忘却されし物語 《シュバルツ・ゲデヒトニス(黒の記憶)》   作:偽作者(ハザードフォーム)

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すみません、やっと完成しましたっ!!

遅くなり、申し訳ありませんっ!!


第6章「悲しき君へ愛を」

「よう、ストーカー。うちの娘がずっとストーカーされて困ってるんだよ」

 

俺は目の前に立っている青白い肌をし、不適な笑みを浮かべ、紳士の姿をした奴、千年大公と話し合っていた。そして、周りにはグラムが俺に砲口を向けた状態で待機している。そして、ここは、アイツの墓場だ。

 

 

というか、コイツ、ほんとウザイ。

 

ここにまで来るのかよ。完全にストーカーじゃねえか。

 

「フフッ、何を言ってるのですカ?貴方とオリヴィエは血縁関係」

 

俺はアイツの言葉にムカづき、手に持っていた対グラム用の拳銃をストーカー野郎に向かってトリガーを引き撃つ。

ほんと、うるせぇな、お前。

 

血縁関係とか、関係ねぇんだよ。

 

俺とヴィヴィがそう思えば、家族になったもんなんだよ。エゼ公が

 

「もう、危ないじゃないですか♪ヴァランガ‧ヴァイスレーゲン。全く、人が話している最中だというのにデスネ♪」

 

俺の目の前で、大公は空中に浮かびながらも、不適な笑みを浮かべながらも、言う。

 

うぜぇ

 

「いや、もうお前はここで俺が終わらせてやる。なんだってうちの娘のストーカーだしな。ストーカーは処分しないとな。」

 

俺はそう言いながらも、拳銃を向け、トリガーへと指を近づける。

 

「フフッ、ですが、貴方にはまだ生きてて貰わない ト♪」

 

大公はそう言うと、俺の目の前から、瞬時に消え去る。

 

逃げ足の早い奴め。

 

俺はそんな事を考えていながらも、周りを見る。周りには俺へと砲口を向けているグラム達の姿があった。

 

面倒だな。ほんと

 

俺は自分の太もも辺りに付けているガンホルダーから、何らかのマガジンを取り出し、拳銃の柄に差し込む。まずはこいつらを片付けるとするか。アルタイルに来て貰っちゃ困るからな。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、やっと眠れる‧‧‧‧‧。」

 

やっと眠れますね‧‧‧‧‧アレンと一緒に道化(クラウン)をしていたとはいえ、やっぱり山道を歩くのは、本当に疲れます。

現在、僕達はとある山小屋に居ます。何故なら、もう夜で、夜に動くのはグラムに狙われたり、色々危険だという事で、

丁度見つけた空き家になっていた山小屋にて、今日は寝る事にしました。

 

それにしても、空き家なのに、凄く綺麗な状態で良く残っていた物ですね。

 

しかも、凄い事に部屋が6つ、あったんです。奇跡ですよ。ですけど、不幸な事に2つの部屋は完全にボロボロでして、使えなかったんです。そして、それぞれ二人ずつ、部屋に移動する事になったんです。それで、僕も移動したんですが‧‧‧‧‧

 

「おい、馬鹿弟子、何ボケッとしてんだよ。」

 

何でよりによって師匠となるんでしょうかね!?アレンとイクスヴェリアさんも一緒ですけど‧‧‧‧‧出来れば、もっと大丈夫な相手が良かったなー。

 

「おいっ、聞いてんのか?」

 

「え?あ、はいっ!!聞いてますっ!!」

 

僕は直ぐに後ろから飛んで来たトンカチを避けて言う。あの、師匠って本当にいつも何処にトンカチを隠し持ってるんですか?コートなら、跡でも見えるはずですし‧‧‧‧‧‧‧

それで、何でしょうか?

 

「なら、良い。お前、薪割って来い。これも修行の一環だ。一人で色んな事を出来るようにしとけよ。」

 

いや、只面倒くさいだけなんじゃないんですか?確かに色んな事を出来るようにしとかないと駄目ですね。

 

「あ、はい、分かりましたっ!!」

 

そして、僕はコートを着ると、外へと斧を持って出て行きました。

 

 

「おやすみなさいませ、陛下。」

 

セナに言われ、私はベッドに横たわり、目をつぶろうとするが、オリヴィエの事を思い出す。

 

「そういえば、セナ、オリヴィエは‧‧‧‧‧?」

 

「ヴィヴィ様ですか?ヴィヴィ様ならクロス様がさっき出て行くのを見ましたので、大丈夫かと思いますよ?」

 

セナは私の横で、言う。それで今の状態はというと、私とセナが一つのベッドで、一緒に寝ている状態だ‧‧‧‧‧‧。勘違いはしないでくれよ!?私はオリヴィエ一筋だっ!!それに、セナを床で眠らせたら、セナが風邪を引いてしまうからな。これは、本当に仕方ないんだ。うん

