召喚少女のリリカルな毎日   作:建宮

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六十五話~side 雨水~

前回のあらすじ

 

オークションの途中にイクス知り合い発見→物騒な言葉を呟く→落ち着かせる→早々に魔法を教える事に決定

 

オークションが終わり警備担当に顔を出しに行った

 

 

「秋兄さん!?」

 

「え? 本当、雨水さんだ!」

 

「よ、久しぶり」

 

 

うんうん、二人とも元気そうだねー

 

 

「あー! あの時の!!」

 

「ん? あ、スバル生徒。お前も六課メンバーなのか」

 

 

スバル生徒は急ブレーキが出来るか不安になりそうな勢いで走って近付いてくる

 

エリシアは思わず横に避難し、イクスに至っては俺を押し出そうとしやがった

 

楯代わりかコノヤロー

 

一瞬かなり焦ったぞ

 

 

「スバル生徒って事はパートナーはやっぱティアナ生徒か」

 

「あ・・・ティアナは・・・」

 

「あん? ティアナ生徒であってるよな?」

 

「え、はい」

 

「ふ~~~ん」

 

 

そりゃ名コンビだ、高町一尉とでもハンデさえあれば善戦が可能だろうな

 

 

「キャロ達が世話になってる」

 

「ぜんぜんです! キャロもエリオも二人とも良い子です!」

 

「そっか、ティアナ生徒は居ないのか?」

 

「あ・・・はい」

 

 

別配置か? 一気に全員に紹介したかったんだがまぁ良いか

 

 

「まず三人ともが気になってるだろうから紹介すると、こっちはエリシア・ヒューズ。キャロはヒューズ知ってるだろ? その娘・・・で、問題はこっちだがイクス・・・んー訳ありだからただのイクスで、俺の娘だ」

 

「「「・・・ん?」」」

 

 

部隊長に情報漏れすると面倒だからな

 

高町一尉やその他何人かに言っちゃったけどコイツらに訳有りって言っておけば如何にかなるか

 

 

「・・・おーい、聞いてるか?」

 

 

そんなに突飛な事を言ったつもりは無かったんだが

 

皆で揃って思考停止してる

 

 

「帰ろうか。イクス、エリシア」

 

「ちょっと雨水さん?! 今とっっっても聞き捨てならない言葉が聞こえたんですが?!」

 

「一番はキャロか」

 

「そんなの如何でも良いです! え? なに?! 娘?! 相手は誰ですか!」

 

 

近ッ! 異常に近い! って言うか襟を閉めるな、首が絞まる

 

 

「秋春様?! あなた! 何を。王が出陣の合図をつげ」

 

「てい」

 

「あ、はぅ、いひゃい」

 

 

危ない危ない、また維持衝動でマリアージュコアを生産しようとしやがった

 

・・・舌を少し噛んだな

 

 

「秋春、様? ・・・私でもまだ苗字なのに」

 

「・・・えと何で二人は険悪モードになってんだよ」

 

「雨水さん!」

 

「秋春様」

 

 

はぁーそっちでは復活した、その他二名がエリシアと楽しそうに話しているのに何故こちらは修羅場のような展開になっているんだ?

 

そもそも原因が分からん

 

性格的には二人とも大人しい部類に入るのに・・・あ、これが同属嫌悪って奴か?

 

 

「さて、帰るか」

 

「なにサラッと逃げようとしているんですか」

 

「いや、俺、ユーノ司書長に用事があってさ」

 

「なら早く答えて下さい、この子の母親は誰なんですか」

 

「母親? えっと・・・誰なの?」

 

「昔のと言う意味でしたらもう答える意味が無いので省きますけど、今は秋春様がたった一人の家族です。父は居ても母は居ません」

 

 

・・・あ

 

そうだ、引き取った子供って言うのを忘れてた

 

 

「そうそう、イクスの言葉で思い出したがイクスは引き取った子供で別に俺の本当の子供って訳じゃないぞ?」

 

「はえ? あ、そう、なんですか」

 

「そうそう」

 

「何だか勘違いがあったようですね、ルシエさんでしたか? 今に思えば秋春様の家のあの部屋はあなたのですね?」

 

「あ、たぶん」

 

 

仲直り出来たみたい?出来た事にしておこう

 

 

「今度、六課に遊びに行くよ」

 

「ホントですか?! 約束ですよ!」

 

「キャロが世話になってるからな、差し入れくらいは持っていくさ」

 

 

何時もの喫茶店でケーキでも買って行けばいいか




イクスはキャロが現在自分の使っている部屋の元住人と分かり正しく雨水の旅仲間と認識
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