なんか明るい話かけない気がしてきました。
ちなみに前話で登場した志歩ちゃんは『怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー』の星3報酬の志歩ちゃんです。
話の流れでほとんどの人はわかったと思いますが新しくキャラクターが登場したら一応こういう解説的なのは入れるつもりです。
キャラ本人は登場していませんが、えむちゃんはイベント、『秘密のバレンタイン大作戦!』と同時開催の『シークレット・ティータイムガチャ』にて登場した星4えむちゃんです。
暁山と彰人、そして彰人のお姉さんはパンケーキを楽しんでいるだろうか。
家に帰ったら咲希に志歩が天馬隊に入隊したことを話してやろう。
ギィーと重そうな音を立てながら門を開けた。
そこで聞き覚えのある叫び声が聞こえた。
「助けて!!!助けて!!!」
咲希!?
「咲希ぃぃぃぃ!!!!!!」
この声は恐らく咲希の部屋からだ。
急いで向かわなければ!
オレの家は名家と言えど使用人はほとんどいない。
手伝いで来てくれている人が1人だけいるが、この時間だともう帰っているだろう。
だからオレが遅れたら咲希がっ!
咲希の部屋が見えてきた。
大きな音を立ててドアを開ける。
「咲希!!!!!」
咲希は見知らぬ男に捕まっていた。
「お兄ちゃん…っ!」
咲希は涙目になっていた。
…怖かったろうに。
「お前は誰だ!咲希を、オレの妹を離せ!!」
剣を抜いて戦闘態勢に入る。
「僕かい?僕の名前は"類"だよ。以後お見知り置きを。」
フフッと笑って"類"は自己紹介をする。
今お前の名前なんかはどうでもいい。
自分で聞いておきながら余裕そうな"類"に苛つく。
咲希に怖い思いをさせるやつは絶対に許せない。
「あ、君の妹さんは離せないよ。なんせフェニックス王国の天馬隊の隊長の妹さん。誘拐出来たら美味しいことしかないじゃないか。」
「我が天馬隊を倒したいならば正々堂々戦いを挑め。妹を巻き込むんじゃない。」
怒りでつい剣を握る力が強くなる。
「おっと、今僕に攻撃したら妹さんはどうなるかな?フフッ天馬隊隊長はシスコン、とは本当のことらしいね。」
チッ、咲希をこれ以上危険な目に合わせることは出来ない。
しぶしぶ剣を下ろす。
「シスコン?自分の妹を大切にするのは当たり前のことだろう?」
「そういうものなのかな。まあ妹さんを助けたければ僕の城に来るといいよ。そこに僕の城への地図、置いといたから。」
"類"が指さした先にカードのようなものが置いてあった。
「もし君がこの現場に立ち会わなくても妹さんを助けに来られるように地図つきのカードを作っておいたんだ。」
そのカードを拾って見てみると、表には『お前の妹は頂いた。助けたければ裏の地図の場所に来い』と書いてあり、裏にはその地図が載っていた。
「本当はわざわざそんなアナログな方法にせず、僕が作ったロボットでも良かったんだけどね、君はそういうの信じなそうだからね。良かったら副隊長も連れてきたらどうだい?」
確かにあいつらが居ればオレも助かる。
だが、その間天馬隊は…。
「…そんなことをお前に言われる筋合いはない。」
「フフフ、随分お怒りのようだね。僕はそろそろ失礼するよ。じゃあまた会おう!」
「お兄ちゃんっ!」
咲希の目から涙が零れ落ちる。
…咲希を、大切な妹を誘拐させてしまうような不甲斐ない兄でごめんな。
その悔しさから拳を握りしめる。
すると"類"は咲希を連れて窓から飛び降りた。
ここは2階だぞ!?
飛び降りて大丈夫なのか!
急いで窓に駆け寄ると"類"は数台のドローンのようなものに支えられ、空を飛んでいた。
「咲希ぃぃぃ!!!必ず助けに行くっ!!!必ず!!!だから安心して待っていてくれ!!!」
咲希はオレを真っ直ぐ見つめてこくりと1回だけ頷いた。
作者です。
もう平和じゃなくなりました。
この咲希ちゃんは『秘密のバレンタイン大作戦!』と同時開催の『シークレット・ティータイムガチャ』にて登場した星4咲希ちゃんです。
類くんは2022年の新春カラフェスの限定類くんです。
類くんをいつも"類"って書いていたのに特に意味は無いです。
普通に類って呼ばせるのなんかなあって思ったからです。
登場人物が亡くなる展開はアリですか?
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アリ
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ナシ