忘却されし物語 《シュバルツ・ゲデヒトニス(黒の記憶)》   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第7章「黒騎士」

「う~んっ!!今日も良い朝ですねっ!!アレンさん。」

 

僕の横で、イクスヴェリアさんは背伸びしながらも、今日も良い朝だと言う。イクスヴェリアさんも凄く綺麗になりました。ヴィヴィ様に負けない程に‧‧‧‧‧

 

ヴィヴィ様と別れて、2年が経ちました。僕とクロス、イクスヴェリアさんは無事、師匠の黒騎士の修行を終え、無事に黒騎士となりました。現在はクロスと僕 、イクスヴェリアさんは共に一緒に黒騎士の部隊の本部である「ホワイトフォース」と呼ばれる所で、黒騎士として任務をこなしています。ですが、何で黒騎士なのに、ホワイトなんでしょうか?いや、普通にブラックナイツみたいな物で良いんじゃ‧‧‧‧‧?

 

「おっ、アレン、イクス、おっはようっ!!」

 

そんな事を色々と考える中、僕とイクスヴェリアさんにクロスのように赤いショートヘアーをし、片目に眼帯をした黒騎士の制服である黒いコートを着た男性が元気良く挨拶してくる。

 

「あ、ディック、おはよう。」

 

僕は彼の名を「ディック」と呼ぶと、挨拶する。えっと、僕に挨拶したこの人は「ディック」。僕達より3歳年上だけど、年上年下関係なしに普通に接してくれます。最初に僕達に色々教えてくれた一人で、凄く頭が良いんです。ディックも黒騎士ですが、ある理由で入ったそうなんです。

 

「あ、おはよう、皆。」

 

すると、次は後ろから誰かが僕達に挨拶をしてくる。僕達は後ろを振り向く。そこには長い少し緑色のロングヘアーをして、僕達と同じく、黒いコートを着た女性が居た。

 

「あ、おはようございます。リナリーさん。」

 

「おはようございます、リナリーさん。」

 

僕とイクスヴェリアさんは挨拶してきた黒のロングヘアーに金色のラインがある黒いコートを着る女性を「リナリーさん」と呼ぶと、挨拶をする。

この人の名前は「リナリー‧ストレイト」

苗字の通り、師匠の妻です。苗字の通り、師匠の妻です。大事な事なので(ry

来たばかりの僕達に色々教えてくれた一人です。

でも、あんな悪魔のような人の妻がこんな誰から見ても理想的な女性だなんて、僕達も最初は耳を疑いましたよ。ほんと、良く結婚できたもんですよね‧‧‧‧‧あんな悪魔のような人と‧‧‧‧‧

 

「もう、アレン君、あの人はそんな人じゃないよ。まだそう思ってるの?」

 

リナリーさんは僕を見ながらも、腕を組みながらも、まだそう思ってるのかと僕に聞いてくる。だって当然ですよ。あの悪魔のるうな師匠がこんな美人で優しい人と結婚できるなんて、奇跡ですよ。

というより、僕言ってもないのに、どうやって分かったんですか!?

 

「ストラアアァイックッ!!」

 

すると、僕の横にいたディックが何か惚れたような顔をしながらも、誰かに撃たれたかのように倒れる。えっとですね、これはディックが誰かに惚れた時にする

「誰かにハートを撃たれたモード」って言って、ディックが女性に惚れた時にするあれなんですよね。どういう事なのか、僕にもさっぱり分かりませんけど‧‧‧‧

まぁ、リナリーさんって、ここでは、凄く有名ですからね。「元帥の妻」や、「リナリー元帥」、「ホワイトフォースのアイドル」だとかで

まぁ、リナリーさんって元帥ですけどね。弟子も多く居るそうです。リナリーさんに一目惚れした人も、告白した人もそう少なくはありません。だって、こんなに美人さんなんですよ?良い妻を持ちたい人がしないなんておかしいですよ。

でも、リナリーさんは本当に師匠想いです。ですけど、肝心の師匠といったら‧‧‧‧‧はぁ~

 

「そういえば、師匠はまだ帰って来てないんですか?」

 

すると、僕の横に居た イクスヴェリアさんがリナリーさんに聞いてきます。

えっと、実はですね‧‧‧‧‧師匠、僕達が黒騎士に入ったと同時に何処かに行っちゃったんですよ。今でも、行方不明になっているんですが、何で皆、ほおって置くんでしょうか?元帥が逃げたんですよっ!?肝心の元帥がっ!?

 

「うん、でも、私はあの人を信じてる、今までだって何度も私を救ってくれた人だから。」

 

リナリーさんは師匠の姿を思い出しながらも、笑顔で言う。

 

何だか、リナリーさんって紅き英雄の伝説に出る「紅き英雄を目覚めさせ、共に戦い、紅き英雄を信じ続けた者」の「シュメル」のようです。

 

 

あ、紅き伝説について、説明するのを忘れましたね。

 

 

 

簡単に言うと、古代ベルカより昔に起きた戦争の話で、今のベルカの全ての国家の初代王達が誕生したきっかけになった話で、最初のベルカは国っていうのは無くて、一つの理想郷だったらしいんです。ですが、そこでは沢山の特定の人を殺す者が居て、それを止めるためにその国の姫「シュメル」が自分の父親から紅き英雄の伝説を聞かされた時の事を思い出し、紅き英雄を目覚めさせ、共に戦って行くっていう童話です。

ですが、最後の戦いで紅き英雄は星の輝く空の上で理想郷の殺し合いの原因の「1000年前の亡霊」との戦いで死にます。ですが、シュメルは「信じてる」って言いながらも、その紅き英雄を待ち続けるという悲しいお話なんです。千年前の亡霊って、何なんでしょうね?まぁ、童話ですからね。そんな空想物も出ますよね。それと、シュメルはその紅き英雄に好意を寄せていたそうで、その伝えられなかった想いを紅き英雄の帰って来る事のない空へと向け、伝えられなかった想いを載せてもしかしたら、届くかもしれないって思いながらも、唄を歌ったそうなんです。その唄がどういうのかは僕にも分かりませんが、この童話、本当に悲し過ぎるんです‧‧‧‧‧僕も最初にクロスから聞いて、涙が止まりませんでしたよ。本当に思い出すだけで‧‧‧‧‧

 

「どうしたの?アレン君?」

 

すると、リナリーさんが僕にどうしたのかとき聞いてきます。

 

やっぱり、あの童話は聞くだけでも、本当に悲し過ぎますよっ!!童話とはいえ、何か本当に切なくなります。多分、リナリーさんは僕が紅き英雄の伝説の事を思い出して、悲しそうな顔をしたのを見て、大丈夫なのかと思ったんだと思います。

 

「あ、いえ、大丈夫です。それより、食堂に行きましょうっ!!今日のジェリーさんの朝食のメニューが何なのか、楽しみになっきましたっ!!」

 

「うん、そうだね。それじゃあ、行こうか?」

 

そして、僕達は食堂へと向かう廊下を歩き始めます。

 

あ、そういえば、クロスは任務で何処かに行くって言ってましたね‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

 

一体、何処に行ったんでしたっけ‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうっ!!師匠っ!!早く出て来てくださいっ!!」

 

はぁ、僕の任務って師匠探しだったんですか‧‧‧‧‧‧まぁ、元帥ですからねーほおって置く方がおかしいですよ。しかも、凄く酷い事に僕一人だけなんですよっ!?

