忘却されし物語 《シュバルツ・ゲデヒトニス(黒の記憶)》 作:偽作者(ハザードフォーム)
「もうっ!!クロス、武器は使っちゃ駄目だって、前だって注意したでしょ?」
とある長い白き廊下の中にて、ロングヘアーの金髪に、赤と緑の虹彩異色の瞳を持つドレスを着た少女が、怒りながらも、黒色と金色のラインのあるコートを着る赤いショートヘアーの葵青い瞳をした膝まづく少年に注意していた。
「す、すみませんっ!!姫様。でも、あんな距離からじゃ、素手では「魔力弾は?」あ‧‧‧‧」
金髪のロングヘアーの赤と緑の虹彩異色の瞳を持つドレスを着る少女は黒色のコートを着る少年の言葉に挟み入り、話す。少年はそれにより、言葉を失う。
「もう、直ぐに忘れるんだから。次からちゃんとしてよっ、クロス。今日はもう下がって・・・・・見たくないから。」
少女は不機嫌そうに少年に言うと、その場から去って行く。
「・・・・・はぁ~・・・・またヴィヴィ様のご機嫌を損ねてしまいました・・・・・」
そして、少年は何かをブツブツと呟きながらも何処かへと去って行った。
「はぁ~・・・・・・。」
はぁ~・・・・・僕はまた、ヴィヴィ様の機嫌を損ねてしまいました・・・・・。
ヴィヴィ様というのは、「聖王連合」と呼ばれる聖王の生まれし祖国とその祖国と同盟を結んだ国を合わせて聖王連合と言います。
そして、ヴィヴィ様はその聖王連合の中心とも言える聖王の王女様本名は「オリヴィエ・ゼーゲブレヒト」何故ヴィヴィ様って呼ばれるのかは僕にも分かりません。けど、僕は普段はいつも「姫様」と呼ぶ。理由はヴィヴィ様は僕を最も嫌っているから・・・・
だって、僕はヴィヴィ様の最も嫌う「武器(アームドデバイス)」で戦うから・・・・といっても、アームドデバイスなのかも僕にも分かりませんけど・・・・・
「はぁ~・・・・・・。」
僕は自分の腕に装着されている西洋甲冑のようなプロテクターの手の甲部分に赤い先の尖った十字架の形をした中に何か流れてるのが透けて見えるコアを持ち、全体的に銀色に光るデバイスを見る。
このデバイスは僕の父上から貰った物で、父上の話によれば、僕の家系は「アルタイル」という周りの国よりも技術が5年程発展した貿易が盛んに行われる国を治める王「氷河王」の家系で、先祖代々、この謎のデバイスを守って来たらしいんです。このデバイスについては父上も分からない事だらけで、色んな武装に変化するんです。アームドデバイスかと思ったら、そうではないらしいって、父上の部下の人達が言いました。でも、父上が言うには、「私の父から聞くにはこのデバイスを使い、我らの先祖は自分自身の命を引き換えにベルカを聖王と共に救った」と言いました。最初は僕も驚きましたよ。ですが、父上が言うには、それは僕自身に守りたい思いがあるのならとだそうです。といっても、僕には守るべき物は父上や姉や弟だけでした。といっても、それは父上が守るから必要なくて・・・・更には使い方なんて、父上はその真の力を使う方法を「いつかは分かる」って言って教えてくれないし、
そして、その最も危険な謎のデバイスが今は僕に回ってきたわけで・・・・・・・
「やっぱり・・・・僕では無理なのでしょうか・・・・?」
紹介が遅れましたが、僕はクロス・ヴァイスレーゲンと言います。
僕が「氷河王」っていう王家の家系なのに、何故ここにいるかというと、ヴィヴィ様のお父上の「娘を守ってほしい」という遺言でなんです。ヴィヴィ様のお父上と父上は最も仲が良く、昔からの幼馴染みでもあります。僕は大丈夫なのですが・・・・・ヴィヴィ様にはとことん嫌われる毎日・・・・アルタイルの方も凄く心配になってきます・・・・・特に天災の妹と弟のコンビが何を仕出かすのかが・・・・・でも、それより、問題なのは、僕をヴィヴィ様は僕を凄く嫌っているという事です。
これが一番の問題で僕は凄くヴィヴィ様に今でも嫌われています。
まあ、当然ですよ。ヴィヴィ様の過去に何があったのかは分かりませんが・・・嫌われてるのは嫌われてるのですから・・・・・・といっても、父上の遺言により、僕と離れられませんけど・・・・・
「おいおい、またそのデバイス使って譲ちゃんに説教喰らったのかよ。クロス」
すると、僕の後ろから大きな背の高い僕と同じ服装をしてますが、ラインが白のコート男性が声を掛ける。僕は後ろに振り向きながらも答える
「はぁ~・・・・そうですよ、アレンさん・・・・というより、当然ですけどね・・・・・。」
僕はマリさんの問いに答える。僕の前に立っているゴツい背の高い頭は完全に白色のショートヘアーをしたこの人はアレン・ストレイト。僕のお世話役で、僕の護衛でもあり、僕共、幼い頃から良く構ってくれた騎士なんです。他の人は僕の事を「クロス様」って呼びますが、アレンさんは呼び捨てです。でも、僕はこの呼ばれ方が良いんです。それに僕の師匠ですし・・・・うん
「はぁ~・・・・譲ちゃんは昔から覇王さんとこのご子息さんと仲良しだからな。といっても、その前からお前はヴィヴィ様の隣にいただろ?」
アレンさんは僕に向かって言う。
「はぁ~・・・・・前からとはいえ、結局は僕、凄くヴィヴィ様に嫌われてるんですよ・・・・アレンさん」
確かに、僕はヴィヴィ様にクラウス様よりも前から傍にいました。ですが、元々嫌われていたんですよ・・・・・・・・ヴィヴィ様のお父上は一体何で僕をヴィヴィ様の護衛+α役として選んだのでしょうか?逆に嫌われるばかりじゃないですか・・・・・。
「まあ、頑張りなよ。いつかはヴィヴィ様からその努力が認められる時は来るはずだぜ?」
アレンさんは僕に向かって笑顔で努力が認められる日が来るって言う。
努力って・・・・・・ムサシミヤモトでもあるまいし・・・・・・・まあ、でも努力は重要ですよね・・・・。
「はい、どうにか頑張ってみますよ・・・・アレンさん。」
「ああ、そうか。んじゃ、俺はもう行くぞ?今日はゆっくり休めよ?」
アレンさんはそう言うと、僕の部屋から出て行く。僕はアレンさんが部屋から出ると同時に、ベッドにスカイダイビングをする。いや・・・・スカイダイビングなんだろうか・・・?単なるダイブだよね?それより、今日はもう寝ましょう・・・・明日の朝はヴィヴィ様を起こしに行かなければ駄目ですしね・・・・また、説教を喰らうのですけど・・・・・・もう慣れちゃいました・・・・・。
そして僕は明かりを消し目を閉じる。それと同時に僕の意識はそこから途切れた。
「はぁ~・・・・今日もまたやっちゃった・・・・・・。」
また、クロスは武器を使った。今回はあの謎のデバイスをリボルバー拳銃に変化させて・・・・
何でクロスはああでもしないと、戦う事が出来ないの?ヴァランガさんは格闘と剣だけど、主に格闘しか使わない。けど、クロスはいつもデバイスに頼ってばかり・・・・・本当に私の嫌いな人
「といっても父上の遺言があるから無理だよね・・・・・・。」
でも、私の父上の遺言があるから・・・・父上がクロスを私の世話役に選んだのは私にもいまだに分からない。何でだろう?何で父上はクロスを私の世話役に選んだんだろう・・・・・?私が産まれたせいで母上が死んだから?嫌いだから?だからなのかな・・・?