 

「あの‧‧‧‧‧陛下、本当に私が一緒に寝て良いんですか?」

 

セナは私に本当に自分と寝て良いのかと聞いてくる。

 

「何を言ってるんだ。セナ、そうすれば、君が風邪を引くだろ?私は君には元気な姿で居て欲しい。だから、良いんだ。」

 

そう私は言いながらも、セナを抱きしめる。昔は良くセナが私を抱きしめてくれたものだ。

 

「あ、ありがとうございます、陛下。」

 

セナは何か恥ずかしい顔をしながら、言う。でも、セナには本当に元気なままで居て欲しいから。これだけは本心だよ。

 

「それじゃあ、おやすみ、セナ。」

 

そして、私は目を閉じた。

 

 

 

「それじゃあ、おやすみ、セナ。」

 

陛下は私に眠る挨拶をすると、目を閉じ静かな寝息を立てて、眠り始める。

 

やはり、陛下はどんな方にも優しいのですね。

 

 

最初に陛下と出会った時だってそうでした。

 

 

ヴィヴィ様も良い親友をお持ちになりました。

 

いえ、この場合は陛下が好意を寄せている者というべきでしょうか。

 

 

 

 

「おやすみ、ソカロ」

 

僕はソカロにそう言うと、ベットに横たわり、僕の横たわるベッドの横で座ったまま、壁に身体を寄せたソカロに言う。

 

「はい、おやすみ。リッドさん。」

 

ソカロは僕へと目を向け、笑顔で答える。そして、僕はそのまま目をつぶろうとするが、僕はある事を思い出す。

 

 

 

 

 

そういえば、あのアレンさんの弟子「イクス‧ウリア」さん、何処かで見た事あるような‧‧‧‧‧‧

 

 

 

「クシュン!!」

 

私はくしゃみをしてしまいます。誰か何処かで私の噂をしているような気が‧‧‧‧‧‧

 

「大丈夫ですか?イクスヴェリアさん。」

 

すると、アレンさんが逆立ちになり、腕立て伏せをする途中で、私がくしゃみをした事に気付き、私に安否を聞く。いて来る。

 

「あ、はい、大丈夫です。心配していただきありがとうございます。」

 

私は直ぐにアレンさんに答えを返す。それにしても、凄いですね。アレンさんって、私と同じ歳なのに、逆立ちや、宙返りとかも出来ますし。

 

やっぱりクラウンだからなのでしょうか?

そんな中、アレンさんが

 

「そういえば、今日の朝ののイクスヴェリアさん、本当に凄かったですよ。僕より、凄く速く動いてゴーレムを破壊していったので、僕も驚きました。」

 

と今朝の事を私に言う。

 

「いえ、あれはアレンさんとクロスが居たから、出来たんです。アレンさんの方こそ、凄かったですよ。」

 

私も直ぐにアレンさんが凄かった事を話す。本当にアレンさん、凄かったですよ。いきなり消えたかと思ったら、いつの間にか、直ぐに現れて、そしたら、直ぐにゴーレム達が真っ二つに斬られてますし

 

「はい、ありがとうございます。イクスヴェリアさん。でも、本当にイクスヴェリアさんも凄かったですよ。」

 

アレンさんは逆立ちをやめ私に向き、笑顔で答えます。

 

 

 

 

 

その時私は

 

 

 

初めて他の人に褒められました。

 

 

 

 

 

今まで私は一度も褒められた事もありませんでした。

 

 

 

ですが、アレンさんは笑顔で私を褒めてくれました。

 

 

 

 

初めてです。

 

 

 

 

本当に嬉しい

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん、何処に行ったっけな?」

 

はぁ、面倒くさいな~。とはいえ、大公からの仕事だしな~。

 

「もう、何言ってるんだよ。アトス。大公からのお仕事でしょ?」

 

俺の横にて、空中に浮かんでる「クララ」が言う。いや、只本当に面倒くさいんだよな。これが。それにバイトあるし。

 

 

 

だが、実際は面白そうなんだよな。

 

 

 

 

裏の俺と表の俺、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらともあるから、楽しいんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この生活もあるから、楽しいんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~ん、このくらいでしょうか?」

 

ふう、やっと終わりました。でも、こんな時にゼロデバイスを使って良いでしょうか?だって不幸な事にやろうとしたら斧の刃が折れてしまったので、それで斬る物が無かったから、ゼロデバイスを使いました。何で魔法でやらないのですかって?僕の使う魔法は大体がベルカより、昔の魔法ですから。それにこれらしか父上から教わって貰ってないんですよ。本当に不幸な事に

というより、そもそ何でそんな大昔の魔法を父上は知っていたんでしょうね?

