ヒコウシキダンガンロンパv5   作:暁。

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非日常編③

これはダンガンロンパの二次創作です。

 

お読みいただく前に、注意書きをお読みください。

 

 

 

・原作をプレイしてからお読みすることを推薦します。

 

・原作ネタバレが豊富です。

 

・本家のキャラは名前やほんのり匂わせるくらい出るかもです。

 

・流血表現有り。

 

・駄作。文章がおかしいです。

 

・○○からきた等のコメントはお控えください。

 

・感想欄でネタバレは構いません。

なのでネタバレが嫌な人は感想欄を覗かないことを推奨します。

 

 

これらが無理な方は今すぐブラウザバック。

 

 

犯人は...羽崎さんに決まった。

 

...何にもしていないのに、なにも悪くないのに......

 

......でも、

でも俺は......

 

羽崎さんに、投票した。

 

死にたくないから。俺が、みんなが死んでほしくないから。

 

...最低だ......俺って...

 

「ぴんぽんぴんぽんだいせいかーい!!

川島くん殺しの犯人は...羽崎 スフレさんでした!!

もー、冤罪みたいなもんなのにみんな羽崎さんに投票するんだもん!

友情なんてなかったんだね~!!

あぁでも...絵心さん、畑山くん、何のつもり?

......自分に投票するなんてさ。」

 

「ひっく、ひっく、だってぇっ、わたしのせいで、

わたしがいるから、かわしまくんがしんじゃったんだ......

だからくろはわたしなんだよ......

なんでみんなわたしにとうひょうしてくれなかったの......?」

 

「...羽崎さんは犯人じゃないよ...僕は...僕はっ......

どうすれば......よかったんだ......」

 

絵心さんは地面で丸くなり、

畑山くんは裁判席に突っ伏していた。

 

「...わたし、しにたくないよぉ...なんでみんな苛めるの...

わたし、わたし、悪くないのにぃ...!!!」

 

「...スフレちゃん...ごめんなさい...ごめんなさい......」

 

「りおは...りおは......」

 

「っ...羽崎っ......」

 

「...俺様...」

 

それぞれが絶望するなか、ハクは最悪の言葉を口から出した。

 

「じゃあじゃあ、投票も終わったからぁ...

 

オシオキ、たーいむ!!じゃない?」

 

オシオキ...処刑、だ。

羽崎さんの、処刑。

 

「...!!!!いや!!!しにたくない!!ゆるして...ゆるしてぇ!!」

ごめんなさい...ごめんなさい...

ゆるして...ゆるしてぇ!!!たすけてよぉ!!だれかぁ!!!」

 

「だっ...だめだよ、そんなの...羽崎さんは...悪くない...」

 

畑山くんは止めるが、ハクは聞いちゃいない。

 

「じゃあ...オシオキターイム!!」

 

 

「いやああああああああああああああ!!

しにたくない!しにたくない!!!

たすけてぇえええええええええ!!!!」

 

<ハサキ スフレ さん が クロ に 決まりました。

オシオキ を 開始 します。>

 

周りに助けを求めるように見回すが、

みんなは距離を取るばかりで助けてはくれない。

そんな中。畑山は、動いた。

 

「羽崎さん!!」

 

「た、たすけ..」

 

言葉を言い終わらないうちに首輪をつけられて、

障子の向こうにつれていかれた。

 

「きゃあああああああああああああっ!!!!」

 

畑山の手は、僅かにかすれ、絶望した畑山が残された。

 

「羽崎さんっ!!!!」

 

<すふれけぇきのおんがえし>

 

羽崎は、吹雪の中の畑におとされた。

不安そうに辺りを見渡す羽崎。

2、3歩あるくとなにかに引っ掛かった。

 

「!」

 

羽崎はロープで上につれていかれ、木に吊るされた。

 

「うあああああ!!ああああ!!」

 

涙目でもがくが、罠からは逃げられなかった。

ロープが食い込み、血が流れ出す。

意識を失いそうになる。

いっそ、しんだほうがましだ、と思えるくらい。

 

そんなとき、ハクに似たお爺さんのコスプレをした謎の少女がきた。

 

「!たっ、たすけ...」

 