「はぁ~・・・・・。」
私はため息を尽く。明日もクロスと一緒に・・・・・でも、クラウスとリッドもいるから大丈夫だよね。そして、私は前を見る。私の見る視線の先には、私の父上とクロスの父上の絵が飾ってある。
やっぱり、二人共、凄くカッコいい・・・・クラウスもいつかはそうなると思うけど・・・・クロスは・・・・・あり得ないよね。あ、でも・・・リッドはそうかもしれない。
「今日はもう寝よっと・・・・・。」
そして、私はベッドに横だわり、布団を被る。
でも、やっぱり・・・・・何でだろう・・・・?
何でクロスは私を嫌わないのだろう・・・・?
いつも、私はクロスに対して怒ってばかりいるのに、クロスはそれに対し、何の不満も言ってこない。
逆に昔からクロスは自分より、私の方を優先してる・・・・・。
ヴァランガさんの頼みだから?それとも、我慢してるから?
やっぱり私には分からない・・・・・何でクロスはいつも笑顔でいるのかが・・・・
「まあ、良いや・・・・今日はもう寝ようっと・・・。」
そして、私はそれらを考えるのをやめ目を閉じ、眠りに付いた。
明日もクロスが起こしに来るから・・・・・
だけど、私はこの時、知る余地も無かった・・・・・・。
明日が別れとなる日になるなんて・・・・・・
「う、う~ん・・・・朝か・・・・・・。」
翌朝、僕はいつも通りに起き上がる。僕は毎日他の人より早く起きる。簡単に言えば、日が出る前に起きる。
「まずは着ないと・・・・」
そして、僕はいつも通り、正装を着始める。何気なく話しますが、僕の家族の家系、「ヴァイスレーゲン」の正装は、黒に金色のラインが入っているのが特徴で、胸部に、ヴァイスレーゲン家のシンボルの金色の線で刻まれた剣があるコートなんです。でも、実はこの正装、夏には物凄く暑いんです・・・・・それで僕はいつも夏は汗ビッショリになっています・・・・。お陰でいつも夏には毎日洗い、乾燥させるハメに・・・・・・でも、この正装って甲冑としても機能するんです。僕がそう思っている中、僕の部屋のドアが開くと同時に、誰かが入って来る。
「おはよう、クロス。」
僕は驚き後ろを振り向くそこには、現在僕とヴィヴィ様が滞在している聖王連合同盟国「シュトゥラ」を治める王「覇王」の家系のご子息「クラウス」が立っていた。でも、僕にとっては最も驚くべき光景でした。何故なら、クラウスはいつもなら、僕か、ヴィヴィ様が起こさない限り起きないはずなんですが・・今日はやけに早起きしましたね・・・・。
「あ、はい、おはようございます、クラウス。それより、こんな朝にどうしたのですか?」
僕はクラウスにこんな朝っぱらにどうしたのか?と問う。当然ですよ。こんな朝に起きてクラウスにはやる事はないはずですから、僕にはありますが・・・・
「う~ん、何となくかな?分からないけど、僕も早く起きちゃって・・・・・さ。」
クラウスは僕に向かって微笑みながらも答える。そういえば、クラウスって今で物凄い量の見合い話が来てるんでしたっけ?でも、クラウスはいつも全て断ってるんですよ。何故ですかって?それは当然、ヴィヴィ様が・・・・・・はい・・・・・これは僕とクラウスだけの秘密ですけどね。リッドって・・・・・女性でしたよね・・・・今思い出したら・・・・・・忘れていました。
「そうだったんですか、でも、もう少し眠られてはどうですか?今日って、ヴィヴィ様やリッドと物凄くあれな物があるんじゃないですか・・・・・。」
僕はクラウスにもう少し眠られたらどうか?と問う。だって、当然ですよ。あのヴィヴィさん、クラウスを打ち負かす程強いんですよ。僕は一番弱いんですけどね・・・・武器を使うから・・・・・でも、僕達4人の中で最強はリッドだと思うんです。そもそもリッドがヴィヴィ様に武術を教えたわけで・・・・・・あれ?じゃあ、黒のエレミアの一部をヴィヴィ様は使ってるわけでしょうか?
「ううん、実はクロスとも話し合いたい事があってさ。良いかな?」
クラウスは僕に話したい事があると言いながらも僕に良いか?と問う。あれ?クラウスって普通じゃ、僕よりヴィヴィ様に多く話すのに、僕にも話す事があるって、一体どういう風の吹き回しですか?まさか、「邪魔だから、消えろ」というわけでしょうか?いやいやいやっ!、クラウスに限ってそんな事はあり得ませんけど、でも、実際僕はクラウスとは最も仲が良いんです。でも、クラウスはヴィヴィ様の事しか、あまり喋らないのですけどね。多分、今話すのってヴィヴィ様の事についてとかじゃないんですか?
「あ、はい、良いですよ?」
僕はクラウスの問いに答える。
「うん、実はさ、何気なく思ったんだけど、クロスってオリヴィエの事、どう思ってるの?」
クラウスは僕にヴィヴィ様の事をどう思ってるのか?と問う。え~!?ぼ、僕がですか?!クラウスがそんな話をするなんて、明日は雪でも降るのでしょうか?う~ん、でも僕にヴィヴィ様の事をどう思ってるって聞かれても・・・・・ヴィヴィ様は僕を嫌っているので、どうしようも無いわけで・・・・・でも、僕は好きですね、友達として
「ヴィヴィ様ですか?僕は友達として好きですよ?でも、クラウスがそんな事を聞くなんて、どうかしたのですか?」
僕はクラウスにヴィヴィ様は友達として好きだと答える。でも、ヴィヴィ様からは凄く嫌われているわけで・・・・ヴィヴィ様からは凄く嫌われているわけで・・・・・大事な事なので(ry
そんな僕に対し、クラウスは
「そうだったんだ・・・えっと、ごめんね」
と僕に謝って来た。
僕は大丈夫ですけど、いきなり謝られても・・・・それより、クラウスに何があったんでしょうか?
「いえ、僕は大丈夫ですよ。それより何故そんな事を?」
僕はクラウスに何故そんな事を聞いたのか、聞く。
「ううん、ただの質問、僕がただ聞きたかっただけだよ。」
すると、僕の質問に対し、クラウスはただ自分が聞きたかっただけだと答える。いや、あの、それが凄く怪しいんですよ?クラウスって意外にも、色々一人で溜め込んでますし
そんな事を考える中、クラウスは
「あれ?そう言えば、クロスってこの時間帯に起きていつもは何をしているの?」
と僕に問う。
あ・・・・師匠に呼ばれていたのを忘れてたあああああああああああああああああっ!!!!
急がないと僕の頭にトンカチの雨が降る事に・・・・・・・いや、血の雨の間違いでしょうか?