しかも、それら全部派手な魔法でして、使えば、薪が灰になりますから。はい

 

「それじゃあ後は、持って‧‧‧‧‧‧」

 

僕は割った薪をある程度か抱えると、小屋の中へと入ろうとしますが‧‧‧‧‧

 

「ずっと~♪胸から溢れている、貴方への想い~♪」

 

誰かの歌声によって止められます。

あれ?これって‧‧‧‧‧‧ヴィヴィ様が良く眠りに付けない時に良く歌った、子守唄じゃないですか。しかも、綺麗な声ですね。一体誰でしょうか?それに、この声からして、女性ですね。

 

 

そして、僕は歌声が聞こえて来る方向へと身体を向けると、薪を持ったまま、歌っているのは誰なのか、見に行った。

 

でも、こんな時間帯に歌声。っているのは誰なんでしょうか?

 

ヴィヴィ様はこの時間帯には眠ってますし‧‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

「私が眠りに付くまで、少し傍に居て欲しいの~♪」

 

私は眠れないため、外で少し眠れるように、風に当たっていた。

こんな時にクロスが居たら、絶対に「駄目ですよ、姫様、ずっと夜の風に当たると、風邪を引いてしまいますよ。ほら、入りましょう」って、言っていますよね‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

私はそう思いながらも、真っ暗な空を見上げます。

 

 

「今日も綺麗な月ですね‧‧‧‧‧‧クロス。」

 

 

いつか、私もそっちに行きますから‧‧‧‧‧

 

 

 

 

クロス。

 

 

 

 

 

「うーん、さっぱり分からねぇな、これ。」

 

おいおい、陛下、何て物を俺に持たせたんですか。全然理解出来ませんよ?あー、こんな時に馬鹿弟子が居たらな~、こんな魔法陣、直ぐに出来るのによ、アイツなら

 

「はぁ、そういえば、アイツの墓参り、忘れてたな‧‧‧‧‧‧。」

 

馬鹿弟子が死んで、嬢ちゃんは何日か泣き続けたのは、覚えているか?

 

 

 

 

あの後、クラウスやリッド、陛下のお陰で立ち直ったが‧‧‧‧‧

 

 

 

 

嬢ちゃんはどうなっていたと思う?

 

 

 

 

 

「最悪だな、こりゃ。」

 

 

 

俺は静かに夜空を見上げながらも、言う。

 

 

 

そう、嬢ちゃんはよ‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

‧‧‧‧‧‧"クロス"になっていたんだよ‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

馬鹿弟子の、アイツによ‧‧‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっと、ここら辺で確か‧‧‧‧‧」

 

あれ?おかしいな。確かここら辺だったんですが‧‧‧‧‧

 

そんな中、僕は前を見上げる。

 

月が今日も綺麗ですね。

 

と夜空の月を見て前を振り向いたその時、僕の目に写ったのは‧‧‧‧‧

 

 

「ひ、姫様っ!?」

 

僕は驚きのあまり、口から出てしまう。だって、今の時間帯ってヴィヴィ様は眠る時間なんですよっ!?しかも、夜の風に当たると風邪を引いてしまいますよっ!!

 

「?クロス?」

 

その声に気付き、ヴィヴィ様がこちらへと向く。

 

あ、ヤバイですね。思いっきり、口から漏れましたから。

 

どうにか、誤魔化さなければっ!!

 

「あ、あの、だ、駄目ですよ、ここに居ちゃ、真夜中の風に当たると風邪引きますよ。」

 

僕は焦りながらも、大量の汗を流し、ヴィヴィ様に夜の風に当たると風邪を引いてしまいます。と言う。すると、驚いていたヴィヴィ様の顔色が少し暗くなる。

 

「はい‧‧‧‧‧ですが、少し眠れなくて‧‧‧‧‧」

 

な、何ですとっ!?ヴィヴィ様が眠れないっ!?僕が見ていた時はいつも眠れていたのに!?

 

「そ、そうですか‧‧‧‧‧。」

 

僕は内では驚きながらも、ヴィヴィ様の答えに対し、言う。

 

 

 

やっぱり何かクラウスとリッドの間に何か‧‧‧‧‧‧

 

 

それに今がチャンスですね。

 

 

 

どうしてヴィヴィ様が悲しんでいるか分かるかもしれない‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

「あの、ヴィヴィ様、一つ質問して良いですか?」

 

 

 

僕はヴィヴィ様に質問をしました。

 

「あ、はい。何でしょうか?」

 

すると、ヴィヴィ様は僕に対し、何なのか、聞いてくる。

 

 

「あの‧‧‧‧‧‧何故泣いておられるのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

そして、僕はヴィヴィ様に聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの‧‧‧‧‧‧何故泣いておられるのですか?」

 

クロスは私に何故、泣いているのかと聞いてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が‧‧‧‧泣いてる‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は直ぐに視界が歪んでいる事に気付きます。そして、目に触れると冷たい感触と水の感触がありました。

 

 

 

 

 

 

 

いつの間に‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

「え、えっと‧‧‧‧‧‧これは目に塵が入ったからなんです。だから、大丈夫ですよ。」

 

私は直ぐに目から流れた一粒の涙を拭いながらも、クロスに言う。

 

 

 

駄目です‧‧‧‧‧。

 

 

 

皆にこれ以上、迷惑なんて掛けたくありません。

 

 

 

 

 

私のせいで‧‧‧‧‧‧クロスが死んだのは、変わりありません。

 

 

 

 

 

でも、私は‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

涙が止まりません‧‧‧‧‧な、何故でしょうか?

