召喚少女のリリカルな毎日   作:建宮

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百六十九話~side 雨水~

前回のあらすじ

 

自然保護隊のおっちゃんから遊びに来るように連絡が入る→まぁJS事件で一段落着いていたしキャロも休みをすぐ取れたので行く事に→途中娘のハリーちゃんが出迎えてくれた

 

ハリーちゃんは帰る前にもう一回一声掛けると言って荷物整理をしに行った

 

そして入れ違いになるように自然保護のメンバーがチラホラと帰ってくる

 

 

「ん? キャロじゃねぇか」

 

「ホント、キャロちゃん! 久しぶり~」

 

「雨水も一緒か、あれからも仲良しなんだな」

 

 

若干の誤解を招きそうになりつつも、一通りのメンバーに挨拶を終える

 

 

「お~来てるな!」

 

「よっ久しいな、おっちゃん」

 

「久しぶりです」

 

「キャロちゃんは前より一層女の子らしくなってるな」

 

「えへへっ有難う御座います」

 

 

それにしても自然保護隊のメンバーは余り変わってないな

 

 

「で、何日くらい滞在する気なんだ?」

 

「そうだなー・・・娘を置いてきたから、二日くらいで帰るさ」

 

「娘?」

 

 

おっちゃんの視線がスーッとキャロに・・・

 

 

「違うからな?」

 

「違うのか?」

 

 

キャロに確認を求める

 

 

「・・・違うのは本当ですけど、秋春はハッキリし過ぎだと思います」

 

「秋春ね・・・ははーん、まぁ進展はあったのか・・・だが娘って事は結婚したのか? 呼んでくれねぇなんて水臭いな」

 

「結婚はしてない。生憎と女には恵まれてないもんでな、チビッ子ばかり集まる」

 

 

やれやれ本当に困った

 

俺の周りの女性と言えば六課隊長陣だけど・・・無いな

 

ヴィヴィオの話を永遠でも出来そうな高町一尉

 

子離れを出来そうに無い親馬鹿のフェイトさん

 

JS事件で顔を合わせ辛い八神二佐

 

 

「コイツは相変わらずだな」

 

「でしょう? 秋春は、いつまで経ってもこれなんです」

 

「・・・でもキャロちゃん的には安心じゃねぇのか?」

 

「んー如何でしょう?」

 

 

何か盛り上がってるな

 

 

「なんか悪口っぽく聞こえるのは気のせいか?」

 

「そう思うならさっさと良い嫁さんでも貰うんだな」

 

「・・・出会いが無い」

 

「どうせお前の場合は気付いてないだけなんだよ、居るだろ? 一人くらい」

 

 

ふむ、年齢的にはチンクは有りかと思うが、見た目の関係上無しで、アギトはデバイスで、シロは魔狼・・・取り合えず家の中には居ないな

 

あ~騎士カリムは良い人だなー

 

・・・ん? そう言えば一人近くに居たな

 

 

「メガーヌ・アルピーノさんか!」

 

 

くの字に曲がる

 

と言う言葉を体感した

 

 

「よりにもよってルーちゃんのお母さんの名前を出すとは良い度胸ですね」

 

「い、いや、あの人って良い妻じゃん?」

 

「秋春は人妻好きのロリコンでしたか」

 

 

酷い言われ様だ

 

 

「いやいやいや!」

 

「秋春の発言と女性関係を考えれば、誰でもそうとしか考えません!!」

 

 

やばい完全に怒ってる

 

 

「まぁまぁ夫婦喧嘩もそこまで」

 

「元はおっちゃんのせいだ!」

 

「秋春!」

 

 

おっちゃんの方を向くと顔に手を添えられて無理やりキャロの方を向かされた

 

 

「秋春ぅ~」

 

 

凄みながら顔を近づける

 

このキャロを逃れる方法!

 

キャロも怒ってはいるだろうけど本気じゃない、だとしたらキッカケ一つで十分

 

 

「なっ! 秋春?! ちょっなにを!」

 

 

逆に俺もキャロの顔に手を添えて顔を近づける

 

当然真剣な顔でな

 

 

「あ、あ、あぅぅ」

 

 

頬に触れるか触れないかくらいのキスをする

 

・・・するとボンッと音が立ちそうなくらい顔を赤くしたキャロはふらふらと腕の中に納まった

 

 

「初心なんだな」

 

「キャロは今まで自分からが多かったしな」

 

 

それにシチュエーションに助けられた部分も多かった

 

って事で俺から仕掛けられると、とても弱い部分も有ったりするようだった

 

・・・罪悪感やべぇ




惚れた弱みに付け込み窮地を脱する雨水さんでした
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