他の人達はサポーターが着いてくるのにっ!?お

 

「はぁ、一体師匠は何処に行ったんでしょうか?」

 

僕は町中を見渡しながらも、師匠が居るかどうだかを探す。本当にここであってるのでしょうか?任務内容からはこの町での目撃情報があったって聞いたのですが‧‧‧‧‧

 

「ここも外れのようですね‧‧‧‧‧‧それじゃあ、連絡を‧‧‧‧」

 

僕が本部のコムイさんに連絡しようとしします。コムイさんはホワイトフォースの最高責任者で僕達にとって、家族的な存在です。コムイさんにとってもホワイトフォースの皆は自分の家族のような物なんです。

そして、驚く事にコムイさんは師匠の妻のリナリーさんの兄なんです。驚く事にコムイさんは師匠の妻のリナリーさんの兄なんです。大事な事なので(ry

 

 

ですが、その時、目の前から巨大な爆発音と煙が上がり始め、人々達がこちらに向けて逃げて来ます。

 

一体何が!?

 

僕がそう思ったその時、見覚えのある物が上空から現れます。それは

 

「グラムッ!!」

 

じゃあさっきの爆発はっ!!そんな中、何処からか、誰かの声が聞こえました。

 

「離してっ!!あそこにはまだ私の子供が、シスが残っているのっ!!」

 

こ、子供っ!?直ぐに助けないとっ!!爆発が起きたという事は砲弾は直撃していないはずっ!!僕は直ぐにとある女性が指さした方向にある大きな一つの建物へと駆けて行きます。

 

「お、おいっ!!君っ!!」

 

何処かの誰かが僕を止めようとしますが、僕はそれを振り切って駆けて行きます。

 

 

 

 

確かに任務は重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが

 

 

 

 

 

 

僕にとって、たった一つの小さな命の方も重用なんです。

 

 

 

 

命というのは、一つ一つが凄く重いんですから。

 

 

 

 

 

 

 

建物の前に着きましたが、入り口はもう炎の海になっていました。

 

「ならっ!!」

 

僕は直ぐに壁を蹴りながらも、上の階へと向かいます。そして、僕は窓ガラスを蹴りで割り、中へと入ります。そこには

 

「ママ‧‧‧‧‧何処 ‧‧‧‧‧。」

 

火の海の中心にて、たった一人の小さな子供が泣きながらも、座り込んでいました。

 

「今直ぐに助けますっ!!」

 

僕は直ぐに炎の海へと飛び込もうしますが、その時、柱が崩れ始めます。

 

「危ないっ!!」

 

僕は直ぐにゼロデバイスを起動させ、鎖状の先端部に緑色に光る刃を持つ武器へと変化させます。

 

「はぁっ!!」

 

僕は直ぐに子供へと落ちて来る柱に向けて、振るいました。そして、柱を退かします。

 

「君っ!!大丈夫?」

 

僕は直ぐに子供へと近寄ると大丈夫かと聞きます。

 

「う、うん‧‧‧‧‧。」

 

僕は直ぐに子供を抱き上げると、炎の海を駆け、窓を割り、外へと出ます。

そして、地面にどうにか、着地します。

 

「シスッ!!」

 

すると、僕が子供を下ろすと同時に、子供の母親が僕の方に駆けて来ます。

 

「ママッ!!」

 

そして、僕の目の前で二人は再会を喜び。抱き合います。ほんと、親子って良い物ですね。

ですが、僕は後ろの方からグラム達の砲台から放っせられる銃声音を聞きます。

 

「皆さん、早く避難してくださいっ!!ここは危険です!!」

 

「だ、だがっ!!君はっ!?」

 

僕の言葉に対し、ある人が聞いて来ます。

 

「大丈夫です。僕が囮になりますから。皆さんは僕が引きつけている間に早くっ!!」

 

「き、君っ!!絶対死ぬなよっ?」

 

そして、僕にそう言うと、その人はさっきの親子と一緒に逃げて行きます。

そして、皆が逃げよのを確認した後、僕は後ろを振り向きます。そこには、僕に沢山の砲台を向けたグラムの姿がありました。

 

それじゃあ、早く破壊しましょう。

 

 

 

僕はそう言うと、ゼロデバイスをいつも使う拳銃へと変化させます。

 

早くこの戦いを終わらせて、師匠を探さないと‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう、アスティオン。」

 

私の目の前でオリヴィエが小さな猫を抱き上げながらも、その虎の小さな頭を撫でる。その虎毛の猫を見ながらも微笑む。

私達は今、オリヴィエの部屋、いや、昔はクロスの部屋だったな‧‧‧‧‧で、ここで私達はアスティオンと共に遊んでいる。

当然、横ではレオが横たわって眠っている。

 

「フフッ、もうくすぐったいですよ。アスティオン。」

 

すると、虎の毛の猫はオリヴィエの頬を舐める。

ぐっ!う、羨ましい‧‧‧‧‧。アスティオン!私と代わってくれっ!!今直ぐにでも良いからっ!!