助けを求めるように目で訴えると、お爺さんはにこりと狂気の笑みで

木から羽崎を落とし..ロープで引きずった。

 

「!!??」

 

雪との摩擦で、背中が削れ白い雪は赤く染まった。

 

もがく羽崎を見ずに、どんどんと引きずるお爺さん。

斜面のとき、血は量を増した。

 

「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

苦しみ、もがく。

それでも、傷をつけないことは許されない。

出血も少ないため、死ぬことすらできない。

すでに羽崎は満身創痍であった。

 

家に放り込まれた。

畳の上で治療され、痛みは増す。

 

「ぐぁ....!」

 

障子の中につれていかれ、電気が消え、影すら見えなくなる。

 

3分後。お爺さんが障子をあける。

 

「..」

 

そこには十字拘束された羽崎がいた。

 

「..」

 

寝ている。

その姿に、いつもの彼女の姿を重ね、安心したのもつかの間。

 

「えっ、ここなに..どこ..」

 

目を覚まし、目を見開く。

 

「えっ縛られてる!?なにこれっ!助けて!」

 

「い、いや!助けて!畑山く_..」

 

お爺さんが針を出す。

 

それは......大きな針。

裁縫のときに使う......針。

ナイフのような先端に、羽崎は怯える。

 

「..!!いや!なんで!!?スフレはっ...」

 

「いやああああああああああああっっっっ!!!!」

 

ブスッ

 

羽崎は、針に体を突かれた。

それは......自分の才能に裏切られたようで......

 

「あ、あ゛あ゛..」

 

なにも嫌いな、血。

己から出ている、血。

それをみて、羽崎は絶望した。

 

「......あぁ...」

 

その視線の先に何を捉えたのか、針が出てきた所を見て、目を見開く。

 

「 ..あ........」

 

遺言さえも、聞こえなかった。

俺達は、彼女の目からゆっくりと意思が消えていくのを。

ただただ、茫然と見つめるしかなかった。

 

 

「エクストリィィィィィーーーーーーーーム!!!!!!!!」

 

「...あ...あ...」

 

「こんなの...こんなのはないだろ!!酷すぎる......!!」

 

...それは、羽崎さんのオシオキを楽しむような雰囲気。

これは......処刑じゃない。クロへの...戒めなんだ。

 

 

「......!!みんな!!あれ!!」

 

傘野さんが映像を見て叫ぶ。

羽崎さんは...

 

「ぁ...ぅ......」

 

こちらにてを伸ばし、なにかをいっている。

ただ...全く、聞こえない。

 

「ハク!!羽崎の場所をおしえろ!!」

 

「で、でも小鳥遊くん......」

 

「早くしろ!!!!」

 

「わ、わかったよぉ......ひっく...」

 

ハクは走り出す。みんなはそれを追う。

エレベーターに乗り、少し上に登る。

 

「ここだよ...」

 

扉の鍵を開けると、たくさんの部屋があった。

...見る限り...俺達全員分の処刑場。

まるで......全員死ぬと言っているみたいだ...

 

「ここか!羽崎!!!」

 

羽崎さんの顔がかかれた部屋に入ると、

羽崎さんがこちらをみて手を伸ばしていた。

 

「泉!!救命は!!」

 

「...できっこ、ないです...こんな状態では...

せいぜい、数分ほどしか...もう、余命は...」

 

「~っ、羽崎さん...」

 

畑山くんが羽崎さんを見て泣き出す。

 

「...しゅん、くん」

 

「!なに!?」

 

「しふぉ...しふぉん...」

 

「...えーっと、姉妹だったよね!?

シフォンさん?に言いたいことがあるの!?

大丈夫、ここからでて...伝えるから!!」

 

「_ちがぁ...グフッ」

 

羽崎さんは血を吐き出し、目から生気が消えていく。

 

「...く......く............ん...」

 

「...羽崎さん?」

 

返事が、途切れる。

 

泉さんが駆け寄り...こう言った。

 

「_。23時、49分。

 

......死亡、確認。

 

......ご冥福を...お祈りいたしますっ......」

 

「そ...んな......」

 

...結局、遺言は聞き取れなかった。

 

......羽崎さんは、死んでしまった。

 

「...羽崎さん......羽崎さんっ......」

 

畑山くんは羽崎さんにすがりつき、

全身に羽崎さんの血をつけながら泣いた。

 

暫く畑山くんの嗚咽が聞こえたこの部屋。

気分が悪くなり、部屋から出ようとした瞬間......

