戦姫絶唱ラブライブビルド:勝利の法則は決まった! 作:XIYON
茉砂「私だぁ! ☆」
戦兎「姉さんだよ!俺の実のお姉さんの『輝流茉砂』!すごいことになっちゃったよ! まさかの衝撃展開にハロウィン気分が台無しだよ! せっかく子供にあげるお菓子を用意した後にあらすじ紹介するはずだったのに!」
(イメージ)「ハッピーハロウィン!」
戦兎「もう早く第25話見せて!」
ジャロネ「初めは私が散歩をしていた時の話だった…茉砂は私が道端で倒れているのを見かけて拾ってくれたの……それ以降…私は茉砂と暮らすことになった……けど…彼女は私にジャローダの能力を植え込ませた……けどその時の彼女は私と同じように泣いていたわ。」
龍我「んじゃお前が泣いてたのは自分を助けて欲しいんじゃなくて…」
ジャロネ「うん……茉砂も救って欲しかったの。あの子も本当はこんな事を望んでないはず…」
一方……
茉砂「久しぶりね戦兎…」
戦兎「どうして姉さんが…」
茉砂「前世でアナタの前から姿を消して10年…いや、正確には30年と言ったところね?私はアナタと同じように物理学者を目指すために日々頑張り続けていたわ。」
戦兎「姉さんが…」
茉砂「けど物理学者となって数年が経ったある日のことよ。動物の遺伝子を研究していた私は一つの光を浴びてしまったの。そしてその影響で…」
姉さんは片方の仮面で隠していた顔を俺にさらけ出した。
戦兎「サーナイトの遺伝子。まさか…」
茉砂「そう、ポケモンの遺伝子が隕石となってスノーノースに墜落した……この遺伝子はこの世界で作り上げる事は不可能だと思っていたわ…けど、動物の遺伝子を研究しているうちに分かったのよ。」
戦兎「動物の遺伝子を混ざり合わせてその隕石の力を応用してポケモンの遺伝子を作り出した……なんてヤツだ。」
茉砂「分からない?ポケモンの遺伝子を手に入れれば……最高の力が手に入る…」
戦兎「でもその代償は大きいはずだ…」
茉砂「だからこそ私は助けたかったのよ!……カルノフォで苦しんでる人達を助けるために!」
戦兎「カルノフォ…まさか5年前のあの事件!」
5年前、俺がまだこの世界でに転生したあとに仮面ライダーになる前の話だった。
この世界にあるシャイン・ウエストで最大規模のパンデミックが起きた。カルノフォ病…またの名をカルノフォウィルスと言われたこの病気は当時解明されなかったが、スフィア粒子とネビュラガスを組み合わせたウィルスだった。
茉砂「カルノフォ病はアナタなら聞いたことがあるわよね?始まりはサニー・ウエストから数百人の人達が感染し、消滅した…」
戦兎「姉さんはカルノフォ病から人を救うためにその力を!」
茉砂「えぇ…その力を使ったけど…失敗して頭の片方が…」
戦兎「姉さん…」
茉砂「もう止められないわ。」
戦兎「そんなことない。俺が止めてやる!」
茉砂「そう…なら、対立するのみね!」
そう言って首にかけていたペンダントを光らせて俺を見つめる。
戦兎「くっ……まさか!?」
そして姉さんは異様な力に包まれて己を解放し、俺に異様な姿を見せたのだった。
戦兎「ウソだろ…」
茉砂「はぁ…」
戦兎「メガサーナイト…」
茉砂「戦兎、全力で私を止めなさい。じゃなければ世界は救えない!」
戦兎「くっ……!」
そう言われた俺はビルドドライバーを腰に装着した後にロアさんに作って貰ったスフィアウルフとスフィアスマホのフルボトルを取り出した。
ウルフ!スマホ!スーパーベストマッチ!
ドンテンカーン! ドーンテンカン! ドンテンカーン! ドーンテンカン!
戦兎「なら俺は、姉さんの暴走とその病気を治してみせる!」
ガタガタゴットン! ズッタンズタン! ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Are you ready?
