人の輪郭を映し、長い影が地面に伸びている。

 

 妖怪が出たと言うこともあって、彼ら軍人は気を休める事も出来なかったらしく、精神的にも大ダメージを受けたようだ。

 証拠にげっそりとした顔をしている。

 

「しっかし、まさか二度も妖怪が出るとはな、ヴェノムはよく見つけたよ」

<フフン>

「それだけ畏れが溜まっているんでしょう…しかし、月読命様さえ対処できていないとは…先の暗殺と関係が…?」

 

 そんな彼らに混じって、シン達と依姫は足並みを揃えて道場へ向かっていた。 

 シンを覗き込む依姫の顔が赫赫と輝く。

 

「さぁ、な」

「でも、一日一体のペースだと、いつか絶対に被害が出ますよ」

「そうだな、そのためにパレードなんてくだらん真似してるんだろう」

 

 シンはどうでもいいとばかりに頭に手を付いて、空を仰いだ。

 夕方の赤と夜の黒、二つの境界が揺れ動き、曖昧な空の色をしている。

 

 チラリと、依姫の方を見た。

 

「…?」

 

 頭にハテナを浮かべた彼女と目が合う。

 シンはさっと目を逸らすと、言葉を紡いだ。

 

「なぁ、あの月、あるだろ?」

「…?あぁ、アレですか?丁度新月を超えた辺り…ですかね…薄い三日月です」

 

 シンは黒い空に浮かぶ、一ミリもない様な月を指差す。

 新月が三日月かと言われれば、百人が新月と言うだろう。

 それほどまでに薄い月だった。

 

 辛うじて夕日のおかげで極小のクレーターまで見えるが、月は日が落ちれば空から姿を消すだろう。

 

 急いで言葉を発した故、シンはどう話を展開しようかと勘案する。

 しかし、口を開いたのは依姫だった。

 

「知ってますか?半年後はスーパームーンとブラッドムーンが合わさる可能性があるんですよ?なんでも数百年に一度らしいとか」

「…へぇ、半年後、か」

 

 スーパームーンは月が地球に接近する事象だ。

 その夜は二回りほど大きな月が見られる為、月見に酒を仰がない人は居ないだろう。

 

 ブラッドムーンは…確か。

 皆既月食だったか、それによって月が鮮血に姿を変えると言う物だった筈。

 

 いわゆる不吉の象徴だ。

 

 しかし大事なのはスーパームーンとブラッドムーンの説明ではなく、いつ起こるか、だ。

 シンの耳が正しければ依姫は半年後、と言った。

 

 半年後と言えば月移住の実行日だ。

 成程、確かにスーパームーンの日ならば通常より行くのは簡単だ。 

 

 だが、ブラッドムーンと重なるのが気に掛かる。

 そりゃあ数百年に一度の出来事だ、めでたい様な気もするが。

 

 だが、やはり運命の日に不吉の象徴が天に居座るとなると不安が顔を覗かせる。

 

 そうやってシンは、しばし難しい顔をしていた。

 しかし、彼は依姫に声をかけられて顔を上げる。

 

「あの…い、一緒に見ませんか…折角の事ですし」

「…あぁ、そうだな…」

「えへへ…」

「…」

 

 恥じらいも混ざった、上擦った声色だった

 そして気不味そうに、と言うよりは、ぎこちなく頬を掻く依姫。

 

 シンと横目が合うと、にへら、と、屈託のない笑顔を彼に向けた。

 見た事もない表情、普段の凛々しさとのギャップ、奇跡的な相乗効果。

 その瞬間、シンの脳天に電流走る。

 

「…っ…!?」

<もしかして照れてる?>

「…違う」

「どうしましたシンさん?そんな顔を抑えて」

「い、いや、違うって…その…な?」

「な?って言われましても…」

 

 感じた事が無い電流だった。

 まるでエレクトロに骨の髄まで痺れさせられたような感覚。

 

 脳幹を焼き切って考えをくしゃくしゃにし、心拍数も爆発的に上がる。

 妖怪の攻撃を受けたとさえ錯覚した。

 

 それほどまでに、心臓が煩くて周りの音が聞こえない。

 顔から火が出ている様な気がして、顔を抑えてもそれが鳴り止む気配はない。

 

 依姫から声を掛けられても口が分離した様に思った事を言えなかった。

 もどかしい気分だった。

 