 

「おいてめぇ......神代!!羽崎ちゃんを......川島を返せよ!!」

 

日比野くんが神代くんに掴みかかった。

 

「へぇー?無理だよ、死んじゃったじゃん。無様に。

転んで頭ぶつけて死んだなんて、間抜けだよね~!!」

 

「ふざけんな!!」

 

「うるさいって。そもそもさー、何で責められなきゃいけないの?

みんなは知らないでしょ?真の動機。」

 

「あぁ...あれですか。結局、なんだったんですか?」

 

「3日以内に殺人が起こらなかったら皆殺し。

僕のお陰で殺人が起こって皆を救ったんだし感謝されてもいいでしょ」

 

「......ふざけんな...お前のせいで...川島が......」

 

「あーもー、うるさいな。

僕が殺人を起こさなかったら皆殺しだったんだから変わらないでしょ。

ほら退いてよ。邪魔。」

 

がしゃんっ

 

神代くんは日比野くんを引き剥がし、絵心さんに近づいた。

 

「くすみちゃん...♥」

 

「......」

 

黒原くんが庇うように前に出る。

絵心さんはすっかり怯えきっていて、床にうずくまっていた。

 

「...黒原くん、退いてもらえるかな?」

 

「......無理だ。断る。」

 

「はぁ?」

 

「......」

 

「仕方ないなぁ~。ま、僕にかかれば?

ストーキングして部屋に入ったり~。色々できるからいいけど。」

 

「......」

 

「じゃあね!」

 

「ひぃぃっ...ぐすっ......」

 

「大丈夫だ...絵心。」

 

絵心さんはなにも耳に入っていないみたいだ。

さっきからずっと自分のことを責めている。

 

「......大丈夫だからな...」

 

「......みなさん、校舎に...戻りましょう。」

 

「あーっ、ちょーっとまった!

実は川島くんの遺体、まだ棺桶にいれてないんだよね。

よかったら...おいのり?する?」

 

ハクが提案した。

本当はもう死体なんてみたくないけど......

ちゃんと、お別れを言いたいから。

今まで......ありがとうって。

 

「......羽崎、さん......羽崎...さん......」

 

「......俺はここで春といる。...俺の分まで...冥福を祈ってくれ。」

 

「わか...り、ました......小鳥遊、畑山をたのんだ、です...」

 

小鳥遊くん、畑山くんはここに残るみたいだ。

......無理もないよな......羽崎さんが......。

......とにかく、俺は川島くんのところにいこう。

羽崎さんに手を合わせたあと、研究教室に足を向けた。

 

 

ー川島の研究教室ー

 

「......川島くん。」

 

血はもう片付けられていた。

川島くんはテーブルにもたれかかるのではなく、

床に寝そべっていた。

 

「......ごめんなさい......ごめんなさい......ごめんなさい......」

 

絵心さんが崩れ落ちる。

それを黒原くんは辛そうに見ていた。

......絵心さんが、殺した訳じゃない。絵心さんが、悪い訳じゃない。

...神代くんが......悪いんだ。

 

「......川島...」

 

日比野くんが川島くんを見て涙を流した。

 

「......俺...お前と友達になれてよかった......」

 

......俺も、だ...

心からそう思う。

俺......川島くんのこと......。

......もう...会えない。もう......二度と。

感謝を伝えることも、尊敬してるって言うことも、

......想いを伝えることも。

二度と......出来ないんだ。

 

「......俺...」

 

日比野くんはふらふらと何処かに行ってしまった。

きっと部屋に戻るんだ。

友達の遺体を見て......いたたまれなくなったから。

 

「じゃあ...部屋に戻ります。」

 

泉さんが部屋を出て、

それを追うようにまた一人、また一人と部屋を出ていく。

 

俺は......動けなかった。

座りこんで......川島くんを見ていた。

 

「......並川くん。」

 

声のするほうを見ると、傘野さんが居た。

 

「...どうする?戻る?」

 

「...もう少し、このまま......川島くんと居たい。」

 

「......並川くん......」

 

傘野さんはハンカチを出して言った。

 

「......これ、使って。」

 

ハンカチを?何で...?