あ、そういえば、忘れていた。この虎の毛の猫の名前はアスティオン。

あ‧‧‧‧‧また間違えた。アスティオンは豹なんだが‧‧‧‧ニャ~って良く鳴くから良く猫か、もしくは虎と間違えてしまうんだ‧‧‧‧‧。

だが、豹も虎も猫の仲間ってヴァランガさんが良く言っていたな。

 

 

「あ、もう、レオもくすぐったいですよ。」

 

すると、眠っいたはずの大きなアスティオンと同じ姿をした大きな豹がオリヴィエの頬を舐める。

あの大きな豹は私が昔から飼っている豹で名前は「レオ」そして、アスティオンはレオの子供。それじゃあ、アスティオンの父親は一体誰か?実はヴァランガおじさんの飼ってる「ヴァイス」で、良くヴァイスとレオは仲が良くてな、多分ヴァイスの子だと思う。実の所、そこまで詳しく分かってないけど、ヴァランガさんがそうじゃないのかと思っている。それと向こうは白い豹で、良く白い虎と間違えられる。

この点はレオと良く似てる。

そして、レオは雌である。そして、レオは雌である大事な事なので二回(ry

だか、ヴァイスの方が何かもっと雌らしいけどな‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

"あの時"からオリヴィエが良く笑顔で居るようになった。あの時というのは、アレンさん達と別れてからの事だ。前とは違ってもうクロスの事で泣いてしまう日はいつの間にか、無くなっていた。

私にも分からないが、オリヴィエが元気になったのは良かったのだが‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

一体どうして突然元気になったんだろうか?

 

「ねぇ、そういえば、クラウス、リッドは何処に行ったのでしょうか?」

 

すると、私にクラウスがアスティオンを抱きしめたまま、問う。

 

あ、そういえば朝にリッドが「少し古い親友と会ってくる」とか言ってたような気が‧‧‧‧‧‧それに、ソカロ元帥も一緒に付いて行った気が‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

「ふう、やっと終わりました‧‧‧‧‧。」

 

僕はため息を付き、静かにグラムの残骸が散らかり、瓦礫が沢山、散らかっている周りを見渡しながらも、言う。

流石にレベル1とはいえ、多いと少し疲れますね‧‧‧‧‧‧‧。

 

「それじゃあ、師匠を「久しぶりだね、クロス。」ヘ?」

 

え、えっと‧‧‧‧‧‧この声は‧‧‧‧‧‧まさか‧‧‧‧‧

僕は後ろから聞き覚えのある声がしたため、後ろを振り向く。そこには‧‧‧‧‧‧

 

「あ‧‧‧‧‧‧ヴィ、ヴィルフレッドさん‧‧‧‧‧お、お久しぶり、です‧‧‧‧‧‧それと、ソ、ソカロ元帥も‧‧‧‧‧‧。」

 

リッドとソカロ元帥が立っていた。そして、後ろには何人かサポーターが居た。あ、あれー?何でここに‧‧‧‧‧‧‧?それに、リッドってこういう所はあまり来る事は無いんじゃ‧‧‧‧‧それにここってシュトゥラからはかなり遠い町なんですよ?

 

「あ、あのー、お二方はどういう事情で‧‧‧‧‧‧?」

 

僕は二人にどういう事情でこっちに来たのかと聞く。な、何故でしょうか‧‧‧‧‧‧?何か不吉な予感が‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさか、師匠関係とかじゃ‧‧‧‧‧‧‧ないですよね?

 

 

 

 

 

 

 

「んで、大公。何で今日は休日じゃないんだ?」

 

俺は食卓にて、大公に聞く。俺、今日はバイトあるのによ。

 

「もう何を言ってるんデスカ♪アトポン♪」

 

「そうだよ、アトス。やっぱりアトスって凄く人間風情が濃いよね。」

 

俺の横でクララが俺を見ながらも、自身の目の前にあるチョコクッキーを一つ口へと運ぶ。

「はぁ~、それがどうしたんだ?生きるためには色々あんだよ。こっちだって苦労してんだぞ?」

 

俺はクララに煙草を吸いながらも、クララに言う。

この世っていうのはな、全てがそう簡単に行かねぇもんなんだよ。それに人間風情が濃いなり、なんなり、俺の勝手だろうが

 

「もう、駄目だよ~アトス。僕達は「終焉の王」なんだよ?」

 

すると、クララが俺の顔を覗きながらもニヤニヤしながらも言う。うわぁ、面倒くさい事になりそうだな。

 

「そうだぞ、アトス。クララの言う通りだ。」

 

すると、俺の横で、カルボナーラを食べ終え、ナフキンで口を拭きながらも、クララの言う通りだとクララの意見に賛成する。うるせぇよ、キザ坊お前の方こそ、人間風情が濃いじゃねえかよ。

特にそのスパゲッティ、いや、何だったっけな‧‧‧‧‧?

 

「確かに、アトスの思う通り、拙者達は人間風情が濃い。だが、それはあくまで元々拙者達が人間であったからだ。」

 

俺の隣で緑色の何かの湯気の出る液体を静かに飲みながらも俺の意見に賛同しながらも俺達が元人間であるせいだと言う。

いつの間に‧‧‧‧‧‧あれ?君誰だったっけ?それに君いたっけ?影が薄過ぎて気付かなかったし、記憶にあまり無いんだが‧‧‧‧‧

 

「ハイハイ~♪皆さん、注目~♪」

 

俺が横にいた影が薄い存在や名前すらも忘れてしまった誰かが誰か。だったのかを思い出そうとしていたその時、大公が手を叩きながらも俺達に注目するように言う。

 

「今回、休日なのにわざわざ集まって貰ってすみまセンネアトポンには後でそれなりに生活費をあげマス。」

 

大公は俺を見ながらも俺にそれなりにバイト代をあげると言う。

おっ!!マジでか!?

 

「それじゃあ本題に写りマショウ。まず、皆さんに休日なのに集まって貰ったのは、ある問題があってなのデス。」

 

大公は俺らに言う。

ある問題?いや、それなら大公一人でも充分に対処できんじゃね?

 

「我輩はあの憎き紅き英雄に破壊された"あれ"の代わりの「ウロボロス」の制作に忙しくて、なので宜しくというワケなのデスヨ、アトポン。」

 

大公は俺達を見ながらも、 ニヤニヤしながら言う。

おいおい、要するに忙しいから、俺達に宜しくね、おっさんっていう感じに押し付けるのかよ。それと、俺の考えを読むんじゃねぇっ!!

 

「だが、拙者達にはやらねばならない事‧‧‧‧‧‧それが拙者達、終焉の王がやるべき物」

 

俺の隣に座っている誰かが言う。

えっと、凄く良い言葉を言うけど、コイツの名前、何だったっけ‧‧‧‧‧?そして、誰だっけ?