「あー…っと、だな、なんだ…月、だよな」

「え、ええ、月ですね」

「あれは月だろ?」

「月ですね」

「だからこそあれは月だ」

「???」

<俺の相棒の頭がポップコーンになっちまった>

 

 シンは取り繕って言葉を吐くが、まったく言葉に意味が籠っていない。

 側から聞けば全く理解出来ないだろう。

 依姫も理解出来ていない。

 

 ついでに言えば。彼は明後日の方向を向いているし、その上から手で顔を抑えている。

 しかし依姫は隠れていない耳を、真っ赤に染め上がった彼の耳を見逃さなかった。

 

 …が。

 

「み、耳が真っ赤ですよ」

<おい、バレてるぞ>

「気のせいだ依姫」

「いやでも…もしかして風邪ですか?」

 

 どうやら依姫にはシンが何故赤くなっているかを知らないらしい。

 シン自身も何故自分が赤くなっているのか分かっていないが。

 

 それは兎も角、その勘違いはシンの今から起こす行動の言い訳になってしまった。

 

「そう、かもな…熱っぽいから先に帰る」

「えぇ、肩は…」

「貸さなくていい、じゃあな、先帰る」

 

 逃げる様に足早にそこを去るシン。

 依姫はその背を心配そうに眺めるだけだった。

 

◆◆

 

 依姫と別れたシンは、自室に籠って頭を抱えていた。

 

「…何だこれ…っ」

<恋だ>

 

 静かな部屋の静寂を荒い息で濁し、時折止まってはまた大きく音を鳴らす。

 ドッドッドッと心臓が止む事を知らず、巡る血液が体に熱を与える。

 

 今すぐにでも外に行ってこの鬱憤に似た感情を晴らしてやりたいが、シンには確かめねばならない事があった。

 

「なんで…」

 

 なんで。

 

「なんで依姫の事ばっか…頭に浮かぶんだよ…!」

<恋だ>

 

 どうしてこんな依姫の事ばかり頭に浮かぶのか。

 ヴェノムのは十中八九茶化しだから放っておくとして…

 

 この感情は放っておこうとしても、振り払ってもいつの間にか胸中に居座っている。

 邪魔だ、本当に邪魔だ。

 依姫って所が頭に来る。

 

 薄汚いオッサンなら頭の中でどうとでも出来るが、依姫だとそう邪険に出来ない。

 大事な人の写真が邪魔なところにあるのと同じだ。

 しかもそれが退かせないときた。

 

「…クソッ、妖怪の攻撃か?」

<恋だ>

「っせぇ黙れ!適当抜かすな!!俺が恋だと?そんな女々しいモンになる訳ねぇだろうが馬鹿が!」

<顔真っ赤!発情ザル!!>

「〜〜〜ッ!!!」

 

 怒鳴り声が部屋を満たし、血管ピキピキのシンが奥歯を噛み鳴らす。

 その顔は真っ赤で、どうやら今度は怒りに顔を染めているらしい。

 

 唸りながらベットから立ち上がり、壁に拳を叩きつけ、フシューと音を立てて息を吐いた。

 八つ当たりにされた哀れな壁には拳の形がくっきりと浮き出てしまっている。

 仮にも玄楽から貸された部屋なのだから丁重に扱わねばならない筈だが、シンの苛立ちの前には道徳は敗北していた。

 

「教えろヴェノムッ!冗談抜きでよォ!!」

<恋だっつってんだろボケッ!>

「天丼は笑えねぇって親に教わらなかったかクソ野郎!?」

<…このチェリーが> 

 

 名前の知らない感情から来る苛立ちは収まる事を知らない。

 ヴェノムはこの障害者に手を焼く苦労に、ほとほと溜め息を吐いた。

 

◆◆

 

「…」

 

 誰も居ない道場の縁側。

 真っ暗で静か、しかし月の光だけは染み入っている。

 

 そこで一人酒盛りをする玄楽は、瞼の上を走る十字傷に手をやった。

 日が経つに連れて、この傷が疼く。

 

「…来るか、あやつが」

 

 軍人だった頃。

 豊姫も依姫も生まれてすら居なかった頃。

 玄楽が最強と呼ばれていた頃。

 

 玄楽には因縁の相手がいた。

 