 

 

それに凄く悲しく‧‧‧‧‧‧

 

 

私は直ぐに未だに溢れ出る涙を袖で拭おうとしますが、

 

「駄目ですよ。ヴィヴィ様、袖で拭いては、目に毒ですよ。」

 

すると、クロスが私に目に悪いって言いながらも白いハンカチを渡してくる。

 

「うん‧‧‧‧‧‧ありがとう。」

 

私は直ぐにクロスの手から白いハンカチを取ると、そのハンカチで涙を拭う。

 

「それに、迷惑ではありませんよ。ヴィヴィ様。僕にも話して下さい。力になりますから。」

 

クロスは私に笑顔で迷惑ではないと言いながらも、話して欲しいと言い、力になると言う。

 

 

 

でも、一つだけ疑問に思いました。

 

 

 

 

何故、クロスは直ぐに私が迷惑を掛けたくないと分かったのでしょうか‧‧‧‧‧?

 

 

「あの‧‧‧‧‧クロス、何で私がそう思った事を分かったんですか‧‧‧‧‧?」

 

私はクロスに何故、迷惑を掛けたくない事が分かったのか、聞く。

 

「あ、いえ、実は声に出ていましたから。い、いやー、その今日は暑いですね。」

 

クロスは何か大量の汗を流しながらも、苦笑しながらも、私に言う。今日はそんなに暑いのでしょうか‧‧‧‧‧?

 

「そ、そうでしたか‧‧‧‧すみません。」

 

私は直ぐにクロスに謝ります。それに、対し、 クロスは

 

「いえ、大丈夫ですよ。ですけど、何か他の人には話したくない事ですね。でも、僕は貴方の悲しんでいる姿をいつまでも、見たくありません。なので、僕が力になりますから。話してください。」

 

と私に笑顔で言う。

 

 

 

 

 

クロスの表情‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

本当にクロスと似ています‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

「良い‧‧‧‧‧のですか?」

 

私は一度、クロスに問う。

 

 

だって私はクロスを‧‧‧‧‧‧氷河王の後継ぎを殺した聖王の血筋を引くとはいえ、人質の人間なんですよ‧‧‧‧‧?

 

 

そんな人間の悩みなんて、もう分かってるじゃないですか‧‧‧‧‧。

 

 

 

ですが、私の予想は違い、クロスの答えは驚きの物でした。

 

 

 

「はい、大丈夫ですよ。それにさっきも言った通り、僕は貴方の悲しい顔を見たくありません。ですから、話して欲しいです。僕は貴方の力になりたいんです。」

 

クロスは私の持つ白いハンカチを取り、私の頬に流れる涙を拭いながらも、言いました。

 

 

 

クロスが昔、私に言った言葉と同じ‧‧‧‧‧

 

 

 

「その、ありがとうございます‧‧‧‧‧‧‧‧」

 

 

そして、私はクロスに話し始めます。

 

 

 

 

 

 

 

私の持つ悲しみを‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

ですが‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

クロスだって分かると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がクロスを‧‧‧‧‧‧殺したっていう事が‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

「その、ありがとうございます‧‧‧‧‧。」

 

ヴィヴィ様は僕にありがとうと感謝し、自分の悲しむ理由について言い始める。

 

「実は‧‧‧‧‧‧クロス、貴方を見ると‧‧‧‧昔の私の大切な人を思い出すんです‧‧‧‧‧‧。」

 

ヴィヴィ様は僕を見ながらも、自分の大切な人を思い出すと答える。

 

あれ?僕を見たら、思い出す大切な人?

 

 

 

う~ん、えっと‧‧‧‧‧‧父上?それとも、リナ?カイ?師匠?

 

僕は色々と候補を頭中にて、考え出しながらも、答える。

 

「私が幼い頃から、私をずっと支えてくれていた‧‧‧‧‧大切な人です。ですが‧‧‧‧‧」

 

ヴィヴィ様は顔色を暗くしながらも、言う。

 

 

「ですが‧‧‧‧‧‧?」

 

僕は首を傾げる。続きは一体‧‧‧‧?