 

「それじゃあ、俺はこれにて‧‧‧‧大公からの仕事がある。」

 

そして、俺の前に座っていたキザ坊は俺達の前から瞬時に姿を消す。

 

「それじゃあ、アトポンもお仕事頑張ってくださいネ。」

 

はいはい、分かりましたよ。んじゃ、行くとするか。

 

そして、俺は扉を開け、その場を後にした。

 

 

 

 

 

それと、ちゃんと俺のバイト代払ってくださいよっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、えっと‧‧‧‧‧‧それで、お二方が何故ここに‧‧‧‧‧‧?」

 

そして、僕はテーブルに座るリッドとソカロ元帥にどうしてここに居るのかと問う。今僕達はリッドとソカロ元帥と会ってサポーターの一群と会い一緒に話し合っているのですが‧‧‧‧‧どうにも、嫌な予感しかないんですけど‧‧‧‧‧‧‧

 

「うん、実は久々に会ってみようと思ってね、それにヴィヴィを元気付けてくれた御礼をしに来たんだけど‧‧‧‧‧もしかして、駄目だった?」

 

リッドは僕にヴィヴィ様を元気付けてくれた御礼をしに来たと言いながらも久々に会ってみようと思い、来たと僕の質問に答える。

 

え、えっと‧‧‧‧‧‧見てたんですね。あれ

確かに、あの時はヴィヴィ様をグラムの弾丸から守るためにヴィヴィ様を心配して周りを見る事が出来ませんでしたよね‧‧‧‧‧‧。

 

「あ、いえ、別に忙しくなんてありません!」

 

本当は行方知らずの師匠を探すのに忙しいですけどね。

 

それに、報告書も書かないと‧‧‧‧‧。

 

「リッド、そろそろ本題に入った方が‧‧‧‧‧陛下とヴィヴィ様が心配しますので」

 

「うん、そうだね。それじゃあ、本題に入るね。」

 

え?あ、あれー?どういう事でしょうか?それに本題って‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

「うん、そうだね。それじゃあ、本題に入るね。」

 

僕はクロスとソカロ元帥に言う。

確かに、僕はクロスに御礼をしに来た。けど、もう一つ、確かめたい事があった。だから、クロスに会いに来たんだ。

 

「ねぇ、クロス。一つ質問して良いかな?」

 

僕はクロスに質問をして良いかと聞く。

 

「あ、はい、何でしょうか‧‧‧‧‧?」

 

クロスは僕の質問は何なのかと聞いてくる。

当然、確かめるのに必要な言葉は一つだけ‧‧‧‧‧それは何かというと‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クロスって、ヴィヴィの事、どう思ってるの?」

 

僕はクロスにヴィヴィの事をどう思っているのかと聞く。これが最も、確かめたい事を確かめれる一番確実的で簡単な方法なんだよね。僕が確かめたい事が何かって?それはね‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

「クロスって、ヴィヴィの事、どう思ってるの?」

 

リッドは僕にヴィヴィ様の事をどう思っているのかと聞く。

 

え‧‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

ヴィヴィ様の事を‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

僕が‧‧‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

どう思っているのか‧‧‧‧‧‧‧って

 

 

 

 

「ええええええええっ!?!?!?!?!い、いきなりどうしたんですか!?リッド!!」

 

僕は慌てながらも、リッドにいきなりどうしてそんな事を聞くのかと聞く。

要するに、あれですよねっ!?ヴィヴィ様の事を好きか、どうかですよね!?

 

「リッド‧‧‧‧‧‧?」

 

すると、リッドが「リッド」っていう言葉を聞き、首を傾げます。

 

 

あ‧‧‧‧‧‧‧‧やってしまいました。

 

驚きのあまり、思わず口が‧‧‧‧‧

 

「あ、い、いえっ!!えっと、そのヴィヴィ様達がリッドっ良く呼んでいたので、リッド様って言おうとしたのですが‧‧‧‧‧‧驚きのあまり、その‧‧‧‧‧すみませんでしたっ!!」

 

僕は直ぐにリッドに向けて、土下座をする。というより、僕ってそういえば、良く土下座していますよね‧‧‧‧それに、慣れているような‧‧‧‧‧‧‧

 

 

まずはリナリーさんにぶつかったために土下座して‧‧‧‧‧

 

 

次に師匠に怒られた時に土下座して

 

 

そして、次にイクスヴェリアさんの"あれ"を間違えて見てしまったために土下座して‧‧‧‧‧

 

 

ですが、ヴィヴィ様に土下座した方の回数が最も多いですよね‧‧‧‧‧‧。

 

 

「え、えっと大丈夫だからっ!!だから、ね、ほら、早く顔上げて。」

 

僕はリッドに言われ、顔を上げます。当然、周りに居たサポーターの人達が何事かと思い、僕達を見ていました。

 

「あ、はい、す、すみません。」

 

「ううん、良いよ。良くアレンさん達から呼ばれていたからね。それに、クロスもそう呼んで良いよ。僕、様付けは、苦手だから。」

 

そして、僕達はリッドと共に元の席に座ります。当然、周りのサポーターの人達は解決したのかと思いながらも、自分のやる事の続きをし始めます。

 

 

あれ?さっき誰かが「へぇ~、ヴィルフレッドさんとクロスさんって、恋人だったんだ、リア充爆発しろ。」

って言ったような気が‧‧‧‧‧‧気のせいでしょうか?それより、もし、本当なら、どうやってリッドが女性だって分かったのですか!?それに、リア充、爆発しろとは‧‧‧‧‧?一体何が爆発するんでしょうか?

 

 

 

「ねぇ、それでクロスはヴィヴィの事、どう思ってるの?」

 

そんな色々な事を考えていた僕にリッドがヴィヴィ様をどう思っているのかともう一度、聞いてくる。

 

え、あの‧‧‧‧‧‧その‧‧‧‧‧そういうのはクラウスに聞くと一番、良いのですけど‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は本当にヴィヴィ様の事、どう思っているのでしょうか‧‧‧‧‧‧?

