召喚少女のリリカルな毎日   作:建宮

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二百十一話~side 雨水~

前回のあらすじ

 

イクスと賭け試合→ポイント勝負→アギトとユニゾンをして戦う→意外と善戦→制限時間も間近になったので大技で決める→決まらなかった→そしてついでにイクスが本気になって一気に形勢逆転→ピンチ!

 

一応アギトと一緒に考案した自動防御も易々と抜かれ流石はイクスと思わされた

 

まぁそれでも、制限時間、勝敗はポイントなどのおかげで俺とアギトは勝利を収めていた

 

 

「凄かった」

 

 

そして今はアルピーノ宅にお邪魔しているのだが・・・キャロと違ってルーテシアちゃんは余り身長的にも成長していなかった

 

 

「前より随分感情を表に出せてるみたいだね」

 

 

言葉数が少ないのは相変わらずだけど

 

 

「うん、貴方のおかげ」

 

「俺のおかげって言うかメガーヌさんのおかげなんだろうけどね」

 

 

やっぱり母親の存在は大きいよな

 

 

「ところで」

 

「ん?」

 

「あの二人はなにしてるの?」

 

 

とにかく部屋の端で仲良く蹲る二名

 

 

「あー・・・イクスは俺を傷付けたって凹んでいてアギトは守れなかったって凹んでいるんだよ」

 

 

勝負事なのだから仕方ないと思うんだけどな

 

今回使った自動防御は、目に見えない火を常に周囲に発して、それに触れたところで察知し、軌道を予測、的確に最低限の魔力で防御する

 

と言う、ハッキリ言ってベルカに対抗出来るような防御の魔法では無いのでそれも仕方ない

 

 

「ヴィヴィオは?」

 

「二階で魔力回復中」

 

「ああ・・・それよりアギトも変わったよね」

 

「旅仲間だったルーテシアちゃんが言うならそうなんだろうね」

 

 

二人とも傷付きやすいけど立ち直りも速いし、夕食まで見守ってみようかな

 

なんて考えていると玄関の方から足音が聞こえてきた

 

 

「ただいま~」

 

「只今帰った・・・ん? 雨水、ああ、今日は遊びに来る予定だったな」

 

 

買い物帰りのご様子のメガーヌさんと荷物持ちっぽいチンク

 

そう言えばチンクも今日はこっちに遊びに来ているんだったな

 

 

「シロだけお留守番のようだな」

 

「いや、たぶん押しかけて来る高町一尉も一緒に留守番してるよ」

 

 

今日ヴィヴィオがアルピーノ宅に来ることは告げていないので、いつものように家にやってくるだろうな

 

 

「メガーヌさんはお久しぶりです」

 

「そうね、一ヶ月ぶりくらいかしら? もっと遊びに来ていいのよ?」

 

「もう少し落ち着いたらそうします」

 

「うちのルーテシアも、雨水さんが遊びに来るのを楽しみにしてるから宜しくね」

 

「お母さん!」

 

 

ん、やっぱり親の前では結構感情を出せてるな

 

まぁ本当のところクアットロが仕込んでいた感情を抑制し制御するプログラムをエリシアが破壊したのが大きな理由の一つなんだろうけどね

 

 

「キャロ来るの?」

 

「どうだろな。なるべく来たいとは言ってたよ」

 

「そっか」

 

 

ルーテシアちゃんとキャロは親友みたいな感じだもんな

 

仕事とは言っていたけど夜には来れると思う

 

 

「あ、そうだ。今日は妹達も遊びに来ているから、見掛けたら声を掛けてやってくれ」

 

「ん? ナンバーズが来てるのか」

 

「ああ、別宅に」

 

 

別宅ね

 

アルピーノ宅はホントにデカイよな

 

・・・最近は隊長陣のフェイトさん、高町一尉、八神二佐の協力で露天風呂を作ったらしい

 

敷地が惑星一個だけあって当たり前なんだけどさ




キャロとルーテシアの成長度合いが原作と逆の仕様になっております
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