 

 

「ですが‧‧‧‧‧‧私が‧‧‧‧」

 

 

 

ー殺してしまったんです。ー

 

 

 

「え?」

 

ヴィヴィ様が殺した‧‧‧‧‧?いえ、そんな事、ヴィヴィ様はしませんっ!!何か他に理由があるはず

 

 

「私の‧‧‧‧‧‧私のせいで‧‧‧‧‧‧クロスが‧‧‧‧‧クロスが死んだんです‧‧‧‧‧‧私が‧‧‧‧‧‧‧クロスをただ‧‧‧‧‧‧武器を使うっていう理由で‧‧‧‧‧‧‧嫌って‧‧‧‧‧‧いなきゃ‧‧‧‧‧‧エッグッ‧‧‧‧‧‧ クロスは‧‧‧‧‧クロスは‧‧‧‧‧‧‧」

 

僕の前でヴィヴィ様は沢山の溢れ出る涙を流しながらも、自分のせいで僕をヴィヴィ様が殺した事について言う。

 

 

違いますよ、ヴィヴィ様‧‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

ヴィヴィ様のせいじゃありません。

 

 

 

 

 

「すみません、ヴィヴィ様。」

 

 

 

 

僕はあまりにもの、ヴィヴィ様の泣く姿に耐えられずにヴィヴィ様を抱きしめる。

 

 

「ふぇ?!」

 

 

ヴィヴィ様は驚きながらも、変な声を出してしまう。

 

「僕はヴィヴィ様のせいじゃないと思うんです。」

 

僕はそれはヴィヴィ様のせいじゃないと答える。

 

 

 

 

だって、それは僕が弱かったからなんです。

 

 

 

 

 

ヴィヴィ様を守れる程に‧‧‧‧‧‧強くもなかったから‧‧‧‧‧

 

 

 

 

「でも‧‧‧‧‧‧私は‧‧‧‧‧‧」

 

 

そんな中、何らかの爆発が抱き合っているヴィヴィ様と僕の前に起きる。

 

「危ないっ!!」

 

僕は直ぐにヴィヴィ様に何にも当たらないようにヴィヴィ様の前に伏せる。

そして、煙が収まると同時に僕は前を見ます。

 

 

 

そこには、沢山の砲口を僕達に向けた状態のグラムの姿がありました。

 

 

 

そして、グラムは僕達に砲撃を開始しました。

 

 

 

 

 

 

 

「危ないっ!!」

 

クロスは私の前で、伏せると私を何かの爆発から守ります。

 

そして、煙が収まり、何なのか、前を見ました。

 

 

 

そこには、無数の私とクロスさんに砲口を向けたグラムが空中を浮遊していました。

 

 

そして、

 

 

 

グラムは私とクロスさんに向け、砲撃を開始します。

 

 

「危ないっ!!」

 

私は目をつぶりますが。私に痛みはありませんでした。

 

 

 

 

何故なら‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

「だい‧‧‧‧‧‧じょうぶ‧‧‧‧‧ですか?ヴィヴィさ‧‧‧‧ま」

 

 

 

私の前に

 

 

 

 

クロスが立ち、全ての弾丸を受けたからでした。

 

 

 

「クロス‧‧‧‧‧‧‧?」

 

 

 

嫌‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

嫌‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

また私は‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

クロスを失ったように

 

 

 

 

 

また、誰かを私のせいで‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

失うのですか‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

そんなの、もう嫌ですっ!!

 

 

 

 

ですけど‧‧‧‧‧グラムの砲弾には全て

 

 

 

 

謎のウィルスがコンバートされてあるんです。

 

 

そのウィルスには対抗できる方法、治療方なんてありません。

 

 

 

 

 

只当たれば

 

 

 

 

灰になって死んでしまうんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしたら‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

そしたら、クロスがっ!!

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫ですよ、ヴィヴィ様。」

 

 

すると、私にクロスがグラムの砲弾に当たり、ウィルスに感染して黒くなっていく身体を立ち上がらせて言います。

 

それと、同時にクロスの肌色が元の色にどんどんと戻って行きます。

 

 

これは一体‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

治療方法が無いはずなのに

 

 

 

 

 

 

「僕は‧‧‧‧‧ゼロデバイスの適合者です。だから、グラムのウィルスに感染しても消滅させれるんです。」

 

 

そう言うと、何処からか、リボルバー方式のオートマチックな拳銃と、何かの剣の柄を取り出します。

 

 

そして、剣の柄を拳銃の底部位に差し込み、グラム達へと向けました。

私は驚きます。

 

 

 

 

 

 

ですが

 

 

 

私が見たその拳銃には覚えがありました。

 

 

 

 

 

だってそれは‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

クロスが使っていた拳銃と全く同じだったから‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

「ヴィヴィ様は僕が守りますっ!!」

 

クロスはそう言うと、拳銃のトリガーを引き、銃弾を砲身がオートマチックな形をした拳銃の銃口から放ちます。

 

 

 

そして、それを連発で全て

 