「………運命の日に、喰いに来るのか」

 

 大妖怪エレクトロとは比べ物にならないような、怪物の化身。

 鮮明に思い浮かぶ。

 あの、禍々しく捻れた()()()

 どの妖怪にも無い特徴的なシンボル。

 

「…」

 

 あの妖怪とは長い付き合いだった。

 始まりはある日、雷の様に現れ、戯れと称して玄楽の部隊を壊滅させた事からだ。

 その時は命からがら玄楽だけ助かった。

 

 それがいけなかった。

 

『ほう、人間よ…面白い奴だ…また遊ぼう』

 

 目をつけられたのだ。

 そしてそれは依姫が生まれる日まで続いた。

 玄楽の妻が死ぬ、その日まで。

 

『二十余年、退屈凌ぎになった…だが、貴様の熱さはそこで打ち止めだ…強き者よ、その傷を語り継げ、貴様の熱を受け継ぐ者と戦わせろ…喰ろうてやる…!!』

 

 この十字傷は、あの妖怪との最後の戦いで付けられた傷だ。

 同時に、呪いだ。

 

 あの時何時間も戦っていたから、玄楽は依姫の出生に立ち会えることが出来なかった。

 妻の死に隣にいる事が出来なかった。

 

 だからこれは…惨めでクズな父親という事を忘れない呪いなのだ。

 

 そして、この傷を語り継ぐ事もしていない。

 かの妖怪の思い通りになるのが癪だったからだ。

 

「考えすぎか…」

 

 今、玄楽の元にはシン達が居る。

 間違いなく全盛期の玄楽に迫る猛者だ。

 

 あと数年もすれば、確実に超えるだろう。

 いや戦い次第ではすぐに超える。

 

 何せ彼の能力は適応、彼自身は自分の能力を認識していないかも知れないが、成長率は化け物だ。

 だからこそ、あの妖怪に目をつけられる様な気がしてならない。

 

 あの妖怪が此度の防衛に姿を見せれば、その時点で敗北は決定していると言っても過言では無い。

 それ程までに強いのだ。

 

「…吾の、願いが叶えば良いのだが」

 

 ———それとも、シン達がアレを上回れば…

 

 玄楽は酒を煽って、バカな考えを掻き消した。

 そんな訳が無い。

 今の彼らでは、絶対に勝てない。

 

 あの最強の大妖怪には、絶対に。

 

「…」

 

 また、酒を煽った。

 酒を飲めば飲むほど、嫌な考えは曖昧に消えていく。

 

 考えても無駄として、玄楽はまた酒を喉に流し込んだ。

 いつになく不味い酒だった。

 

◆◆

 

「…ヒヨコが…頭角を魅せてきたな…」

 

 真っ暗闇の、何処かの森。

 誰も近寄らない未開の地には、数多の妖怪が跋扈していた。

 

 妖怪への対処を知らない人々、彼らの無情の畏れを一身に受けた妖怪達の巣。

 視界を開けば幾つもギラギラ光る眼がコチラを見据えるような密度。

 

 歴戦の戦士ですら長居は出来ない妖怪の森の中心には、奇妙なオブジェクトがあった。

 かわりに、聞こえてくるはずの妖怪の唸り声は一切無かった。

 

「ここでの退屈凌ぎは終わった…少しぐらいなら…見てもいいか…」

 

 蝿が集る山。

 蛆の湧く丘。

 

 虫を集めて粘土にした様な、殺戮の跡地。

 異様な程閑散として、もう妖怪は居ないと言っても過言でない程の静寂の跡地。

 どれもこれも原型は無く、投げ出された手足と内臓が森を真っ赤に染めている。

 

「いや…」

 

 その血濡れた山の上に、ある者が座っていた。

 胡座を掻き、木を越えた視界で遥か遠くの地平線を見つめている。

 

「———()()、してやろうか」

 

 その者はミイラの様に顔を包帯で覆っている。

 しかしそれを差し置いて最も印象が付いたのは。

 ———-捻れた一本角だった。




ご拝読ありがとうございますなのぜ。
短くて申し訳ないのぜ、戦闘が無いとやっぱりダメなのぜ。
さっさと戦って傷つこうねシン君♡

登場人物紹介っている?

  • やってくれ 必要だろ(いる)
  • それは雑魚の思考だ(いらない)
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