 

 

確かに、僕はヴィヴィ様の事は好きです。ですが、僕の場合は親友としてですけど‧‧‧‧‧‧

 

 

 

それに、ヴィヴィ様の場合もそうなんじゃないのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに、ヴィヴィ様は僕から見ても理想の女性です。

 

 

 

 

ですが、僕のような人が好きになっては

駄目です。

 

 

「正直、僕もヴィヴィ様の事を僕自身がどう思っているのかは分かりません‧‧‧‧‧‧‧。」

 

僕は静かにリッドの問いに答える。

 

「そうなん「ですが」?」

 

「僕はヴィヴィ様の事は好きです。だってヴィヴィ様ですから。ですが、僕のような人は好きになったら駄目なんです。」

 

僕はリッドに空を見上げながらも言う。

 

「何で?」

 

すると僕へとリッドは首を傾げながらも聞いて来る。

 

「僕はいつ死んでもおかしくない黒騎士なんです。それに僕が好きになったとしても、ヴィヴィ様にとっては大きな負担になるだけなんです。それに、僕なんかよりかはクラウス‧‧‧‧‧ゴホン、クラウス陛下の方が一番お似合いだと思うんです。」

 

僕はリッドに空を見上げながらもヴィヴィ様の前の泣いていたあの時の姿を思い出しながらもリッドに言う。

 

「フフッ、そうなんだ。クロスらしい答えだね。でも、何でそう思うのかな?」

 

リッドは色々納得しながらも笑顔で答え、どうしてそう思うのかと僕に聞いてくる。

 

 

 

 

 

 

 

何でって‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

そんなの決まってるじゃないですか。

 

 

 

 

「そうですね、僕はヴィヴィ様には幸せになって欲しいからですね。色んな苦難をクラウス陛下と共に一緒に乗り越えて、そして、幸せな家庭を築いて、幸せな生活を送って欲しいですから。」

 

 

 

 

 

ヴィヴィ様が幸せになるのが僕の願いだからです。

 

 

 

 

ヴィヴィ様は充分に幸せになる権利があります。

 

 

 

 

 

 

何故なら、今まで僕が見てきたからこそです。

 

 

 

「ごめんね、時間を取らせちゃって。それじゃあ、僕達はもう行くね?」

 

リッドとソカロ元帥は立ち上がり、もう行くと言いながらも何処かへと歩いて向かって行く。

 

「あ、はいっ!!さようならっ!!またいつか会いましょうっ!!」

 

僕はリッドとソカロ元帥に手を振る。すると、二人共、僕に手を振る。そして、二人共、何処かへと去って行く。

 

行っちゃいましたね‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

ですが、元気で良かったです。リッド。

 

「あ、あの‧‧‧‧‧クロスさん、これ。」

 

すると、後ろから僕を呼ぶ声がする。僕は直ぐに後ろに振り向く。そこには何らかの封筒と、小さな何かの入った箱にはクロスヘと書かれた箱を持つあるサポーターの姿があった。あ、えっとそれって僕宛ですよね?

 

「あ、はい。ありがとうございます。」

 

僕はそう考えながらもその二つの物を受け取る。それにしても、これ、二つ共、誰からなんでしょうか?

 

「ヴィルフレッドさんからクロス宛だそうです。あの、それで、クロスさんはこれからどうするのですか?」

 

 

すると、サポーターが僕に聞いてくる。

 

「あ、はい、そうですね。そろそろ帰ろうと思います。結局師匠は見つからなかったので」

 

僕はサポーターに今からどうするのかについて、答える。

まぁ、今回、師匠を探す任務は失敗ですね。というか、師匠は何処に居るのか、分かりませんし

 

「そうですか、なら丁度良かった。ご一緒にどうですか?」

 

すると、サポーターが僕に一緒に帰りませんか?と聞いてきました。

 

「あ、はいっ!!ぜひっ!!」

 

そして、僕はサポーターの皆と共にホワイトフォースへと向かって歩き始めました。

 

 

 

 

 

ですが、本当にリッドが僕の所に来たのは‧‧‧‧‧‧本当に御礼だけが目的なんでしょうか‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

それに、ヴィヴィ様の事をどう思っているのかと言われても、二年前に一度だけしか会った人にそんな事を言うはずがありませんし‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

「やはり、本当だったようだね。リッド。」

 

僕の隣に居たソカロ元帥が僕に静かに言う。

 

「うん、やっぱり“仮説“は間違ってなかったよ。」

 

僕はソカロ元帥に笑顔で僕の立てた仮説が間違っていなかったと言う。

 

仮説が何かって‧‧‧‧‧‧?

それはね‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クロス生存説」。

クロスがもしあの時に死んでおらずに、何処でひっそり暮らしているのならっていう仮説を僕は前に立てたんだ。何故立てのか?最初の動機はゼロデバイスの事をある程度、知ってからかな?

ゼロデバイスについては深い所までは分からないけど、もし、幼い時にクロスが既にゼロデバイスと同調できるようになっていたなら、クロスが意識を失っても、ゼロデバイスがクロスを守るんじゃないかって思ったんだ。それに、グラムの砲弾を受けたとはいえ、適合者のクロスにはウィルスが効く事は無い。だから、灰化するはずなんかないんじゃないかってね、そして、一番の決定的証拠は、ヴィヴィについてどう思っているのかって聞くと絶対にクロスはヴィヴィには「幸せになって欲しい」と言うとこかな。そういう所がクロスらしい答えだからね。

 

「それで、どうするの?リッド。クロスが生きているとはいえ、ヴィヴィ様には‧‧‧‧‧‧?」

 

ソカロ元帥は僕にクロスの事を伝えるべきなのかと聞いてくる。

 

「ううん、今は辞めた方が良いと思う。でも、いつかは話そうと思ってる。」

 

僕はクロスが生きている事についてはヴィヴィには話さないと言う。

 

 

 

 

 

だってもし、話したら‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

ヴィヴィに出来た心の傷がまた深まるかもしれない。

 

 

 

 

 

それに、今のヴィヴィはクロス本人になってる。そう、クラウン(道化師)のように‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

確かに、クロスが、別人になって、ヴィヴィに自分が伝えたかった想いを伝えてヴィヴィの心の傷をある程度癒した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、それはほんの少ししだけ‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

ヴィヴィの心の傷は深過ぎる‧‧‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

 

だって、自分を助けてくれた、いや、救ってくれた大切な人を失ったから‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

しかも、自分のせい、いや、ヴィヴィの場合は自分が殺したせいでクロスを失った。それがあまりにもの大きな傷だから。もしクロスが生きている事を伝えれば、逆に大きな傷を負わせちゃう。

 

 

 

 

それに、僕は

 

 

 

 

 

 

クロス自身からヴィヴィの所に来て欲しいんだ。

 

 

 

 

 

 

 

だって

 

 

 

 

 

 

 

昔のように

 

 

 

 

 

 

 

 

沢山傷付いてしまったヴィヴィを救って欲しいから。

 

 

でも、クロスはヴィヴィが自分が生きている事を知ったら傷付くのを分かってる。

 

 

 

 