 

 

 

そして、それらは全てグラム達に当たり、耐えられなくなったグラムは爆発していきます。

 

 

そして、グラム達の方も自分の仲間を盾にして、爆発が収まると同時に、砲撃を開始します。

 

 

「ヴィヴィ様、すみませんっ!!」

 

すると、クロスは私を抱き上げると、高くジャンプし、空中で全ての弾丸を避けます。それと、同時にいつの間にか持っていた丸い盾をグラム達に投げました。

 

そして、グラム達はその盾に身体が触れると同時に真っ二つに斬りさかれ、爆発していきました。

 

そして、盾はクロスの方にブーメランのように戻ってきます。

 

ですが、また何体かのグラムが現れ、私達に向け、砲撃を放ちます。

 

「はああっ!!」

 

すると、クロスは鎖を付いた先端に刃を持つ武器を使い、グラムへと振るいます。

それと、同時に刃はグラムの頭に突き刺さります。

 

「はあぁっ!!」

 

クロスはそのまま、他のグラムへと向け、振るいます。それと同時に刃が突き刺さったグラムがそのまま、クロスの振るう方向へと飛んで行き、他のグラムとぶつかり合い、他のグラムと共に爆発していきます。

 

「はああっ!!」

 

そして、最後は何処からか、斧を取り出すと、最後の残った一体のグラムの頭部にそのまま、突き刺し、直ぐに話します。

 

それと、同時にクロスは直ぐにグラムを蹴り、後ろへと回転しながらも、私を抱き上げたまま、後退し、着地します。

 

そして、最後の一体のグラムが爆発します。

 

 

これが‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

クラウスや、クロスのようなゼロデバイスを持つ者の力‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

私は驚きを隠せませんでした。

 

 

「大丈夫ですか?ヴィヴィ様」

 

クロスは私に安否を聞きながらも、下に下ろす。

 

「あ、はい‧‧‧‧大丈夫です。」

 

私は直ぐにクロスの問いに答える。

 

「そうですか‧‧‧‧‧それなら‧‧‧よか‧‧‧‧った。」

 

 

そうクロスは言うと、その場で倒れる。

 

 

そ、そんな‧‧‧‧‧‧

 

 

 

嫌‧‧‧‧嫌っ!!

 

 

「クロス?クロスッ!!しっかりしてくださいっ!!」

 

そして私はクロスへと近寄りました。

 

 

 

 

 

もう誰も死なせたくありませんっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、う~ん‧‧‧‧ここは‧‧‧‧‧?」

 

あれ?確か、僕はヴィヴィ様が無事かどうかを分かってそれで安心してそのまま‧‧‧‧‧‧僕が驚いている理由、それは僕がいつの間にか、ベッドの上にて横たわっていたからなんです。

 

 

あれ?もしかして、もしかすると‧‧‧‧‧

 

 

「何がもしかするとだ、馬鹿弟子が」

 

僕は聞き覚えのある声を聞き、横を振り向きます。そこには、椅子に座ったまま、机に脚を乗せている師匠の姿が

 

 

えー、何でいきなり師匠なんですかね。

いきなり目覚めた途端から

只トンカチ投げて来ないだけでも、ありがたいですよ。

 

「うるせぇな、怪我人にトンカチ投げるなんざ、俺には合わねえんだよ。」

 

あ、あれー?まさか、漏れてました?それとも、心を読んだんですかっ!?

やっぱり恐ろしいですね。師匠って‧‧‧‧‧

 

「おい、それと、俺、少し外見て来るわ。またグラムが出たら、駄目だからな。んじゃ、死に急ぐ馬鹿弟子、嬢ちゃん、起こしとけよ、話したい事があるって言っていたからな。。」

 

師匠は僕にそう言うと戸を開け、出て行きます。

 

あの‧‧‧‧‧‧死に急ぐ馬鹿弟子って何処かで聞いた事あるような‧‧‧‧‧‧

 

それと、類似した言葉を何処かで‧‧‧‧‧

 

それに、ヴィヴィ様から話したい事?

 

僕はそう思いながらも、身体を立ち上がらせようとしたんですが‧‧‧‧‧‧

 

はい、ここで僕は凄く驚きの光景を見てしまいました。

 

 

何故なら、僕の傍にて、そのまま、顔だけ、僕の眠っていたベッドに寝かせたままのヴィヴィ様が眠っていたからです。

普通なら、駄目ですよっ!!風邪引いてしまいますよって‧‧‧‧‧言いたい所ですが‧‧‧‧‧‧‧

 

「‧‧‧‧‧‧すみません、ヴィヴィ様‧‧‧‧‧‧‧僕があまりにもの、弱過ぎたせいで‧‧‧‧‧‧貴方を悲しませる事になってしまっていたなんて‧‧‧‧‧‧」

 

僕はそう言いながらも、眠っているヴィヴィ様のアホ毛を倒し、撫でます。

 

 

 

本当にすみません‧‧‧‧‧‧ヴィヴィ様

 

 

 

すると、ヴィヴィ様が目を開けます。

 

「おはようございます、ヴィヴィ様。」

 

僕は笑顔でヴィヴィ様におはようございますと挨拶します。といっても、今はまだ夜なんですけどね。

すると、ヴィヴィ様は直ぐに私を見て驚きながらも

 

「クロスッ!怪我はありませんか?それに痛む所は?」

 

すると、ヴィヴィ様は僕に色々と聞いて来ました。

 

あ、あれー?ヴィヴィ様って元々こうでしたっけ?