「え、えっと・・・僕は師匠に呼ばれてますので、もう行きますね?」
「うん、ごめんね。時間を取らせちゃって・・・そういえば、クロスの師匠って怒るとトンカチとか投げてくるだっけ・・・?」
クラウスは僕に時間を取らせた事を謝る。大丈夫ですよ、クラウス。僕達親友じゃないですか。でも、師匠に急がないと殺されてしまいますっ!!
それと、その話を今出したら・・・・・行きたくなくなるのですが・・・・
そして僕は急いで部屋のドアを開け、駆けて行く。
えっと、間に合いますかね?
ーここは・・・・・・・-
目を覚ますと、私は分からない場所に立っていた。周りには沢山の瓦礫があった。そして、私は立ち上がり、辺りを見渡す。そこで私は何かを見つけた・・・・・・それは倒れているクロスだった。
ークロス?-
私はクロスに近寄る。いつもなら、私の声が聞こえると、直ぐに起きるけど、クロスは起きない。どうせ、眠ってるだと思い、近づいていみる。だけど、私は驚きの物を見てしまった・・・・・。
ーち・・・・・血が・・・・・-
クロスの黒いボロボロなコートに血が滲んでいた。そして、クロスのいる辺りを真っ赤に染めて行く。な・・・・何で・・・・・・ううん、これはきっと夢、夢なはずっ!そんな中、クロスの手が小
さく動く。私はそれに気付き、クロスの顔の方を見る。
ーひ・・・・・・め・・・・さ・・・・ま・・・・緒・・・・ヶ・・・が・・・・は・・・・な・・・・い・・・です・・・・か・・・・?-
クロスは私に怪我はないかと問う。何を言ってるのっ!早く手当てをしないとっ!私はクロスにアレンさんから、習った治療魔法を使おうとするが・・・・その時一つある事に気付いた。何かというと、それはクロスのいつも持ち歩くデバイスが待機状態のままという事だった。昔から私はクロスのデバイスを嫌な程見て来た。けど、今回は何か違っていた。何故なら、デバイスを使った形跡が無かったから・・・・
ーやっと・・・・・デバイスを使わずに・・・・・・守る事が・・・・・できましたよ・・・・・・姫様・・・・・・ー
クロスは弱々しい声で答える。だけど、私はどういう事なのかが分かった。クロスは私が武器を嫌うのを知っていたから、デバイスを使わずに、私を守ったのだと・・・・辺りを見れば、誰かと誰かが戦った跡があった。
何を言ってるの・・・・・・・?クロス・・・・・・何でこんな時にデバイスを使わずに私を守ったの・・・・?
私はそう思いながらも、治療魔法で、治療しようとするけど、傷口からは止まらず流れ出る。
駄目っ!クロスの魔力反応が小さくなっていくっ!
ー・・・・・・・・姫様に・・・・・・何の・・・・・お怪我も・・・・・無く・・・良・・・・・か・・・った・・・・・・。ー
そして、クロスの言葉が途切れると同時に魔力の反応が消える。そんな・・・・・・何をしてるの・・・クロス・・・・早く起きてよ・・・・・何時も通り、私が来たら、起きるんでしょ?
私はクロスの身体を揺さぶる。けど、クロスは全く動かない。
そんな・・・・・・嘘だよね・・・・?どうせ寝てるだけだよね?・・・・ねえ・・・・返事してよ・・・?ねえ・・・起きてってば・・・・・・
私はもう一度クロスの身体を揺さぶる。だけど、クロスの身体は動く事は無く、代わりに血が流れ出るだけだった。
そんな・・・・・・嫌・・・・・・嫌・・・・・・嫌あああああああああっ!!
「はっ!・・・・・・・今のは・・・・夢・・・・・?」
そして、私はベッドの上で目を覚ます。良かった・・・・・・夢だったんだね・・・・・・。そんな事、クロスに限って・・・・あり得・・・・ない・・・・よね?
「イタタタ・・・・姫様・・・・強く蹴りすぎですよ・・・・・・。」
すると、私のベッドの下から聞き慣れた声がしたそれと同時に、クロスが頭を抑えながらも起き上がる。まさか・・・・・
私は直ぐに起き上がるとクロスへと駆け寄る。そして、傷等がないか確認して、私は安心する。
良かった・・・・・・やっぱりあれは夢だったんだね・・・・・・・。
「あれ?どうされたのですか?姫様?」
クロスは私にどうしたのか?と問う。
「ううん・・・・・・何でもない。それより・・・・・怪我は無い?」
私はクロスに怪我は無いか?と問う。
「あ、はい・・・・(ひ、姫様が僕を心配したっ!?いつもなら、「私から少し離れて」とか、色々怒るのに、今日はどしゃぶりなんですか?!それとも、雪でも降るのですか?!)」
クロスは私を見ながらも驚き、答える。まあ、気にしなくて良いよね・・・・・夢だし・・・・・
「えっと・・・・あの・・・・そろそろ朝食の時間ですし、着替えないと・・・・・。」
「うん・・・そうだね・・・。」
そして、私はクロスと一緒に更衣室へと向かう。それと同時に私の後ろに沢山のメイドが並び付いて来る。
でも、やっぱり・・・・・
あの夢が気になる・・・・・
今にでも現実になりそうで・・・・・・
本当に凄く怖く感じる・・・・・・。
私はそう思いながらも、クロスと共に更衣室のある部屋へと向かって脚を動かした。
「えっと、着替えは終えましたか?」
そして、何分後、僕は着替え中のヴィヴィ様にもう着替え終えたのかと更衣室の中にて、カーテンの前にて、背を向けながらも問う。いや、あの今日は凄く色々と驚きの事が起きてますね。あの僕を最も嫌うヴィヴィ様が僕を心配するとか、クラウスが僕にヴィヴィ様の事をどう思ってるとか・・・・本当に今日は雪でも降りそうですね・・・・。
それより、師匠にトンカチで殴られた頭が未だに痛いです‧‧‧‧‧。
「うん・・・終わったよ。」
それと同時に、更衣室からヴィヴィ様が出て来る。やっぱり、綺麗ですよね~ヴィヴィ様って・・・僕から見ても、綺麗だと思います。ドレスが物凄く似合いますし
僕はそう思いながらも、ヴィヴィ様から離れる。すると、ヴィヴィ様が僕の方へと向く。
「どうしたの?クロス。何で私から離れるの?」
ヴィヴィ様は僕にどうして離れるのか、問う。いや、あの、いつも僕に少し離れるように言うじゃないですか。
「えっ?で、でもいつも姫様は僕に少し離れるように言っているんじゃ‧‧‧‧?」
僕はヴィヴィ様に少し離れるように言ってるんじゃないのか?と問う。忘れてるのでしょうか?
