召喚少女のリリカルな毎日   作:建宮

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三百十話~side 雨水~

 

前回のあらすじ

 

シュテルちゃん短絡気味→落ち着いてから誤解を解く→ヴィヴィオについて考えてしまう→半場強制的な状況だが、正しい選択を選んできたのか悩むな

 

翌日。寝起きで顔でも洗おうかと考えはしたが、場所がいまいち把握できずに結局一度リビングに行く事にした

 

リビングに入ると既に朝食の準備がされており、エプロン姿で忙しそうなディアーチェちゃんと眠そうなアミタちゃんが居た

 

 

「ふぁ? あーっと、おはようございます」

 

「おはよ、アミタちゃん」

 

 

朝が余り強くないのか、アミタちゃんは目の前にある味噌汁をジッと見詰めている

 

 

「手伝おうか?」

 

「あ? よい、それより貴様も座れ。猫舌とかでは無いな?」

 

「ん? うん、猫舌では無いよ」

 

 

忙しそうなので、素直にアミタちゃんの隣に座ると、美味しそうな湯気の立つ味噌汁が運ばれてきた

 

猫舌と言ったら冷ましてきてくれたのだろうか

 

 

「起きる時間がバラバラな事が多い故な。来た順なのだよ。ご飯はそこにあるから好きな量注いで食べろ」

 

「ありがと。ディアーチェちゃんは主婦だね」

 

「我は王だ。これも食による支配の一環でしかないわ」

 

 

随分と優しい支配だね

 

うん、料理も美味しい。八神二佐をモデルにしたのが故意的だったのかは知らないけど、人選としては、かなり当たりだよな

 

 

「アミタちゃん」

 

「あ、はい。なんですか?」

 

「いや、俺が戻るにあたって世話になる訳だけどさ」

 

「はい! 全力でサポートしますよぉぅ」

 

 

テンションを上げて言うつもりだったのだろうが、寝起きのせいか直ぐに急降下した

 

 

「それでね。少し時間をズラせないかなぁって相談」

 

「ズラす? 大きくで無ければ修正可能だと思いますけど・・・理由を聞いても?」

 

「大した理由じゃないんだけどね。この姿になる前に戻る為かな」

 

 

恐らく色んな原因である、あの怪しい飲み物さえ飲まなければこんな面倒な自体にはならないはず

 

 

「ん~それは」

 

「駄目?」

 

「駄目。と言いますか。これは私達が実際に経験した話なんですけど、幾ら過去に戻ってなんらかのアクションを取っても、大きな出来事に変動は起こらないようなんです」

 

「つまりは俺は如何足掻いても、この姿になるって事か」

 

 

例えあそこで飲まなかったとしても、別の場所で別の理由でこの姿になっていた可能性があると

 

それは中々興味深い話だな

 

 

「それが大事であれば、ですね。でも、そうですね、キリエと相談してみます」

 

「うん、よろしく」

 

「そうなるとレヴィの発掘品が役に立ちそうですね」

 

 

発掘品か

 

あれは観察眼があれば見ておきたいよな

 

実に勿体無い気分だ

 

 

「ごちそうさま。では、さっそくキリエを起こして取り掛かりますね!」

 

「キリエちゃんによろしくね」

 

「はい!」

 

 

まぁでも、肉体年齢を下げる薬物があるって分かれば観察眼を常時発動させておけばいいだけか

 

いまは待ちながら魔法を堪能させもらおう




あけおめっ!

・・・はい、これが言いたくて更新遅らせました

ってな訳で。皆さん、今年もこの作品を宜しくお願いします
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