 

「あ、はい、大丈夫ですよ。あの、だから落ち着いてください。」

 

僕は苦笑しながらも、ヴィヴィ様に落ち着くように言います。

 

「そうなんだ‧‧‧‧‧良かった‧‧‧‧‧。」

 

すると、ヴィヴィ様が安心したのか、溢れ出る涙を袖で拭いながらも、良かったと言います。

あの、いつの間に、ヴィヴィ様ってこんなに涙線がもろくなったのですか?

 

「ヴィヴィ様、目に悪いですよ。」

 

僕はズボンのポケットから白いハンカチを取り出してヴィヴィ様に渡す。

 

えっと、ここで説明しておかないといけませんね。

 

僕はヴィヴィ様の世話役であるため、色々と師匠から世話役の色んな物を習いました。

 

転んだ時用の止血用の応急処置用のハンカチ、もしくは泣かれてしまった用のハンカチを必ず何枚かは持ち歩くのも習っていたため、僕のズボンの中にもあったんです。

汚れてなくて良かった‧‧‧‧‧。

 

「ありがとう‧‧‧‧‧‧。」

 

ヴィヴィ様は僕の持つ白いハンカチを手に取ると、白いハンカチで涙を拭う。

 

「いえ、良いんです‧‧‧‧‧。」

 

それと、同時に僕とヴィヴィ様の間に長い沈黙が走ります。

 

 

 

ま、また、変な雰囲気になってしまいましたっ!!

でも、まずは言わなければ、ならないとなりませんね。

 

 

「‧‧‧‧‧あの、ヴィヴィ様。」

 

僕はヴィヴィ様の名を呼びます。

 

 

「はい、何でしょうか‧‧‧‧‧?」

 

ヴィヴィ様は涙を拭いながらも、何なのかと聞いてきます。

 

「グラムに襲われる前の話の続きなんですが‧‧‧‧‧僕はヴィヴィ様は悪くないと思います。だって、その人はヴィヴィ様を助けるために、ヴィヴィ様をかばって死んだんです。ヴィヴィ様の事を大切に思っていたからだと僕は思うんです。ヴィヴィ様を凄く大切にしていたからこそ、自分の命すらも捨てたんだと思うんです。」

 

僕はヴィヴィ様に、ヴィヴィ様の事を大切に思っていたからこそ、助けたと答えます。

 

「はい‧‧‧‧‧でも‧‧‧‧‧それのせいで‧‧‧‧‧クロスは‧‧‧‧‧‧」

 

ヴィヴィ様は暗い顔をしながらも、言う。

 

もう、ヴィヴィ様、それだとクラウスに嫌われますよ。

 

「ヴィヴィ様、ヴィヴィ様はそのクロスっていう人から想いを託されたと僕は思うんです。「生きて欲しい」っていう大切な想いを、大切な人だからこそ、ヴィヴィ様には生きていて貰いたい。だから、もう泣かないでください。ヴィヴィ様。ヴィヴィ様の父上と母上もヴィヴィ様の泣かれる姿を見れば、悲しみますよ。」

 

僕はヴィヴィ様に笑顔を作りながらも、僕に生きて欲しいという想いを託されたと言う。

 

「はい‧‧‧‧‧‧分かりました‧‧‧‧‧‧‧。」

 

ヴィヴィ様は涙を拭いながらも、泣き声で言う。

 

「紅き英雄の伝説に登場するゼロナイトだって、皆に想いを託されていたんです。だから、最後まで諦めずに戦い続けられました。だから、ヴィヴィ様。ヴィヴィ様は人なんかを殺していません。ヴィヴィ様はゼロナイトのようにそのクロスに想いを託されたんです。だから、ちゃんと、幸せにならないと、その人も天国で悲しみますよ。」

 

僕はヴィヴィ様に静かに言う。

 

「はい‧‧‧‧‧‧グスッ‧‧‧‧‧ ありがとう‧‧‧‧ございます‧‧‧‧‧‧。」

 

ヴィヴィ様はそう言うと、泣き始める。

 

あわわわっ!?!?僕何か変な事言いましたっ!?