「‧‧‧‧今日は少し近くに居て」
ヴィヴィ様は僕に前より近くに居るように言う。あれ?僕は夢でも見ているのでしょうか?それとも耳がおかしくなったのでしょうか?僕はまず、夢なのかを確かめるため、自分の頬をつねる。
イタタ‧‧‧‧現実のようですね。
「どうしたの?」
すると、ヴィヴィ様が僕にどうしたのか?と聞いて来る。
「いや、本当に今起きている事が現実なのかって、確かめてみたんです。姫様が僕に「少し近くに居て」って言うの「それ以上言うと、ヴァランガおじさんに言い付けるよ?」めっそうもなく、現実のようでございます、なので、それだけはご勘弁を」
僕はヴィヴィ様に自分が思った事を言う。いや、あの、次は父上にですか。
言うのを忘れてましたが、僕の父上はヴィヴィ様には凄く弱く、ヴィヴィ様を弱愛してます。当然、僕以上に‧‧‧‧はい
実の息子より、親友の娘さんを心配するって‧‧‧‧一体どういう親なんでしょうね?もし、ヴィヴィ様が僕が何かしでかしたとか、言えば、僕は弟と妹の実験の実験体にされるんですよね。本当に恐ろしいあの実験に‧‧‧‧いや、あの、思い出しただけでも、凄く怖く感じるのですが‧‧‧
「分かったよ、それより、行くよ。クロス。」
ヴィヴィ様は僕に分かったと答えながらも、僕に背を向けると、廊下を歩き始める。そして、僕もヴィヴィ様が歩き始めると同時に、前より、少し離れながらも、歩き始める。
いや、やっぱり、今日って本当に雪が降りそうですね。いや、雨でしょうか?‧‧‧‧‧だとしても、何かと嫌な予感しかしませんね。
僕はそう思いながらも、ヴィヴィ様と一緒に朝食を取るため、長い廊下を歩き始めた。
あの‧‧‧‧やっぱり、父上の城みたいにこんな所にエスカレーターがあれば良いのにな~‧‧‧‧
「ハァ~‧‧‧‧」
僕はいつになったら、オリヴィエに告白出来るのだろうか?でも、僕とオリヴィエはまだ一緒に過ごして1年くらいで、クロスの話によるとオリヴィエは恋愛とかには興味はない。
「どうしたの?クラウス?」
すると、僕の横に座っていた黒髪のショートヘアーの少年がどうしたのか?と問う。
「ううん、何でもないよ、リッド。」
僕は黒髪のショートヘアーの男性の問いに対し、答える。いや、実はこの人、男性じゃなくて、女性。名前はアルフレッド‧エレミア。別名:黒のエレミアとか、色々と言われているけど、僕達は「リッド」と呼んでる。エレミアという流浪の一族で、普通はエレミアの一族は特定の場所に留まらない。けど、リッドは、他のエレミアとは違い、今でも、僕達と一緒に居る。会ったのは、一年前、クロスと逸れてしまい、迷っていたオリヴィエを盗賊達から守った事で、クロスに発見され、食客として招き入れられて、出会った。本当に男のようにしか、見えないけど、女性である。最初は僕とオリヴィエも気付かなかったけど、クロスだけが、リッドが女性だという事に気付いていた。
「そうなんだ、なら、良いけど‧‧‧‧」
リットはそう言うと、視線を前に向ける。そういえば、今日は僕達で、庭で一日中特訓をするんだっけ?
「あの、クラウス様。」
すると、僕の隣にて、座っていた長い黒いポニーテールに、青色の瞳、そして、白い赤のラインがあるコートとスカートを着る少女が僕に問う。
「うん?どうしたの?セナ。」
僕はその少女にどうしたのか?と問う。
この少女の名前は「セラフィナ‧ストラトス」僕の世話役で、騎士でもある。でも、オリヴィエの嫌いな剣士の騎士だから、オリヴィエからは、クロス嫌われていると思うかもしれないけど、実は嫌われてない。僕にも分からないけど、オリヴィエが嫌いなのは、クロスの方らしい。でも、僕からみたら、クロスって、凄く優しいし、オリヴィエの世話役+αだから、色々知ってし、オリヴィエのために色々と努力している。でも、武器を使うから、オリヴィエから、嫌われている。でも、武器を使うから、嫌われている。大事な事なので(ry
でも、剣士のセナも武器を使うのに何故なんだろう?そんな事を思う中
「今日はヴィヴィ様、クロス、クラウス様とリッド様で猛特訓をされるのですよね?」
セナは僕に今日は僕達で猛特訓をするのかと問う。
えっと、そうなんだけど、セナが僕に聞くなんて一体どうしたんだろう?
「うん、そうだよ?それでどうかしたの?セナ」
僕はセナにどうしたのか?問う。
「いえ・・・・・ただ、今日はどうするのか、聞きたかっただけです・・・・すみません。」
セナは微笑みながらも僕に言う。
どうしたんだろう・・・・?変なセナ
すると、食卓へとクロス、オリヴィエが僕達の前に姿を現す。
綺麗だな・・・・オリヴィエ・・・・それに、クロスって凄く正装が似合ってる。けど・・やっぱり、オリヴィエに嫌われてるのか、少し離れてるね・・・・・大丈夫かな・・・・?
「おはよう、クラウス。」
すると、僕にオリヴィエが挨拶をしてくる。
「うん、おはよう、オリヴィエ。」
僕も直ぐに挨拶を返す。そういえば、オリヴィエの事で思い出したけど、クロスの父上のヴァランガおじさんも格闘を主に使うけど、時々剣術を使う。けど、オリヴィエはヴァランガおじさんの事、凄く好きなんだよね・・・・・どうしてなんだろうね?クロスは嫌いなのに、ヴァランガおじさんは好きって・・・・・う~ん・・・やっぱり分からないな・・・・・・。
そう僕が思う中、食卓に朝食の料理が並べられる。
これらは全部、シェリーさんっていう料理長とその仲間達が作ってくれてる。
シェリーさんが作る料理は皆凄く美味しくて、栄養分も高い。それに、シェリーさんは時々色んな事を教えてくれる。料理の事や、外の事とか、凄く勉強になって、いつもの教科書には載ってないものを知れる。
「それじゃあ、食べよう?クラウス」
オリヴィエは僕に食べようと聞いてくる。そうだね、早く食べてみんなで猛特訓しないとね。
それにしても、今日はオリヴィエがいつもは向くはずのないクロスの方に視線を向けてる。
今日は雪でも降るのかな・・・・?
そして、僕達は朝食を食べ始めた。
でも、僕は知る余地は無かった・・・・・・・。
今日が僕の大切な親友との別れとなる日になる事を・・・・・・
やっぱり、夢なのかな・・・・?
そして、朝からもう夕暮れの時、私達は皆で、猛特訓で、疲れ果て、草原に座り込んでいた。驚く事に今回はクロスが武器を使用しなかった。クロスの話によると、何故か今日は起動しなかったらしい。私はデバイスについては基本の事しか知らないけど、デバイスが人の指示を背くのはまず有り得ないはず。だけど、ヴァランガおじさんが言うには「もうそのデバイスは完全にクロスの身体と結合した状態で、そんな事はない」と私だけに話してくれた。それじゃあ、デバイスが壊れちゃったのかな?そう思いながらも、クロスの方を見る。
「?どうされましたか?姫様」
すると、クロスはいつの間にか、もう私の前に腰を低くさせ、聞いて来る。
やっぱり、夢だよね・・・・明日からはいつも通りにしよっと
「ううん、何でもない・・・・・・・。」
そして、私はクラウスとリッドの方に視線を戻す。リッドとクラウスも疲れ果てて、私と同じように、草原に座り込んでいた。二人共、凄かったな~、私ももっと頑張らないと。
そう思いながらも、いつも通りに綺麗な夕日を眺める。やっぱり、あんな夢、ただの私の思い込みだったんだね・・・・・・・・・・。
「今日も良い一日でした・・・・・・。」
僕は夕日を眺めながらも小さく呟く。やはり、ヴィヴィ様とリッド、クラウスは強いですね。僕も頑張らないと。でも今日は何故か、デバイスが起動しませんでした。一体何故でしょうか?まあ、それは後回しにして・・・・・早く戻ってヴィヴィ様の寝室の掃除をしないとっ!!
