フェニックス王国の天馬隊   作:月彩

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この小説の世界観は怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデーと同時開催のナイツ・オブ・ホワイトガチャで実装された天馬司、東雲彰人、暁山瑞希の特訓後のイラストで作者が膨らませた妄想から出来ているので解釈違い等の苦情は受け付けておりません。

ナイツ・オブ・ホワイトガチャのイラストは中世のヨーロッパという感じがしたんですが作者は世界史よりも日本史派で中世のヨーロッパとか全然わかんないしキャラの名前もゴリゴリの日本人なのでこのストーリーは時代と国の場所は不明です。(ヨーロッパに日本人の国があるという感じなので)
一応雰囲気は中世のヨーロッパになる予定ですが、普通に電子機器等現代にしかないようなものが出てきたりします(多分)

登場するキャラクターは主にプロセカにて実装された衣装、イラストの雰囲気に合わせているので実際のキャラクターと性格が違ったりすることがあります。
ストーリー上の都合でそうせざるを得ない場合もあるのでその点はご了承ください。

最後に、作者はこういう小説を書くのは2~3年振りなので、暖かい目で見守ってください



最初は平和に

「ん〜!今日も平和だねえ!弟くん!」

ポニーテールを揺らしながら、我が天馬隊の副隊長、暁山瑞希が伸びをする。

「いつ戦いが起こるかも分からないのに平和、か。というか暁山、弟くんって呼ぶのやめろって何回も-」

「いいじゃんいいじゃん!ボクにとっては弟くんはずっと絵名の弟くんなんだからさ♪」

最早恒例となった会話を暁山と交わすのは天馬隊の2人目の副隊長、東雲彰人。

暁山はオレと同じように先祖代々フェニックス王国に仕えている名家出身で、彰人は普通の市民出身だ。

騎士を志した詳しい理由は知らないが、元々かなりの才能があったみたいだ。

そうでなければ副隊長なんて市民出身じゃ到底なれない。

暁山やオレのように名家出身の騎士が圧倒的多数だし、そういう人は物事ついた頃から権を握らされている。

暁山は女だが、男女関係なく剣を持たされていたそうだ。

そういうこともあり、彰人が天馬隊の副隊長を務めている事に不満を抱いている者は少なからずいる。

だがそういった者を実力で黙らせている彰人は流石だ。

未だに軽口を叩きあっている2人に向かってオレも話し始める。

「確かにそうだな!いつ戦いが起こるかは分からないが、今この瞬間は平和だ!だから平和と言ってもいいではないか!」

「さっすが司先輩!やっぱりそうだよね〜♪」

「おい、お前、あいつの言ったことにただ乗っかってるだけだろ」

「え〜そんなことないよ〜」

仲良さそうに話す2人を見て、こんな風に軽口を叩きあえる平和な世の中がずっと続けばいい、と思いながら目を細めた。

 

オレたちはそんな雑談をしながらフェニックス王国の国王がいる城に向かっていた。

国王が話があるらしいが、国王が直々に話すことなんてあるのだろうか。

国王はまだいないが国王の部屋についたにも関わらず暁山と彰人は未だに話している。

この2人は本当に怖いもの知らずで一緒に戦っていて助かることもある。

だがそれが原因で誰かの地雷を踏んだりしないか心配している。

そんなことを考えていたら国王がいらっしゃった。

「よく来てくれた。天馬隊。」

「「「はっ」」」

膝まづいて頭を下げる。

「まあ頭を上げてくれ。今日お前らを呼んだ理由はある人物を紹介したいからなんだ。」

「ある人物…?」

頭を上げると見覚えのある人物が部屋に入ってきた。

「日野森志歩。今日から我が娘のえむの護衛係だ。天馬隊で世話になる。天馬は昔から知っているだろうが、よろしく頼むぞ。」

「承知致しました。」

国王がちらっと志歩を見て言う。

「日野森。一言挨拶をしたらどうだ。」

「はい。天馬隊長、東雲副隊長、暁山副隊長、これからよろしくお願い致します。では私はえむお嬢様の護衛があるのでこれで失礼致します。」

綺麗なお辞儀をして志歩は部屋を後にした。

「天馬隊、要は以上だ。下がれ。」

「「「はっ。」」」

部屋から出ると暁山が嬉しそうにポニーテールを揺らした。

「ねぇねぇ、あの子、日野森ちゃんだっけ!かっこいい女の子って感じだったね!」

「でもなんか無愛想な感じだったけどな。」

「え〜弟くん、それ弟くんが言うー?」

「うるせぇ。そういえば天馬先輩、さっき国王が『天馬は昔から知ってるだろうが』って言ってましたけど、そうなんですか?」

確かにこの2人に妹の話はしていない。この機会だし、するとするか。

「ああそうだ!彼女はオレと同じように名家出身で、オレの妹、咲希の幼馴染なんだ。咲希も騎士を目指していたんだがな、体か弱く、それが叶わなくてな。体が弱いのにオレも稽古で忙しくてなかなか一緒にいてやれず寂しい思いをさせてしまったんだが、志歩と話す時間はとても楽しかったみたいだ。だがまさか王女の護衛係になるほどの実力者だったとはオレも知らなかったな。」

「へぇ〜!っていうか司先輩、妹が居たんだ!」

「しかも体が弱いなんてな。」

こいつらとも付き合いは長いのに話す機会が無かったのは戦いが起きてる時はなかなか自分の話なんてしないからか。

あと3人でいる時は大体暁山と彰人が話しているっていうのもきっとあるがそれは触れないでおこう。

「お前らに話す機会もなかなか無かったからな。家で咲希も待ってる事だし、オレはそろそろ帰るとする。お前らはどうする?」

「ん〜ボクはどうしようかな〜。そうだ弟くん!美味しいパンケーキのお店見つけたんだけどこの後一緒に行かない?絵名も誘って!」

「パンケーキ、か。絵名も確か今日暇だったはずだし、俺もこの後予定入ってないからな…。じゃあ家寄って絵名連れてくぞ。」

「わーい!じゃあ行こっか!出発進行〜♪じゃあね!司先輩!」

「んじゃ、お疲れ様した」

あいつらは本当に甘いものが好きだな、あっという間に行ってしまった。

それじゃあじゃあオレも家に帰るとしよう。




作者です。
ファンアートだけで物足りなかったからそれなら自分で小説書けばいいじゃん!ってなりました。
皆さんも妄想を沢山教えてくれたら嬉しいです。
考察みたいなのも出来るようなストーリーになったら面白いですね。
そんな伏線とか張れる能力とかないですけど。
自分なりにキャラ設定とかは結構考えたつもり。
ちなみに皆さんの妄想を採用させていただくときは番外編として挟むか、章が終わった箸休め回などで使わせていただくつもりです。
瑞希のポニーテール、めっちゃ揺れてる。

登場人物が亡くなる展開はアリですか?

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