召喚少女のリリカルな毎日   作:建宮

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九十話~side 雨水~

前回のあらすじ

 

諜報部に行く→子離れ出来ない親馬鹿発見→エリオとエリシアが良い感じらしい→親馬鹿が騒ぐ→沈める→査察長官の仕事がそれぞれの諜報部メンバーに分配されている事に気付く→親馬鹿無視

 

査察長官の仕事は大小様々かなりの数があるそうなのだが、三日近くもサボれば当然それは一人で処理出来る数を超えてもう凄い数としか表現できなくなる

 

 

「で、あの親馬鹿の代わりにお前が来た訳だ」

 

「そうなんですよ、ナカジマ三佐」

 

 

ゲンヤ・ナカジマ三等陸佐、時空管理局 陸上警備隊第108部隊の部隊長をしている偉い人

 

なんでも八神二佐の師匠なんだとか

 

 

「うすい、雨水。まぁお前の名前は色んな所で聞いちゃいたから良いがよ」

 

「それはどうも」

 

「ところでスバルは六課で元気だったか?」

 

「スバル生徒ですか? ああ、苗字が同じと思ったら家族ですか、元気でしたよ」

 

「そりゃ結構だ」

 

 

一応ヒューズが調べていた事前情報を見ながら話を進める

 

 

「アイツから教えられていた場所の調査申請だが、やはり出してすぐに上に却下された」

 

「五つ、それぞれ聖王ゆかりの地ですか」

 

「大方、此処らにゆりかごがあると俺らは踏んでいるんだがな」

 

 

が、しかし肝心な調査が出来ないから如何しようも無いってか

 

無許可で行くのも一つの手だが上が直接関わっているとなれば危険度は鰻上りになっている可能性がある

 

 

「ふぅ、今更だがアイツは査察長官だと知ったね」

 

 

何だ、この情報量は・・・俺一人じゃ半分も整理出来ない

 

それにヒューズは自分の手帳に一番の情報を入れてるから送信されたデータ内の情報だと何かが欠けた状態になっている

 

おかげで無駄に話は長くなるわ、説明する言葉が思い浮かばないわで大変だった

 

 

「ご苦労だったな、どうだ? この後、飯でも食べるか?奢るぜ」

 

「誘いは嬉しいですけど娘と預かりの子が待ってますから」

 

「そか、そんなら早く帰んねぇとな」

 

 

用事も大体終わり如何しても出来ない部分は、やはり後日ヒューズに任せる話になり帰ろうとした時に偶然入り口が開いて見知った顔が入ってきた

 

 

「あ、エリシア」

 

「ん? 先生! あれ? ・・・三佐の部屋で」

 

「おう、合ってるぞ」

 

 

おっと俺のせいで奥のナカジマ三佐が見えなかったのか

 

 

「悪い」

 

「いえ・・・あ、今回はパパがごめんなさい。ついさっきキツく言っておきましたから」

 

「有り難い。そうそう俺もエリシアに聞きたい事が・・・」

 

 

ってエリシアはナカジマ三佐に用事があって来たんだったな

 

 

「はい?」

 

「ああ、やっぱあとで・・・仕事優先だしね。終わったら家に来てよ」

 

「分かりました、先生」

 

 

俺も何と無くエリオとの事については気になるしね

 

まぁヒューズ程に考えては無いけど

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

イクスの行きつけの図書館

 

よくよく考えれば結構大きな施設だなー

 

この辺だと確実に一番の図書館か

 

 

「えっと、三人は」

 

 

余り人の居ない古代ベルカの書物が並ぶ棚に向かう

 

すると予想通り発見した

 

誰かに何かを聞いているようだ

 

 

「迎えに来たぜー・・・ってユーノ司書長じゃないですか」

 

「ん? あっ雨水、久しぶりだね」

 

 

それにしても何でユーノ司書長がイクス達と

 

ふむ、あれはベルカの童話かな?

 

 

「久しぶりです・・・えとイクス達とは知り合いだったんですか?」

 

「前に図書館でベルカの本についてイクスちゃんに聞かれて、それからね」

 

「ほー」

 

 

イクスの人見知りも治ってるのかな

 

なんて思った直後にイクスは俺の後ろに引っ込む・・・如何やらまだ時間が掛かりそうです

 

 

「探し物は見付かったか? イクス」

 

「はい」

 

「それは良かった」

 

「良かったです」

 

「さて、僕もそろそろ帰ろうかな。無限書庫に新しい文献が増えるらしいからね」

 

 

あれ、更に増えるのか・・・無限と言うだけはあるんだな




ユーノに図書館・・・普通に似合ってますよね
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