「あの・・・姫様。僕はもう戻りますね?」
僕はヴィヴィ様にもう戻りますけど、良いか?と問う。するとヴィヴィ様は
「うん・・・分かった。」
と小さく答える。流石に今日は疲れ気味ですよね・・・・・・。
そして、僕はヴィヴィ様達から、離れて歩き出します。
夜にはまた師匠の特訓が待ち構えてますしね・・・・・覚悟は持たないと・・・・・
だけど、そんな平和な今日は、ある一つ銃声により、掻き消されました。
僕は驚き、後ろを降り向きます。そこには、
「な、何ですか・・・・・あれ・・・・?」
僕が後ろに振り向くと、そこには、巨大な卵のような身体に脚、手があり、カエルのような姿をした謎の大きな物が僕の目に映りました。しかも、飛んでます。あんなの、僕も初めて見ます。ですが、冥王のガリアでも無ければ、駆動鎧でもない。じゃあ、一体何なのか?と考えていたその時、僕は何かを思い出します。それは、ヴィヴィ様とリッド、クラウスの笑顔の姿・・・・・そうでしたっ!!向こうには、ヴィヴィ様達がっ!!
「早く行かないとっ!!」
僕は急いで駆けて行きました。
さっきの銃声がもしかしたら、あの変な物から発せられる物じゃないかと思いながらも・・・・
「大丈夫?オリヴィエ。」
私とクラウス、リッドは建物の影に隠れていた。一体何なの?あれって・・・・・いきなり上空から落ちて来たら、私達に自分の身体から大砲を出現させて攻撃して・・・・・でも、あれは冥王の作るガリアでも無いし、クロスの弟が発明した駆動鎧でも無い・・・・・・でも、一つだけ言えるのは、生物みたいに動いていたという事・・・・・・。
「一体あれは・・・・・・?」
リッドも何なのか、疑問に思いながらも、前を見る。そこには、自分達を探し回る得体の知れない生物が自分の身体から砲身を生成し、構えながらも、探し回っていた。リッドも知らない物だなんて・・・・一体あれは・・・・・?
「それより、このままだと、他の人にまで危険が及んで・・・・・」
クラウスの予測は完全に当たった何故なら・・・・・・
「姫様~!クラウス~!リッド~!」
クロスだった・・・・・・・もうっ!何でこんな時にクロスがこっちに来るのっ!!だけど、私がそう思っていた時、私達の後ろからいつの間にか、姿を消して、得体の知れない謎の生き物なのか、分からない物が私達に砲身を向け、砲撃を始める。い、いつの間にっ!?私達は急いで建物の影から出て、砲撃を避けながらもクロスの方へと駆けて行く。
だけど、そんな時、私は小石に躓き、倒れてしまう。何でこんな時にっ!
「オリヴィエっ!」
クラウスは直ぐに駆けて行こうとするけど、得体の知れない物の砲撃がクラウスへと来る。クラウスは直ぐに避けるけど、私から離れてしまう。すると、得体の知れない物は私に近づいて来る。やっぱり、私狙いだったんだね・・・・・。でも、今、私は立ち上がる事が出来ない何故なら、私の義手が今は無いから。立ち上がろうとしても、上手く立ち上がれない。そんな中、クラウスとリッドに向けて砲撃を始める。でも、一つの声がその状況うを突き破った。それは・・・・・
「姫様あああああああっ!!」
クロスの声だった・・・・・クロスが私に駆けて来る。何で・・・・・?何で逃げないの・・・・・・?あんな化け物がいるのに・・・何で私を助けに来るの・・・・?
「はああっ!!」
クロスは直ぐその得体の知れない物に魔力弾を手から放つ。そして、私に近づいていた得体の知れない物に当てる。得たいの知れない物はそのまま、吹き飛ばされて、地面に衝突する。だが、直ぐに、浮遊し、クロスに砲撃を始める。
「はあっ!!」
クロスは直ぐに左手で殴り飛ばす。そして、直ぐに私へと駆けて来る。
「大丈夫ですか?姫様?」
クロスは私を起き上がらせる。クロスって、やる時ははやるんだね・・・・・・少し見直しちゃった。
「うん、大丈夫・・・・脚を擦り剥いただけだから・・・・・。」
そして、私とクロスは一緒に歩き出す。でも、その時、一つの銃声が鳴り響いた。でも、私達には、痛みはない。でも、上から何か落ちて来る音がした・・・・それは、大きな瓦礫だった。だけど、物凄い速さで落ちて来ていた。でも、私はそれに気付きもしなかった。
「姫様っ!!」
クロスが私を少し前に素早く投げる。イタッ!、もう乱暴に何で・・・・・・
私は尻餅を付きながらも、前を見る。でもそこで、私は驚きの光景を見た・・・・・・・
「ク・・・・・・ロス・・・・?」
クロスが・・・・瓦礫の身体の半分が下敷きになっていた・・・・・・。
そんな・・・・・・まさか・・・・・
私は直ぐに、クロスの方に駆け寄る。
「ひ・・・・・・め・・・・・さ・・・・・ま・・・・お怪我は・・・・・・・?」
クロスは私に身体の半分が瓦礫に埋まった状態で、口から血を流しながら私の安否を問う。
何を言ってるのっ!何で・・・・・・何で私を庇ったのっ!
「喋らないでっ!直ぐに治療するから・・・・」
そして、私は直ぐにクロスを治療するために、上腕から下が無い腕をクロスの出ている半分の身体に当て、治療魔法を使い、治療し始める。
「ぼ・・・・・・く・・・・・・の・・・・・事は・・・・・・良い・・・・・です・・・・・から・・・・・・早く・・・・・・逃げて・・・・くだ・・・・・さい・・・・・。」
クロスは弱弱しく私に逃げてって言う。
「駄目っ!命令だよっ!私が治療するまで、静かにしてっ!」
私はクロスに命令として、治療が終わるまで静かにしてと言う。でも・・・・・血が止まらない・・・・逆にクロスの魔力の強さが弱くなってきてる・・・・駄目・・・・これじゃあ・・・・
これじゃあ・・・・・今日見た夢と同じ・・・・・・そんな・・・・・・だけど、そんな時、上が暗くなる。私は何かなと思って、上を見る。そこには、また、大きな瓦礫が落ちて来ていた。
すると、何かが、私を後ろに押し飛ばす。私はまた、背中を抑えながらも、前を見る。
「ひ・・・・め・・・・さ・・・・ま・・・・」
そこには、私を押し飛ばした血だらけの手を出した血だらけの顔で笑顔を作るクロスの姿があった。
そして、瓦礫がそのクロスに大きな音を立てて覆い被さり、クロスの姿を見えなくさせる。
そんな・・・・・・・・・・・・嘘だよね・・・・・・・・・?
これも・・・・・・・・・・・・・ただの夢・・・・・・・・・・・・・・・だよね?