だって昔からずっと一緒に居たから

 

 

 

 

 

 

 

僕やクラウスよりも昔から一緒に居たから‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

だから、クロスはヴィヴィの事を僕達よりも色々知ってる。だから、今もクロスはヴィヴィの前に姿を現さないようにしてる。

 

 

 

 

 

ヴィヴィには幸せになって欲しいから。

 

 

 

 

 

 

それが昔のクロスの口癖だった‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

でも‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

クロス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは大きな間違いだと僕は思うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって、ヴィヴィの幸せは‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"貴方の傍に一緒に居れた"事だから‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ、そうなんだ。クロスって面白い人だね。」

 

私の横でリナリーさんが微笑みながらもクロスは面白い人だねと言います。

今、私達はディックとアレンさん、リナリーさんで最近の事で色々話し合っていました。ディックは前の任務で綺麗な女性を見つけた事‧‧‧‧‧‧‧ってもう、ディックって早く結婚した方が良いんじゃないんですか?確かに黒騎士になった時点でそれは無理かもしれませんが‧‧‧‧‧

そして、アレンさんは前にクロスとした芸についてや、任務先での話、そして、ジェリーさんの料理の話とかをする。

 

「あ、はい。確かに色々と面白い所があります。ですが頼れる所が多いんです。それに、クロスは色々知ってるんですよ。」

 

私の隣に座りながらも、ハンバーグステーキを直ぐに平らげながらも、アレンさんは言います。

確かに、リナリーさんの言う通り、クロスさんは面白い所が多いです。ですが、私達にとって、凄く頼りになる人で、一緒にしさ師匠の修行を乗り越えた親友のような存在です。

 

「へぇ、そうなんだ~。ねぇ、只の興味的に聞くんだけど、クロスって好きな人とか居るの?」

 

リナリーさんは私達にクロスさんに好きな人とか居るのかと聞く。

う~ん、そうですね‧‧‧‧‧‧

 

「いやいや、リナリーさん、居ませんって、なんだってアイツ、他の女性落としてのに、全くもって気付いてないし、あまりそういうのには興味ないんですよ。」

 

すると、ディックがアレンさんの隣でクロスの事を思い返しながらも、クロスは恋愛とかには興味が無いんじゃないのかと言います。

 

「確かに、ディックの言う通りかもしれません。ですが‧‧‧‧」

 

すると、私の隣でアレンさんがそうかもしれないと言いながらも、違うと言います。はい、アレンさんの言う通り、心当たりになる人が一人います。それは‧‧‧‧‧‧

 

「クロスの幼馴染みだと思います。クロスって、良くその幼馴染みの事を僕達にも話してくれていたから、でも、只の僕の考えだし、予想なので、そこまでは‧‧‧‧」

 

アレンさんはそうじゃないのかと予想しながらも私達に話します。

確かに、クロスさんは私達が聞けば、良く"幼馴染み"のお話をしてくれます。

その人を良く世話していたそうなんです。

 

「へぇ~クロスって、重度の純感かと思ったら、意外にも、居るんだな~。」

 

それは分かりませんけど‧‧‧‧‧居るんじゃないんでしょうか‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ~、そうなんですか。凄いですね。そのアームドデバイスって」

 

僕はサポーターさん達の話を聞きながらも、凄いですねと言います。

 

へぇ、そうなんですか。サポーターさんの人達ってグラムは破壊出来ないとはいえ、一時的に行動不能させる事が出来るんですか‧‧‧‧凄いですね。

 

「はい、色々と研究した結果です。ですが、これも科学班が居てくれたお陰です。自分達は適合者で無いので、あまり役に立ちませんが、サポート出来る範囲で頑張っていこうと思います。」

 

サポーターの人は僕に笑顔で言います。

サポーター の皆は全員とは言えませんが、凄く頼りになる人ばかりです。僕にとっても頼りなる人がいたり、色々あります。

 

「そういえば、クロスさん、クロスさんはどうして黒騎士になったんですか?」

 

すると、他のサポーターさんが僕にどうして黒騎士になったのか、聞いてきます。

 

「僕ですか?僕は‧‧‧‧‧ある大切な人を守るためでしょうか?」

 

 

 

僕が黒騎士になったのは、ヴィヴィ様がもし、困っていたら、助けるためです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、イクスや、皆を守るためにも‧‧‧‧‧

 

 

ー‧‧‧‧‧ク‧‧‧‧ロス‧‧‧‧ー

 

 

 

僕がそんな事を考えていた中、何処からか、誰かの声が聞こえました。

僕は直ぐに声の聞こえて来た方向へと振り向きます。

 

「あれ?どうされたのですか?クロスさん。」

 

僕がさっきの声の主を探していた中、サポーターさんがどうされたのかと聞いてきます。

 

「え、いや、さっき声が聞こえませんでした?」

 

僕は直ぐに答えます。

 

「いえ、私達には聞こえませんでしたけど‧‧‧‧‧‧?」

 

 

えっ?ですが、はっきりと僕には‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気のせいでしょうか‧‧‧‧‧?

 

「あ、いえ何でもありません。それじゃあ、行きましょう。」

 

そして、僕はサポーターと一緒に帰り道を歩き始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グスッ‧‧‧‧‧‧‧‧‧お姉ちゃん‧‧‧‧‧。」

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何で‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何で‧‧‧‧‧‧先に死んじゃうの‧‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖いよ‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

「コンバンハ」

 

 

すると、私の前に謎の声がする。だけど私の目の前にはお姉ちゃんの墓があるのに‧‧‧‧‧どうやって?

私は声の聞こえた目の前を見る。そこには紳士のような服装をした黒い髪をして、青白い肌をした人が立っていた。

 

「誰‧‧‧‧‧?」

 

私はその墓石の後ろから見ていた人を聞いた。

 

「いえいえ、我輩は只の通りすがりの者デス。ですが、貴方の願い、叶えられますよ?」

 

 

 

「願い‧‧‧‧?」

 

 

 

 

 

 

「ハ~イ♪貴方の好きだった貴方のお姉さんを蘇らせるという願いを、我輩なら叶え差しあげれマスヨ?」

 

 

 

 

私の目の前に居る人はそう言うと、私の目の前に立つ。

 

嘘‧‧‧‧‧本当に?