 

ふと床を見ると、水滴があった。

......あぁ、俺......泣いてるんだ。

 

「...俺、どうしたらいいかな?」

 

「......二人にしてほしいな......」

 

「...うん、わかった。

研究教室だから...睡眠をとってもいいはずだよ。

オシオキはされないから...安心して。

......何かあったら俺の研究教室に来て。じゃあね。」

 

そういって傘野さんは両開きのドアを閉め...

俺は、川島くんと二人になった。

 

...川島くん。

 

あれ?川島くんのポケットになにか入ってる...?

 

......トランプ?

 

......マジック、トランプ......

 

もしかして、俺があげた......

 

............。

 

大切に持っててくれたんだ。

 

......川島くん、ごめんね、守ってあげられなくて...

いつか俺がそっちにいったら......一緒に、マジックしようね。

 

俺は一晩、川島くんの研究教室で泣いていた。

いつか寝てしまったけど。

そのときに見た夢は...とても幸せなものだった。

 

 

『並川くん、ありがとう。絶対に......黒幕を暴いてね。』

 

 

微笑み、涙を流す......俺の大切な人が見えた気がした。

 

 

生存者

 

【超高校級の幸運】並川 悠

 

 

 

【超高校級の絵師】傘野 月夜

 

【超高校級の作家】日比野 かおる

 

【超高校級の女装家】畑山 春

 

【超高校級のホワイトハッカー】小鳥遊 柚

 

【超高校級の絵師】絵心 くすみ

 

【超高校級の漫画家】黒原 つばさ

 

【超高校級のモデル】雪見 モモ

 

【超高校級の科学者】泉 あまね

 

【超高校級の作曲家】美音 咲

 

【超高校級の作詞家】美音 作

 

【超高校級の歌い手】寺田 鈴音

 

【超高校級の実況者】リオ・ブラウン

 

 

 

【超高校級の???】神代 圭

 

 

死亡者

 

【超高校級のマジシャン】川島 翔 chapter1 シロ

 

【超高校級の裁縫師】羽崎 スフレ chapter1 クロ

 

 

___________________

 

黒幕である、『 』...つまり自分は、それを退屈だと感じた。

感動なんか要らない。希望なんかいらない。前に...進まなくていい。

主人公としては当たりかな。

 

...あ、こいつ...絶望してる。こいつもだ。

 

 

あー、楽しい。絶望って、楽しい。

こいつ、裁判の前から絶望してるよな。

 

日比野の部屋を見るとうずくまって泣いている日比野がいた。

本当に楽しい。こいつはいつ復活するかな。

それとも......絶望したまま、死んでいくのかな。

 

 

......傘野だ。

こいつ...何なんだ。

研究教室でひたすら絵を描いている。

並川の為に待っているのか。もう寝てるぞ。

 

...ん?こいつ......

 

......うぷぷぷっ、こいつの弱みが分かった。

次の動機は_無印、1章。

 

早く、こいつの絶望顔が見たい。

うぷぷぷ......シロかな、クロかな。

そう想像しながら自分は眠りについた。

 

 

 

 

......傘野さん。

...本当に、死んでもらわなきゃいけないのかな。

...助けたい。でも私にそんな権限はない。

...最低だ。

 

...あの子には逆らえない。

...ごめんね、傘野さん...

お好きなキャラクターは!?(番外編作るかも)

  • 並川悠_幸運_
  • 川島翔_マジシャン_
  • 傘野月夜_絵師_
  • 日比野かおる_作家_
  • 畑山春_女装家_
  • 小鳥遊柚_ホワイトハッカー_
  • 絵心くすみ_絵師_
  • 黒原つばさ_漫画家_
  • 雪見モモ_モデル_
  • 泉あまね_科学者_
  • 美音咲_作曲家_
  • 美音作_作詞家_
  • 寺田鈴音_歌い手_
  • リオ・ブラウン_実況者_
  • 羽崎スフレ_裁縫師_
  • 神代圭_???_
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