そんな・・・・・・・・・・・嫌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嫌・・・・・・・
だけど、そんな時、私の目の前にさっきクロスに吹き飛ばされた得体の知れない物が上空から、現われ、私に砲身を向ける。
そして、私に砲撃を放つ
私は死ぬのを覚悟して、目を瞑った。
けど、痛みは無かった。
私は恐る恐る目を開けてみる。そこには、私に砲撃を仕掛けた得体の知れない物が真っ二つになっている姿と
「大丈夫か!嬢さんっ!!」
白い刃と黒い大きな剣を持つアレンさんの姿があった。そして、得体の知れない物は爆発を起こす。それと、同時に建物が崩れ始める。私達がいつも特訓している、ここは元々、何かが行われていた施設で、今はもう、廃墟となってる。
なら、物凄く、建物の骨格がもろくなっていて、いつ崩壊してもおかしくなかった。そして、さっきの得体の知れない物が爆発した事で、その衝撃で、建物が崩れ始める。
だけど、あの中にはクロスがっ!!
私は直ぐに崩れて行く建物の瓦礫の中を駆けて行こうとするけど‧‧‧‧
「駄目だっ!嬢ちゃんっ!もう、ここは崩れるっ!」
だけど、アレンさんに止められて、アレンさんの肩に担がれ、遠く離れて行く。
「離してっ!!あの中にはまだクロスがっ!!クロスが居るのっ!!」
私は必死に抵抗して、クロスが居ると、アレンさんに言う。アレンさんは驚いていたけど、直ぐにそのまま、遠くへと走って行く。何で‧‧‧‧‧何で自分の弟子でもあるし、世話役なのに‧‧‧‧見捨てるの‧‧‧‧‧?
クロスが私から遠ざかって行く‧‧‧‧‧。
いつも、私はただ、武器(デバイス)を使うっていう理由で、嫌って、怒ったり、酷い事ばかりしていたのに‧‧‧‧‧‧
それでも、いつも私を自分より、優先して、助けてくれて、酷い事したのに、いつも不満も言わないで、笑顔で居て‧‧‧‧‧
なのに、そんな酷い事をした、私を助けて‧‧‧‧‧‧
「そうか‧‧‧‧‧」
そして、次の日、ヴァランガおじさんと、クロスのまだ凄く幼い弟の「カイ」と、妹の「リーリエ」が来た。普通じゃ、有り得ない事なんだけど・・・・今回は普通じゃない・・・・・。
「はい・・・・・・。」
そして、僕は目の前にある灰色の墓石を見る。そこには、「Cross vaice leagen」と刻まれた墓石があった。
ヴァランガおじさんがここに来た理由、それは今日が・・・・・・・・クロスの葬式の日だから・・・・・・。
「ねえ、クラウスお兄ちゃん。ヴィヴィお姉ちゃんは?」
すると、未だに幼い黒服を着るカイが泣いたのか、目を紅くした自分より幼い黒服を着るリーリエを抱きしめながらも落ち着かせながらも、僕にオリヴィエはどうしたのか?と聞いてくる。
普通の幼い子供には、分からないかもしれないけど、リナとカイは他の人より、理解能力等が最も高く、直ぐにどういう状況かを理解した。
確かに、最初はいたけど・・・・・・だけど・・・・・・オリヴィエは・・・・・・
「それは・・・・・・」
僕はカイの言葉に言葉を失った。そして、周りには黒い正装をした者達がおり、中には、リッドや、アレンさんもいた。僕が言葉を失ったそんな中、ヴァランガおじさんが口を開ける。
「オリヴィエは少し忙しくて、仕事しに行った。だから、直ぐに戻って来る。というか、俺も忙しいんで、行くわ。カイ、リナを頼むわ」
ヴァランガおじさんはそう言うと、何処かへと去って行く。すると、カイとリーリエが僕に駆けて来る。
「ねえ、クラウスお兄ちゃん、どうして、お兄ちゃんの顔は見れないの?」
カイはは僕にどうして、クロスの顔を見る事が出来なかったのか、問う。
実は・・・・あの騒ぎが収まった後に、僕達と、城の皆でクロスが下敷きになった場所を探し回った。けど、クロスの姿なんか、無かった・・・・・・。だけど、代わりに残っていたのは・・・・クロスの着ていたヴァイスレーゲン家の正装の黒と金色のラインに、胸に剣のシンボルが刻まれたコートだけだった。
そして、もう一つ分かった事があった。それはオリヴィエと僕達に襲い掛かったあの得体の知れない物の正体だった。あれは、冥王の作り出すガリアに似ているような物で、魔力を持ちし者を、要するにリンカーコアを持つ者を捕食する事で、進化し、食べれば、食べる程、強くなっていく謎の破壊兵器「グラム」だった。しかも、グラムは通常は人に擬態する事で、通常と変わる事の無い人の姿で、人々の中に紛れ込み、少しずつ、食い殺しながらも進化していく。
クロスの死因は恐らくグラムの放つ砲弾に封入された謎のウィルスによる灰化。
だけど、このグラムの製造者はアレンさん達にとっても謎だけど、名前は知ってた。その名はーーー
「・・・・・エグッ・・・・グスッ・・・・・・・ごめんね・・・・・・クロス・・・・・・・ごめん・・・・・なさい・・・・・・・グスッ・・・・・・・・・。」
私はクロスの葬式の途中で部屋に逃げてしまった・・・・。
昔から酷い事ばかりしたのに・・・・・・・・・・
いつも、私に笑顔で自分の事なんて、気にも留めずに私ばかりに気を使ってくれた・・・・・・・。
そんなクロスを、私は・・・・・・・・・
私は・・・・・・クロスを・・・・殺したの・・・・・・・。
「・・・・・・エッグッ・・・・本当に・・・・・・・ごめん・・・・・・なさい・・・・・」
私はひたすら、クロスに謝るしか、無かった。だけど、クロスは戻って来ない・・・・・・・
いつも笑顔で私に接してくれてた・・・・・・
どんな時も私と一緒にいてくれた・・・・・・
武器(デバイス)を使っていたっていう理由で、嫌っていたクロスは・・・・
もう戻って来ない・・・・・・・・
私が過去のクロスとの思い出を思い出している中、誰かがドアをノックする。
私は直ぐに「今は入らないでっ!」と叫ぶ。けど、
「そうか、済まないな・・・・・オリヴィエ、だけど、君に話があってな。」
すると、ドアの向こうから聞き覚えのある声がした。そして、ドアを開け、その声の持ち主が入って来る。その人は黒い白いラインにクロスの着るコートと同コートを着ており、水色の長いバサ付いた髪が特徴で、赤と青色の瞳を持つ男性だった。私はその人を知っていた。それは・・・・・・
「ヴァランガ・・・・・おじ・・・・さん・・・・・・。」
そう、クロスの父のヴァランガおじさんだった・・・・・。だけど、ヴァランガおじさんは何時も通りの表情をしていた。けど、私には分かってた・・・・・・おじさんは私を・・・・・・・
だけど、私の予想していたのとは全く違っていた・・・・・・・・。
「大丈夫か・・・・・・・?」
ヴァランガおじさんは私を抱きしめた。私は驚きを隠せなかった・・・・・。
何で・・・・・・・・・・
何で私を抱きしめるの・・・・・・・?