 

「すみません‧‧‧‧‧凄くクロスの言葉と似ていてつい‧‧‧‧‧‧でも、もう、大丈夫ですから‧‧‧‧‧。」

 

ヴィヴィ様は僕の渡したハンカチで涙を拭いながらも、言う。

 

「そうですか‧‧‧‧‧‧。」

 

僕はヴィヴィ様を寝かせます。

 

「ふ、ふぇ?!」

 

すると、ヴィヴィ様が変な声を出し、驚きます。

 

「昔、父上から習ったんです。悲しくなった時に眠れなくなったら、一緒に寝てあげた方が良いって。それに、もう遅いし、寝ましょう。明日の朝も早いですし」

 

僕はヴィヴィ様の身体に布団を掛けます。

 

「う、うん‧‧‧‧‧‧ありがとう、クロス。」

 

ヴィヴィ様は僕に御礼を言う。

 

「ずっと胸から溢れている、貴方への想い~♪」

 

 

僕は子守唄を歌いました。

 

 

 

ヴィヴィ様が安心して眠られるよう‧‧‧‧‧‧

 

 

 

「~♪」

 

クロス‧‧‧‧‧‧

 

「~♪」

 

私は貴方の想いを知らずに‧‧‧‧‧只、自分のせいって‧‧‧‧‧

 

「~♪」

 

 

 

すみません、クロス‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

でも、貴方の代わりに皆を

 

 

 

 

皆を守ってみせますから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

もしもう一度、

 

 

 

 

 

貴方と会えるのなら‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

そして、私はそこで、意識を手放しました。

 

 

 

「派手にしたもんだな。しかも、他のゼロデバイスとは違ってたな、アイツのゼロデバイス‧‧‧‧‧‧。」

 

 

スゲーな、こんなに派手にするとはな、

俺はそう思いながらも、派手に破壊されたグラムの残骸を見る。

 

 

「そうだね、でも、黒騎士だからね、当然だよ。それより、大公が呼んでるし、行こう?」

 

 

俺の横でクララが大公が呼んでいる事を言う。

 

「そうだな‧‧‧‧‧。」

 

そして、俺達はその場を後にした。

 

 

 

グラムだからな。

 

 

 

 

まぁ、稚魚だから当然か。

 

 

 

 

 

 

「それでは、俺達はここらでな。」

 

そして、翌日、僕達はシュトゥラに無事到着しました。そして、勿論、城へと

 

「はい、それじゃあ、気を付けてくださいね、アレンさん。」

 

ヴィヴィ様は師匠に気を付けてと言う。

 

「ああ、嬢ちゃんもな」

 

師匠も元気にしてろよと言うと出て行く。

 

「それじゃあ、行きましょう。クロス。」

 

そして、アレンとイクスヴェリアさんもクロスの後を追い始める。

 

そして、僕も行こうとしますが、

 

 

「あ、待って、クロス。一つだけ、一つだけ言いたい事があります‧‧‧‧‧良いでしょうか?」

 

ですが、ヴィヴィ様に言いたい事があると言われたため、振り向き、止められます。

 

 

僕に言いたい事‧‧‧‧‧‧?一体何でしょうか?

 

 

「また会えますか‧‧‧‧‧?」

 

ヴィヴィ様は僕にまた会えるかと聞いて来る。

 

 

 

当然じゃないですか

 

 

 

 

「はいっ!!僕達が生きている限り、また会えますよ。」

 

 

 

 

もし、離れ離れになったとしても、

 

 

 

 

 

 

絶対にいつかは会う事は出来ますから。

 

 

 

 

 

 

「はいっ!!また会えるのをずっと待っていますからっ!!」

 

それに対しヴィヴィ様は笑顔で答える。

やっぱり、ヴィヴィ様には笑顔が似合います。

 

 

 

 

 

ヴィヴィ様

 

 

 

 

 

 

 

 

お幸せになってください。

 

 

 

 

 

 

僕の事なんて、忘れて‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

貴方だけの幸せを掴んでください。

 

 

 

 

 

 

貴方だけの未来が待っています。

 

 

 

 

 

だから

 

 

 

 

 

 

 

「はい、それじゃあ、僕はこれで‧‧‧‧」

 

 

 

そして、僕は歩き始めます。

 

 

 

 

 

だから、もし‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

もし、また会えるのなら

 

 

 

 

 

 

貴方の輝く姿が見たいです。

 

 

 

 

 

 

幸せを掴んで、綺麗な笑顔をした

 

 

 

 

 

貴方の輝く姿を‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

でも‧‧‧‧

 

 

 

 

もし何か困った事があれば‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に助けに行きますから‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、僕はアレンとイクスヴェリアさん、師匠の後を追って歩き始めました。

 

 

 

 

黒騎士となるために‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしヴィヴィ様が助けを求めた時に

 

 

 

 

 

 

力になれるように‧‧‧‧‧‧‧‧

 

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