 

「本当に?」

 

私は目の前に居る紳士姿をした男性に聞く。

 

「ハイ~♪それでどうしますか?」

 

私の目の前に居る紳士姿をした男性は私にどうするのか、聞いてくる。

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃんに

 

 

 

 

 

 

会いたいっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、私は

 

 

 

 

 

 

 

 

その人の手を取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、それは私にとって、大きな間違いだった。

 

 

 

 

 

 

 

死者を蘇らせるという

 

 

 

 

 

 

 

大きな間違いを‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

ー大公が動き始めたね‧‧‧‧‧アレンー

 

「ああ、そうだな。」

 

俺は横にて浮遊する虹色に光る透明な光の球に対し、返事をする。

 

今の俺の目の前には巨大な巨人型のグラムが立っている。何体もな。しかも、目が一つだしマジでキモイな、こいつら。

 

「んで、一つ聞きたいんだが、お前って、“紅き英雄“と同じ存在なんだろ?なら、お前の言う“紅き英雄を受け継ぎし者“と“お前を受け継ぎし者“が誰なのかも知ってるだろ?いい加減、教えてくれよ。“蒼き英雄“さんよ。」

 

俺は虹色の光を放つ虹色の空中に浮遊する球を“蒼き英雄“と呼び、誰なのかと聞く。いい加減さ、教えてくれません?

君は蒼き英雄さんでしょ?

 

ーううん、まだ誰なのかは分からない‧‧‧‧

いや、“まだ選ばれてない“っていうべきかな?ー

 

蒼き英雄さんは俺は静かな声で言う。

おいおい、だからその選ばれてない奴って誰なんだよ。そいつ見つけて選ばれるようにすれば良い事じゃねぇか。

 

「なるほど、そうかよ。んで、この状況、どうしてくれんだよ。」

 

俺は目の前で、キモイ顔でこっちを見て歩いて来る巨人型のグラム共を見ながらも言う。何だよ、これって、もしかして、良く言うあれな展開か?

「駆逐してやるっ!!!」とか言って、どっかの誰かが兵団でスゲー硬いカッターナイフ式の刃物とガス推進式スラスター付けて大暴れして、巨人共を斬りさいていって町を守る展開とかに出るあれか?

 

ー来るっ!!ー

 

すると、這い上がって来た巨大な巨人型グラムが俺に巨大な拳を振るう。俺はすぐさまに避ける。

おっと、危ねぇじゃねぇかよ。

 

ーアレンッ!!ー

 

「分かってるってっ!!」

 

俺はすぐさま、俺自身のゼロデバイスである白い巨大な剣を出現させると、巨大な巨人型グラムの斬りさく。それと同時にスゲー大量のグラムの血が斬った所が溢れる。

 

うわっ、いつ見ても汚ねぇな。おい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーアレンッ!!ー

 

僕は本当に、この人を‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

巻き込んでしまって良かったとだろうか‧‧‧‧‧‧?僕がしなきゃならない事をこの人にさせて‧‧‧‧‧それで良かったのだろうか‧‧‧‧‧?

 

 

 

 

 

 

確かに、“ゼロナイトを受け継ぐ者“と

“僕を受け継ぐ者“は

 

 

 

 

 

 

 

既に居る。

 

 

 

 

 

 

けど‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

僕達を受け継いだの知ったら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また“あの時“のように‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

僕とゼロナイトを受け継いだその人が苦しい思いをするかもしれない。

僕達を受け継いだ者は大公にとって、邪魔な存在、だから、大公はその人を殺すために、あらゆる手を尽くしてくる。

 

 

 

 

 

 

それに、大公はもっと強くなってきてる。

 

 

 

 

 

 

 

近いうちに戦争が起きるかもしれない‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

あの時の

 

 

 

 

 

 

 

 

“ラグナロク戦争“が‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

こんな時に

 

 

 

 

 

 

 

僕の身体があれば‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

戦えれるし

 

 

 

 

 

 

 

この人を巻き込まずに済んだのに

 

 

 

 

 

 

僕のせいで今の人達は皆、凄く苦しんでる。

 

 

 

 

 

僕の子孫や、ゼロナイトの子孫、そして、皆が‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

でも、僕はもう戦う事は出来ない‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

 

僕はもう魂のような存在だから

 

 

 

 

 

 

僕に出来るのは皆をサポートする事だけ

 

 

 

 

 

 

 

 

ばかばかしいよね‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

“蒼き英雄“とまで言われた僕が身体を失って、更には皆をサポートする事しか出来ないなんて‧‧‧‧‧

 

 

 

 

かつての"サテラポリス"を守っていた英雄の名を聞いて呆れるよ。

 

 

 

 

 

でも

 

 

 

 

 

 

 

もしここにゼロナイトが居たら‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

自分のやれる事をやれって

 

 

 

 

 

言うかもね。

 

 

 

 

「ふぅ、やっと終わったぜ。」

 

僕が色々考えている中、アレンが巨大な大剣を担いでこっちに戻って来る。アレンが戻っ来ると同時に、周りには沢山の巨人型のグラムの残骸が散らかっていた。

 

「んで、次んとこ、行くんだろ?」

 

 

アレンが僕に言う。

 

 

僕達は今、大公を探し周ってる。

 

 

 

けど、今までいた所にはいない、代わりとして、グラムがうろついているだけ

 

 

 

 

 

 

もう誰も、グラムになんかさせたくない

 

 

 

 

 

 

 

“皆“のようにはもう‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

それに大公に捕まった“あの子“の姉を助けたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“あの子“はまだ自分に姉が居るなんて、知らない。だって、あの子が生まれる前に生まれた誰も知らない子だから‧‧‧‧‧‧

そして、何の理由でかは知らないけど、大公にさらわれ、今でも、囚われている‧‧‧‧‧‧。

 

 

 

 

 

 

 

でも、絶対に助けるから

 

 

 

 

 

 

 

君を

 

 

 

 

 

 

絶対に

 

 

「うわ、汚ねぇな。こんな時にリナリーが居たらな~あまりこういう奴、しなくて良いのによ。」

 

 

 

そして、僕達は他の所へと歩き始めた。

魂のような存在の歩けない僕が言うのも、あれだけど‧‧‧‧‧‧

 

 

「あ、 リッド、ソカロ元帥。おかえりなさい。」

 

私は戸を開け、帰って来たリッドとソカロ元帥におかえりと言います。

 

「うん、ただいま。ヴィヴィ。」

 

「ただいま戻りいたしました。陛下。」

 

するとリッドとソカロ元帥は私に挨拶を返します。それより、リッドとソカロ元帥は朝から一体何処に行ったんでしょうか?