私はクロスに酷い事をして殺したのに・・・・・・何で・・・・・・
「とでも、思ってるのか?オリヴィエ・・・・・・」
すると、ヴァランガおじさんは私に何でも分かってるかのような表情をして言う。
「え・・・・・?」
「お前は何も悪くない。悪いのは、アイツだろ?アイツの身体はゼロデバイスと細胞レベルで結合していたはず、なのに、アイツはデバイスを使わずに、お前を助けた。最後に限って本当に困った馬鹿息子だ・・・・・・。」
ヴァランガおじさんはクロスが「ゼロデバイス」っていう謎の単語の物と細胞レベルで結合しているのに、デバイスを使わずに私を助けたと言う。
クロスがデバイスを使わずに・・・・?
それって一体・・・・・?
「それって・・・・一体・・・どういう事・・・・ですか・・・・?」
私はヴァランガおじさんにどういう事なのか?問う。
「ああ・・・・そう言えば、オリヴィエ、君には言っていなかったな・・・・・君と一緒にいた時、いつもはゼロデバイスの力を使っていたのは、覚えてるだろ?」
ヴァランガおじさんは私にクロスが私と一緒にいた時、いつもはデバイスを使っていたのか?と聞いてくる。うん・・・・確かに、クロスは私と今まで一緒にいる時、デバイスを使ってた。時には拳銃や、ハンマーとかも・・・・・・
「でも、それと何の関係が・・・・・?」
私はヴァランガおじさんにどうしてそんな事を聞くのか聞いた。
「ゼロデバイスは適合者の意思で、ようやく発揮される。だが、デバイスが起動しなかったとクラウスから聞いた。だけど、ゼロデバイスには故障とかは存在しないんだ。後は・・・・・分かるよな?」
ヴァランガおじさんは私にゼロデバイスっていうクロスがいつも左腕に装着・・ううん、ヴァランガおじさんの話からして、完全に身体の一部のデバイスの事について、話してくれた。
それじゃあ・・・・・やっぱり・・・・・・・クロスは・・・・・・・
私のせいで・・・・・・・・
「はぁ~・・全く、面倒にさせたものだな・・・・・あの馬鹿息子が・・・・」
すると、ヴァランガおじさんはそんな私を見ながらも、ため息を尽く。
何で・・・・・・何でヴァランガおじさんは・・・・・そんなに普通にいれるの・・・・・?
私には、やっぱり分からない・・・・・・・・。
すると、ヴァランガおじさんは私を抱き上げて、こう言った。
「ほれ、クロスのとこに行くぞ。」
何で・・・・・・・私にはそんな資格なんて・・・・・
今まで酷い事をしたのに・・・・・何で・・・・・・
「駄目です・・・・・私になんか・・・・・クロスは・・「いや、オリヴィエ、資格なんか関係ない、それにクロスは君の事、昔からいつも心配ばかりしていたからな」・・・え・・・・?」
私は行けれないと言おうとした、けど、ヴァランガおじさんは私に資格なんか関係ないって言って、クロスが私の事をいつも心配していた事を言った。
そんな・・・・・何で・・・・?
「クロスは・・・・・お前がアイツに自分の妻をお前のせいで死んだのを恨んでいるっていうのをいつまでも根に持ってるっていうのを知っていた。」
ヴァランガおじさんは私に私が父に恨らまれているのをいつも思っている事を知っていたと答える。
え・・・・・?嘘・・・・・・クロスには話した事もないのに・・・・・・
ヴァランガおじさんの言う”アイツ”というのは、私の父の事・・・・・・・。
「お前の生まれ方も普通とは違うのを、クロスは知ってた・・・・だからだ。だから・・・・・アイツはお前の事を心配していたんだ・・・・・・・お前が立ち直れなくなるんじゃないかって思ってな・・・・・クロスは、アイツの遺言と俺の頼みとかという理由でお前に近づいたんじゃない・・・・アイツはお前の事を、助けたかったから、お前と一緒に過ごす事を決めたんだ。」
ヴァランガおじさんはクロスが私の父の遺言とヴァランガおじさん自身の頼みで私と一緒に過ごしたのではなく、クロス自身が私を助けたかったからって言う。
それじゃあ・・・・・クロスは私を助けたいから・・・・・・・
「だから、君には何も悪くも無い、アイツ自身が君を助けて死んだのが悪い。アイツが弱かったからな・・・・・・だけど・・・・・・・助けられた君がアイツに、会わなくてどうするんだ・・・・それじゃあ、アイツが報われないだろ・・・・・・それで・・・・・・良いか?」
ヴァランガおじさんは私に私は何も悪くもないって言って、クロス自身が弱かったから死んだって言う。
実の息子なのに・・・・・・やっぱり、ヴァランガおじさんは凄いと思う・・・・。
でも、声が少し震えていた・・・・・・やっぱり、ヴァランガおじさんは・・・・・・
そうだよね・・・・・・・ヴァランガおじさんの言う通りだよね・・・・・
私もクロスの思いに答えないと・・・・・・・・・・・
もう謝る事は出来ない・・・・・・・・・
けど・・・・・・・・
クロスが助けてくれたこの命は無駄にしないから・・・・・・
だから・・・・空の上で見守って・・・欲しいの・・・・・・。
母上と父上と一緒に・・・・・・・
「はい・・・・・」
そして、私はヴァランガおじさんの質問に答えた。
「そうか・・・流石はアイツの娘だな・・・・・・それじゃあ、行こうか・・・・・挨拶に・・・・・。」
そして、私とヴァランガおじさんは墓場へと部屋を出て、向かって行った。
「ここは・・・・・・・・?」
僕は分からない場所で目を覚ます。
ここは・・・・・・・・?
確か僕はヴィヴィ様を庇って・・・・・・
「あ、起きたんですね。」
すると、僕の後ろから茶髪に茶色の瞳をした僕より幼い少しボロい服を着る子供が姿を現す。
「君は・・・・・・?」
僕はその少年に誰なのか?と問う。
「僕は旅をしながら、道化師をしています・・・・・・。」
子供は僕に旅をしながら道化をしてるって答える。
こ、こんな幼い子供がっ!?ど、道化師!?
「えっと、まさか・・・一人で?」
僕は驚いて、子供に問う。
えっと、まさかね・・・・・・・こんな小さな子が一人で出来るはず・・・・・
「ううん、一人でですよ。」
子供の問いに僕は驚く。
ええええええええええええっ!?嘘ですよね!?最近の子供達の普通はこんなに進化したんですか!?
あ、でも・・・・僕も小さい頃は良く父上から色々学んで、ヴィヴィ様に良く見せていた物です・・・・・・・全て面白くないって言われましたけどね。
「そうなんですか・・・・・・・じゃあお父さんやお母さんは?」
僕はその子供に問う。
子供だとしても、絶対に離れ離れでも父上と母上はいるはずですよね・・・・・?