戦兎「変身。」
チーン!アンコントロールスイッチ! ブラックハザード!ヤベーイ!
戦兎「勝利の法則は……決まった。」
そう言って姉さんに攻撃する俺だったが、その圧倒的な力で俺を苦戦へ追い詰めていく。やはりメガシンカの力では勝てないのであろうかと思った。
茉砂「私の弟はそんなに弱くなかったはず!」
戦兎「くっ!」
俺は反撃するが、茉砂はビクともせずに俺を吹き飛ばしたのであった…
茉砂「昔、アナタは言ってたわよね?ラブアンドピースの為なら何でもするって……けどアナタはラブアンドピースのために何もしてない気がするんじゃない?」
戦兎「なんだと……?」
茉砂「私は二度とあんな事を起こさないためにアナタ達に敵対したの!これ以上、戦兎に悲しい顔を見せたくないから…」
そう言われた俺は少し傷ついてしまった…
戦兎「最悪だ……まさか姉さんにそんな事を言われるとはな…」
茉砂「なら……退くことね?」
戦兎「悪いがそれはできない…」
茉砂「……!?」
戦兎「俺自身も……負けてはいられないからな?」
俺はそう言って新しいボトルを取り出して姉さんに見せつけた。それは…
茉砂「まさか…もう完成したの!?」
戦兎「あぁ…万上のグレートクローズと同時にこれもアンロック解除されたからな?」
フルフルラビットタンクボトルだった。
ラビット!
戦兎「ちょっと早すぎたけどな?」
フルフルラビットタンクボトルをビルドドライバーに装填してレバーを回した。
ラビット&ラビット!
ドンテンカーン! ドーンテンカン! ドンテンカーン! ドーンテンカン!
茉砂「くっ!」
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Are you ready?
戦兎「ビルドアップ。」
オーバーフロー!紅のスピーディージャンパー! ラビットラビット!
ヤベーイ! ハエーイ!
戦兎「さぁ、第二ラウンドといこうか?」
一方、エースとミルプの相手をしていた乙和とノアは2人の圧倒的な強さに大苦戦していた。
エース「僕達の力に適うわけないよ」
ミルプ「アナタ達は偽のヒーロー……ここで粛清してあげましょう!」
乙和「このぉ…調子に乗るのもぉ…!」
ノア「いい加減に…!」
乙和&ノア「しろぉぉぉ!」
2人はエースとミルプに向かって顔面パンチをして吹き飛ばした。その力に驚いた2人は…
エース「そんな!?」
ミルプ「私達の力を圧倒してる!?」
乙和「咲姫や衣舞紀達の分も背負ってるんだ…」
ノア「そうです!ここで負けるわけがありません!」
ライドメダルフィニッシュ!
2人は同時に飛び上がって、エースとミルプに向かってライダーキックを叩き込んだ。その攻撃を受けて吹き飛び、そのまま倒れてしまった2人…
エース「うっ……力が…」
ミルプ「抜けてしまいますわ。このままでは普通の人間に…」
2人からエースバーンとミミロップの力が抜け、その場で気絶してしまった。そしてポケモンの力はフルボトルとなってその場に落ちてしまった…
乙和「これフルボトルだよね?」
ノア「後で戦兎くんに渡してみましょうか。」
一方の万上はジャロネと一緒に戦兎のところへ向かう。すると万上のスマホから着信音が急に鳴り出した。
龍我「紗羽さん?」
相手は滝川紗羽だったので万上は電話に応答した。
紗羽『万上くん!幹部達の身元が分かったよ!』
ジャロネ「ゼロガーさん達の身元が?」
龍我「あぁ……てかお前本名は?」
真琉花「真琉花、加賀平真琉花(かがひらまるか)よ。」
龍我「それで紗羽さん。真琉花以外の奴らの身元って…… 」
紗羽『それが…真琉花ちゃん以外みんな……
孤児院で引き取られた子供達……だったの。』
次回
・茉砂の願い