 

「そういえば、リッド、朝から一体何処に行っいたのですか?」

 

私はリッドに朝から何処に行っていたのかと聞く。

 

「うん、実は少し古い親友と会って来たんだ。そういえば、クラウスは?」

 

すると、リッドは私に古い親友に会って来たと言い、クラウスはどうしたのかと聞いてきました。

 

「あ、クラウスなら、ヴァランガさんが来てたから、一緒に出て行きましたよ?」

 

私はリッドの問いに答えます。

ですけど、リッドの古い親友って一体誰なんでしょうか?何か気になります。

それに、クラウスはヴァランガさんと一緒に何処に行ったのでしょうか?何処に行くかは聞きませんでしたが‧‧‧‧‧‧

 

「それで、リッド、リッドの古い親友って誰ですか?」

 

私はリッドにリッドの古い親友が誰なのか聞く。

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、2年前のあのクロスのような私を救ってくれたあの人・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

今はどうしているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

私があの人の事を考えている中、

 

 

 

 

 

 

「そういえば、ヴィヴィ、クロスの事、本当はどう思っていたの?」

 

 

 

 

 

 

と、リッドが私に聞いてきます。

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がクロスの事を?

 

 

 

 

「って、ええええええええええええええええっ!?りりりりり、リッド!?何を言ってるのですか!?」

 

私は驚きながらもリッドの問いに驚く。

り、リッド、一体何を言ってるのですか!?

 

 

 

「う~ん、リ‧‧‧‧ゴホン、ヴィルフレッドさんの手紙か‧‧‧‧‧‧。一体どういうのだろう?」

 

僕は馬車の中で、小型テーブルの上に置いてある紙で出来た四角い箱と、手紙を見ながらも一人でに呟きます。僕、リッドが手紙書く所を見た事無いんですよね。初めて見ましたよ。リッドの書いた手紙自体を

まぁ、成長すれば変わる物ですよね。

 

「あの、それでクロスさん。一体中身は?」

 

すると僕の前で座っているサポーターが僕に聞いて来ます。う~ん、でもリッドの手紙はある意味で何か重要な事が書いてあると思うので、ここでは開けれないし‧‧‧‧‧でも、箱の方は大丈夫だと思います。リッドが「中身は君の口に合えば良いけど‧‧‧‧」って言ってましたし、多分食べ物だから大丈夫だと思いますが‧‧‧‧‧‧

 

「あ、えっと、手紙の方はヴィルフレッドさんのですから、多分、2年前の最初の任務の時の感謝状だと思うんです。」

 

僕はサポーターの人達に手紙は多分、感謝状だと思うと言う。

 

「え?ヴィルフレッドさんからの感謝状ですか?じゃあクロスさんは2年前にヴィルフレッドさんとの関連がある何か重要な任務を遂行したんですか?」

 

すると、サポーターさん達は僕に2年前の事について、聞いてきます。

 

「あ、はい、実は聖王の方のオリヴ‧‧‧‧「ええっ!?!あ、あのオリヴィエ陛下の護衛ですか!?」あ、はい‧‧‧‧‧そうですけど‧‧‧‧‧」

 

あ、あれー?何でそこまで驚くのでしょうか?それに一撃で当てましたよっ!?

 

「あの任務って、あの面倒くさがり屋のアレン元帥がしたので有名なんですよ。何だって聖王の姫様とクラウス陛下とヴィルフレッドさんの護衛任務だったので」

 

サポーターさんは僕に色々と話して来ます。

師匠ってそんなにしてなかったんですね‧‧‧‧‧‧元帥なのに

 

まぁ、師匠ですからね。当然ですよね。

 

「あの、それでクロスさん、オリヴィエ陛下ってどんな人だったんですか?」

 

すると、僕にあるサポーターさんが聞いてきました。

 

「姫‧‧‧‧ゴホン、オリヴィエ陛下ですか?そうですね、まずは綺麗で優しくて、平和をが凄く好きで‧‧‧‧‧」

 

僕はサポーターの皆にヴィヴィ様について話し始めます。

僕、こうみえて、クラウスや、リッドより、ヴィヴィ様の事については世話役を任せられていたので、多くの事を知っています。無論、自慢ではありません。

でも、ヴィヴィ様は優しくて、友達想いで、

綺麗で、僕から見ても理想的な女性で、クラウスとは絶対に結ばれて欲しい人です。だって、クラウスなら、ヴィヴィ様を最後まで守ってくれそうですし、クラウスはヴィヴィ様の事が好きですしね。

 

 

 

 

それに僕はヴィヴィ様を救って欲しいんです。

 

 

 

 

 

だって、ヴィヴィ様は‧‧‧‧‧‧‧

 

 

 

 

 

 

 

いつも、良く一人で色んな事を抱え込んでしまうんです。

 

 

 

 

 

ですから、クラウスには僕の代わりにそれをどうにかして欲しいんですよ。

 

 

 

今の僕は黒騎士の身です。いつ死んでもおかしくありませんから。ヴィヴィ様の隣には居る事はできません。元帥の師匠ならできるかもしれませんけど

 

 

 

ですから、僕はそれがヴィヴィ様にとっての大きな幸せだと思うんです。

 

「え、えっと、クロスさんって、オリヴィエ陛下について、良く知ってるんですね‧‧‧‧‧それで、箱の中身は‧‧‧‧‧?」

 

すると、僕の話を聞いて驚いているサポーターさん達は苦笑しながらも箱の中身は何なのかと聞きます。

そうですね、僕も気になりますし

 

「実は未だに開けてなかったので僕にも‧‧‧‧‧」

 

 

僕が色々考えていたそんな中

 

「おいっ!!あれを見ろっ!!」

 

外から馬車を操っているサポーターさんが驚いた声で外にある何かを見ろと言います。一体何が‧‧‧‧‧?

僕は疑問に思いながらもサポーターさんが指さした方を見ます。そこには

 

「グラムの大群だっ!!」

 

 

そう、そこには数えきれない程のグラムが居ました。そして、サポーターの指さした方向には、町がありました。

 

「皆さんは早く皆の避難をっ!!僕はグラムを破壊しますっ!!」

 

「あ、はいっ!!」

 

そして、僕は直ぐに手紙を隠し、馬車から降りると、直ぐに町の方へと駆けて行きます。

 

 

こんなに沢山のグラムが‧‧‧‧今までこんな数、観測された事ありません。

 

 

 

 

まさか‧‧‧‧‧大公の動きが活発になったのでしょうか‧‧‧‧‧‧?

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