だけど、僕の予想は外れに・・・・・・
「ううん・・・・・いない・・・・・・。」
子供は小さく僕の質問に答える。
・・・・・・・この子、何故か、”あの時”のヴィヴィ様の昔と似ています・・・・・。
「あの・・・・・どうしていないんですか?」
僕は少し怖いのですが、子供に何故いないのか、問う。
すると、その子供は顔色を暗くさせて
「いえ・・・・・・僕には本当の両親がいません・・・・・けどマナが・・・・僕を拾ってくれた父がいました・・・・・・・・・・」
子供は僕に本当の両親はおらず、代わりとして、自分を拾ってくれた父がいたと答えてくれました。
それじゃあ・・・・・この子は・・・・・・
「じゃあ、そのマナと出会う前る?」
僕は子供にそのマナという人と出会う前はどうしていたのか、問う。
「いえ・・・・・でも僕は、物心付く前からとあるサーカス団からサーカス団の奴隷として買取られ
て、そこで、裏の雑用をしてたんです。・・・・・そんな中、ある日にマナと出会ってそれで・・・・・」
子供は僕にマナと出会う前はどうしていたのかについて、答える。
か、買い取られたっ!?
じゃ、じゃあ、両親が赤ん坊の時に売って・・・・・奴隷に・・・・・・・
そんな・・・・・じゃあ・・・・・・今の・・・・・この子は・・・・・・・
僕は驚きながらも、子供を見る。
やっぱり・・・・・・
僕は直ぐにその子を抱きしめる。
「え・・・・・・?いきなり・・・・・どうしたのですか・・・・・?」
子供は僕のいきなりの行動に驚きを隠せなくなる。
「君の言った父・・・・・マナは・・・・・血の繋がりさえも無かったのに、奴隷の君を拾って育ててくれた・・・・・・なのに、そんな優しかったマナが死んで今まで一人で・・・・・・・・苦しかったよね・・・・・?誰も愛してくれなくて・・・・・・・」
僕は子供に僕が聞いた子供の話からしてのマナについて、答える。
それに、この子の瞳・・・・・・やっぱりあの時のヴィヴィ様の瞳と似てる・・・・・・。
「え・・・・・・・・?」
子供はそんな僕に対し、驚きを隠せなくなる。
そうですよね・・・・いきなり抱きしめたんですからね・・・・・。
「今は・・・・泣いても・・・・良いんですよ?僕が受け止めてあげますから・・・・・。」
僕は子供に対し、笑顔で答える。すると、子供は目尻に涙を溜めながらも
「本当に・・・・・・本当に僕を・・・・・・抱きしめてくれるんですか・・・・・・?」
と問う。この子は・・・・・マナが死んで・・・・誰からも愛されなかったんですね・・・・・・。
なら、僕が君をマナの次に抱きしめた一人になります。
「はい、僕は嘘は言いませんから・・・・・。」
僕はその子に笑顔で言う。すると、僕の胸の中で、泣き始める。
あの時のヴィヴィ様のようですね・・・・・・・。
『本当に・・・・・・抱いてくれるの・・・・?』
『はいっ!僕は嘘は言いませんから・・・・』
僕はヴィヴィ様と最初に出会った時の事を思い出す。
早くヴィヴィ様の所には戻りたい所ですが、まずはこの子をどうにか、助けてあげたいので・・・・
すみません・・・・ヴィヴィ様・・・・・・。
暫しだけ・・・・お待ちしていてください・・・・・直ぐに戻りますから・・・・・・。
「グスッ・・・・・エッグッ・・・・・・ヒッグッ・・・・・」
そして、僕は赤髪の人に抱きしめられて泣いた。
マナ意外に抱きしめてくれた人はいなかった。
だけど、あの場所で・・・・・・マナと一緒に周った時に怪我をしているこの人を見つけて・・・・・そして、この人はこんな僕を抱きしめてくれた・・・・・・・。
マナ以外で、僕を初めて抱きしめてくれた・・・・・。
「僕の名前はクロス、君の名前は?」
赤髪のこの人は僕が泣き止むと、自分の名前を言った。でも僕には・・・・・
「・・・・マナからは、「アレン」って呼ばれてました・・・・・。」
僕には、生まれた時から名前がありませんでした・・・・・・・・。
けど、マナは自分の死んだ犬と勘違いして、アレンって呼んでました。
そんな中、この赤髪の人は・・・・・
「じゃあ、アレンで良いかな?君はマナと一緒に今までいたんだし、「アレン」というそのマナが飼っていた犬としてじゃなくて、「アレン」っていう一人の人間として生きてきたから・・・・・・どうかな?」
赤髪の人は僕にアレンっていう名前でどうかな?って聞いて来る。
そうですね・・・・・・・
確かにこの人の言う通りです・・・・・・・。
「はい・・・・・良いと思います」
僕はアレンという一人の人間として、生きる事を決めて、この赤髪の人の問いに答える。
「そうですか・・・・・なら、今日から君はアレンですっ!」
赤髪の人は僕を見ながら、笑顔で言う。
「はいっ!あの・・・・でも・・・クロスさ・・「クロスで良いですよ?」・・あ、はい・・・・じゃあ・・・・クロス・・・クロスはどうして、あそこに・・・・・?」
僕はあの廃墟に何で倒れていたのか?聞く。
あそこは今は誰も行かない廃墟です。
なのに、あそこに何故・・・・・?
そう思いながらも、僕は赤髪の人、クロスに聞きます。
「うん・・・実は、僕は友達を助けてさ・・・・・・皆昔からの友達で、分からない奴に襲われていた所を助けたんだ・・・・・それで・・・その時に大切な人を庇って・・・・・。」
クロスはそう言いながら、僕が巻いた包帯の巻かれた半分の顔を見ながらも触る。
そうだったんですか・・・・・・じゃあ、あんなになっていたのは・・・・・クロスがその”分からない奴と戦って大切な人を守ったから・・・・・
「そうだったんですか・・・・・・でも・・・・クロス・・・これからどうするんですか・・・・・・?」
僕はクロスにどうするのか、聞く。
「でも・・・・・・クロス・・・・・これから、どうするんですか・・・・・?」
僕はアレンから聞いた質問に対して、凄く悩んでいた。
まずは、これを考えるのを忘れていました・・・・・・・。
でも、ここって、シュトゥラからは凄く離れた国って、アレンは言いましたし・・・・・・
そんな悩む僕を見て、アレンが聞いてくる
「あの・・・それじゃあ、クロス。シュトゥラに行くまで、僕と一緒に旅をしませんか?」
確かに・・・・・良いですね・・・・・・。ですが、ヴィヴィ様が・・・・・・・
でも、ヴィヴィ様は僕を嫌ってますので・・・・・・
いや、でも、クラウスとリッドがいますし・・・・・・
そうして、色々と考えて決めたのが・・・・・
「はいっ!良いですよ?アレン」
アレンとシュトゥラに到着するまで、旅をする事にしました。
確かに、僕はヴィヴィ様の事が心配です。
ですけど、ヴィヴィ様には、クラウスとリッドがいる・・・・・。
二人が支えてくれるはずですし、僕は二人を信じてますから・・・・・
「それじゃあ、そろそろ、移動しましょう、クロス。」
そして、僕とアレンは共に歩き始める。
ヴィヴィ様・・・・・・・・
絶対に貴方の傍に・・・・・戻りますからね・・・・
例え、いつもと同じように嫌われてしまっても・・・・・・
僕は貴方を守りたいから・・・・・・・・・
それまでは・・・・クラウスとリッドと一緒に・・・・・・・
そして、僕とアレンは共に雪の降る街中を歩き始めた。